【R-18】男性同士の催眠術/マインド・コントロールを描いた日本語小説です。成人向け内容です。

生活指導 2



作:JT

・その6


僕が住んでいるマンションは、郊外にある。電車で30分程度だ。
警戒意識を丸出しにした岩村に対して、僕は何度か「ちゃんと話すから」と言って宥めて、エレベーターに乗せて、部屋に入れた。

「へぇ……先生の家、なかなか綺麗なんですね」
「あぁ、まあな」
「恋人とかはいるんですか?」
「まぁ、一応な。ちょっと待って、飲み物用意するから」

僕はその場を離れると、キッチンに向かった。
冷蔵庫を開けると、ジュースを取り出す。コップを2つ持って来て、ジュースを注いだ。

そして、片方のジュースに、何かあった時のための粉薬を注いだ。
睡眠薬だ。

コップをお盆の上に乗せると、僕はリビングに戻った。
岩村は、クッションに座ってリラックスしている。

「待たせたな。ジュースなんだけど、まぁ、良かったら」
「あ、どもっす」

僕は岩村に、薬が入っている方のコップを手渡す。
多少の警戒感は無くなっているか―恐らく岩村は僕が田川を部屋に監禁しているとでも思っていたのだろう―、岩村はコップを手に取り、ジュースを飲みほした。

5分後、岩村は眠りについていた。



さて、どうしたものか。

僕は机の上に曼荼羅を広げる。
その中を覗き込むと、田川の姿があった。

ケツマンコにチンポを2本銜え込んで、口にはチンポを1本銜え込んでいる。
口からは涎を垂らしていて、自分で自分の乳首を両手で弄っていた。

楽しそうだ。
何時の間にか、ケツマンコはガバガバになったんだな。

「全て……聞かせて貰ったぞぃ……」

曼荼羅から、声が聞こえてきた。

「あ、あぁ……そうですか」

曼荼羅の世界を生み出した神の声だった。
僕に、この仕事を引き受けさせた張本人だ。

僕を助けてやる代わりに、人間界で悪行を重ねた奴らを、この曼荼羅に連れ込む仕事。
本来、僕は交通事故で命を失うところだったが、命欲しさあまりに、神と約束してしまった。

「どうする……?こいつ、この曼荼羅の世界に連れ込むか?」
「それは、ちょっと……岩村は何の悪行もしていないと……」
「そいつは解らんぞ。人間は生きている限り、悪……お前も、人間を曼荼羅に突き落とすという悪行を重ねているではないか」

そう言われて、僕は押し黙った。

本当は、単なる男好きのゲイでしかなかった僕。
曼荼羅の力を借りて、男とセックスして、男を操って……。

しかし、それは、曼荼羅の世界に突き落とされても仕方のない人間相手だからではなかろうか。
自分自身にそう言い訳して、快楽におぼれていたのではないだろうか。

実際、全く無関係な岩村を目の前にして、僕はこんなにも動揺している……。

「良い方法を授けてやろうか」
「……なんでしょう?」
「お前に、人間を超越する力を授ける」
「……超越?」
「ふふ……お前の思念を、相手の思念に変える力だ」
「どういう……」
「お前は悪行を重ねてきた……それは人間を超越すれば、善……」

その時、急に胸が苦しくなった。
鼓動が速くなったというより、心臓が痛かった。

まるで、心臓が口から出てくるのではないか、と思えるほどの痛さ。
僕は思わず、その場に倒れてしまった。

しかし、横になって暫くすると、苦しみは徐々に抜けて、マシになった。

「人間を超越したまえ……」

声が聞こえた。

僕はゆっくりと立ち上がる。
なぜか、体の内側から力が漲っている気がした。

お前の思念を、相手の思念に変える力。
神はそう言っていた。

僕の目の前には、すやすやと眠っている岩村がいる。
試しに僕は岩村に対して「目を覚ます」と念じてみた。

「んっ……んん……」

身体を少し痙攣させて、岩村が目を覚ました。

「何時の間に……寝ちゃったの……かな……」

まさか。
まさか。まさか。

「僕の姿は見えない」と今度は念じてみた。

「あれ……先生がいない……」

そんな!
僕は恐怖と、戦慄と、興奮を感じた。

思い通りに人間を動かせる。
そのフレーズが脳裏を過った。

「オナニーがしたい。先生はいないし、オナニーしたい」と念じる。

岩村は起き上がって、ヘアの隅々を確認すると、自分の手で部屋の鍵を掛け、元の場所に戻り、制服の上から股間を触り始めた。

僕は思わず息を飲んだ。
本当だ。

神の言った通りだ。
僕の思念で、相手を操ることが出来る。

僕は、手が震えた。
「ズボンを脱いで、チンポを直接扱く」と念じる。

岩村は座ったまま、制服のベルトを外すと、ズボンを脱ぎ、トランクスを脱いで、ギンギンに勃起したチンポを露わにした。
大きい。20センチはあった。

筋肉質で、殆ど毛の生えていない足。
普段はユニフォームを着て練習しているからか、そんなに日焼けしていない。

岩村は顔を赤くして、はぁはぁ吐息を漏らしながら、勃起したチンポを懸命に扱いている。
僕は「扱きながら自分の思っていることを口にしたい」と念じた。

「はぁはぁ……何で急にこんな気持ちに……でも、気持ちいいー」

僕は「もっと気持ち良くないたいなら、全裸になる」と念じた。

岩村は少し顔を赤らめると、上の服も脱いだ。

全裸の岩村の姿に、僕は欲情した。
綺麗に割れた腹筋と、程よく付いた胸筋。
そして綺麗なクビレ。

「あー、すげー、全裸でオナニー気持ち良いー」

岩村は、足を大きく広げて、チンポを露わにしてオナニーしている。
チンポはギンギンになっていて、先っぽからは汁が溢れだしていた。

もっと岩村を変態に落とさないといけないな……。
最終的には雄に感じる変態にしないと……。
僕は「お前は変態。変態、変態……」と念じる。

「あー、先生ん家で、全裸でオナニーするなんて、なんて俺は変態なんだ!でも、超気持ちいーよー」

そう、お前は変態なんだ。
もっと開放的にならないとな。
僕は「立ち上がって、オナニーしろ。筋肉をアピールしろ。お前は自分の筋肉に興奮する変態だから」と念じた。

岩村はすっと立ち上がると、服装を確認するための、全身を映すカガミの前に立った。
そして中腰になり、わざと腹筋をくっきりと浮かび上がらせて、それを左手でなぞった。

「あー、おれの腹筋、超いいー!筋肉最高だぜ。自分の筋肉触ってオナニーなんて、おれ超変態だー」

岩村はさらに中腰になって、一層筋肉を露わにしている。
僕はそこで、「女じゃなく、男としたくなってくる」と念じた。

「あぁ……はぁはぁはぁ……やりてぇ、やりてぇよ……女……女…男……男……」

さらに「男の汗臭いにおい、分厚い筋肉、勃起したチンポ、イカ臭い精子……お前はそれに興奮する変態だ」と念じた。

「あーやりてぇ!やりてぇ〜男とやりてぇ!チンポ!ちんぽちんぽ!汗くせぇ男の臭いかぎてぇ!」

岩村は完全に発情していた。
汗をタラタラ垂らしながら、顔を赤くして、ギンギンに勃起したチンポを中腰になってしごいている姿は、発情期のオスそのものだ。

・その7


僕も我慢できなくなっていた。
チンポがギンギンになっていて、おさまりそうになかった。

僕は「今から聞こえてくる声は、全てお前自身の声だ。その声に逆らえない」と念じた。
岩村は「おうっ、おっ!」と連呼しながら、チンポを扱いているので、岩村に向かって「解ったか!」と怒鳴った。

「おうっす!」
「よし。おまえは雄に感じる変態だから、ケツが感じるんだぜ。お前はケツにチンポ入れられると感じる変態なんだ!」
「おうぅっす、ケツ感じる!ケツにチンポ欲しい!俺は雄に感じるんだ!」
「冷蔵庫に、ワインの瓶が入っているから、それ取り出して、ケツに入れてみようぜ」
「あー、ケツ入れてぇ……あぁ……」

岩村はフラフラとした足取りで、冷蔵庫の扉を開けて、中から蓋のされていないワインの瓶を取り出し、それを自分のけつに向けた。まだ半分は入っている。
しかし、なかなか場所が解らないのか、入らない。

暫くして、少し腰を屈めばけつの穴が解ると気付いたのか、さっきのように中腰になると、ようやくワインの口がけつに入った。

「おあああああ!いってぇー!いてぇぇぇ!」
「ケツは気持ち良い!気持ち良いんだぜ!ほら感じるようになってきた!」
「あああああ!いってぇ!いてぇ……きも……きもちいいいー!あうーーー!最高だぜ!おぅー!」
「ワイン浣腸しちまおうぜ。その場で赤ちゃんがオシメ代えて貰うポーズして、ワインをけつの中に注いじまおうぜ。変態のけつの穴は汚いから洗浄だ」
「あぁ……ワインでけつの中綺麗にしよ……俺、変態だから洗浄しなきゃな!」

岩村はそう言うと、けつの穴に刺さったままのワインを手で押さえて、ゆっくりとその場に寝そべった。
ケツを露わにして、そこにワインの瓶が刺さっている姿は強烈だった。

野球部だけに、しかもけつがでかい。

「よし、けつの力を抜け!」
「んああ……」

その瞬間、ボトルの中のワインが揺れて、少しずつ量が減っているのが解った。
1分もしないうちに、ワインは全て無くなった。

「んううううう……あうぅっぅっぅ」

ズブズブッ……とワインの口が、まず岩村のけつから抜けた。
そしてブフッと大きな屁の音がすると、その瞬間、岩村のけつからプシューっとワインが噴き出た。

「んああああああああああああああああああああああああ!」

岩村のチンポがピクピクと震えながら、けつからワインが噴き出している。
マーライオンのようにワインが吹き出し、暫くしてその勢いは無くなって、やがてワインは出なくなった。

「さぁ……お前の体の中から、ワインが全て出たぞ。お前は、こんなことをして変態だなぁ」
「あぁ……変態だ……あぁ……」
「そうだ。人の家をこんなに汚して、ワインで濡らして、悪い奴だ。こんなことをして、野球部のエースで4番か」
「うぅぅぅ……」
「でも、大丈夫。謝れば許してくれるさ。おまえが素直に謝れば許してくれる」
「うぅ……」
「さぁ、起き上がってみろ。そこに先生がいるぞ。謝れ!素直になれ!嘘を付くな!」
「えっ……はい……」

岩村が起き上がる。
僕と目があった瞬間、気不味そうな顔をしたが、直ぐに下を俯いて、肩を震わして泣き始めた。

「先生……俺、おれっ……」
「いいんだ。気にするな」
「でもっ……」
「岩村、お前は変態なんだ。いいじゃないか、雄に感じる変態でも」

僕がニコッと笑う。

「岩村は変態だ。雄のチンポに感じる変態だ、そうだな?」
「えっ……あっ……はい……」

岩村は何か言おうとしたが、言葉が出てこない。
それもそうだ。岩村は僕の声が、自分の考えになる。

岩村自身、混乱しているのかも知れない。
僕の声に素直に従ってしまう自分と、さっきまでの常識的な自分に。

「俺も興奮してビンビンなんだ、しゃぶりたいだろ?」

僕はそう言うと、ファスナから勃起したチンポを取り出した。

「あっ……あぁ…チンポ……」
「どっちだ?岩村が素直に言えばしゃぶらせてやるぞ。しゃぶりたいんだろう?」
「あぁ……はい、チンポしゃぶりたいです。しゃぶらせて下さい」
「なんだって?聞こえないなぁ」
「チンポしゃぶりたいです。しゃぶらせて下さい!」
「聞こえねぇぞ!」
「チンポしゃぶりたいです!しゃぶらせて下さい!!」
「それでエースかぁ!もっと腹から声出せよ!」
「おす!チンポしゃぶりたいです!しゃぶらせて下さい!!」


岩村は眼をトロンとさせた表情で答えた。

「よし、じゃあこっちきてしゃぶれ!」
「はい!」

岩村はその場にしゃがんで、僕のちんぽを銜えた。

「んーおひひー」
「お前はチンポ大好きなんだ。素直に俺に従えよ」
「はひ」
「お前は雄に感じる変態、雄が大好きな変態だよな?」
「はひー」
「ケツが感じる変態だよな?」
「はひー!」
「もう1度、聞くぞ。お前はチンポ大好きなんだ。素直に俺に従えよ」
「はひー!」
「もう1度、聞くぞ。お前は雄に感じる変態、雄が大好きな変態だよな?」
「はひー!」
「もう1度、聞くぞ。ケツが感じる変態だよな?」
「はひー!」

1000回、いや、2000回は繰り返しただろうか。
もういいかと思い、僕は足で、岩村を蹴った。

岩村はその場で尻もちをつく。

「岩村。起きろよ」
「はいっ!」

今度は勢い良く岩村が立ち上がる。
手を後ろに組み、勃起したちんぽからの先っぽから長い糸を垂らしていた。

「岩村君の本当の正体は何かな?」
「はいっ!俺は野球部で4番エースだけど、本当はチンポ大好きでオス大好きのけつが感じる変態4番エースですっ!」
「岩村君は本当に素直だね!先生、感動したよ!」
「おすっ!」

記憶の塗り替え、かもしれない。
僕の思念が岩村の思念となり。僕の声が岩村の考えになった。

目の前の人の話す言葉が、自分の考えとなる。
これは使えるな……。

「岩村君、じゃあ先生の顔を見て」
「おすっ!」
「君は今、素直になって本当に気持ち良いだろう?」
「はい!本当はチンポ大好きでオス大好きのけつが感じる変態4番エースなのに、野球部に打ち込む高校生のふりをしていましたっ!」
「実はね、他の野球部員も本当はチンポ大好きでオス大好きのけつが感じるんだ。それなのに、お前に嘘をついているんだ」
「それは……いけませんね……」

岩村は顔をしかめた。

「だろう?だから、お前が改心させないといけない奴から、先生に連れてこい。先生がそいつを改心させて、素直にさせてやるから」
「おすっ!よろしくおねがいします!」
「お前は今日から俺の奴隷として、野球部を改心させる役割を担う。解ったな」
「おすっ!」
「よし、では射精しろ!」
「えっ、でも……」
「いいんだ!変態雄は、1日10回は射精するんだぜ!」
「おす!」

岩村はそう言うと、勢い良くチンポを扱き始めた。

「俺のも一緒に扱いてくれよ!」

僕がそう言うと、岩村は体を密着させて、僕のちんぽと岩村のチンポを一緒に握って、勢い良く扱いた。

「あー気持ち良いーーーーー!」
「いいぞ、岩村っ!」

僕はそう言いながら、密着してきた岩村の体の乳首を触った。

「あぁっ、先生!気持ち良い!!!!」
「おらぁ、いくぞっ、いくぞっ、いくいく!」
「あーーー!いっちゃういっちゃう!!」

その瞬間、黒い精子と白い精子が混じり合って、部屋に舞った。

・その8


野球部の部室には、1年生から3年生までの補欠が勢揃いしていた。
合計で20人弱といったところか。

全員、狭い部室に三角座りで座っている。
彼らは、僕と、野球部の部長であり僕の奴隷である岩村と向かい合っていた。

三角座りをしている野球部員の中には、まだ中学生とも思えるガキもいれば、既に大学生にも見える青年もいる。
これから起こる事態を思うと、僕は興奮を隠せなかった。

「えー、皆さん、集まって頂いて申し訳ない」

口を開いたのは、岩村だった。
既に完全に洗脳状態であり、僕の忠実なシモベになっている。

僕がオシッコを漏らせと言えば、勝手に肉体がオシッコを漏らしてしまう。
僕が射精しろと言えば、勝手に肉体がチンポを勃起させ射精してしまう。
思考力は削げ落ち、僕の言った通りにしか動けない。

「今日集まって貰ったのは、他でもない。田川の件で、生活指導から話がある」

みんなの目線が僕に集まる。

「では、お願いします……」
「うん、ありがとう」

僕は岩村から話を預かると、みんなの方を向いた。
全員が僕を見ている。

目を逸らしている者はいない。
今しか無いだろう。


『全員、僕の顔を見続けること』
『全員、僕の顔から眼を背けないこと』
『全員、僕の言うことは当たり前だと思うこと』
『全員、僕の言うことは絶対に疑わないこと』
『全員、思ったことは全て素直に答えること』


僕は心の中で暗示を掛けた。

「さて……田川の件ですが、皆さんご存知の通り……最近、家にも帰っていません」

僕は全員の顔を1人1人確認していく。
どれを犯してやろうか、それを確認していた。

「最近、ご家族の方は、警察に捜索願を出されました。誰か、田川について知っていることはないかな?」

ふと、全員の中でも一番幼い顔をしている顔が目に入った。
身体は凄く華奢で、野球部のユニフォームもブカブカだ。

ほぼ半数が坊主になっているのに、こいつは違う。
少し髪が長い。

生意気だ、と先輩に絡まれてもおかしくないだろうなぁ、と思った。

それに顔が良い。
可愛かった。

カワイイ系。凄く幼い成宮なんとか、みたいだ。

「田川が、学校内でカツ上げしている事実を僕は把握している。この事件も解決したい……例えば、君」

僕は、可愛かった少年を指差した。
指を差された少年は、多少驚いた顔をしたが、「おっ……おす!」と小声で返事した。

「君……名前は?」
「い、今村です!」
「田川にカツ上げされたことはあるかな?」
「……はい」

思ったことは全て素直に答える、という暗示が効いているのだろう。
多少、間があったが、今村は素直に答えてくれた。

「どれくらい?」
「1万円です」
「返して欲しいよね……本当に田川はどこに行ったんだろう」
「……返して欲しいです」

今村は顔を顰めて答えた。

「ところでさ、今村君、ちょっと立ってくれるかな」
「はい」

三角座りをしていた今村が立ち上がった。
座っている等間隔が狭いので、周囲で三角座りをしている野球部員がせわしなく動く。

ただし、顔だけは僕を向いて。

「その1万円で、何を買おうとしていたのかな?」
「……えっ?」
「1万円って結構大金だよね?何を買おうとしていたの?」
「え……エッチなビデオです」

今村の顔は真っ赤になった。
それでも素直に答えなくてはいけない暗示に掛かっている以上、本当のことを言わなくてはいけない。

誰かが「エロー」「やらしー」と野次を飛ばした。
僕は声のした方を向いて「それは違います」と強い口調で言った。

「男の子は、誰でも射精をしなければいけません。そのためのツールとして、エッチなビデオは必要なんです」

僕の言うことは当たり前だと思う。僕の言うことは絶対に疑わない。
この暗示が効いたのか、全員がそうなのか、という表情をしている。

「部長の岩村君だって、オナニーしているよね」
「はい。1日1回は必ずするようにしています」
「それは体に悪いからだよね」
「はい。1日1回は必ずオナニーしないと、体に悪いです」

全員、野球部の部長が恥ずかしがる様子も無く、オナニーと言っていることに驚いているようだった。

「いい?これは別に恥ずかしいことじゃないんだ、今村君。みんなもそうだよ。オナニーぐらいで驚くなよ」
「あっ……はい」
「じゃあ聞くけど、君は1日何回、オナニーしているのかな?」
「えっ……しない時の方が多いです」
「えー、それはダメだよ。1日1回はしないと、野球は上手くならないよ。ねぇ、部長」

僕がそう言うと、部長は「そうですね。特に今村、お前ショートだろ?1日2回はしないと」と言った。

んな訳ないのに。
僕は心の中でゲラゲラ笑った。

しかし、他の野球部員は違った。
深刻な顔付をしている者がいれば、良かったという顔をしている者もいる。

「今村君は、野球上手くなりたいよね?」
「はっ……はい!なりたいです!」
「じゃあ、ここでオナニーをしてみるのはどうですか?」
「えっ?」

今村が素っ頓狂な声を上げた。
殆どの野球部員も、顔を顰めている。

「何か勘違いしていません?野球が上手くなるんですよ。それにオナニーを人前でするなんて当たり前です」

殆どの野球部員がそうなのか、と納得した顔をしているが、今村はまだ顔を顰めたままだ。

・その9


「解りました。じゃあ、部長も一緒にオナニーしてくれ」
「いいっすよ」

岩村は二つ返事で引き受けると、ベルトに手を掛けた。
そして、ユニを簡単に脱いでいき、まずは下半身全裸になった。

全員が唖然としている。

「お前ら、人前でオナニーなんて、実は誰も口にしないけど、大人は誰でもやってるんだよ?知らないのか」
「そうだぜ、お前ら。俺も初めはビックリしたけどな」

岩村はそう言うと、チンポをグングン勃起させ、全員にガチガチに勃起したチンポを見せつけた。

「ほら、大きくてカリ太のチンポだろ。大人はこうやって、自分のチンポを見せつけたり、他の奴らのと比べるんだ」

全員がそうなのか、と納得した顔をしている。

「さぁ、今村。下全部、脱げ」
「……はっ、はい」

今村はベルトに手を掛けると、まずユニを脱ぎ始めた。
履いているのはブリーフだった。

今村はそれを恥ずかしそうに脱ぐ。
直ぐに下半身が露わになった。

顔に似合った、可愛いチンポだった。

少し興奮しているのか、チンポがヒクヒクしている。
10センチ程度の長さで、亀頭は綺麗なサーモンピンク色だ。

「じゃあ、せっかくだ。岩村と並べ」
「はい」

今村は下半身裸のまま、全員の前に出て、岩村の横に並んだ。

身長も違えば、体格も違う。
露わになった下半身も、岩村は太くて大きいが、今村は細くて華奢だ。

「どうだ?これが1日1回オナニーする奴と、オナニーしない奴の差だ」

全員がへぇ、とでも言わんばかりに頷いている。

「じゃあ、2人、オナニーしろ」
「おす!」「はい」

岩村は左手を腰に当て、腰を前にやると、勃起したチンポが皆に見える様に、いや見せつける様にして、オナニーを始めた。
一方の今村は恥ずかしそうに、ちんぽに手をやって、擦り始めた。

「お前ら、よく見ろ。正々堂々とオナニーしているのが岩村。恥ずかしそうにしているのが今村だ」

誰かが「ちゃんとオナニーしろ」とヤジる声がした。
よし、と僕は心の中でほくそ笑む。

「オナニーは岩村みたいに、正々堂々するもんだ」
「おす!」

僕がそう言うと、岩村は一層、腰を前に突き出してオナニーをする。

「ほら、今村もやってみろ」
「こっ、こうですか?」

岩村が恥ずかしそうに、腰を突き出す。

「駄目だ駄目だ、全然ダメ。いいか、みんな。これがダメなオナニーの仕方だ」

そう言うと、僕は今村の腰に手をやり、もっと突き出させた。
そして今村のチンポを握る。まだギンギンに勃起しているとは言い難く、半立ちだ。

肌はスベスベだ。触っていて気持ち良かった。

「いいか、これぐらいやるんだ」

全員、目線が僕と今村、岩村のオナニー姿に集中している。

そして、今村のチンポを思いっきり扱き始めた。
まだ半立ちだったチンポは直ぐに硬くなり、亀頭が完全に露わになった。

大きくなったといっても、13センチ程度で、太さもちょっと大きいボールペンぐらいだ。
華奢な身体にお似合いな勃起チンポだ。

「あんふ……あふ……気持ち良い……」
「そうだろう?人前でオナニーするのは気持ち良いし、恥ずかしがることじゃないんだ!」

僕はふと握ったチンポの亀頭に、白いカスが付いていることに気付いた。
チンカスだ。

僕は今村のチンポの皮を思いっきりめくった。

「いっ……!」

今村がか細い悲鳴を上げたが、そんなことはお構いなしに、人差し指で今村のチンカスを丁寧に取っていった。
そして、全てを取り終えると僕はそれを全員に見せた。

「これ、何か解るか……?」

何人かが「チンカス」「カス」と口を開いた。

「そう……チンカスだ。臭ってみると、凄く臭いんだよな。これを部長は今から食います、なぁ?」
「おっす!今からチンカス食います!」

一瞬、三角座りをしている全員がそこまでするのか、と言わんばかりに引いたのが解った。

「お前ら、本当に何も知らないんだなぁ。チンカスは食い物なんだよ?」

僕はそう言うと、人差し指をまずは岩村の鼻に突っ込んだ。

「おー臭ぇ!くっせぇぇ!あー最高!気持ち良い!」
「こういう使い方もする。これは大人の誰もやっているし、言わば社交儀礼だな」

そこまで言うと、暗示のせいか、全員がそうなのか、といった感じで僕と岩村を見ている。

「いいか、それにチンカスを食うと、一般的には発情すると言われている。まぁ、変態になっちゃうんだ」

僕はそう言うと、最前列に座っている青年に声を掛けた。

「変態の意味、解るか?」
「そっすね……なんだろう、頭おかしくなっちゃう、とか?」
「違うよ、トランスする、って意味だ。解るか、トランス」
「いや、解らないっす」
「トランスっていうのは、覚醒する、能力が開花することを意味するんだ。野球の練習をすると、凄く上手くなるよ」

僕がそう言うと、全員の顔がいいなぁ、と言わんばかりに、人差し指に集中した。

「じゃあ、岩村!これ食え!」
「おす!」

僕が差し出した人差し指を、岩村は美味しそうに銜えた。

「うっめぇ!あぁ、最高!チンカス最高!ちんぽ最高!おっす!おす!あぁぁぁぁぁぁぁ!」

岩村は全てのチンカスを食べ終えると、今まで以上に腰を突き出して、凄い勢いでチンポを扱き始めた。

「いいか、みんな、これをトランス状態と言うんだ。岩村、今、全裸で素振りしてみろ!」
「おっす!」

岩村はさっさと全裸になると、バットも握らずに、その場で素振りを始めた。
ギンギンに勃起したちんぽが、素振りに合わせて足に当たり、パシンパシンと音を立てる。

「なぁ、みんな、凄いだろう?」

全員が口々に「すげぇ……」と言う。
今村もまた、オナニーする手を止めて、岩村が全裸で一心不乱に素振りする姿を、憧れの目で見ていた。


ボコボコに割れた腹筋と、綺麗に整った胸筋、くびれ、足腰の露わになった筋肉……。
補欠には見られない筋肉の付き方。

いつかレギュラーになって、試合に出たい。
そう思う奴らが、憧れる肉体……。

「お前ら、補欠なんだってな。野球、上手くなりたいよな」

全員が何度も、顔を縦に振る。
その中には、悔しさをにじませている顔もあった。

レギュラーから、補欠への転落、か。

「だったら、岩村みたいにチンカス食って、変態になるんだ。そうすれば野球は上手くなる」

全員の目つきが少しずつ、血走っている。
んな訳ないじゃん。普通に考えれば解るじゃん。そう思うと、僕は今にでも、うっそぴょーんとでも言いたい気分になった。

「特に今村!」
「はいっ」
「お前、野球上手くなりたいかっ!」
「は、はいっ!」
「だったら、岩村の精子飲め!野球上手くなるぞ!」
「は、はいっ!」

何人かが「ずるい!」「俺にも飲ませろ!」と言ったが、それを遮ったのは岩村だった。
素振りするのを止めると、ギンギンに勃起させたチンポを手に取り、全員に見せつけた。

「解った!一人ひとりに、このチンポから出る、俺の精子飲ませるから」

そう言うと、全員が「やった!」と大声を出し、ガッツポーズをしたり、拍手をした。

「それまで、お前ら……そうだな、横の奴のチンポ揉んでおけ。揉むだけだぞ、しゃぶろうとするなよ」

僕がそう言うと、全員が何も不思議に思わずに、三角座りして座っている隣の奴の股間を触り始めた。
全員が「あっ……」という吐息を漏らし始めている。

顔を赤くして気持ちよさそうにしている奴もいれば、リラックスして感じた表情をしている奴もいた。

・その10


「さぁ、じゃあ、今村!俺の精子を飲むんだ」
「は、はいっ!」
「オス、だ!」
「オス!」

今村が元気よく返事すると、岩村は腰に手をやり、再びチンポを扱き始めた。
先走りが大量に溢れ出ているので、チンポを扱く度に、グシュグシュという音がする。

「あー、ダメだ、もういっちゃいそうだ」

岩村がそう言うと、今村は何を思ったのか、その場にしゃがむと、口を大きく開けて、口を岩村のチンポに近付けた。

「あー、最高だぜ、今村、いくいくいく……」
「ほへはひひはふ!」
「あー、いっちゃういっちゃういっちゃういっちゃう、変態野球部部長の岩村が射精します!補欠部員の今村に精子をぶっかけます!いくいくいくいくいく!!」

その瞬間、ブシャ!という派手な音がして、岩村のチンポから精子が飛び出た。

今村の口の中に大量の精子が放り込まれる。
それだけでなく、顔面に精子が掛った。

ブシュッ、ブシュッ。
まるで消防車のホースのように、第2弾、第3弾と精子が放たれる。

その度に、今村は必死になって精子を飲みこもうとしていた。
顔面に精子が掛かり、ユニフォームに精子が掛かり、露わになった下半身に精子が掛かる。

10回ぐらい、チンポから精子が出ると、ようやく岩村の射精が終わった。
出し終えて疲れたのか、それとも一息つきたいのか、岩村はその場にへたれ込んだ。

今村は、それを確認すると、ようやく口を閉じた。

暫くして、ゴクンゴクンという音をさせ、今村が精子を飲んでいるのが解った。
喉が何度もなっている。

「どうだ?今村」

僕が声を掛けると、今村は精子塗れの顔面を僕に向けると、二コリと笑った。

「何だか、野球が上手くなった気がします」
「そうかー良かったな。じゃあ、まずは上手くなったか、オナニーしてみろ」
「おっす!」

今村は勢い良く答えると、先ほどまでの岩村のように腰を突き出し、チンポを扱き始めた。
13センチそこそこの、小さいチンポを露出させて、皆に見せ付けている。

「あー気持ち良い!野球上手くなった気分だ!」
「そうだろ!それはな、お前が変態になったからだ!」
「あうぅぅ、僕は変態になった!変態なんだぁぁぁ!」

全員が、羨ましそうな顔をして、今村のオナニーを見ている。

「気持ち良いだろ?変態野球部員の今村!」
「はい、凄くオナニー気持ち良い!みんなに見られて気持ち良い!僕は変態野球部員だからっ!」
「お前の顔面には、岩村の精子がこびりついているぜ!勿体ないから舐めておけ!」
「おっす!」

今村は片手で顔面にこびり付いた精子を懸命に取ると、それを美味しそうにペロペロ舐めた。

「あぁ、上手い、美味しいよー、僕変態になってるよー!」
「そうだ!おまえは変態だ!精子飲んでチンカス食わせた変態野球部員なんだ!」
「そう!僕のチンカスを岩村先輩は食べてくれてっ!あーぅーいっちゃう、いっちゃうよぅ」
「いいぜ、そのままいっちゃえよ。全員に精子ぶっかけろよ!」

僕がそう言うと、全員が歓喜に沸いた。
俺に精子を掛けろと言う奴がいれば、いや俺だと言う奴がいる。

勝手なやつらだ。

「あーいっちゃいます!いくいくいくいくいくいくいく……精子出る出る、みんなに掛け、精子掛け、うぅ、いくぅ!」

腰をこれでもか、と突き出した今井の股間から、勃起したチンポから、精子が飛び出した。
岩村までとは言わないが、噴水のようにブシューッと精子が飛び出た。

我先にと言わんばかりに、全員が今村の精子を浴びようとする。
20人の部員が入り乱れて、今村の精子を浴びた。

やがて直ぐに噴水の勢いは無くなり、射精は終わった。

「お前ら!全員精子を浴びたか!」
「おすっ!」
「だったら、2人一組になれ!お互いのチンカスを食い合い、お互いの精子を飲み合うんだ!」
「おすっ!!」
「キスをしろ!乳首を攻めろ!ちんぽをしゃぶれ!変態になればなるほど、レギュラーへの道は近付くぞ!」
「おすっ!!!」

それが合図だった。
全員が一斉に全裸になり始めた。

「お前のチンポ、チンカスだらけじゃん!最高!いただきます!」
「お前の股間くせぇー!精子とションベンの臭いしてるぜ!」
「イカ臭ぇなぁ!お前、毎日オナニーしてるのか?いいなぁ!強くなるぜ!」
「お前のチンポすげぇ黒いな。女とやってんのか?しゃぶっていいか?」
「あぁ、最高だぜ。オナニー気持ち良い!」
「チンポの裏筋に、まだチンカス付いてるぜ、そのまま舐めちゃうぞ!」
「早く精子出せよ!」
「うっわー、すっげーチンポくっせぇ!精子くせぇ!最高だぜ!おれのチンポもビンビンだ」
「一緒にチンポしごこうぜ!」
「お前のチンポあったけぇ!鼻近付けていいか?……くっせぇ!」
「なぁ、俺らはキスしようぜ!んふ、んぅ、もっと舌出せよ、んふぅ……」
「お前乳首綺麗だな!舐めさせてくれよ!」
「あぁ、チンポ舐められて気持ちいい!あぁ、おれ変態かぁ?俺、変態になってるかぁ?」
「んふ、んぅ、イカ臭いチンポ最高だぜ、全身が変態になっていく感じだ!」
「チンカスうめぇ!くっせぇチンカス最高だぜ!おぉぅ、変態になってる気がしてきたぜぇ!」
「あぁぁ、乳首気持ちいいぃ!ちんぽが固くなっていくぜ!」
「お前の勃起したチンポ、長くて太いな、しゃぶらせてくれよ!俺を変態にしてくれ!」
「あぁ、乳首うめぇ、お前こんなにチンポ固くしやがって、早く俺に精子ぶっかけてくれよ!」
「お前のチンポ臭いなぁ!精子の臭いするぞ!舐めていいか?俺を変態にさせろよ!」

乱交状態に陥った野球部の部室を、僕は満足げに見た。
今村は大量の射精で疲れているのか、まだ肩で息をして、疲れ切った表情をしている。

その瞬間、閃くことがあった。
僕のチンポが思わず疼く。

まだへたれ込んでいる岩村の肩を叩き、僕は「良くやった」と声を掛けた。

「いえ、私は命令を受けたまで!私は命令通りに忠実に働く変態野球部長です!」
「次、会う時までに、こいつら全員、男好きのケツマンコ好きのケツマンコが感じる雄奴隷にしておけ」
「おす!」
「それから、今村を副部長にしろ」
「おす!」

それだけ言うと、僕は野球部の部室―いや、ヤリ部屋を後にした。

管理人/副管理人のみ編集できます