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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

「これもひとえに愛の力ってやつですよ、お兄ちゃん。」


基本情報

【出典】アーサー王伝説
【CLASS】セイバー
【真名】ベイラン
【性別】女性
【身長・体重】172cm・58kg
【肌色】白 【髪色】シャンパンゴールド 【瞳色】橙
【外見・容姿】腰に双剣を携えた真紅のツインテ女騎士。女騎士と言えどかなりの長身である。
【地域】イギリス
【年代】5世紀
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】円卓の騎士
【ステータス】筋力:B+ 耐久:A+ 敏捷:C 魔力:B 幸運:E 宝具:A
円卓成立前の兄の追放と共に出奔したこともあり円卓の騎士には数えられていないが、「最優の騎士」たる兄ベイリンと相討てるほどの戦闘力は後世の円卓の騎士と比べても遜色がない。

【クラス別スキル】

対魔力:B-

セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。運命干渉タイプの呪詛にとことんまで弱い。

騎乗:B

セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。騎乗の才能。Bランクでは大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、幻想種あるいは魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなすことが出来ない。生前のベイランは白馬に乗った美騎士であった。

単独行動(出奔):B-

本来はアーチャーのクラス特性。マスターとの繋がりを解除しても長時間現界していられる能力。アーサー王の宮殿からでも脱走し、兄を見つけるまで帰ってこない。鎧の呪いによりややランクが下がっている。

【固有スキル】

愛別離苦:B+

「最も愛する者を殺害する」魔剣の呪い。自身の好感度が高い相手に対してほど、魔剣の威力は増す。窮極にまで愛が深まった場合、その通常攻撃は一撃一撃がAランク宝具に匹敵する。

ストーキング:C+

愛した標的を追い求めるためのスキル。五感と魔力を含めた野生の本能とでもいうべき代物。
本質的にはベイリンを追うためのスキルだが、一流の騎士であるベイランの場合は、その追跡本能を直感スキルや気配探知スキルに類する戦闘スキルとして転用可能。生前は敵対するリエンス王が少数の手勢を連れて移動するのを目ざとく追い、捕縛した。

一蓮托生:A

「最も愛する者を殺害する」呪いがかかっているのは本来ベイリンの側であるが、ベイランは相討ちに持ち込み、彼女もまた愛する者を殺,害してしまった。相手が自身より強い場合、自身のステータスに上方修正がかかる。大英雄相手でも、相討ちまでは持ち込める能力。

【宝具】

秘し隠す恋紅シークレット・ガーディアン

ランク:B+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
自分の恋した女性をどこにも行かぬよう城に幽閉したある騎士が、女性から「ならばあなたもどこにも行かないで」と乞われた。この騎士はその約束を守ったが、終には老いて死,にそうになってしまう。騎士は「自身がもし死んでもどこにも行かないように」と考え、自身を討った相手に「自身の鎧を受け継ぎ」「どこにも行かないで」「城を護り続ける」呪詛をかけた。
そして月日は流れ、ベイランもこのはた迷惑な呪いの餌食となってしまう。そして、鎧によって姿がわからぬ兄と殺し合ってしまう運命に陥るのだ。

真紅の騎士鎧。自らのステータスと真名を隠匿する能力を持ち、さらに戦闘終了後に記憶を思い出す事すら阻害する。
聖遺物による呪詛で強化されており、受ける攻撃の威力を半減するほか、防戦であればさらに半減、そして守る対象が女性であればさらに半減する。
が、その本質は防御力ではなく、「防御を貫かれた後」に起こる現象にこそある。
ベイランを殺,害した相手に対して赤鎧は物理的・概念的に絡みつき、宝具所有権が強制移譲。「城の防衛」を強制する。聖杯戦争においては「城」とは「マスター」を意味する。

即ち、聖杯戦争でベイランを打ち倒した相手は、ベイランの代わりとして、ベイランのマスターのサーヴァントとなることになる。この性質上、ベイランを召喚したマスターは、自身が死亡しない限り、あるいはこの宝具の侵食に耐えうる呪詛耐性や対魔力のある相手がいない限り、聖杯戦争での勝利が確定するという前代未聞の反則宝具。

約束された嘆きの剣エクスカリバー・ベイリン

ランク:A+ 種別:対城宝具 レンジ:20〜40 最大捕捉:300人
兄、ベイリンの持つ、「最も優れた騎士にしか抜けない剣」。この剣の「最も愛する者を殺害し、その剣によって身を亡ぼす」呪いによって討たれたベイランは、最優の騎士でなくしてこの剣を宝具として所有する。
「ベイリンに降りかかった呪い」の側面を極めて強く発露しており、魔剣として堕ちてしまっている。もはやその剣はただの最優の剣(エスぺ・アヴァンチュール)に留まらず、「ベイリンに降りかかった呪いの集積体」として機能する。呪いの塊である魔剣は、本来は聖槍ロンギヌスの機能である「嘆きの一撃」を魔剣の力として放つことができる。ただし、所有者の幸運値がE(最低値)まで下降するデメリットも兼ね備える。

【Weapon】

騎士剣

生前より所有する騎士剣。兄の剣を宝具として獲得した今も、兄に倣いもともと持っていた剣と最も優れた騎士にしか抜けない剣を両方携える。

『約束された嘆きの剣』の鞘

死後、ベイリン・ベイラン兄妹の墓標としてマーリンに埋められた、聖剣の鞘。のちにギャラハッドが発見し、引き抜くことになる。鞘自体は所有するものの、ベイランには引き抜けないため使うことはない。魔剣は抜き身のまま霊体化させている。

【解説】

双剣の騎士ベイリンの物語に登場する、「ベイリンの双子の弟」ベイラン。女体化により双子の妹となっている。
円卓結成前のアーサー王配下に存在した最古参クラスの騎士であるが、兄のベイリンが湖の乙女を斬った罪で追放されると後を追って即座に出奔。ベイリンに嫉妬心を抱いていたランサー卿がベイリンに切り捨てられた後、兄と合流。兄と合流した後、アーサー王と敵対する11人の王の1人、リエンス王を2人のみで打倒、生け捕りにして宮廷に持ち帰った後、リエンスの王国を継いだ王弟のネロ卿も斬り捨てた。
赦されたベイリンにアーサー王より与えられた任務はある騎士の護衛だったが、顔見せの際に即座に「透明化能力を持つ騎士」ガーロン卿に目の前で殺害されてしまう。ベイリンは任務を達成できなかった失意と復讐のために再び旅立ってしまう。それに気づいたベイランもまた、すぐに兄ベイリンを探す旅に出た。
ベイランはある時、とある城から先に進もうとするとき、赤い鎧の騎士に道をふさがれてしまう。この城には、城を護る赤騎士を倒さなければ先に進めず、そして赤騎士を倒すと次の赤騎士にされてしまうという呪いがかかっていたのだ。ベイランは先に進むことができず、赤騎士を継がされてしまう。
そしてあるとき、二刀を携えた鎧騎士がこの城を訪れた。ベイランは兄と会えたものと一瞬思ったが、どうやら楯が違う。そのため別人と判断し、戦いを挑んだ。決戦は長きにわたり続き、互いに巨人をも七度殺,せる傷を与えたのち、膝をついたのはベイランだった。
二刀の騎士に名を問われた赤騎士は、己の「偉大な騎士ベイリンの弟、ベイラン」という名を伝えると、二刀の騎士もまた膝をついた。二刀の騎士はベイリンであり、楯は自分のものが痛んでいたため他人から借りていたのだ。
マーリンによって兄弟の死はアーサー王に伝えられ、鞘に納められた聖剣を墓標として、小島にある同じ墓に埋葬された。

【人物像】

追放された兄・ベイリンを延々と探し続ける妹・ベイラン。
兄・ベイリンが追放されるや否や、主君や結成予定の円卓の席を蹴って出奔。兄と一緒にたった2人で巨人王リエンスを打倒、その功績を以てベイリンを宮廷に連れ戻すが、ベイリンが家出したため自身も即座にもう一度出奔。
その行動はやや偏執的な域であり、重度のブラコン娘と言える。
「暴走する兄を止める律儀でしっかり者の妹」という領域を大幅に通り越して異性として愛を抱いている節があり、「愛する者を殺,害する呪い」の意味もやや異なってしまっている気がする。
能力的には兄に遠く及ばないとはいえ、兄ベイリンが、その人格的な問題点と運と間の悪さを込みで「最優の騎士」と見做される(ランスロット・トリスタン・ラモラック・ユーウェインという古参かつ最強格の円卓騎士たちを超える評価)というちょっと、というかだいぶおかしい奴なので、それと比べなければ一流。
というか後世まで生きていれば円卓の騎士の席に座れたほどの実力者。ランスロットやトリスタンが武勇を発揮するまでのアーサー王麾下では筆頭とすら謳われた彼女は、サーヴァントとしての能力も極めて高い部類。

性格的にも兄のベイリンと比べるとはるかに卸し易く、真っ当で理性的であるのだが、兄の事が絡むととたんにポンコツになる女。
そもそも聖杯戦争においては願いの関係上兄の事が常に絡んでいるので、常にポンコツな女。

特技:索敵
好きなもの:ベイリン
苦手なもの:足を止めること
天敵:ベイリン・呪いの武具
願い:「兄を手にかけない」。こと。可能であれば剣の呪いを解きたい。しかし、叶わぬのであれば、兄と殺し合ってしまったあの日に、せめて自分だけで死にたかった。

【一人称】私【二人称】貴方/卿(相手が騎士である場合)/お兄ちゃん(ベイリン)【三人称】彼/彼女/お兄ちゃん(ベイリン)

【セリフ例】
「サーヴァント、セイバー。史上最強にして至上最優の騎士、ベイリンの妹のベイランです。ここにお兄ちゃんは居ますか?」「ランサー、ですか。いやな騎士を思い出しました。お兄ちゃんがあんなに悩むくらいなら、先に首を刎ねておけばよかった。」

【因縁キャラクター】

ベイリン

兄。いつも、自分がしたくてもできなかったこと(例えば母の敵の湖の乙女の首を即座に刎ねたりとか)をやってくれる頼れるお兄ちゃん。最強の騎士として尊敬している気持ちと、問題を起こしすぎることにより放っておけない気持ちがある。
非常に複雑で重い感情を抱いており、もはや兄妹愛を超えた恋慕の域に達している。

アルトリア・ペンドラゴン

主君。ベイリンよりは信が置かれていたとはいえ、ベイリンを追うことを他のすべてより優先し、仕事をほっぽりだすのであんまり好きではない。とはいえ兄妹の戦闘力に関しては極端なほどに信頼しており、兄妹の訃報を聞いた際は悲しむより前に「あれらは死ぬ生き物だったのか?」と首を傾げたという。

マーリン

「人間臭くて面白い兄妹」として目をかけられていた。「厄介な奴に目を付けられてしまいましたね。まあお兄ちゃんは無敵なので仕方がないのですが……」

ランサー全般

嫌な騎士を思い出すので名前が嫌い。

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