学校では教わることのない日本の自虐史観を省いた歴史を年表にまとめたもの。

南京事件に関し四月十一日在漢口日本総領事は英米佛伊四国総領事と共に夫々本国政府の訓令に基づき国民政府外交部長陳友仁氏に左の同文通牒を提出し同時に在上五国総領事は右通牒を国民軍総司令蒋介石将軍に通告せり。
去る三月二十四日、南京に於いて国民軍が日本国民に加えたる暴虐行為に依りて生じたる事態の迅速解決を期せんが為、本官は茲に帝国政府の訓令の下に在支帝国公使より貴下に対し左記の要求を提出すべきことを命令せられたり。
尚本要求は同時に国民軍総司令蒋介石将軍にも通告せらるべし。

一、虐殺傷害侮辱竝損害に付責に任ずべき軍隊の指揮官及び之に関与せる者に対し厳重なる処罰を加えること。

二、国民軍総司令より文書を以て謝罪をなし該文書中に外国人の生命財産に対する一切の暴行扇動を行わざる旨の明約を含ましむること。

三、人的傷害及び物的損害に対し完全なる賠償を為すこと。

国民政府当局に於いて速に右要求に応ずる意図を明にし関係国政府をして満足せしむるにあらずんば関係国政府は其の適当と認むる措置を執るの止むを得ざるに至るべし。

右に関する五国政府の声明
(四月十一日公表)
南京事件に関し日、英、米、佛、伊五国政府は国民政府当局に交付せる同文通牒に関し左の声明書を発表せり。

国民軍南京入城に当たり三月二十四日朝より午後に亘り国民軍中の制服を着けたる部隊に依り外国領事及び居留民の身体及び財産に対し組織的暴虐行われ、日、英、米、佛、伊諸国民にして
虐殺又は傷害せられたるものあり。その他多数の者は暴行を蒙り其の生命に危惧を及ぼし略奪竝極端なる侮辱を受け又婦女子は名状す可らざる暴虐を蒙り日、英、米の領事館は侵害せられ
其の国旗の威厳は傷つけられ南京在住の総ての外国人の家屋及び営造物は組織的に略奪せられ又焼失せるもの少なからず。
日、米、英、佛、伊各国政府は斯くの如く其の代表者及び平和に適法の職業に従事せる国民に対して明らかに予謀せられたる暴行に鑑み、責任ある国民政府当局に対し之が満足なる匡正に付
要求を為すの必要を認めたり。而して列国間に協定せる要求条件は穏当を旨としたるものにして此の際自国の威厳と国際団体内の友邦に対する義務とを認識する何国の政府と雖其の体面上匡正を為し得べき
最小限度のものに過ぎず。
これ等の要求は固より関係諸国政府が友邦と信ずるに吝ならず且つ其の親善協調の関係を継続改善せんことを熱望する支那国民の主権又は威厳を傷くるの趣旨にあらずして寧ろ現在の友好関係を破壊し
且つ友邦列国国民に対する支那国民の不信憎悪及び凶暴を扇動せんとする行動に依りて南京事件を惹起せしむるに至る支那内外の勢力に対して之を行うものなり。

参考文献

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