No.370 悪魔の辞典

作品基本情報

原題

The Devil's Dictionary

作者

アンブローズ・ビアス

発表年

1911年

媒体

辞典

原語

英語

あらすじ

風刺と機知に富む社会批評で、アメリカ草創期のジャーナリズムで辛辣な筆を揮ったビアス(一八四二‐一九一三)の箴言警句集。
芥川龍之介の『侏儒の言葉』にも大きな影響を与えた。(「BOOK」データベースより)

奇書性・実験性・特殊性概要

風刺・ブラックユーモアで再定義された辞典

特筆すべき点

アメリカのジャーナリスト、アンブローズ・ビアスが著作した風刺辞典。
表向きの体裁は普通の辞書であるが、その項目一つ一つに痛烈な風刺やキレのあるブラックユーモアで再定義されている。
ビアスの代表作というべき有名な作品で、この本に影響され後世の多くの作家たちが自分流に物事を再定義した辞典式の作品を制作した。
有名な所では芥川龍之介の『侏儒の言葉』、筒井康隆『乱調文学大辞典』、トラ・アンジェリコ『天使の辞典』等がある。

入手するには

岩波書店、角川書店、講談社などより発売。

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