No.413 アマニタ・パンセリナ

作品基本情報

原題

アマニタ・パンセリナ

作者

中島らも

発表年

1999年

媒体

エッセイ

原語

日本語

あらすじ

睡眠薬、シャブ、アヘン、幻覚サボテン、咳止めシロップ、毒キノコ、有機溶剤、ハシシュ、大麻やLSDもあれば、アルコールもある。ドラッグのオンパレードである。
著者自らが体験したリーガルなものもあるし、話に聞いただけのイリーガル・ドラッグもある。古今の作家の生活や名著などもひきながら、話は「人はなぜ快楽を求めるのだろうか」へと進む。
煙の向こうにひとの本質が見え隠れするような傑作ドラッグ・エッセイ。 (「BOOK」データベースより)

奇書性・実験性・特殊性概要

様々なドラッグに関する体験エッセイ

特筆すべき点

ドラッガーでもあった作家、中島らものドラッグに関するエッセイ。
作者はアルコールから睡眠薬、咳止めシロップ、幻覚サボテン、マジックマッシュルーム、大麻など様々なドラックを体験しており、それぞれのドラッグに関する体験談が書き連ねてある。
ただ内容はむやみにドラッグを推奨しているのはなく、ドラッグの危険性(特に覚せい剤を強く非難)を説いたりと、作者なりのドラッグに対する付き合い方を明確にしている。
「ドラッグは危険」というのは誰でも知っていることだが、そのドラッグとは一体どんなものか?手軽に知りたいのならうってつけの一冊である。

入手するには

集英社文庫より発売。

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