FFシリーズ総合エロパロスレのまとめ

☆白魔レフィアたん☆おなぬ☆


宿屋の一室…

レフィアは、その日何度目かの絶頂を迎えていた…
「は…ぁう…っっ!」
自分と信じ難いほどの、いやらしく高い声が独りでに漏れた。
それは、聞き耳を立てれば部屋の外にも聞こえてしまうような声だった。
ひとすじの涎が、その細い顎を伝う…
下の口はとろりと溢れんばかりの粘液で濡れてしまっている。
部屋の中はいつの間にか暗くなっていて
外では町の子供たちの帰宅を知らせる声が響いていた。
夕闇を送った窓を朦朧とする意識の中で見つめて…
そして、切なそうにその目を細めて思った。

なに、してんだか…

うつ伏せで、丸まった背中を震わせる。
目尻に溜った涙が布団に染みを作る。
慰めるように、臭いの染み付いたその手で
柔らかな白のローブに包まれた胸をそっと優しく撫でて

ちいさい、なぁ…

その割に憎たらしいほど感度のいい胸…ほら、もうこんなに…

「…く…ぅ…ん」

桃色に隆起した乳首を示指で、潰す。
ため息と共に再び漏れる声…

こんなこと…したこと、なかったのに…

「ぁ…ふぁ……ん!」

大人になんてなりたくない…

こんなこと、したくなかったのに…

こんなことするの、違う…私は…

「いやぁ…」

体中の水分が、体外に発散されていく…
涙として、汗として…
膣を濡らす、粘液として…

…満たされない。
始めてから小一時間は過ぎている。
いつも下腹部がきゅぅと疼くまで続けて…
それが満ちたりたという合図だということにしていた。

今日はまだ、それがないのだ…

「ひりひりする…」
その代わりに擦り続けている陰核が根を上げていたようだった。
言い訳の出来ないほど、穢れたローブを再び捲り上げ、
尻を撫でながら指をショーツの隙間から挿し入れた。

これしか、思い浮かばない…

しかし、本当は怖くて堪らなかった。
挿れたこともなければ、中で掻き回したりなんて…
そんなことをして満たされるなんて、なんとも信じ難い話だ。

「な…なによ、こんくらい…!!」

血が出たらケアル…、ケアルラをかけたらいいんだから…

暗示をかけ、彼女は再び行為に集中する。

すぅー…

静かに深呼吸をして、高鳴る鼓動をどうにか落ち着かせようとした。

ぬるるっ…とした感触と異物感…
他に言いようがないくらいそこはぐっしょりと濡れていたのだから
挿入は案外あっけないものだった。
彼女は頬を桃色に染めながら途切れ途切れに、こう呟いてみせた。

「ら…らくしょ…う、じゃな…い…」
「なにが、楽勝なんだよ?」
「!!!」

咬まれた指を引き抜くと粘液の流出と共に、快感が走った。
切なそうな表情と声で、それを受け入れる。
目の前にルーネスがいようとも、構わない。
もう、手遅れだ。

「罵ったら?」
気の強そうな顔で睨んでやる。
罵倒しなさいよ、私は、あんたとは違う…

もう…大人、なんだから…

「晩飯…食うだろ?」

気の抜けるようなその台詞。乱れた着衣に今更気付いたのか、
レフィアは紅い顔で胸元を隠した。
「いらない…」
「なんで??」
「…あんた、いつからいたの??」
「いま…」
「そ…そう」
「いままで、ずっーと。聞き耳立ててた…」
「へ…?」
「具合悪そーだったから…なんか…」
「…」
「何してたの?なにが、楽勝なわけ?」

レフィアが呆然としている隙に、ルーネスの手が伸びた。
「なあ…レフィア、俺…」
「ちょっ…あん…た…?」
「さっきから、ずっと我慢してんだけど…な?」
「…!!」

ルーネスは股間をレフィアの細く頼りない腰に擦り寄せながら
今しがた直されたローブの紐を、再び解いた。
はらりと露わになる体の中心線を撫で回すように見つめると、
目も当てられないくらい、レフィアは硬直していく。

こんなとき、怒り任せの行動が出来たら、どんなにいいだろう。
はずかしくって、もう、どうしようもない。

「レフィア…?」
「あ…」

もう、変態呼ばわりされたっていい…

「ね…ねぇ…見てるだけでいいの?」
「うん?」
「お願い…今日、だめなの…いけないの…途中で、
悲しくなったり惨めになって…」

だから…

と続けようとしたレフィアだったのだが…

するりと、まるで何事もなかったかのように、ルーネスは部屋を出て行った。

体の力が抜けて、その場にへたり込む。

「ばか」
自分に向けた言葉だった。こんな事で泣くのですら馬鹿みたい…

わかってるけど。
わかってるのに…

「う…」
よりによって、なんでルーネスなんかに…あんな恥ずかしいこと頼んで…
相手にされなくって…

死ぬほど、恥ずかしい…これが生き恥っていうものなんだ…
「ッく…」
涙と鼻水で、我ながら台無しだと思った。
こんな顔、誰にも見られたくない…のに…

「ぷ…!かめば?鼻。」
「!!!」

ルーネスが持っていたちり紙をぶんどると、レフィアは上品に鼻をかんだ。
「なんで泣いてんの?」
「だって、あんたが…」
「おれ?」
「返事しないで、行っちゃうから…」

目を丸くしたルーネスの肩のほうをじっと見つめる。
このまま、抱きしめてくれたらいいのに…

「晩飯、後でって言って来たんだ」
無論、そんな気がきく男であるはずがない。
しわくちゃになったローブを掴まれ、そのままベッドに押し倒される。

「おれで、いいんだな?」
「来るなら、さっさと…」
「悲しくなったり、惨めにならない…な?」
底意地の悪そうな笑顔を彼は作る…いつもの、言い合いしてるときにも浮かべる…
レフィアが一番腹が立つという顔だった。
こんなときだからなのか、腹も立たない。それどころか…
「まだ…濡れてるか?」
返事を待たず、胸元までローブをたくし上げ、短いスカートを捲り、
ショーツにできた染みをそっと撫でた。
腰を浮かせたのを見計らってルーネスはショーツの端に手を滑り込ませ
するりとその薄布を大腿まで脱がせてしまった。
「さっきから…」
「へ…?」
「なんもしゃべってないじゃん、お前…」
「だ…だって…」
「俺のほうが、余裕ないと思うけど…?」
「…」
「白魔道士とか…反則だろ?」
「な…どうしてよ?」
「お前にしては…力も、弱いし…その…なんだ、かわいいから」

ルーネスはそう言って少しはにかんだ。

「お前に、してはは、余計…」
唸るレフィアを無視して、ルーネスは己の頭をスカートの中に潜らせた。
「ちょ!!ちょっとぉ!!!!」
レフィアが吼えても、ルーネスは退こうともしない。
「や…やん…!!」
ルーネスの鼻先が恥丘にHitする。
もはやスカートは、その役割を腹か腰を巻くためのものに変えてしまっていた。
「へそ、みっ〜け♪」
どう考えても、へそを探していたようには思えない…
レフィアは、その小さくて形の良いへそを舐められながら
ぐだぐだと、そのような事を考えていた。
「おまえのあれさぁ…」
「な…に?」
あれ、ってあれよね…
レフィアは目を閉じた。
「擦り過ぎかなんかで、充血してたケド…」
「う…」
「ちょっと、舐められるだけがいい?」
「別に…もうそこは…」
そんなとこより、あれにこう…
「出し入れがいいの?いきなり?」
「ばっ…ばか!そっちの前に、その…」
「きこえないな、レフィア…?」
「ゆ…ゆび…で」
「は?ゆふぃ?」
「指で!!!」
「あいあいさ〜♪」

なに、あんたのそのテンション…
一言突っ込もうと思ったレフィアだったが…

「!!」
「ん…キツ…いなぁ…?」
「んく…ううっ…!」
いきなり。
心の準備も…深呼吸だってしてないのに…
「痛い?」
レフィアはその問いに対して、涙目で、こくこくと無言で頷き、答えた。
「抜く?」
「い…や…」
なぜか、それは嫌だった。
声に出してまで主張しないと、抜かれるような気もした。
「ゆ…っくり…掻き…まぜて…?」
「…おう」
レフィアの主張を聞き届けるとルーネスは指先に神経を集中した。

「指、抜けそ…」
「や…!抜…いちゃ…!!」
「や、違うって…そうじゃなくって…」
ぎゅう…
ますます締め付けられ、指先がどうにかなりそうなルーネスだったが、
シーフの手先の器用さで持ちこたえたようだった。
(俺が暴走するようじゃな…)
彼は知っていた。
ここ最近、レフィアが自慰にひたすら耽っていたこと。
まあ、それだけならいい。だが、行為の後、必ずといっていい程
彼女は泣いていたのだ。
もともとの自尊心のせいなのかなんなのか…
確かに、自慰ほど虚しさを感じる行為はない。
だが、毎回泣くもんだから…
(気に…なるじゃねーか…)
アルクゥは気付いてない。イングズは、変だとは思っているらしい。なんとなく、それは見て取れる。
もっとも、自慰をしているということまで把握しているのは自分だけのようだ。
そうこう考えているうちに、二本目の指が無意識に加わる。
体を仰け反らせて反応するレフィアを見て、自分の無意識下の行動に初めて気付いた。
「ごめ…ん!」
「いい…続け…て?」
快楽にゆるんでしまったレフィアの表情は、妖しく輝いており、
ルーネスをどうにかしてしまうには十分過ぎる美しさだった。
だが、ルーネスは必死でそれに耐えた。
「あんたと…あっ…わたしがさ…」
「ん?」
「こんなこと、してるなんて…」
「泣けてくる?」
「…」
「気になって。お前が泣いてるの…なんか…」
「…はぅ!あ…?」
指先で栓をしていたかのように、粘液がみるみる零れていく。
「なんで…抜いちゃうの?」
「泣くかな、と思って。」
零れたそれらを、優しく舐め上げながら彼は答えた。
「泣かない…のに」
「いつも、泣いてるくせ!」
そう言って、半ば強引に唇を掠めとる。
レフィアの顔を見つめると、どうしていいのか分からないのか、
まるで迷子のような顔をしていた。
「ルーネス…」
「あー悪い悪い…悪かった。」
「ちゃんと、して…」
「…」
ルーネスの肩に手を回し、ぐい と引き寄せる。顔と顔が、こんなに近い。
「やっぱ、泣いちゃう…かも…」
「駄目だ…」
「うれし泣きでも?」
「笑った顔が好き…だからな」
「…」
「ばか…泣くなって!!」
そうして、初めて彼女を強く抱きしめて、慰めるようにキスを重ねた。
汗ばんだ体を密着させながら、互いに次にするであろう行為のために、高め合っていく。

「ルーネス…ルーネス…」
甘えた声で、何度も名を呼ばれる。
レフィアにこんな一面があったなんて…
それは、自分だけしか知らない彼女だった。
(おれ、馬鹿なのかな…?)
(こんなことが、嬉しいだなんて…)

「ちから、抜けよ…?」
絶対、泣くだろうな…
いや、泣きもしないであっけなく終了というのも、男としては悔しいかもしれない。

ぐだぐだ考えながらも、レフィアの花弁に己の尖端を擦り合わせ
位置の確認は怠らないルーネス。
一方、どこもかしこも敏感なレフィアは、その間、ルーネスの腕に爪を立てながらも、
よがっていることしか出来なかった。

「こわい?」
「ちょっと、だけ。」
「頑張ろうな。」

一緒に。



「ああ!!いや!!いたいいいっ!!!」
「じゃあ…こうしたら?」


「あ…ぁん…」
「あ…」


結合部から大腿へ流れる粘液や、血液の存在、そして小さく響く水の音が、
いま互いと確かに繋がっているということ…それを教えてくれる。

「泣くほど嫌だった?」
分かってるくせに、野暮な事を訊く。
でも、そうやって涙ごと頬を舐められたら、言うつもりだった文句も全て、流れていく。

寂しかったこととか…満たされたくても、一人では叶わなかった事。
でも…まさか、心配されてるなんて…思ってもみなかった。
それも、喧嘩ばっかりしてる、ルーネスに。

「…いきそ…!!」

「あ…あう!あああ…あん!」


向かい合って、お互いの余裕のなさを見せ合って、まるでいつもの喧嘩のようだ。
レフィアの中は、すっごく温かくて、ぎうぎうのぎちぎちで…
気を抜いたらホント、持っていかれそうなくらい。

あんだけ泣くなって言ったのに、その日は最後までビービー泣いてた。

「痛かった?」
「…」
「じゃーなんで…?」
「ほんとに、わかんない?」
「わからねーよ」

「満足しても、泣くの…!」

フードを目深にかぶり、そっぽ向く。

その小さい肩が、まだ震えていた。

なぁ、

お前が泣き止んだら、飯だから…

一緒に、行こうな。


てか、頼むから…な。
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