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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。



「地に増え、都市を作り、海を渡り、空を裂いた。─────すべては、星を掴むために」



基本情報

【出典】史実、『エレミヤ書』、『ダニエル書』ほか
【CLASS】バーサーカー
【真名】ネブカドネザル二世
【異名・別名・表記揺れ】ナブー・クドゥリ・ウスル
【性別】女性
【身長・体重】171cm・55kg
【肌色】薄褐色 【髪色】金混じりの黒 【瞳色】黄金
【スリーサイズ】90/58/88
【外見・容姿】金の衣装を身に纏った奔放そうな女性。
【地域】バビロニア
【年代】紀元前634年〜紀元前562年
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】星
【その他属性】人型・王
【ステータス】筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:A+ 幸運:A 宝具:EX

【クラス別スキル】

狂化:EX(D相当)

本来はAランク。異常なく機能しており、ネブカドネザルから理性の殆どを奪っている。
その上でネブカドネザルは正常な思考力を保ち、意思疎通や戦略の考案を可能とする。
本人曰く「これでもかなり馬鹿になっている」らしい。

陣地作成:EX

自らに有利な陣地を作り上げるスキル。
後述の宝具の効果により、“神殿”を上回る“空中庭園”を形成することが可能。

道具作成:A

魔力を帯びた器具を作成するスキル。
後述の宝具の効果により、様々な魔術礼装や霊薬などを作成することが可能。

【保有スキル】

カリスマ:A

軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において自軍の能力を向上させる。
他のクラス適性も有するネブカドネザルだが、実はバーサーカーで召喚された時が一番カリスマ性が高い。
狂化によって王としての振る舞いが剥がされたことで、生来の人間性が発揮されているのだと思われる。

黄金律:A

人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命を指す。
マルドゥーク神殿の改築やイシュタル門の建設など、大規模な建築事業を手掛けられるほどの資金力。
ネブカドネザルの手によって、黄金の都バビロンは世界屈指にしてかつて以上の都市として蘇った。

二重召喚:B

ダブルサモン。ごく一部のサーヴァントのみが持つ希少特性。
ネブカドネザルの場合はバーサーカーとキャスター、両方のクラス別スキルを獲得して現界している。

運命の叡智:A-

メソポタミアの智慧の神ナブーより授かった叡智。
その正体はエヌマ・アヌ・エンリル、カルデア人の術とも呼ばれる、占星術を基盤とした魔術の知識。
狂化で理性を奪われているため十全には発揮できないが、それでも未来視や運命干渉などを可能にする。

【宝具】

獣の烙印ハンズ・オブ・バビロン

ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1〜50 最大捕捉:500人
ユダヤ人たちに行ったバビロン捕囚の逸話が昇華された宝具。
黒い鎖の形状をしていて、先端は槍のように鋭利。ネブカドネザルの影や手足の装飾から伸びる。
これに刺されたものは彼女の所有物となり、魔力や生命力を徴収される。
相手の武器や宝具に刺せば所有権を奪うことができる。ただし使いこなせるかは別で、奪った宝具の真名解放はできない。
生物に刺せば肉体を支配できる。抵抗するには筋力や魔力よりも行動の支配に逆らう精神力の高さが重要になる。
刺されば相手の行動を著しく制限できるが、鎖自体の頑丈さはそれほど高くなく、破壊自体は可能。
鎖に刺された者は力も吸われるので抵抗しながら鎖を壊すのは難しいが、刺されていない第三者がいれば破壊は困難ではない。

王の箱庭バビル・バビロニア

ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:-(創造物ごとに異なる) 最大捕捉:-
ネブカドネザルが再建した黄金の都バビロンと、そこへ繋がる門。
『原罪』で虚空を斬ることで門は開かれる。その先の空間にあるのは黄金都市……ではなく、莫大な量の真エーテル。
これにイメージを与えることで様々な建築物を創造し、新たな黄金都市を建設する、固有結界と似て非なる大魔術。
つまり、黄金都市そのものではなく、それを建築したという偉業が昇華されたものがこの宝具である。
その特性上、生前建築した物に限らず現代や未来の構造物、また建造物に限らず武器や道具なども形成可能。
ただし構造の正確なイメージが必要であり、少しでも設計図に曖昧な部分や矛盾点があれば構築は成立せず霧散してしまう。
また、幾らでも創造できる訳ではなく、原材料である真エーテルは有限であるため建築の規模には限りがある。
建築物を解体、または破壊されれば元の真エーテルに戻るため、状況に応じて分解・再構築することでこの点はカバーできる。
陣地では新たな建造物の構想もするが、戦場では瞬発力が求められるため、作り慣れた建造物を構築する。
主に構築するのは、神話時代の金星宙域に通じ、宝石を捧げることで強力な魔力砲撃を放つ城門型砲門『神の財宝ゲート・オブ・イナンナ』。
他にも陣地として、領域内においてネブカドネザルに絶対的な権能を与える、空中を浮遊する大要塞『真影なる空中庭園ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン』。
切り札として、天体魔術によってマルドゥーク神の偉業、天地開闢を再現する巨大な塔型の神話礼装『天地回帰す開明の世エ・テメン・アン・キ』などがある。

原罪メロダック

ランク:A 種別:対人・対神宝具 レンジ:1〜30 最大捕捉:1人
アーサー王伝説に登場するカリバーンや北欧神話のグラムの原型、王を選定するという“聖権”の大本。
古代メソポタミアの英雄神マルドゥークの名を冠するが、それは彼の権能に由来する剣であるため。
その第一の役割は“ケン”である。
マルドゥークは最高神エンリルより権力を継承し、その中には王権授与の神格も含まれていた。
バビロンの王は即位の際にマルドゥーク神の御手を取るという儀式を行い、王権を授かるという。
その王権が後述の理由で剣という形を得たものがこの宝具、王律権メロダックである。
ネブカドネザルもまた新バビロニアの王となる際に上述の儀式を行い、王の証としてこの剣を獲得した。
その第二の役割は“ケン”である。
マルドゥークは原初の女神ティアマトを打ち倒し、その体を引き裂いて天地創造の礎とした。
そしてキングゥの血を使って人間を創造し、神の世から人の世への交代劇、その幕を上げた。
二つの偉業を含んだこの宝具は剣の形を得た。即ち女神を斬り裂き、神と人とを斬り分ける対神兵装。
そして、人が罪を犯すものならば、人を創造したその行いこそ原初の罪。故に原罪とこの剣は銘打たれた。
その第三の役割は“ケン”である。
ネブカドネザルが黄金都市バビロンを再建するにあたって、この剣に新たな役割を付加した。
彼の英雄王が有する宝物庫の鍵のように、ネブカドネザルはこの剣を黄金都市の門を開く鍵としたのだ。
性質上、この剣が無ければ『王の箱庭』は使えない。だが彼以外が剣を得ても使いこなすことはできない。
鍵は門を開くだけ。そこから如何なる黄金都市を引き出すのか、その形を想起できぬ者に王の資格は無いのだ。

【Weapon】

獣の烙印ハンズ・オブ・バビロン

宝具でもある鎖。伸びる速度はそこまで速くはなく、武勇に長けたサーヴァントなら回避可能。
そのため戦闘では捕縛や武器の簒奪より、数を増やして行動を制限する方面で使用される。

王の箱庭バビル・バビロニア

建築物全体を構築するのではなく、一部分を複数形成する、といった戦法を好んで用いる。
また、攻撃面だけでなくバビロンの城壁による防御面も完備しており、戦術面で非常に優れている。

原罪メロダック

本質は儀礼用の剣だが、バーサーカーとして現界したネブカドネザルは躊躇いなく武器として扱う。
彼の英雄王の乖離剣には及ばないものの、触れるものを焼き払う光の渦を放つことができる。

【解説】

新バビロニア王国の二代目の王にして、建国王ナボポラッサルの子。
アッカド語ではナブー・クドゥリ・ウスルで、その意味は「ナブー神よ、我が最初の息子を守りたまえ」。
最も有名なバビロン王である他、バビロン捕囚をはじめとして聖書と関わることが多く、旧約聖書ではネブカドネツァルの名で登場する。
27歳の頃に父ナボポラッサルのアッシリア遠征に皇太子として同行し、一度撃退されるも軍の総裁を代行してシリア大半の制圧に貢献。
その後父が没すると急いでバビロンに帰還し、ネブカドネザルは僅か三週間で政権を握り王位を継承する。
度々遠征を行ってはシリアやフェニキアを征服し、最終的にはエジプトを除くオリエントの国々という、アッシリアに次ぐ領域を支配した。
国外においては多くの国を征服した一方、王国では父の事業を継承し、破壊されたままとなっていたバビロン市の復興に力を尽くした。
地下道やイシュタル門、ユーフラテス川の橋などの増築を多くした他、世界の七不思議のひとつ「バビロンの空中庭園」も建設したとされる。
黄金都市に並ぶもう一つの有名な逸話として、ユダ王国を占領し捕虜たちを首都バビロンへ連行した「バビロン捕囚」がある。
バビロン捕囚は二度行われ、一度目は属国化に留めるも、二度目ではエルサレムを徹底的に破壊し、ユダ王国を滅ぼしたという。
この一件はユダヤ教が誕生するきっかけとなり、またバビロンは後の大淫婦がその名を冠するように、混沌の象徴として語られることになる。

【人物・性格】

くるぶしまで届くほどの黒金の髪と、鋭い金の瞳が特徴的な女性。
その性格は天衣無縫で明朗快活。豪胆で物怖じせず、如何なる状況であってもあるがままの自然体。緊張という言葉とは無縁の自由人。
好奇心旺盛で新しいもの好き。それでいれ自分も創作活動に積極的に取り組むなど、非常にクリエイティブな人物。
何かを生み出す行為全般に興味を示しており、漫画、ゲーム、フィギュアといった現代の娯楽文化を習熟・満喫している。
生前は王だったが、英霊として現界した彼女が王として振る舞おうとはせず、他者の統制や指揮に関わる気は本人には無い。
堅苦しい肩書きや地位に関心は無く、個人を尊重する。例え相手が王や神であっても気軽に接し、また自分もそう扱われることを望む。
だが一方で、戦場では自然と味方を鼓舞し、戦術に直感的ながら助言するなど、無意識にその王としての資質が垣間見えることがある。
そもそも狂化スキルで理性の殆どを奪われながら真っ当な人間性を保っている時点で、その凄まじさを隠すことなど不可能。
ネブカドネザルは生まれついての王であり、何人もその輝き、その王聖を鈍らせることはできない。
しかしそれはそれとして、ネブカドネザル王と呼ばれたり敬語を使われたりすると露骨に拗ねるネブカドネザルなのであった。


イメージカラー:黒金
特技:建築、創作活動
好きなもの:自由、新しいもの全般、人類
嫌いなもの:重苦しい場所、古臭い因習全般*1
天敵:自分自身
願い:特になし。時代の変遷を堪能するぐらい。

【一人称】俺 【二人称】お前 【三人称】お前たち
台詞例
「そんな肩肘張らなくていいぜ。今の俺は“ただのネブカドネザル”だ、王であったのは昔の話だよ」
「イメージと違う?……王は多くの自由を奪った。その中には自分の自由もあった。王になるとはそういうことだ」
「ずっと設計図を描いてると頭が凝ってしまうからな。軽い運動のついでだ、一つ付き合ってやろう」
「此処に原初を再演す─────人よ、生きよ。それが王が汝らに賜す罪である。『天地回帰す開明の世エ・テメン・アン・キ』─────全く、俺らしくもない」

【因縁キャラ】

ギルガメッシュ
偉大なるバビロンの英雄王。しかしバーサーカーとして現界したネブカドネザルがその肩書きを気にすることは無い。
賢王だから認めるのではなく、暴君だから畏れるのでもなく、ギルガメッシュというひとりの男の偉大さをこそ認める。
気軽に声をかけたりするがそこには侮りなどは無く、だからこそ尊大なギルガメッシュも彼女の言動を受け入れている。
ただしギルガメッシュは人を見定める者、ネブカドネザルは人を導く者であり、本質的には相容れない存在でもある。

セミラミス
アッシリアの女帝。ネブカドネザルが建築したはずのバビロンの空中庭園を生前に作り上げた者として語られる英霊。
ネブカドネザルとしては、彼女が『虚栄の空中庭園』を造り、自らの宝具として振るうことに関して怒ることは無い。
英雄王と違って贋作を忌み嫌っていないというのもあるが、それ以上に彼女の庭園に造る手間がかかっているから。
そこまで頑張って造ったのならもうその庭園は彼女のものだろう、とセミラミスの労力を認めている。

【コメント】

リクエスト鯖第四弾(遅刻)。バビロン、鎖、天地開闢の剣とギルと諸被りなので性別性格を変える感じで差別化。
一説によるとソロモンとシバの子らしいのできっと滅茶苦茶頭が良い。

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