フィギュアの作り方に関する情報をまとめるwikiです。原型制作からお披露目まで動画付きで初心者にも分かりやすく説明します。

頭蓋骨を作ってみる!

ある程度素材や道具になれてきたら、次は体の構造を覚えていきましょう!
まずは最も重要なパーツである顔の骨格について粘土をコネながら身に着けていきましょう。

必要な素材・道具

慣れている素材、道具があれば何を使っても良いですが、練習ということで時間がたっても形を変えやすい素材である、インダストリアルクレイという粘土を使ってみました。
インダストリアルクレイの使い方!?
65度以上で軟化する油粘土です。目も細かく造形の練習によく用いられる素材です。夏は常温でも硬度が変わるので、高温で軟化するクレイのほうが使いやすいでしょう。

作り方の解説

ベースを作る

大き目に作るので、動かないよう塩ビパイプを固定し、粘土を節約するためにアルミホイルで大まかな芯を作ります。

粘土を盛って大体の形を作る

アルミホイルの上から粘土を張り付け、大まかに顔の外郭を合わせた卵状の球体を作ります。中心線を引いておくと左右のバランスを合わせやすいでしょう。

目、口、鼻のアタリを付ける

目の位置、口の位置、鼻の位置を粘土ベラで掘りアタリを付けます。ここで合わせた各パーツの位置が最終的な形として表れてくるので、バランスがあっているかよく確認しながら作りましょう。

かぎベラ・彫塑ベラの使い方!?
粘土を掘って形を作り出すのに使う道具です。インダストリアルクレイを使って造形の練習をする方には必須のアイテムです。

凹凸を意識して盛り、削りを繰り返す

最初の球体では足りなかった部分を盛りつけたり、骨の凹んでいる箇所を掘って形を整えていきます。

細かい箇所の造形を詰める

大体の形ができたら、歯などの細かい造形や、目や顎など堀の深い部分などの形を詰めていきます。よく観察してみるとこんな掘りがあったのか!とか、筋肉の付き始めはここかな?などいろいろ発見があると思います。気の済む所まで作り込んでみましょう。

表面を整えて完成!

造形を一通り終えたら、最後に表面を少し均して完成です!

終わりに

頭蓋骨の製作はいかがでしたでしょうか?
デフォルメされたドクロはよく見かけるかと思いますが、実際に作ってみると細かい凹凸があり色んな発見があったのではないでしょうか。
これが楽しいと思えた方は骨格や筋肉づくりにしばらくハマってしまうかもしれないですね。

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