学校では教わることのない日本の自虐史観を省いた歴史を年表にまとめたもの。

九月五日最高戦争指導会議

第一 方針
対重慶政治工作は大東亜戦争完遂の為速やかに重慶政権の対日抗戦を禁止せしむるを主眼とす之が為先ず彼我の間に直接会談の機を作るを以て第一目標とす

第二 要領
一、当面工作の目標
国民政府をして彼我の間に直接会談の機を作る如く工作せしむ之が為なし得れば国民政府をして適当なる人物を重慶に派遣せしむ
二、和平条件の腹案
和平条件は完全なる平等条件に拠ることを建前とし概ね左記の如く概定するものとす
1、全面和平後に於ける中国と米英との関係
支那の好意的中立を以て満足す
尚支那側をして在支米英軍を自発的に撤退せしむ
2、汪蒋関係
蒋介石の南京帰還、統一政府の樹立を認む
但し両者間の調整は支那の国内問題として両者の直接交渉に委す
3、日華条約の取扱
日華同盟条約を廃棄し新たに全面和平後日支永遠の平和を律すべき友好条約を締結す
此の際支那内政問題には一切干渉せざるものとす
延安政権及び共産軍の取扱も右に準ず
4、撤兵問題
在支米英軍撤兵せば帝国も完全に撤兵す
其の実行方法に関しては停戦協定に拠る
5、満洲国問題
満洲国に関しては現状を変更せざるものとす
6、蒙彊問題
支那の内政問題として取扱わしむ
7、香港其の他南方地域の処置
香港は支那に譲渡す
南方権益に関しては別に考慮す
8、将来の保障
支那側の帝国に対する保障要求に付ては為し得る限り其の要求に応ず、帝国の支那に対する保障要求は再び支那に侵入する米英軍に対する為必要の派兵を容認せしむ
三、ソ連の利用
1、速やかなる日ソ国交の好転に依る政治的迫力を活用し本工作の促進を図る
2、日ソ交渉の進展に伴い要すればソをして本工作の仲介を為さしむることあり
四、本工作に並行して日支和平思想を助長し且重慶の米英依存が究極に於いて支那民族の奴隷化、東亜の滅亡を招来する所以を徹底する如く凡有手段を講ず
五、本工作実施上留意すべき事項
1、和平条件提示の範囲及び方法に関しては別に定む
2、本工作は凡有手段を尽くし執拗に之を行う
3、本工作実施に方り対ソ関係に及ぼす影響に付ては特に慎重なるを要し又米英に日ソ離間の具を供するが如きこと無き様厳に注意す


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