機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY 攻略＆まとめwiki

• MS:ZGMF-2000

機体情報

ザクとの次世代量産機のコンペに敗れるが、機体性能の高さから一部のエースパイロットに優先的に配備された。フライトユニットが標準装備となっており、大気圏内での飛行が可能になっている。

• 登場シリーズ：機動戦士ガンダムSEED DESTINY
• 入手方法：極寒の強襲作戦クリア

SPA	特攻格闘	機体特性	搭乗制限
TP	70000	最低機体コスト	1900	最高機体コスト	3558
HP	5680/7440	実弾防御	47/58	ビーム防御	45/5
スラスター速度	57/78	スラスター出力	56/76	レーダー性能	46/61
バランサー	54/72	旋回速度	44/56	機動性	46/67

兵装	兵装名		威力or耐久力	命中率	弾速	連射	リロード	弾数	総弾数
主兵装1	ドラウプニル4連装ビームガン	B	71/88/120	15/45	30/40	-	20/45	52/58/64	400/490/550
-	NONE	-	-	-	-	-	-	-	-
-	NONE	-	-	-	-	-	-	-	-
副兵装	スレイヤーウィップ		87/115/160	25/40	35/55	-	25/50	-	-
格闘	テンペスト ビームソード	B	647/775/1000	25/45	-	-	-	-	-
シールド	シールド		1943/2250/3000	-	-	-	-	-	-

• ドラウプニル4連装ビームガン

ビーム属性のバルカン。撃つとポポポポとかわいらしい音を立てる。
この機体唯一の主兵装にして射撃武器だが、射程が短い上威力もバルカン程度と微妙。
一応ビーム属性なのでPS装甲を無視できるが、主兵装なことを考えると牽制くらいにしか使い道が無い。

普通の雑魚ならなんとか倒せる程度の威力なので、対エースには牽制として使って回避運動させるか……。
これでもSPがない序盤に雑魚相手で使うとゲージを溜められる。

• スレイヤーウィップ

ビームでも実弾でもない特殊兵装。相手の機体防御を無視してダメージを与える。

見た目からしてビームではないが、PSに影響を受けているようにも見えない実弾だかなんだかよくわからない武器。
射程は短いし弾速も早くはないが、ダッシュで硬直キャンセルは可能。
同系統のアンカーと違い引き寄せることはできないが、敵の足を止めつつ継続的にダメージを与えることができる。
発射時のみ止まるだけなので、あとは動いても良い。

二秒ほどビリビリさせると、水平ダッシュ格闘の1.3倍くらいのダメージが出る。
ビリビリさせ始めたら回避運動しながらでもビリビリするので、立ち止まる必要はないし、別の武装で追撃も可。
ダウン中の敵に使ってもビリビリするので、タイミングはシビアだが起き上がり直後にスタンを合わせることも出来る。
器用スキル持ちには効かないので、マユラやエドワードに使っても弾かれる。
盾防御されても弾かれるので、盾持ちには当てる方向に注意がいる。ダウン中の敵に使う場合は盾の位置に注意。

過去作のようにダウン中の相手に使ってハメたりすることはできないが、SPAの布石として使うと大ダメージが狙える。
ビリビリさせながら他の機体からの攻撃を避けつつ、水平ブースト格闘で追撃するのが基本。
バズーカ系と思って撃てばまぁまぁ当たる。

• テンペスト ビームソード

癖のない大型剣による格闘攻撃。
通常は三連撃、ダッシュは突き、ジャンプは縦斬り……のやや振りが遅い3段格闘。
水平ブーストは突き、ジャンプは縦斬り。

ザクと違ってリーチが長く、変な体当たりみたいな困った派生技もない。素直で使いやすい部類。
まぁ他の機体に変なモーションが多すぎるだけという説もある。
ちなみにモーション自体は過去作の宇宙世紀の方のグフと同じだったりする。

• SPA

前方に突進しつつ斬り込む。普通の格闘系SPA。
踏み込む距離はさほどでもなく、出の速さも微妙。特攻格闘の例に漏れず威力は高め。
ハイパーモードで格闘していた方が強いので、あまり使う機会はないだろう。
SPA違いのグフイグナイテッド(イザーク専用)かグフイグナイテッド(ハイネ専用)にさっさと乗り換えるのも手。

• バグ

グフなどの特殊攻撃系の共通バグとして、ウィップで敵機を撃破すると、リザルトの右タブに表示される撃墜リストにその敵機が入らなくなる。
当然ながら撃墜スコアもなくなるためわざとウィップで全てトドメを取ると、フルHP、高速タイム、全撃墜を行っても評価Cになったりする。
なお、追加スコアは通常通り入る。

• 総評

性能こそ高いものの、武装が貧弱で恐ろしく扱いづらい機体。
序盤のジンやシグーの不便さをまた味わえる。スラッシュザクよりも接近戦特化、ソードストライク枠。
エール系や核動力機のようなスラスター補正もなければ、ビームライフルのような射撃もない、純度の高い格闘専用機。
しかも、スラスター補正がないので距離を詰めるのも一苦労なのがなんとも使いにくく、初心者に向かないのは間違いない。

一部のエースパイロットに優先的に配備されたというが…これに乗って戦えるのはそれこそエースくらいで、
一般兵士ならば近づく前に落とされてしまうだろう。使ってみれば体感できること間違い無し。

何しろこの機体に辿り着くまでは、普通は避けてビームライフルを当てるという作業に終始していたプレイヤーがほとんどだろうし。
また、距離を詰めるというタイムロスがどうしても発生するので、護衛ミッションなどの時間制限があるマップはあんまり向いてない。
強機体で大体クリアし終わって、やることがなくなってきてから遊ぶ機体であろう。

射撃武器がビームマシンガンのみで実質マトモな射撃武装が無いため、嫌でも近接戦を強いられる癖の強い機体。
敵にすると鬱陶しいのに使ってみると微妙なガッカリ機体でもある。
無改造でも1900とやたら高コストで再出撃が1回しかできない上、格闘も下手をすればザクシリーズに劣る始末。
機体性能自体は高めだが、それを活かせるだけの装備がないのが最大の欠点。使うなら愛が必要。

このゲームの基本プレイである「スローモーションを使いながら、避けてビームライフルを当てる」という動作を、
何一つとして出来ないのが扱いにくく感じてしまう原因であり、最大の問題。
逆に言うとそのプレイ方法ではないなら、ザクより使いやすい部類である。（核動力機系の方が強いのは間違いないが）
具体的にいえばハイパーモードでのゴリ押し戦法である。
ザクとは違って癖のない素直な近接攻撃モーションを使って、敵をゴリゴリ倒していくのはなかなか爽快。
意外とハイパーボスにもタイマンでなら向いており、近接連打＞ウィップ＞近接連打で完封できたりする。

ザクが避けて当てるマシーンだとするなら、グフはゴリ押しするマシーンである。
スローモーションなどという射撃戦特化SPAで乗ろうなんて、間違っても考えないように。

現実的な運用法を考えるなら……
初手ウィップはやや当てにくいので、相手が撃ち終わったのを見てから、ダッシュ格闘で相手をダウンさせて、
少し離れて他の敵の攻撃を避けつつウィップで追撃、とやるとテンポよく進む。
面倒くさかったら雑魚をビームガンでのんびり倒して、SPが溜まったらハイパーモードを連打すると楽。
スローモーションでの格闘は反撃を食らいやすくて、使う意味はあんまりないので非推奨。やるならウィップから当てて追撃に格闘。
ハイパーモードでの格闘攻撃はコンボ補正によって三連撃ごとにダメージが半減していくのだが、
グフのウィップはコンボを途切れさせないのにダメージはそのまま入る。
例えば通常格闘一発目で600、二発目で600、三発目で1200の計2400ダメージで、
ウィップが1600ダメージだとすると、三連撃2400+ウィップ1600+三連撃1200+ウィップ1600と続く。
対ハイパーボスでの、ハイパーモード→格闘三連撃→ウィップ→格闘三連撃のループは、恐らく作中最高のダメージ効率である。
一度捕まえたら相手に何もさせないまま、そこそこの早さでHPの100％を吹き飛ばせる。
ただし、友軍機にコンボを邪魔されることもあるので、やるならタイマンで。

ヒートロッド、マシンガン、ヒートソードと初代ガンダムに登場するグフそのまんまの武器攻勢。
あんな扱いにくい武装でどう戦えと……と思ったらやっぱりSEEDでも戦い辛かった。
ビームライフル相手に格闘戦挑んじゃダメですよ。剣と槍でもあれだけ違うんですから。

イグナイテッドは火を付けるという意味。
おそらく命名は、アニメ版『ガンダムSEED DESTINY』のOPが「イグナイテッド」なことに由来する。

ストライクフリーダムの初出陣時に、ザクウォーリア、グフイグナイテッド合わせて12機が
一斉に撃墜されるシーンがある。これは初代ガンダムのコンスコン戦
「12機いたリック・ドムが全滅だと！？ ものの3分も経たずにか……」のオマージュ。