1980年〜1998年に弘前に存在したファッションビル「ハイローザ」と当時の弘前市街の様子をまとめていきます。

 1980年(昭和55年)3月20日(木祝)にオープンしたハイローザ。
当時の報道によると、オープン当日は開店前から多彩なイベントやセレモニーが行われていたようである。
    • 8時50分 10発の煙火を合図に、パレード隊が弘前駅前を出発。バンド、チアガール(隊列先頭)、ぬいぐるみ、蒸気オルガンが参加。
    • 9時30分すぎ パレード隊、一番町通りの正面玄関前に到着。オープニングセレモニーで津軽情っ張り太鼓、五所川原浅井の獅子舞保存会の舞いが披露された。
    • 予定では10時5分開店だったが、建物周辺で開店を待ちわびる客の数が膨らむ一方で、交通渋滞も発生。そこで、予定を15分繰り上げてテープカットを行うこととなった。
    • テープカットのメンバー 樽沢武任かくはビル社長、菊池六郎弘前商工会議所会頭、山田芳男ポポロ社長 ほか *1
    • テープカットと同時にくす玉が割れてオープンとなった。
    • オープン当日の買い物客・食事客先着10,000名にハイローザ・オリジナル・ショッピングバッグがプレゼントされた。

また、オープン初日である3月20日と3月22日には「オープニングBIGイベント『スターと共に』」が開催された。
    • 3月20日(木祝) 清水健太郎、横山みゆきによる「歌とおしゃべりの楽しいショー」、サイン会
    • 3月22日(土) 中原理恵による「歌とおしゃべりの楽しいショー」、チャリティサイン会

参考文献:
    • 陸奥新報1980年3月19日 「『ハイ・ローザ』あすオープン 弘前に新しい"顔"誕生」
    • 陸奥新報1980年3月19日 全面広告「あす20日10時ハイ・ローザOPEN」
    • 陸奥新報1980年3月22日 「『ハイ・ローザ』オープン 初日、五万人が入場」

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