FFシリーズ総合エロパロスレのまとめ

「イリーナ。この書類、頼めるか」
「はい!」
ヒラリと目の前に白い紙が差し出される。
目を輝かせ、彼と話すときだけ一瞬自分が一人の少女に戻る感覚だ。
それを受け取ると、その上に重なってもう一枚白い紙が邪魔してきた。
「イリーナ。これもたのむぞ、と」
「...........」
だらしのないスーツの着こなし。
顔を見ずとも、胸元だけで誰かが解る。

「......レノ先輩。自分でやってください。私だって忙しいんですから」
「ツォンさんの書類なんて、判子押してぴょいだろうが。俺のはもう少し手間かかるぞ、と」
「そ、そうですけど...」
「ん?これは差別か?ツォンさんのはできて俺のはできないってことか。何でだろうな、と」
そう言って口の端を上げた。
ほんとうにこの人はずるいというか、うまいというか、憎たらしいというか。
人の気持ちをうまく利用して.....。
「解りました。やります」
少しむっつりと頬を膨らましながらも、二枚の紙を受け取る。
「さすがイリーナ。頼りにしてるぞ、と」
ほんとに調子がいい人...........
横目で赤い頭の後ろ姿を睨み付ける。
「あ、今日中にお願いね、と」
そう振り向きもせずすたこらと行ってしまった。
イリーナは更に眉間にシワを寄せた。

ここで働いていると一日というのはあっというまだ。
先程昼飯を食べたかと思って時計に目を向けるともう針がぐるりと一周していることもしばしば。

イリーナは机の奥に置いてある時計に目をやった。
「!!??え.....!もう十二時になっちゃう!!」
自分の仕事に手一杯でツォンの書類は処理しているものの、レノの書類の処理を怠っていた。
「ど、どうしよう....」
自分としたことがなんてざまだ。
でも落ち込んでいる暇なんてない。
あたりを見回すと、もうすでに消灯している。
レノのデスクには電気がついていない。
任務で帰ってこないか、帰宅したのだろう。
急いでやれば間に合うかもしれない。
やりかけの仕事をそのままにレノからもらった書類を手に取り一気に片づけようとした。

「イリーナちゃん。まだのこってたのか、と」

バットタイミングとはこのことだろう。
背後から今一番聞きたくない声の持ち主が現れた。
くるりとイスを回転させ引きつった笑顔を必死に隠す。
「お疲れさまです。任務でしたか」
「まぁな。で、どうだ?」
「なにが..?」
「なにがって、俺の書類は終わったのか、と」
イリーナの散らかったデスクをのぞき込む。
「ええ!終わってます。終わってますとも」
何とか自分の身体で死角を作り机を隠そうとする。
ふーん
とイリーナの表情をのぞき込む、そして意味深な笑いを浮かべて
「何枚くらいにまとめてくれたんだ?」

書類すらまだ目を通していないイリーナにはキラーパスも同然。
冷や汗が流れるのが解る。
「約..........3枚..........」
じっと自分を見つめて来るレノを勢いだけで見つめ返す。
そして更にまたニヤリと笑い

「ツォンさんの事ばっかり考えてた罰だぞ、と」

そう言うとイリーナを華奢な腕でひょいとかつぎ運ぶ。
「ちょっと!!!!!!レノ先輩!!!!何するんですか!?!?!?やめてくださいよ!!!!!!!!!!」
じたばたと暴れるイリーナを諸戸もせずとある場所に彼女を運ぶ。

ひやり

冷えた台のようなものに降ろされる。
慌てて当たりを見回すといつも自分のデスクからよく見つめている景色が広がっていた。
「ここ....ツォンさんのデスクじゃないですか!」
「そうだぞ、と」
イリーナは机に腰を下ろしている状態が耐えられなく
下りようと腰をうかせる。
するとまた大きな節の有る手がぐっと正面から肩を押さえつけてきた。
「....降ろしてください!」
「いやだぞ、と」
肩に置いてある手が耳元にそのままあてがわれぐっとレノの顔に引き寄せられると唇が重なった。
「......!!!!」
とっさに引き離そうとするイリーナだが、どんなにタークスで優秀でも、男の力にはかなわない。
そのまま歯列をなぞるようにレノの舌がイリーナの口内を犯していく。
「....ん...!」
唇がが離れると威勢良くイリーナの口から罵声が飛び出る。
「!!!なにするんですか!!!やめてください!!!!!!!!!!」
イリーナは強い目つきでレノを睨み付ける。
しかしレノはこの展開を解っていたかのような余裕な表情で
「.....俺の書類は判子押すだけの簡単なしごとだったぞ、と」
「!?!?」
細い金色の髪に手を通す。
「目も通してなかったということだな」

朝レノが自分の書類は手がかかると聞いただけ。
実際に書類に目を通さず、その記憶だけで嘘をついたあげく、三枚だなんて苦しい嘘を更に重ねたのが一瞬にしてイリーナの頭を駆けめぐった。

「だからこれからお仕置きだぞ、と」

イリーナはレノの頭の良さを痛感した。
自分のたじろぐ姿だけであの質問を投げかけるなんて。

イリーナのスーツのシャツが一つずつ外されていく。
あらわになる肌は過酷な任務をこなしているとは思えないほど真っ白だった。
そこにゆっくりと唇を落としていきそっと膨らみに手をかける。
にわかに彼女の身体が震えた。
赤い髪がさわっとゆれた。
下着をずらし、主張し始める突起を口に含むと「あ....」と愛らしい声を上げた。
優しく口の中で転がすと次第に固くなっていく。
片方の手でもう片方のふくらみを形がかわるくらいに激しくもんだ。
「ぁ.....!.......ぁはぁ......!」
「ツォンさんのデスクでこんなことしてると思ったらこうなったのか?」
レノはスーツのパンツ越しにイリーナの中心に触れ優しく撫でる。
「や....ちがう......もう...やめてください........先輩..」
しっとりと暖かみを帯びているそこは与えられる刺激に正直だ。
「明日もあさっても、あの人はここで仕事するんだぞ、と。」
その言葉にイリーナの顔が真っ赤になる。
「やだ....!!ぁつ!!!!!!!!!!」
「....よごすなよ」
そう言ってパンツと下着を一緒に膝まで下げ中心を直接触る。溢れるように蜜が犯している。
レノの指が、下の主張し始めた突起と中心の周りをなで上げる。
「ぁああっ.....!....っ!!!!ふぁああ.....!」
強く突起をこね回すと更に蜜があふれ出す。

くちゅ...ねちゅ........

卑猥な音が夜のオフィスにこだまする。
指を二本ほど中心に突き刺すと、イリーナの腰が浮いた。
「!!!..んん.っ....はぁ....あ..あああ.....」
「イリーナ、よごしてるぞ、と」
デスクの上にはイリーナの蜜がしたたっている。
さらに激しく指を出し入れし始める。
「やああっ!!!!あぁ!んっ......はっ...!!!」

「もっとお仕置きがひつようだな、と......」

レノは大きくなった自身を引き出し、欲しがるイリーナの中心にあてがう。
「この場所でどうやって鳴くのかな...と」
そう言って口の端を上げると、自身をゆっくりと押し進めた。
「ぁあ...んっ.....はぁ........」
イリーナの中はすっかり熱を帯びていて蜜がレノを支配する。
くりゅ....ねちゅ.....くちゅ...くちゅ....
卑猥な音が二人の耳をも支配する。

自分のあこがれの人の毎日座っている姿を眺めていた。
その場所で自分は、その人ではない男にこうやって快感を与えられている。
その現実が頭をおかしくする。

あの人はいつも触れているデスクは自分の蜜で濡れている。

なぜこんなに性欲が駆り立てられるのだろう.......

イリーナの頭は完全に溺れていた。

服は半分付けたままで、自分の中心には男根を挿入されながら、愛しい人をおもっているこの現状が激しく興奮させた。

胸を愛撫されながらも挿入はくりかえされる。
イリーナの内部もレノを逃がさないとばかりに締め付けた。
強く腰を打ち付けられると全身に激しい快感が走る。
「ふぁぁっ!!!!ああ!!!!あん!あっ!!」
「っ!!!」
「あああっ....きもちい....です...ぁ...う.ぁああ!!」

そして絶頂が訪れる。
イリーナの身体が一瞬力が入る。

「ふぁ...あああぁ!!!っ!!!!!!」



翌日

いつもの朝がやってくる。
でも今日からは少し..いや
あのデスクを見つめる私の気持ちが違う。
自分の席から今日も見えるツォンさんの席をみながら、昨日の出来事がフラッシュバックする。

思い出すだけで、まだからだの一部が火照るようだ。

あの机で....私.......

「変なことかんがえてると、また判子おしわすれるぞ、と」

くるりと振り返ると、いつもの意地の悪いレノがにやりと笑った。

「う...うるさいです!!!!」
自分の耳が熱を帯びたのが解った。

ひょうひょうとした態度で去っていく赤い髪の後頭部を見つめイリーナはため息をついた。
私はこの先輩には一生悩まされるのだろうか。
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