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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

基本情報

【CLASS】キャスター
【真名】エルミア・デ・ホーリー
【性別】男性
【身長・体重】167cm・58kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力C 幸運E 宝具B

【クラス別スキル】

陣地作成:D

 画家としての作業環境を整えるスキル。
 キャスターは愛したラ・フォリャ邸の再現した陣地の作成が可能。

道具作成(偽):A

 贋作を作成するスキル。
 キャスターは贋作者として稀代の才能を有する。

【固有スキル】

真贋審美:A

 芸術審美の派生スキル。
 絵画を初めとする芸術品に対する理解を示し、キャスターは特に真作・贋作の鑑定に秀でている。

投影美術:B

 依代の持つ魔術系統と、キャスターの贋作描画における才能が昇華されたスキル。
 投影魔術から分岐した派生体型の技術。

技の目:A

 肉体が持っていた潜在能力。スキル・千里眼の亜種。
 静止視力・動体視力の向上に加え、キャスターの贋作者として多くの真作を模倣してきた経験によって、獲物の使用する『技巧』すら見透かす事が可能。

【宝具】

無限の妍製エフ・フォー・フェイク

ランク:B 種別:対品宝具 レンジ:─ 最大捕捉:不明

「贋造、開始━━━━。 創造観点、断定。制作技巧、臨写。これら全ての贋作こそが我が生涯。『無限の妍製(エフ・フォー・フェイク)』!」
「愛は無く、安息も無く、夢は己(テメェ)で断ち切った。それでも、まだ……腕は残っている。たとえ私(オレ)が偽物であっても、ここから自分自身の『本当』を始める……!」

 贋作を作り続けた生涯、精神性が昇華された宝具。
 特殊な固有結界、贋作の剣が突き立つ雪原を展開し、それら全てに『英霊 エルミア・デ・ホーリー』の概念を降ろす概念付与(エンチャント)。
 内包された剣の全てが贋作。されど一人の英霊の生涯を懸けた贋作はその付加価値を得ることで、時として真作を凌駕する。
 『F for Fake(エフ・フォー・フェイク)』とは彼の生涯を取り上げた映像作品の原題。
 エルミア・デ・ホーリーの数奇な人生は後に伝記やドキュメンタリーによって語り継がれ、彼の描いた贋作のみならず彼もまた後代において評価される人物となった。

【Weapon】

『ペインティングナイフ』

 画材の一つ。殺傷能力はゼロに近い。
 特段こだわりがあるわけではないが、依代の影響か刃物の投影は安定しやすいらしい。 

【解説】

 ハンガリー出身のユダヤ系贋作画家。画家としては凡庸とされていたが、贋作者としては稀代の天才であり、生涯において1000点以上の贋作を売り捌いたと言われている。

 贋作画家として多くの贋作を売り捌きながらも、その生涯は安定していたとは言えず、スパイ容疑をかけられての投獄、ナチス・ドイツによる強制収容所での虐待、ビジネスパートナーである画商フェルナン・ルグロとの出会いと同性愛による三角関係の拗れなど多くの悲運に見舞われ、その生涯は波乱万丈であった。
 贋作画家を廃業した後、その数奇な人生は伝記として綴られ、ホーリー本人もテレビや映画等に出演し、名声を得た。
 その後、画家として贋作ではなく自身の作品制作に取り組んだホーリーだったが、評価こそ得るが画が売れることはなかった。
 生前は評価されることのなかったホーリーのオリジナル作品だが、死後に再評価され人気を博し、皮肉にも彼の作品の贋作が出回るほどになっている。

 依り代となった人物は、とある聖杯戦争を勝ち抜いて願いを叶えた少年。
 ホーリーと同様に理想を裏切り、理想に裏切られ悪へと成り下がった偽物。
 しかし、依り代の少年はたった一つの誓いを果たし、ホーリーが成せなかった「『本当』を始める」ことが出来た。
 ホーリーが彼と結びついたのはそういった在り方に対する憧憬があったのかもしれない……。

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