No.355 エドウィン・マルハウス―あるアメリカ作家の生と死

作品基本情報

原題

Edwin Mullhouse: The Life and Death of an American Writer 1943-1954, by Jeffrey Cartwright

作者

スティーヴン・ミルハウザー

発表年

1972年

媒体

小説

原語

英語

あらすじ

天才作家エドウィン・マルハウスは、傑作『まんが』を遺して11歳で夭折した。誕生から彼を見つめつづけた親友ジェフリーは、その評伝を残して姿を消す。
捨てられた遊園地、マンガ、アニメ映画、ローズへの恋…。ダークで濃密なコドモの世界を、幾重もの仕掛けとともに描いた傑作長篇。(「BOOK」データベースより)

奇書性・実験性・特殊性概要

子供が書いた子供の伝記(という設定)

特筆すべき点

日本でも人気があるアメリカの作家スティーヴン・ミルハウザーの処女長編にして代表作。
11歳で夭逝した天才作家の評伝を同い年の親友が描くという設定で、赤ん坊から11歳までの子供の視点による小説である。
子供を視点とした小説は多々あるが、この小説は隅々にまで渡って「子供の世界」を精緻に描写しており、その点においては他の作品とは一線を画している。

入手するには

福武書店から発売されていましたがその後絶版に。2017年に河出文庫から再販されましたので入手は容易と思われます。

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