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ここはでもにっしょんch ぼくの考えたサーヴァントスレに投稿されたサーヴァントを纏めるwikiです。

「お初にお目にかかる!サーヴァント、アサシン。ここにやって来ましたとも!夢に在します歓楽宮の使者にして主として、真の美とはなんたるかをお目にかけてご覧に入れましょう!…ん、真名…そうだな、では「ポーロック」で」



基本情報

【元ネタ】『クーブラ・カーン』
【CLASS】アサシン
【真名】ポーロック
【異名・別名・表記揺れ】ポーロックからの人、ポーロックの人など
【性別】不明(男性)
【身長・体重】173cm・61kg
【肌色】白 【髪色】薄茶 【瞳色】紫
【外見・容姿】ゆったりとしたローブを羽織った中性的な人型
【地域】ヨーロッパ、イギリス、モンゴル、中国
【年代】13世紀?〜19世紀
【属性】混沌・善
【天地人属性】地
【その他属性】人型
【ステータス】筋力:E 耐久:C 敏捷:C+ 魔力:A 幸運:B 宝具:B+

【クラス別スキル】

気配遮断:B++

暗殺者のクラススキル。
アサシンは、その特性上他者の潜在意識、無意識、夢と覚醒の狭間へ潜伏することが可能。
強力な「油断」を齎すことができ、寝起きなどでは絶対的なアドバンテージを誇る。

【保有スキル】

情報抹消:EX

対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶から、能力、真名、外見特徴などの情報が消失する。
アサシンはこのスキルを規格外で保有しており、その効果で対戦をせずとも対峙し一言二言会話を交えただけでも作用される。まるで夢のように、別れたその瞬間に「あれ、誰だったかな」と朧げにしか彼は残らない。
影が薄いとか、言ってはならない。

無辜の怪物:A

歪められた在り方。アサシンは彼について唯一著されたとある詩文によって本来とは異なるイメージを与えられた。
即ち、それは創作者にとっての大敵。空想の邪魔者。忘却の出張者。インスピレーションを乱し、思考を妨害し、紡がれていったはずの幻想の悉くを破壊する。
精神的な「破壊工作」で、完璧に編まれていたはずの術式などをアサシンは圧砕することに長けている。小説家、芸術家などの創作者に恐怖心を与えることもある。

こんな夢を見た:EX

「可能性の光」の亜種スキル。有り得ないことを一時的に有り得ることにする。
それはどんなに荒唐無稽でも良い。どんなに滅茶苦茶で、現実味がなくて、絵空事のようで、夢のようでも良い。だってこれは「夢」なのだから。
夢はインスピレーションの源であり、可能性を再現する知的機構。たとえ目が覚め内容を忘れたとしても、それが却って人々に更なる空想を、可能性を誘発するきっかけとなる。
肝心の効果としては、事象の発生確率を0%から1%にするというもの。それだけでは主人公補正でもない限り無意味なものだが、この「夢」を「現実」へ認め得る者────名うての創造者などがいれば、このスキルの有用性は大幅に上がる。但し、夢は何処まで行っても夢なので、発生確率が100%になることはない。

【宝具】

夢裡なる王土の歓楽宮ユーフォリア・ザナドゥ

ランク:B+ 種別:結界宝具 レンジ:30 最大捕捉:1000人
詩に謳われる伝説の王宮ザナドゥの顕現。夢中への誘い。
固有結界内は伝説に名高き、正しく歓楽宮といった優美絢爛の最北に位置し、訪れた者はその空気を吸い吐くだけで多幸感に満たされる。
長くこの固有結界内にいればいるほど人々は歓楽宮に魅了されていき、意識は朧げに、夢と現の境界線も脆くなる。下手をすればそのまま、夢現どちらともつかない空間に永遠に彷徨い続けることになり、即ちそれは廃人となるを意味する。
魅了された者にバッドステータスが加算されていき、また対魔力などで塞いだ場合も長時間滞在すると段々とスキルのランクが下がっていく。それは、まるで溶かされていくように。
固有結界であり顕現と言うが、むしろ顕現するのは招かれた者たちの方。その実の宝具の実態を言うならば、夢の世界に縫われ鎮座する歓楽宮に宝具によって人々が誘われるのだ。
そのため、他の固有結界のように短時間での消滅を危惧する必要がないのが強み。

【Weapon】

『夢魂』

無味無臭の、「忘れられた夢」という概念の結晶。中身も色味も何もないが、その分加工しやすくアサシンは戦闘時はこれを鈍器などに変化させて戦う。

【解説】

イギリスの詩人サミュエル・テイラー・コールリッジの著した詩文『クーブラ・カーン』の登場人物。
曰く、コールリッジは夢にクーブラ・カーン(フビライ・ハン)がザナドゥ(上都)に建てたとされる歓楽宮を訪れ、その美しさに魅了され目覚めた後すぐに詩に認めようとした。しかし、折しもポーロックからの客人がやって来て、長時間コールリッジを詩作に戻らせず、結果コールリッジは歓楽宮の全容について数文を残しすっかり忘れてしまったという。
この伝承から正体不明の客人「ポーロックからの人」は、創作者及び創作において「肝心の発想や空想を台無しにする者」という概念の具現として扱われるようになった。
この「ポーロックからの人」────アサシンは、元は唯の人間、大陸に根差す魔術師であった。魔術師として、夢を通じて根源に到ろうと研鑽の日々を送っていたアサシン。いかにも魔術師らしい魔術師であった彼だが、ある時己の内に固有結界が存在することを自覚する。
そして、自身の固有結界「歓楽宮(ザナドゥ)」を初めて発現したその日、アサシンは歓楽宮の美しさに心を奪われた。魔術によって到ろうとしていた根源に価値を見出さなくなり、歓楽宮に陶酔するようになった。
それから彼は根源到達のために究めていた魔術を固有結界の存続を目的としたものへと移行し、様々な形で夢へアプローチをしかけ、遂に自身の意識を針糸として歓楽宮と夢を縫い合わせることに成功する。
そうして、今日に至るまで、歓楽宮は夢の何処かにアサシンと共に黙坐しているという。

【人物・性格】

紳士服の上からアジア風なローブを羽織っている。中性的ではあるが、本人の意識からどちらかというと男性寄りな容姿をしている。
夢の住人、夢の一部となるということは、自己を曖昧模糊の中へ沈めることと同義であり、彼もまた自分が生前どんな人間であったか、名前や何処に住んでいたかなどはとうの昔に忘れてしまっている。
そんな中でも歓楽宮への熱意傾倒は変わらないでおり、どんな時でも、どんなものを目の前にしても「歓楽宮の美しさには敵わない」と豪語して止まない。

丁寧な口調で話すが言葉の節々から自信家な部分が垣間見え、特に歓楽宮に対してで尊大さが鼻につく。しかもかなりお喋りな性格で、一度捕まると数時間聞き手を務めなければならなかったりもする。
実際のところは、夢の世界で何世紀も一人きりで居たために人に何か喋るのが純粋に楽しいから。コールリッジを何時間も拘束したのも、久々に会った人間とお喋りをしたいと思っていたらそうなったらしい。

イメージカラー:紫
特技:邪魔、睡眠管理
好きなもの:ザナドゥ、夢、才智と美辞に富んだ詩文、お喋り、箱庭ゲーム
嫌いなもの:↑の良さをわからない者
天敵:フビライ・ハン
願い:歓楽宮の永久の鎮座

【一人称】私 【二人称】貴方、君、お前、〇〇君、〇〇 【三人称】彼、彼女、〇〇君、〇〇

「朝です、マスター、朝ですよー。ほらほら起きなさい。早寝しても遅起きだと意味ないですよー!ザナドゥポイント減らしますよー」
「コールリッジ君の歓楽宮もクーブラ・カーンの歓楽宮も、元はこの私の歓楽宮をモチーフとしたもの。どちらも申し分はないですが、いやね、つくづく思うのですよね。やっぱり私の歓楽宮こそが一番だなー!ってー!」
「好きなもの?勿論、当然、ザナドゥですね!幾度語れど語りきれないあの美しさ…私の中にあんな美宮があったってことは、私も美しいってことでは?まあそれはともかく。あの歓楽宮と出会ったのは確かもう何百年も昔のことではあるけれど────」(半日かかった)

 「歓楽の宮の尊き影は
  波の間に間に唯漂って
  地下より響きし声音は
  溶け混じり、一つの調べへと変ず。
  ああこれこそこの世またとなき奇跡の機構
  氷の洞を臨みし歓楽宮!
 夢裡なる王土の歓楽宮ユーフォリア・ザナドゥ』 は此処にあり!」

【因縁キャラ】

サミュエル・テイラー・コールリッジ:
イギリスの詩人。『クーブラ・カーン』の作者であり、阿片の見せた夢路にザナドゥへ至った。ポーロックは当初予期せぬ闖入者として追い出したが、その後詩を読み忘れさせたことを少し後悔している。それぐらいには気に入っている。

クーブラ・カーン(フビライ・ハン):
モンゴル帝国の五代皇帝。上都に歓楽宮を築いたとされるが、この歓楽宮の造築にあたって生前のポーロックの固有結界を参考にした。ポーロックとしては、研究費用が足りない時分のことだったのでその申し出は有り難かったという。

アビゲイル・ウィリアムズ[夏]:
時に天敵にして時に好相性。幼くも健気な姿は評価するが、目覚まし時計を壊すのは流石にどうかと思う。

【コメント】

かなりオリジナルに寄った形のサーヴァント。
居丈高だけど歓楽宮以外についてではかなり良識的。あ〇森とかやらせたらすごい凝るタイプ。「こんな玩具で歓楽宮の美しさを再現出来るわけないですねー!」とか言いながら土地開発すごく頑張る。住民ともすごく話す。イベントも皆勤する。

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