FFシリーズ総合エロパロスレのまとめ

「ん……ひぅ……はぁ…あっ、ああん! 」
「うぐっ……は、はあ……ッ!」
とある町の宿屋で、男女の荒い息遣いと床の軋む音が聞こえる。


「あ…あああ!…ルーネス!」
「…クッ…いくぞ……―――レフィア…ッ!」

―――二人は同時に達し、軽い痙攣が二人を襲う。

「はぁはぁ…」
ルーネスが自身の性器を抜き出すと、レフィアの秘所から栓が外れたかの如く白濁の液体が出てくる。

「―――なあ…やっぱり中はまずかったんじゃ…。 俺らこれでも旅をしている身だろ?」
「…良いのよ…だって……私が、望んだ、…コトなんだから…」
絶頂後の一時の余韻を味わうレフィアは、恍惚の表情を浮かべながら途切れ途切れに言った。


―――ああ、コレが、私の至福の時
―――彼と、一つになる、その時が
―――永遠に続いて欲しい

―――死んでも、深遠の中で永遠に―――



                『 Thanatos of Abyss 』



―――初めて私がルーネスに情事を求めてきたのは、浮遊大陸脱出後アムルの宿屋でだった。
当初の目的は彼がエリアを死なせてしまった事から始まる。


心に深い傷を負ったルーネスは、普段なら馬鹿みたいに笑って、喋っていたのに
彼の表情からは、それらが消え失せてしまった。
いつもは常人の三倍の食事をするのに、全く食べ物を喉に通さない状態が続いた。

イングズが彼に掴み掛かり叱咤し、アルクゥが慌てて止める。
ルーネスは死んだ魚の様な目をしている。―――そんな日々が暫く続いた。


私は彼を慰めるという"名目"で夜に彼の部屋を訪れ、彼に抱かれた。


―――そう、名目に過ぎなかった。
彼にかけた慰めの言葉も覚えていない。
単なる、自分の欲求を満たそうとしたかっただけ。彼の心の隙間に付け込んだ最低の行為だ。
―――だけど、私は、彼が―――ルーネスがエリアに心を奪われていた事に対して憎悪を覚えた。
生まれて初めて持った感情だった。
黒い渦が心臓を掴み締め上げた。目の前のモノを滅茶苦茶にしてやりたい。
こんな思いをするのなら、いっそ殺してでも奪い取りたい。



何故、私は狂ったのだろう。今でもそれは分からないままだ。

けど構わない。こうして何度も求め合えれば、それで良い。

……ただ、彼は普段通りの明るさを取り戻したが、私と抱き合っている時だけ――冷たい瞳をする。

「ねえ…今日はどのジョブで行く……?」

私は今日もルーネスの部屋にやってきた。
その時の彼の気分にあわせてジョブチェンジをする。
翌日、ジョブ移行期間になっていてアルクゥやイングズが不審に思っているが
その様な事など瑣末に過ぎない。


「……白魔道師で頼む」
「また? 最近、そればっかりじゃない ……ひょっとしてローブフェチ?」
「………」
目を背けるルーネス。きっと自分のアブノーマルな部分を言われると恥ずかしいのだろう。
構わないのに。ローブでもフードでもブーツでもタイツでも好きな所に―――



―――ぬちゃ…ぺちゃ…
白魔道師のローブは汗で湿り、私の腰の辺りまで捲れ上がっている。
「ん……つ…ぁ…」
ルーネスが私の内股に舌を這わす。顔を少しずつ上に移動させ
私の秘所を熱い舌で濡らす。


―――くちゃ…ぴちゃ…
淫靡な音が聞こえてくる。サンダラに撃たれた様な痺れが全身を襲う。
「――――っ!」
軽く達してしまいそうな時に、彼はいやらしい糸を引かせ舌をゆっくりと離す。


一通りの愛撫を終えると、ルーネスは顔が私の目の前に来た。
彼の性器が秘所に当たる。既に受け入れる準備はできている。

「ふ…はぁ…!」
―――ずぶ…ぬちゃ…

ルーネスの性器が膣の奥へと侵入する。
―――ぬちゃ…ずず…ぬちゃ…
何度も繰り返される動作。情交の淫らな音と、湿った空気が部屋を支配する。
打ち付けられる度に肢体は仰け反り、抜く時に全身の力が抜け身体がベッドに叩き付けられる。

全身を駆け巡る痺れが強くなってくる。
「あ…ああ!!ルーネスぅ…!私……私ッ!」
「うッ!…俺も…イきそうだ……!」

彼の腰を打ち付ける速度が一層上がる。行為もラストスパートに入った。

「う…きゃう!…あ!あ!…あッ…!」
「く…!ふうッ…!」
「ルーネス!ルーネス!ルーネスッ!!」


私は嬌声と共に何度も彼の名前を叫んでいた。
―――ああ、コレが、私の至福の時
―――彼と、一つになる、その時が
―――永遠に続いて欲しい


頭の中に"その願い"が呪文の様に繰り返される。


「あああ!ひぃっ!んあああ」
―――頭の中はぐちゃぐちゃだ。ただ、彼を求める願望が繰り返される。
「んあッ…!ああああ…!ああああああ!!」

―――誰にも渡さない。彼は私のもの。彼は私のモノ。カレハワタシノモノ―――
「ふぁぁぁぁぁ!!!あああああああああッ!!!」

「うあああ…!!……エ…リア…ッ!エリアッ!!」


―――彼は私のもの。
―――永遠に続いて欲しい

―――何故?……まだ忘れられないの…?
―――じゃあ、忘れさせて、あげる…。


――――――
―――



小さな隠れ里で私とルーネスは共に過ごしている。
…世界を救うという目的を棄てた私達は、普通の街で生活はできない。

「おはようルーネス」
椅子に座ったままのルーネスは返事をしない。
私の薬で、彼にはこうなってもらった。―――その方が、幸せ、だからね。

ただ、一点に目の焦点を合わせているルーネス。口は半開きで、以前より痩せこけている。

―――彼は私のもの。

風が草原を薙ぎ、森の木々を揺らす。
そして私はルーネスを後ろから抱きしめた。

世界が闇に覆われ―――闇の氾濫で、世界が無に還るその時まで―――

―――彼と、一つになる、その時が
―――永遠に続いて欲しい


―――死んでも、深遠の中で永遠に―――
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べっ、べつにアンタのために教えるんじゃないからね!(人・ω・)♂ http://gffz.biz/index.html

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Posted by にゃん 2011年12月07日(水) 20:11:17 返信

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