ここでは紹介作品を年代順に並べています。
発表年 | 作品名 | 作者名 | 特徴 |
1722年 | 穏健なる提案 | ジョナサン・スウィフト | アイルランドを救うためのブラックすぎる提案 |
1759年 | トリストラム・シャンディ | ローレンス・スターン | 精子から始まる自伝。冗談小説の金字塔 |
1764年 | オトラント城奇譚 | ホレス・ウォルポール | 世界最初のゴシック小説 |
1771年 | 運命論者ジャックとその主人 | ドニ・ディドロ |
発表年 | 作品名 | 作者名 | 特徴 |
1815年 | イングランドとウェールズおよびスコットランドの一部の地層の描写図 | ウィリアム・スミス | 世界初の地質図 |
1822年 | 阿片常用者の告白 | ド・クインシー | ドラッグ文学の嚆矢 |
1841年 | モルグ街の殺人 | エドガー・アラン・ポー | 世界初のミステリ |
1884年 | フラットランド 多次元の冒険 | エドウィン・アボット・アボット | 二次元の物語 |
1887年 | Unua Libro | ルドヴィコ・ザメンホフ | エスペラント語で書かれた世界初の本 |
1889年 | アーサー王宮廷のヤンキー | マーク・トウェイン | アーサー王の時代にタイムスリップしたアメリカ人 |
1897年 | 吸血鬼ドラキュラ | ブラム・ストーカー | 文書の形で書かれた物語。元祖ドラキュラ |
発表年 | 作品名 | 作者名 | 特徴 |
1905年 | ペガーナの神々 | ロード・ダンセイニ | 創作神話の元祖的作品 |
1911年 | 悪魔の辞典 | アンブローズ・ビアス | 風刺とブラックユーモアで綴られた辞典 |
1914年 | 第一次世界大戦開戦 | ||
1918年 | 第一次世界大戦終戦 | ||
1922年 | ソ連誕生 | ||
1922年 | 藪の中 | 芥川龍之介 | 明かされない真相、真実は「藪の中」に |
1925年 | 幻想録 | ウィリアム・バトラー・イェイツ | 自動筆記が使われたイェイツの神秘思想の集大成 |
1926年 | 昭和に改元 | ||
1926年 | アクロイド殺し | アガサ・クリスティー | 大論争を巻き起こした叙述トリックの元祖 |
1928年 | オーランドー | ヴァージニア・ウルフ | 時を超える少年(のちに少女) |
1928年 | 探偵小説十戒 | ノックス | ミステリについての指針。メタフィクション |
1928年 | ヴァン・ダインの二十則 | ヴァン・ダイン | ミステリについての指針。メタフィクション |
1929年 | 響きと怒り | ウィリアム・フォークナー | 「意識の流れ」を用いたフォークナーの代表作 |
1933年 | はまむぎ | レーモン・クノー | シュルレアリスムの影響を受けたクノーの処女作 |
1935年 | ドグラ・マグラ | 夢野久作 | 通称「日本三大奇書」。無限入れ子 |
1939年 | 第二次世界大戦開戦 | ||
1942年 | 異邦人 | アルベール・カミュ | 不条理文学の金字塔 |
1943年 | マルペルチュイ | ジャン・レー | |
1945年 | 第二次世界大戦終戦 | ||
1945年 | 青鉛筆の女 | ゴードン・マカルパイン | |
1946年 | 死霊 | 埴谷雄高 | 形而上小説 |
1947年 | 文体練習 | レーモン・クノー | |
1948年 | バナナフィッシュにうってつけの日 | J・D・サリンジャー | 謎の自殺と謎の寓話 |
発表年 | 作品名 | 作者名 | 特徴 |
1951年 | モロイ | サミュエル・ベケット | |
1951年 | マロウンは死ぬ | サミュエル・ベケット | |
1952年 | ゴドーを待ちながら | サミュエル・ベケット | 不条理演劇の金字塔。二人の男がゴドーを待っている |
1953年 | 名づけえぬもの | サミュエル・ベケット | |
1955年 | ペドロ・パラモ | フアン・ルルフォ | |
1955年 | ロリータ | ウラジーミル・ナボコフ | 「ロリコン」の語源となった小説 |
1959年 | アルジャーノンに花束を | ダニエル・キイス | 知能に合わせて文体変化。人気作 |
1962年 | 青白い炎 | ウラジーミル・ナボコフ | 注釈文学 |
1962年 | キューバ危機 | ||
1963年 | V. | トマス・ピンチョン | |
1963年 | 石蹴り遊び | フリオ・コルタサル | |
1964年 | 帰れ、カリガリ博士 | ドナルド・バーセルミ | |
1966年 | やぎ少年ジャイルズ | ジョン・バース | 世界を縮図した大学を冒険する英雄譚 |
1966年 | バベル17 | サミュエル・R・ディレイニー | 謎の言語に挑む宇宙詩人 |
1966年 | ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ | トム・ストッパード | ハムレットのスピンオフ不条理演劇 |
1968年 | ねじ式 | つげ義春 | 伝説の漫画 |
1968年 | ユニヴァーサル野球協会 | ロバート・クーヴァー | メタフィクション。サイコロを振る神 |
1969年 | 煙滅 | ジョルジュ・ペレック | リポグラム |
1970年 | 大阪万博開催 | ||
1970年 | さらば、シェヘラザード | ドナルド・ウェイトレイク | 繰り返す1章25ページ |
1971年 | 完全な真空 | スタニスワフ・レム | 存在しない本の書評 |
1972年 | ケルベロス第五の首 | ジーン・ウルフ | 繋がっていない様で複雑に繋がっている3つの物語 |
1972年 | エドウィン・マルハウス | スティーヴン・ミルハウザー | 子供が書いた子供の伝記 |
1973年 | クラッシュ | J・G・バラード | 自動車事故と性衝動を結び付けたテクノ・ポルノ |
1973年 | プリンセス・ブライド | ウィリアム・ゴールドマン | メタフィクション |
1973年 | 宿命の交わる城 | イタロ・カルヴィーノ | タロットになぞらえた小説 |
1974年 | ヴァリス | フィリップ・K・ディック | 作者の神秘体験を元に書かれた小説 |
1974年 | ダンジョン&ドラゴンズ | Wizard of Coast | 世界初のTRPG |
1975年 | JR | ウィリアム・ギャディス | ほとんど会話だけの小説 |
1975年 | 死父 | ドナルド・バーセルミ | 死んでいるのに生きている父 |
1976年 | 重力の虹 | トマス・ピンチョン | |
1976年 | バディ・ボールデンを覚えているか | マイケル・オンダーチェ | コラージュ |
1976年 | 平行植物 | レオ・レオニ | 通称「生物系三大奇書」。存在しない植物の図鑑 |
1978年 | 人生使用法 | ジョルジュ・ペレック | |
1979年 | 冬の夜ひとりの旅人が | イタロ・カルヴィーノ | 『冬の夜ひとりの旅人が』という本をめぐる物語 |
1979年 | エンジン・サマー | ジョン・クロウリー | 叙情的な文体による牧歌的ファンタジー |
1979年 | 銀河ヒッチハイク・ガイド | ダグラス・アダムス | ギャグSFの金字塔。42。 |
1980年 | 童夢 | 大友克洋 | 多くの漫画表現の元祖 |
1981年 | 吉里吉里人 | 井上ひさし | |
1982年 | ザ・シークレット 宝探し | ||
1982年 | さようなら、ギャングたち | 高橋源一郎 | 独創的な文体によるポストモダン小説 |
1984年 | ハザール事典 | ミロラド・パヴィチ | 架空の民族についての事典 |
1986年344 | 黄泥街 | 残雪 | かみ合わないまま進む物語。中国文学伝説の一作。 |
1987年 | 国語入試問題必勝法 | 清水義範 | 国語のテスト問題のパロディ |
1989年 | 黒い時計の旅 | スティーヴ・エリクソン | 複雑に交錯する2つの20世紀 |
1989年 | 平成に改元 | ||
1989年 | ベルリンの壁崩壊 | ||
1990年 | ヴァインランド | トマス・ピンチョン | スライドする時制 |
1989年 | ソ連崩壊 | ||
1994年 | フェルマータ | ニコルソン・ベイカー | 時間停止小説 |
1999年 | アマニタ・パンセリナ | 中島らも | 作者が体験した様々なドラッグに関するエッセイ |
1999年 | レーシングラグーン | スクウェア | 唯一無二の台詞回しを持つハイスピード・ドライヴィングRPG |
発表年 | 作品名 | 作者名 | 特徴 |
2000年 | 紙葉の家 | マーク・Z・ダニエレブスキー | |
2000年 | 夏と花火と私の死体 | 乙一 | 死体が主人公 |
2000年 | 死んでいる | ジム・クレイス | 死体が主人公 |
2001年 | アウステルリッツ | W・G・ゼーバルト | 写真とルビと文書と。静謐な傑作 |
2001年 | 煙か土か食い物 | 舞城王太郎 | 圧倒的ビートで畳み掛ける舞城王太郎のデビュー作 |
2003年 | SIREN | Sony Computer Entertainment | 物語を最大限システムに反映させたシナリオ選択システム |
2004年 | 民明書房大全 | 宮下あきら | 架空の出版社についての本 |
2004年 | 介護入門 | モブ・ノリオ | ラップ文体。芥川賞受賞作 |
2007年 | ロールシャッハの鮫 | スティーヴン・ホール | アスキーアートの鮫に襲われる |
2010年 | 後藤さんのこと | 円城塔 | |
2012年 | 本にだって雄と雌があります | 小田雅久仁 | 本と本の間から生まれる幻書をめぐる家族の物語 |
2013年 | 皆勤の徒 | 酉島伝法 | 造語だらけのポストヒューマン小説 |
2013年 | abさんご | 黒田夏子 | ひらがな横書き小説。芥川賞受賞作 |
2013年 | 四季の草花 | 凸版印刷 | 通称「世界最小の書物」 |
2016年 | 涙香迷宮 | 竹本健治 | 「いろは歌」による空前絶後の暗号解読ミステリ |
2016年 | 憂鬱な10か月 | イアン マキューアン | 主人公が胎児 |
2016年 | 挫折を経て、猫は丸くなった。 | 天久聖一 | 冒頭の1文だけを提示した書き出し小説集 |
2017年 | 2017年最大の素数 | 虹色社 | 素数を印刷したら本になったの巻 |
番号 | 書名 | 作者 | 一言概要 |
392 | ヌーベル・ポルノグラフィー | ルイス・トロンダイム | 抽象漫画 |
391 | 眠る人 | ルイス・トロンダイム | 1つのコマだけ使った漫画 |
390 | OuPus 1 | ウバポ | 実験的漫画作品集 |
389 | 生きるための四分の一秒 | ルイス・トロンダイム,ジャン=クリストフ・ムニュ | 同じコマの組み合わせで作った4コマ漫画 |
382 | Wonder Crystal | 世界最多のマルチエンディング本 | |
381 | The 2009-2014 World Outlook for 60-milligram Containers of Fromage Frais | フィリップ・M・パーカー | 全自動で作られた本 |
380 | 1コマの国のアリス | 凸ノ高秀 | 世界最長の1コマ漫画。全長25メートル |
379 | Emoji Dick/🐳? | Fred Benenson | 絵文字に翻訳された白鯨 |
378 | 聖人行伝 | 完結に最も時間がかかった本 | |
377 | Das dickste Buch des Universums | 世界最厚の本 | |
376 | Galaxy S4 Zoom | 世界最大の本 |
372 | ゲーデル、エッシャー、バッハ | ダグラス・ホフスタッター | 自己参照とメタフィクションを多用した科学書。GEB |
362 | 一人の男が飛行機から飛び降りる | バリー・ユアグロー | シュールな超短編小説集 |
359 | 象は世界最大の昆虫である | ガレッティ | 失言しかない語録集 |
352 | 偽書百撰 | 松山巖 | 架空の偽書についての本 |
351 | 恋空 | 美嘉 | 独自のフォーマットから生まれたアスキーアートで降る雪 |
350 | Deep Love | Yoshi | ケータイ小説の始祖 |
349 | 箱男 | 安部公房 | |
348 | ぱいどん? | AI手塚治虫 | AIの手塚治虫による漫画 |
347 | 架空OL日記 | バカリズム | 架空のOLのブログ |
346 | もりのゆうびんポスト | 原京子 | 登場人物に手紙を送れる絵本 |
345 | 超哲学者マンソンジュ氏 | マルカム・ブラッドベリ | 実在しない哲学者についての評伝 |
342 | ダレン・シャン | ダレン・シャン | 自伝の形式で書かれたダークファンタジー |
341 | ディアゴスティーニ? | ||
340 | 360°BOOK 富士山 | 360°開ける本 | |
339 | 仮面舞踏会 | キット・ウィリアムズ | リアル宝の地図 |
336 | ソヴィエト・ファンタスチカの歴史 | ルスタム・ スヴャトスラーヴォヴィチ カーツ | |
335 | 異世界語入門 ~転生したけど日本語が通じなかった~? | Fafs F. Sashimi | 言語学ラノベ |
334 | ヒュプネロートマキア・ポリフィリ | フランチェスコ・コロンナ | |
333 | 3秒 | マルク=アントワーヌ・マチュー | 3秒間の物語を光の視点で辿る |
332 | 長大語 | 多数 | 驚くほど長い一語 |
331 | 売ります。赤ん坊の靴。未使用 | アーネスト・ヘミングウェイほか | 通称「世界最短の小説」 |
330 | 挑戦者たち | 法月綸太郎 | パロディ |
329 | 言語の夢想者 | マリナ・ヤグェーロ | |
328 | ロコス亭 奇人たちの情景 | フェリぺ・アルファウ | |
327 | 小説の準備 | ロラン・バルト | 小説は書かない。 |
326 | フロベールの鸚鵡 | ジュリアン・バーンズ | コラージュ |
325 | 寺山修司 青春歌集 | 寺山修司 |
323 | 迷路の中で | ログ・グリエ | 無限ループ |
322 | 誰がスティーヴィ・クライを造ったのか? | マイクル・ビショップ | メタフィクション・パロディ。動き出したタイプライター |
321 | 鳥の巣 | シャーリィ・ジャクスン | |
320 | チュチュ:世紀末風俗奇譚 | プランセス・サッフォー | |
319 | 図書館島 | ソフィア・サマター | |
318 | 奴隷祭 | ドン・ ブランナス・アレラ | |
317 | ポイント・オメガ | ドン・デリーロ | |
316 | 神を食べた犬へのインタビュー | ロン・カリー・ジュニア | |
315 | カステラ | パク・ミンギュ | |
314 | ピンポン | パク・ミンギュ | |
313 | ポーランドのボクサー | エドゥアルド・ハルフォン | オートフィクション |
312 | 逸話による偶然性の形態学 | ||
311 | 白書? | ||
310 | 鉄の風景 | ||
309 | 偶景 | ロラン・バルト | |
308 | 弥次喜多inDEEP | しりあがり寿 | ヘタウマポストモダン漫画 |
307 | ダールグレン | ディレイニー | |
306 | ドリフトグラス | ディレイニー | |
305 | 書きつくす試み/パリの片隅を実況中継する試み ありふれた物事をめぐる人類学 | ジョルジュ・ペレック | 見えること全部書く |
304 | 出ない順 試験に出ない英単語 | ||
303 | すぐそこの遠い場所 | ||
302 | ノーダリニッチ島 K・スギャーマ博士の動物図鑑 | K・スギャーマ | 架空の動物図鑑 |
301 | パラレルワールドお土産帳 | 穗村弘 | 架空のお土産帳 |
300 | 約束された図書館 | アルメレイヴァン |
番号 | 書名 | 作者 | 一言概要 |
299 | 出版されなかった書物のカタログ | 出版されなかった書物のカタログ | |
298 | ドラゴン――飼い方 育て方―― | ジョン・トプセル | |
297 | 秘密の動物誌 | ジョアン・フォンクベルタ、ペレ・フォルミゲーラ | 架空生物の観察記録 |
296 | うわさのベーコン | 猫田道子 | パースペクティヴの狂った語り |
295 | What every MAN thinks about apart from SEX | ご想像の通り。 | |
294 | 極短小説? | ||
293 | じわじわ気になる100字の小説 | ||
292 | 登り坂自転車競走に見立てたキリストの受難 | アルフレッド・ジャリ | 登り坂自転車競走に見立てたキリストの受難 |
291 | 恐竜の飼い方教えます | ロバート・マッシュ | 生物図鑑のパロディ |
290 | ザ・ビデオゲーム・ウィズ・ノー・ネーム | 赤野工作 | 存在しないゲームのレビュー |
289 | ごびらっふの独白 | 草野心平 | カエル語 |
288 | アンヒンジド/アングルード/アンステイブル | Wizard of the Coast | メタネタ満載のジョークカードゲーム |
287 | Across the USA on 1 Gigabyte a Day | Matthew Muspratt | Google Mapで見ただけの行ってない旅行記 |
286 | わたしじゃない | サミュエル・ベケット | 口だけ演劇 |
285 | 慈善週間 または七大元素 | マックス・エルンスト | 言葉のない小説 コラージュ三部作 |
284 | カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢 | マックス・エルンスト | 言葉のない小説 コラージュ三部作 |
282 | もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら | 文体模写 | |
281 | 仕事! | スタッズ・ターケル | 様々な語り口で仕事について語る |
280 | 観客罵倒 | ペーター・ハントケ | |
279 | アラビアの夜の種族 | 古川日出男 | |
278 | 別れる理由 | 小島信夫 | 戦後文学伝説の奇書 |
277 | 壁の中 | 後藤明生 |
273 | 殺人にいたる病 | 我孫子武丸 | |
272 | 蔵の中 | 横溝正史 | 作中作 |
271 | 呪われた戯曲 | 谷崎潤一郎 | |
270 | 新カンタベリー物語 | ジャン・レー | |
269 | 夢想の秘密 | ジェームズ・ブランチ・キャベル | マニュエル伝の最終章、メタフィクション |
267 | ノクターナル・アニマルズ | オースティン・ライト | |
266 | 哀れなるものたち | アラスター・グレイ | 作中作 |
264 | サラゴサ手稿 | ヤン・ポトツキ | 多重枠物語。稀覯本 |
263 | 第八の日 | エラリイ・クイーン | |
262 | 「赤い納屋殺人」の裁判記録 | グロ注意 |
258 | 100万の命の上に俺は立っている ワケあり無料版 | 山川直輝、奈央晃徳 | 全編フリー素材の漫画 |
257 | 永遠のジャック&ベティ | 清水義範 | 英語の教科書のパロディ |
255 | 鉄の夢 | ノーマン・スピンラッド | SF作家アドルフ・ヒトラーの遺作『鉤十字の帝王』の第2版 |
254 | 圧縮された本 | 暗黒通信団 |
251 | 作者を探す六人の登場人物 | ルイジ・ピランデルロ | メタフィクション演劇 |
250 | 老人ホーム――一夜のコメディ | B.S.ジョンソン | 九人の物語が同時進行 |
249 | ハリーポッターと山盛りの灰のようにみえるものの肖像 | Botnik Studios | AIによる小説 |
248 | 人狼知能能力測定テスト | AIによる小説 | |
247 | Look Away | Shelly | AIによる小説 |
246 | トリスターノ | ||
245 | 女の世界 | ||
244 | VAS――平面世界におけるオペラ |
242 | T・S・スピヴェット君 傑作集 | ライフ・ラーセン | |
241 | 夜中に犬に起こった奇妙な事件 | マーク・ハッドン | 素数の章番号 |
240 | 民のいない神 | ハリ・クンズル | |
239 | めぐりあう時間たち――三人のダロウェイ夫人 | ||
238 | 呼び出し | ||
237 | マイケル・マートン | ||
236 | 疑問文 | ||
235 | 女の子はいつも発育途上 | ||
234 | エイヴァ | ||
233 | スピード・ボート | ||
232 | オンリー・レボリューションズ | ||
231 | 自己責任の遊び | ||
230 | ヴィトゲンシュタインの箒 | デヴィッド・フォスター・ウォレス | |
229 | 裸の特異点 | ||
228 | コウモリの見た夢 | モーシン・ハミッド | |
227 | スローターハウス5 | カート・ヴォネガット | |
226 | 同書――小説 | Mark Dunn | 注釈しか存在しない小説 |
225 | 無限の猿定理の実証実験による文字列 | 猿 | 猿による文章 |
224 | 異種テクスト実験 | ||
223 | ノックス | ||
222 | ゴールデン・ゲート | ||
221 | ヒューミットメント――加工されたビクトリア朝小説 | ||
220 | ネット | ||
219 | ニュースペーパー・ブラックアウト | Austin Kleon | 黒塗り詩 |
218 | 麗しのオルタンス | ジャック・ルーボー | |
217 | 本の中に生きる――ブルー・モブレーの波乱の生涯 | ウォレン・レーラー | 架空の作家についての評伝 |
216 | アメリカ大陸のナチ文学 | ローベルト・ボラーニョ | 架空の作家列伝。暗く輝く悪の記念碑 |
215 | ブライト・ライツ、ビッグ・シティ | ジェイ・マキナニー | 二人称小説 |
214 | 新興アジアで大金持ちになる方法 | 二人称小説 | |
213 | 蜘蛛女のキス | マヌエル・プイグ | 地の分が存在しない小説 |
212 | カーペンターズ・ゴシック | ウィリアム・ギャディス | |
211 | 認識 | ||
210 | 10:04 | ベン・ラーナー | |
209 | アイ・アム・ノット・シドニー・ポワチエ | ||
208 | 10 1/2章で書かれた世界の歴史 | ジュリアン・バーンズ | コラージュ |
207 | ユーノイア | クリスチャン・ブック | |
206 | エラ・ミノ・ピー――書簡小説 | マーク・ダン | |
205 | アルファベット式のアフリカ | アビッシュ | |
204 | 不運な人々 |
番号 | 書名 | 作者 | 一言概要 |
199 | Wikipedia | 不特定多数 | |
198 | Uncyclopedia | 不特定多数 | |
197 | S | ||
196 | アウト・オブ・マインド | J・ベルンレフ | アルツハイマーの男の一人称小説 |
195 | 後継者たち | ウィリアム・ゴールディング | 主人公がネアンデルタール人 |
194 | TTT――トラのトリオのトラウマトロジー | ギジェルモ・カブレラ・インファンテ | |
193 | オープン・シティ | テジュ・コール | |
192 | 耳ラッパ――幻の聖杯物語 | レオノーラ・キャリントン | |
191 | スウィム・トゥ・バーズにて | フラン・オブライエン | キャラクターが作者を狙う。メタフィクション |
189 | 迷路のなかで | ロブ=グリエ | 無限ループ |
186 | オールウェイズ・カミングホーム | アーシュラ・K・ル=グィン |
184 | あしたも、がんばろう。 | 加藤智大 | 欝鬱鬱 |
183 | Alkebu-Lan | ||
182 | 永遠のアセリア | ザウス | |
181 | 君と彼女と彼女の恋。 | ネタバレ注意! | |
180 | デッドプール:デッド・ヘッド・リデンプション | 第四の壁を破壊 |
178 | Z213: Exit | ||
177 | Infinite Jest | デヴィッド・フォスター・ウォレス | |
176 | Paradiso | ||
175 | Yo-Yo Boing! |
171 | Up | ||
170 | 酔いどれ草の仲買人 | ジョン・バース | |
169 | Visions of Gerard | ||
168 | Before the Brave |
166 | Lalibertéou l'amour? | ||
165 | 磁場 | フィリップ・スーポー | 自動記述 |
164 | 起こったこと | ||
163 | 荒地 |
160 | 大相撲殺人事件 | 小森健太朗 | |
159 | 衆鱗図 | 松平頼恭 | 日本最古の魚類図鑑 |
157 | ロンゴロンゴ | 不明 | 未解読文書 |
156 | PROTANOPIA | ||
155 | 超兄貴(小説版) | 三浦徹也 | 伝説のゲームのノベライズ。タイポグラフィなど |
154 | 時計仕掛けのオレンジ | アントニー・バージェス | ナッドサット言葉 |
153 | 独身者機械 | ミシェル・カルージュ | |
152 | おまえたちは狂人か | ルネ・クルヴェル | |
151 | テルリア | ウラジーミル・ソローキン | |
150 | ミニチュアの妻 | マヌエル・ゴンザレス | |
149 | 下り坂カーレースにみたてたジョン・フィッツジェラルド・ケネディ暗殺事件 | J・G・バラード | 下り坂カーレースにみたてたジョン・フィッツジェラルド・ケネディ暗殺事件 |
148 | イルミナエ・ファイル | エイミー・カウフマン, ジェイ・クリストフ | 報告書形式の小説 |
147 | 伝染るんです。 | 吉田戦車 | 不条理ギャグマンガのパイオニア |
146 | 斬り介とジョニー四百九十九人斬り | 榎本俊二 | |
145 | ムーたち | 榎本俊二 | 不条理ギャグマンガ |
144 | GOLDEN LUCKY | 榎本俊二 | 不条理ギャグマンガ |
140 | 嫉妬 | ||
139 | 見知らぬ男の肖像 | ナタリー・サロート | |
138 | 心変わり | ||
137 | モデラート・カンタービレ | マルグリット・デュラス | 視点が突然離れる宴会シーン |
136 | 楽園 | ||
135 | 公園 |
133 | きみならどうする? | バンタム・ブックス | 元祖ゲームブック |
130 | コミック文体練習 | マット・マドン | 1つの話を99通りの書き方で書く |
129 | 餓狼の弾痕 | 大藪春彦 | 繰り返し小説? |
128 | プラスチックガール | 古屋兎丸 | |
127 | TRA | タイガー立石 | |
126 | カエルの死 | 夢枕獏 | |
125 | ほとんど絵のないコミック | ||
124 | Palepoli | 古屋兎丸 | |
123 | 朝のガスパール | 筒井康隆 | 読者参加 |
122 | なにがオモロイの? | 相原コージ | アンケート結果を見ながら進めるギャグマンガ。最後は暴走 |
121 | ぴこちゃんのおたんじょうび | ||
120 | 多重夢 | 筒井哲也 | |
119 | 怪奇版画男 | 唐沢なをき | 版画による漫画 |
118 | さかさま世界 | ||
117 | かすとろ式 | 駕籠真太郎 | |
116 | カスミ伝 | 唐沢なをき | |
115 | クロコディル:一八世紀パリを襲った鰐の怪物 | ルイ=クロード・ド サン=マルタン | |
114 | 1600億分の1の太陽系? | 松田行正 | 蛇腹形の本 |
113 | 胞子文学名作選 | 港の人 | 特殊装丁。収録作それぞれ紙質が違う |
112 | きのこ文学名作選 | 港の人 | 特殊装丁 |
111 | レッドブック ワルツの雨 | RE | 白抜き小説 |
110 | 鏡の国の住人たち | 京都大学推理小説研究会 | ジグソーパズルで読者が謎解き |
109 | 人間人形時代 | 稲垣足穂 | 特殊装丁。穴の開いた本 |
108 | 驚愕の曠野 | 筒井康隆 | |
107 | らくだこぶ書房21世紀古書目録 | ||
106 | ■目次 | ||
105 | 家畜人ヤプー | 沼正三 | 伝説の怪作。SM小説 |
104 | ウロボロスの偽書 | 竹本健治 | |
103 | 匣の中の失楽 | 竹本健治 | |
102 | 虚無への供物 | 中井英夫 | 通称「日本三大奇書」。アンチミステリ |
101 | 黒死館殺人事件 | 小栗虫太郎 | 通称「日本三大奇書」。衒学ミステリ |
番号 | 書名 | 作者 | 一言概要 |
99 | トリストラム・シャンディ | ローレンス・スターン | 精子から始まる自伝。冗談小説の金字塔 |
98 | ぽんこつ喜劇 | 浅暮三文 | |
97 | 実験小説 ぬ | 浅暮三文 |
93 | 田紳有楽 | 藤枝静男 | シュール私小説 |
92 | SCP Foundation | 不特定多数 | 手順書形式の物語。メタフィクションなど多数。 |
91 | ニンジャスレイヤー | ブラッドレー・ボンド&フィリップ・モーゼズ | ドーモ。〇〇=サン。忍殺語です。 |
87 | ノリーのおわらない物語 | ニコルソン・ベイカー | 一人称風三人称 |
85 | もしもし | ニコルソン・ベイカー | |
84 | 室温 | ニコルソン・ベイカー | |
83 | やし酒飲み | エイモス・チュツオーラ | |
82 | Unique Item | ミロラド・パヴィチ | 100通りの結末 |
81 | 帝都最後の恋 | ミロラド・パヴィチ | タロットカードと一緒に読む小説 |
80 | Landscape Painted With Tea | ミロラド・パヴィチ | |
79 | 消失点 | デイビッド・マークソン | |
78 | 読者のスランプ | デイビッド・マークソン | |
77 | ウィトゲンシュタインの愛人 | デイビッド・マークソン | |
76 | 第7類危険物取扱心得 |
74 | ダンシング・ヴァニティ | 筒井康隆 | 繰り返し小説 |
73 | De Utraque Verborum ac Rerum Copia | デジデリウム・エラスムス | 修辞学の練習。一つのことを複数の書き方で書く |
72 | 生まれいづる悩み | 有島武郎 | 二人称小説 |
71 | フォーストロール博士言行録 | アルフレッド・ジャリ | |
70 | ユビュ王 | アルフレッド・ジャリ | |
69 | 超男性 | アルフレッド・ジャリ | |
68 | ファヌ・アルメの冗長さ | ハイカイザシオン | |
67 | ギャズビー―"E"の文字を使わない5万語以上の物語 | アーネスト・ヴィンセント・ライト | リポグラム |
66 | メンドーザ写本 | 不明 | |
65 | ナグ・ハマディ写本 | 不明 | |
64 | リプリー・スクロール | 不明 | |
63 | 死海文書 | 不明 | |
62 | 発酵人間 | 栗田信 | |
61 | 非現実の王国で | ヘンリー・ダーガー | アウトサイダー・アートの代表的作品 |
60 | ギガス写本 | 不明 | |
59 | セラフィーニ写本 | 不明 | |
58 | ヴォイニッチ手稿 | 不明 | 未解読文書 |
57 | 新アフリカの印象 | レーモン・ルーセル | |
56 | アフリカの印象 | レーモン・ルーセル | |
55 | ロクス・ソルス | レーモン・ルーセル | 奇想小説 |
54 | コデックス・セラフィニアヌス | ルイジ・セラフィーニ | 未知の世界の百科事典 |
53 | 機械 | 横光利一 | |
52 | A Trekkie's Tale | ポーラ・スミス | 二次創作あるあるのパロディ。メアリー・スー |
51 | ハーバート・クエインの作品の検討 | ホルヘ・ルイス・ボルヘス | 存在しない本の書評 |
50 | 虚人たち | 筒井康隆 | ルール複数実験小説 |
49 | 残像に口紅を | 筒井康隆 | 消えていくリポグラム |
46 | レターズ | ジョン・バース | メタフィクション |
45 | ソフトマシーン | ウィリアム・バロウズ | カットアップ |
44 | 裸のランチ | ウィリアム・バロウズ | カットアップ |
43 | 青い脂 | ウラジーミル・ソローキン | ロシア文豪クローンによる作品が登場。トンデモ世界観 |
41 | Tree of Codes | ジョナサン・サフラン・フォア | 穴抜き小説 |
40 | 風の裏側―ヘーローとレアンドロスの物語 | ミロラド・パヴィチ | 裏からも表からも読める小説 |
39 | 犯罪資料 | デニス・ホイートリー | 捜査文書型ミステリ |
38 | コロッサル・ケーブ・アドベンチャー | ウィル・クラウザー | 世界初のアドベンチャーゲーム |
37 | 百兆の詩篇 | レーモン・クノー | 百兆通り(物理) |
36 | 紙の民 | サルバドール・プラセンシア | 段落ごとに人物が分かれ同時進行するメタフィクション |
35 | 嫌ならやめとけ | レイモンド・フェダマン | タイポグラフィ |
34 | エクスタシーの湖 | スティーヴ エリクソン | タイポグラフィ |
33 | 冬眠 | 草野新平 | ● |
32 | 魚の夜の歌 | モルゲンシュテルン | () |
31 | 狂人の太鼓 | リンド・ウォード | 文字のない小説 |
30 | 百頭女 | マックス・エルンスト | 文字のない小説。コラージュ三部作 |
28 | 溶ける魚 | アンドレ・ブルトン | シュルレアリスム |
27 | 赤の書 | ユング | |
26 | 黒の書 | ユング | |
25 | 鏡の国のアリス | ルイス・キャロル | 同下。 |
24 | 不思議の国のアリス | ルイス・キャロル | 超有名作。シュール・パロディなどなどなど |
23 | ゴーレム100 | アルフレッド・べスター | なんでもありなイドの世界。挿絵の流入 |
22 | 虎よ、虎よ! | アルフレッド・べスター | タイポグラフィ。SFベストの常連 |
20 | 虚数 | スタニスワフ・レム | 存在しない本の書評 |
19 | 鼻行類 | ハラルト・シュテンプケ | 通称「生物系三大奇書」。存在しない動物の図鑑 |
18 | 第三の警官 | フエン・オブライエン | |
17 | 失われた時を求めて | マルセル・プルースト | 思考の流れ。20世紀最高の小説と呼ばれることも |
16 | フィネガンズ・ウェイク | ジェイムズ・ジョイス | |
15 | ユリシーズ | ジェイムズ・ジョイス | 20世紀文学最重要作の一つ |
14 | これはペンです | 円城塔 | |
13 | ものすごくうるさくて、 ありえないほど近い | ジョナサン・サフラン・フォア | ヴィジュアル・ライティング。落ちる男 |
12 | クラウド・アトラス | イヴィッド・ミッチェル | |
11 | これは小説ではない | デイヴィッド・マークソン | |
10 | 時の矢 | マーティン・エイミス | 時間の流れが逆行する小説 |
9 | 中二階 | ニコルソン・ベイカー | 思考の流れ。極小文学 |
8 | シガレット | ハリー・マシューズ | 実験小説(ルール不明) |
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