FFシリーズ総合エロパロスレのまとめ

―――目の前が深夜の様な闇に覆われている。何も見えない。
―――身体が動かない。痛い。全身に痛みが走る。自由が利かない。
確か事の始まりは……



朝起きると、モーグリから手紙を渡された。
「ルーネス。今日サスーン城の私の部屋へ来て サラ」

珍しく、サラ姫がオレ宛てに手紙を送ってきた。
オレとしても姫の豊満な胸を久々に見たい。そのおっぱい姫と会話をするのは至福の時。
おっといかん。オレの股間のクリスタワーが疼きやがった。
最近、サラ姫の御相手をしていなかったからな。きっとオレのを欲しているのだろう。
良いだろう。久しぶりにその胸を存分に使って、高貴な顔立ちを淫らな娼婦の様に崩してやろうでは無いか。

クックック……黒マテ…おっと、同じ銀髪キャラでも、キャラ違いの台詞を漏らしてしまった。

オレは意気揚々とサスーン城へ向った。鼻歌を歌いながら。
「♪サス〜ン城へ行こうカナ〜ン サラ姫の痴態を見ようカナ〜ン」
途中襲ってきたゴブリンやバーサーカーは、正宗で真っ二つに切り裂いてやった。
俺様の邪魔をする者は雑魚であれ容赦せん。ってな♪

サスーン城に到着すると、兵士が出迎えてくれた。
「ご苦労さん」と挨拶し、城内にある右の塔へ向う。

「やあ、サラ姫様。久しぶり」
「ルーネスいらっしゃい。待っていたわよ」
「遅かったじゃない。何処で道草食っていたの?」

―――む。
サラ姫の部屋には、何故かレフィアも居た。
塔を登る途中に人は居なかったので、お楽しみの為に人払いでもしていると思ったのだが。
よりによってレフィアが居るとはな……テンションがレフィアの胸の様に萎んでしまう。

「手紙が来たので何なのかなって思ったけど…ひょっとしてアルクゥやイングズも呼んで
 皆で集まろうと思ったんですか?」
「…まあ、そんな所と思っていいわよ。けどアルクゥもイングズも用事があって来れないみたいね」
「ふーん…で、レフィアは用事が無かったって訳か。鍛冶修行の方は良いのか?」
「あんたこそ暇人なんじゃないの。旅が終えた後もウルでダラダラと生活しているじゃない」
「……これでも、旅で手に入れた武具やクリスタルの称号でモンスター退治の仕事はしているんだけど…」
「どうせ足元みて高額で討伐を請け負ってるんでしょ。"鬼畜王ルーネス"なんて噂を旅の商人から聞いたわ」

いつもの調子でレフィアは棘のある会話をしてくる。やれやれ。夜は素直によがる癖に…。

こんな会話をしている間にサラ姫が、オレの分の紅茶を持ってきてテーブルに置いた。
城にある紅茶だ。きっとオレ達が普段飲んでいるモノとは比べ物にならない上質な一品だ。
現に香りが良い。オレは珈琲よりも紅茶派だ。ケーキやパイの様な甘いモノを食べながら飲むのも良いし。
バッカスの酒を数滴垂らして飲むのも格別だ。
オレはありがたく紅茶を一口飲んだ。


―――恐らく、それが間違いだったのだろう。
思えば紅茶を飲もうとした時、サラ姫とレフィアが何か企んでそうな表情をしていた。
百戦錬磨のオレの勘が働いていれば紅茶を吐き出し、即刻戦闘態勢に移れただろう。
だが此処は戦場じゃないし、"おひめさまとベッドでねちゃおーっと!"な気分で浮かれていた。

オレに襲い掛かる強烈な眠気。力が抜け、そのまま床に倒れこんだ。

……意識が途切れる瞬間、サラ姫とレフィアがオレを見て微笑んでいた。

―――そして、今に至る。
オレの両腕はロープできつく縛られていた。道理で痛いワケだ。


「ちょ……何でオレがこんな目に…!」
目の前にサラ姫とレフィアが立っている。一糸纏わぬ姿…早い話全裸で。

「ルーネス。最近相手してくれないじゃない。前は城へ忍び込んでまで夜這いをかけに来たのに」
「そ…それは、色々あってだな…」
「"色々"ね……レフィア」

「イングズから聞いたわよ。最近、例の女鍛冶屋に、ご熱心らしいわね」
「な!なななな、ななん…!!」

イングズの顔が脳裏に浮かんだ。嫌味な笑みを浮かべて、嫌味なポーズで、嫌味な小言を放つ姿が。
(お前は遊び過ぎだ。少しお灸を据える必要がある)
クソ、腹が立つ。今度出合って「ウホッ」だの「マッガーレ」だの言ってきたら問答無用でタイタン食らわしてやる。


「女鍛冶屋を井戸の中で押し倒して"オレのアルテマウェポンも、その名器で鍛えてくれ"とか言っているらしいわ」
「それ本当? だったらとんでもない変態ね」
クソッ…なんでそんな細かい事まで知っているんだ?
イングズの野郎、一部始終覗いていたのか?

「この変態には罰が必要だわ」
「そうね。それに私達もご無沙汰で、欲求不満なのよ」
「……えーと…どうなさるおつもりですか…御二方…」

「私達が満足するまで、相手になってもらうわ」
「先に果てたら…オニオンソード二刀流の刑だから…」
サラ姫とレフィアの目がキュピーンと光る。
「ヒッ…!ちょ、やめ、どこ、アッ―――!!!」


―――誰か助けてくれ。
このままじゃ全部搾り取られてボロ雑巾の様に果ててしまう…。
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