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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

「愛するより愛されたい派なんです、わたし♡」


基本情報

【元ネタ】史実・古今和歌集
【CLASS】ファニーヴァンプ
【真名】小野小町
【性別】女性
【身長・体重】156cm・42kg
【肌色】白 【髪色】銀 【瞳色】黄金
【スリーサイズ】秘密♡
【外見・容姿】透き通るような色白の肌と銀の長髪を持つ、薄幸の美女。山姥の力を発揮するときは角が生える。
【地域】秋田県湯沢市小野
【年代】平安時代前期
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】魔性・女性特攻無効
【ステータス】筋力:B 耐久:C 敏捷:C 魔力:A 幸運:C+ 宝具:C
のちに山姥へと零落した逸話より、戦闘経験のない女性歌人としては異様なほど高いステータスを得ている。

【クラス別スキル】

吸血:D

ファニーヴァンプのクラススキル。吸血行為と血を浴びることによる体力吸収&回復。吸血鬼ではないが、山姥の特性として多少の吸血能力は持つ。

傾国:B

ファニーヴァンプのクラススキル。単純な魅了にとどまらず、「魅了の結果として齎される環境の破綻」まで含めた、サークルクラッシャーとしてのスキル。その一挙手一投足が魅了の魔術的効果を持ち、さらに魅了状態の対象から「幸運」値を徴税する複合スキル。

【固有スキル】

小町:A-

後世の美人たちに「○○小町」と名付けられるほどに、小野小町は美人の代名詞である。一瞥しただけで魅了にかかってしまうほどの神域の美貌だが、その零落の逸話により、黄金律(体)とは異なり美貌を保つ効果はない。定期的な美容ケアと運動を怠れば、その魔性の美はくすむし太る。

歌仙の詩歌:A+

六歌仙に女性として唯一選ばれ、三十六歌仙、女房三十六歌仙にも選ばれた小野小町の和歌の才は最高峰の物である。
「花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせし間に」

衰老落魄:B

多くの男を袖にした小野小町だが、のちに百歳になるとその美を失い、山姥に転じてしまったという。
「鬼種の魔」の類似スキル。サーヴァントとなってからは、全盛期の美と全盛期の戦闘力、即ち山姥としての能力を併用できるようになっており、ご満悦。

こまち針:E

「あんなに男に言い寄られながらも全員を振り続ける小野小町には男を受け入れる穴がないのではないか」という、非常に不名誉な風評が具現化したスキル。糸を通す穴を持たない「まち針」の語源となったともされる。
自身に対する魅了効果を無効化し、女性特攻の対象とならなくなる。さらに、少し裁縫が上手になる。

【宝具】

積恋雪卒塔婆つもるこいゆきのそとうば

ランク:C+ 種別:対人/対心宝具 レンジ:1〜10 最大捕捉:30人
由来:「多くの男を袖にした」美女小野小町の伝説と、自身に惚れた深草少将を自分の家に100夜訪ねさせ、少将は最後の雪の夜に凍死してしまったとする「百夜通い」の逸話、そして能楽「卒塔婆小町」などで知らせる、袖にした男に呪われその美を失う逸話が複合したもの。

かつて袖にした男たちの怨恨を身に纏い、黄泉の冷気として操る凍結宝具。

さらにこの宝具の本領として、現界後に魅了した男の魂をも従えることができる。魅了にかかった男性は魂と体温とを小野小町に吸い上げられ、凍死した後の魂さえも魔力として酷使される運命に陥るのだ。

【Weapon】

深草少将と亡霊の皆さん

生前に弄び、死後さえも宝具の一部として従えられているファンクラブ会員たち。および、現界後に仲間入りをした新規ファンクラブ会員。
とくに深草少将は愛されるためにマスコット風の「まるっこくてかわいいオバケ」に徹しているが、それでも彼女の愛は向けられない。残念ね。

【解説】

「ファニーヴァンプ」のサーヴァント。ここでいう「ヴァンプ」とは、「吸血鬼」を指すアルクェイドと異なり「毒婦」を指すものである。
小野小町は平安時代前期の女性歌人であり、女性でありながら六歌仙に撰ばれた天才であった。
が、その出自や逸話については不明な点が多く、それらの大半が後世の能楽や歌舞伎における創作だとされる。

その逸話としては主に「自分に惚れた深草少将を遊び半分で弄び、ついには凍死させてしまった」百夜通いの逸話と、「百夜通いで男を弄んだ小野小町が百歳になって老いさらばえ、乞食、あるいは山姥と化してしまう」衰老落魄の説話が代表となる。

【人物像】

小野小町は京を惑わせた傾国の美女であるが、けして多くの悪女たちのように男たちを侍らせたわけではない。
多くの男に思わせぶりな態度をとり、言い寄られながらも誰の物にもならず、「キープ」しつづけた。手の届かぬ高根の花ではなく、「もしかしたら」と思わせ続けた。
男たちから金も、地位も奪うことはなく、美しい男を侍らせることもしなかった。情熱的な恋愛感情を文に綴りながら、誰とも恋をすることはなかった。

つまるところ、彼女が好きなのは他人などではなく、「愛されている自分」であって「恋されている自分」だったのだ。

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