No.17 フィネガンズ・ウェイク

作品基本情報

原題

Finnegans Wake

作者

ジェイムズ・ジョイス

発表年

1939年

媒体

小説

原語

ジョイス語

あらすじ

まとめられません。勘弁して下さい。

奇書性・実験性・特殊性概要

意識の流れ、ジョイス語

特筆すべき点

アイルランドの怪物ジェイムズ・ジョイスの作品にして最も難解な作品。
英語をベースに複数の言語が取り入れられたいわゆる「ジョイス語」で書かれており、初見ではまず読むことすら不可能。
発表当時からその読解方法について議論が交わされてきた。
また、意識の流れもさらに先鋭化している。ただし、そのような内容を理解するまでに相当な時間を要するであろうが。
川走、イブとアダム礼盃亭を過ぎ、く寝る岸辺から輪ん曲する湾へ、今も度失せぬ巡り路を媚行し、巡り戻るは栄地四囲委蛇たるホウス城とその周円。
日本語訳版冒頭。
riverrun, past Eve and Adam's, from swerve of shore to bend of bay, brings us by a commodius vicus of recirculation back to Howth Castle and Environs.
原語版冒頭。

入手するには

長らく「日本語訳不可能な小説」の代表例とされていたが、1993年に柳瀬尚紀によって全訳が行われた。現在はその訳が河出文庫より販売中。

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