No.25 不思議の国のアリス

作品基本情報

原題

Alice's Adventures in Wonderland

作者

ルイス・キャロル

発表年

1865年

媒体

小説

原語

英語

あらすじ

幼い少女アリス・リデルは、時計を持ったウサギが穴に入っていくのを目撃する。ウサギを追ったアリスを待ち構えていたのは、しゃべる動物や動くトランプなどが暮らす奇妙な世界だった。彼らと出会いながら冒険するアリスの姿を描く。

奇書性・実験性・特殊性概要

流行歌のパロディ、タイポグラフィ、ナンセンス詩

特筆すべき点

言わずと知れた児童小説の名作。ディズニーによるアニメ版は誰もが知るところであろう。
ただし、原作の不思議の国のアリスは当時の流行歌のパロディやタイポグラフィ、食物連鎖などを思わせる詩など、わりとブラック。
パロディとしては童謡『きらきら星』のパロディである「きらきら光る、お空のコウモリ」がわかりやすい。それ以外の作品は1865年当時の作品のパロディであるため、わりとわかりにくい。
タイポグラフィとしては「ヒューリーがネズミに言った」が有名。

 が
  ネ
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 の
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それ以外でも、代名詞ばかりを用いた詩である「君は彼女のところに行って」は有名なところ。

入手するには

複数の出版社から原文・訳問わず出版されている。

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