kagemiya@ふたば - カンビュセス二世

基本情報

【元ネタ】史実、ヘロドトス『歴史』、ポリュアイノス『戦術書』
【CLASS】シールダー
【マスター】
【真名】カンビュセス2世
【異名・別名・表記揺れ】シャー・カンビュセス、ファラオカンビュセス
【性別】オス
【身長・体重】151cm・46kg
【毛並み】つややかでさわり心地が良い 【毛色】しっとりとしたつやのある黒 【瞳色】黄色っぽい夜に映える色
【外見・容姿】猫顔の獣人。
【地域】ペルシャ
【年代】不明〜紀元前522年
【属性】混沌・猫
【天地人属性】猫
【その他属性】人型・動物・ファラオ・王
【ステータス】筋力:C 耐久:B 敏捷:EX 魔力:C++ 幸運:E 宝具:EX

【クラス別スキル】

自陣防御:C

自らを含む味方ないし、味方の陣営を守護する際に発揮される力。
ランクが高ければ高いほど守護範囲は広がっていく。

魔力防御:A

『魔力放出』と対になるスキルで、あちらが魔力を攻撃力に変換するのに対し、こちらは防御力に変換する。
あちらが魔力のジェット噴射ならば、こちらは差し詰め「魔力のバリアフィールド」といったところ。
膨大な魔力を持つ英霊であるならそれは一国をも守護する聖なる壁となるだろう。
なお、カンビュセス2世ではなく盾の猫が持っているスキルの可能性が高い。

【保有スキル】

無辜の怪物:A

前の行いから生まれたイメージによって、過去や在り方をねじ曲げられた怪物の名。
能力・姿が変貌してしまう。
ちなみに、このスキルは取り外せない。

動物会話:EX

吾輩は猫である。
だから猫と話せるのである。
しかし盾にいる謎の猫とは全く意思疎通が測れない。
怖い。

投擲(猫)

盾の猫を投げつける。
なぜか猫は盾に戻ってくる。
どんなに遠くに投げようと戻ってくる…。
怖い。

皇帝特権(猫)

彼もファラオであるためこのスキルを持っているのだが…
これすら猫に汚染されてしまっている。
具体的にはカンビュセス本人ではなく盾にくっついてる猫がスキルを得てしまう。
なんで?

【宝具】

不死の一万猫団アタナトイ・にゃん・サウザンド

ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:1〜99 最大捕捉:1000人
盾にくっついてる猫のほうが持っている固有結界…と思われる宝具。
発動してしまえば古今東西の実在、神話、怪談、あらゆる猫たちが集まり……好き勝手に動く。
ネコアルクとかタマモキャッツまで混じってることがある中々侮れない宝具。
欠点はあくまで盾の猫の方に発動権利があり、カンビュセス2世が発動出来るわけではない所。

なお、カンビュセス2世自体は自身の宝具をもってこれていないことになるが
そもそもシールダーとしての逸話などない無辜のシールダーであるため些細な問題だろう。

【Weapon】

猫盾ねこのたて

猫がくっついてる盾。
この猫は推定バステト神。
猫であってもサーヴァントとして呼ばれている以上なんらかの逸話を持った英霊であるはず。
猫盾はエジプト人が祀っていた神の化身である猫を傷つけられないという心理をついた作戦であるとされる。
そしてこの神と言うのはバステト神。更にカンビュセス2世は27代ファラオである。バステト神はファラオの守護者であるとされる。
以上の推論による推定バステト神。
どう見てもただの猫だが、いくらカンビュセスが狂っていてもそうでも思わないとやっていけなかった。

【解説】

真面目な話をするならばキュロス2世のあとを継ぎオリエント一帯を征服した偉大な覇者としての業績と
様々な血塗られたエピソードによる狂気の王としての側面やカンビュセスの籤、
そしてダレイオス1世に革命され自決するまでを紹介することになるのだろうが
いかんせん今は猫である。もう一度いう。猫である。本人も困惑しているが猫である。
これはエジプト攻めの際、エジプト人が猫好きであることを利用し、
猫を盾にくくりつけ、敵陣に向かい猫を投げたという逸話が原因であると思われる。
当然、これは後世の作り話である可能性が高いが……
真偽はともかく世界中に広まってしまっていた。
そして、なにを間違ったか彼まで猫になっていた。

聖杯への望みはこの世全てを獣人の世にしてしまうこと。
普通の思考を持った者ならば自身の猫化を解除しようとするのだろうが
カンビュセス2世は自分が世界に合わせるのではなく、世界を自分に合わせようとする男だった。
彼は狂っていた。

【人物・性格】

元から猫のようにころころと機嫌の変わりやすい人物ではあったが
それがさらに加速している。もはや完全なる猫である。ついでに猫化の影響で呂律が回ってない。
気性の激しい狂える暴君としてよりも多少は扱いやすい性格になっている。
しかしそれでも彼の機嫌を損ねてしまってはマスターはひどい目にあうだろう。
だからかるかん用意するんぬ。



イメージカラー:黒猫
特技:弓の名手…だったけどこの手じゃにゃー…。
好きなもの:妹と姉、早く動く小動物、またたび、喉を撫でられること。
嫌いなもの:だいたい猫と同じ。
天敵:ダレイオス1世、カラス等。
願い:獣人の世界を作る!!みんな吾輩と同じになってしまえばいいんぬ…。


【一人称】吾輩(無辜の影響)

【触媒】

1.まず猫と盾を用意します。
2.猫を盾にくくりつけたり乗せたりします。
終わり


【因縁キャラ】

ヘロドトス:名著『歴史』の作者。人から聞いたおもしろエピソードを書き連ねているヘロドトスの歴史だが、彼はペルシャ軍がエジプト攻めの際に猫を使ったなどとは書いていない。
エジプト側の傭兵がペルシャ側に裏切ったおかげでペルシャ軍はらくらく進行できたが、当然傭兵の息子たちはエジプト側に殺されたと記しているのみである。
「え…じゃあ誰にゃ…?」

ポリュアイノス:マケドニアの人。『戦術書』を書いた。実にカンビュセスの時代から約700年後の人である。
その著書で初めてペルシャ軍がエジプト軍相手に猫を使ったという記述が出たとされる。
「おまえが元凶にゃー!」
なおポリュアイノスはペルシャ軍は猫の他に犬、トキ、羊も使ったと書いてはいるが、
それは神獣とされる動物を並べることでエジプト軍の強力な弓を躊躇させるためだったとされており、
今に伝わる逸話である盾にくくりつけたり投擲したりなどの記述はない。
「じゃこの盾なんなんだよ!?」

キュロス二世:今の状況では絶対に会いたくない親父。
クロイソスクロイソス(オルタ):今の状況ではどっちでも絶対に会いたくない先生。
ダレイオス1世:今の状況では会いたくない天敵。

キニチ・ハナーブ・パカル1世:無辜同盟のリーダー。ニューリーダーは吾輩にゃ。

長靴を履いた猫:かわいいにゃ…ハッ!こ、心が猫になりかけているんぬ…
無名の猫:吾輩の一人称が吾輩になってるのお前のせいかぬ!
龍造寺の猫:なんなんぬ…猫って怖いにゃー…
彼らも宝具で呼び出されることがある。

台詞例


「シール\にゃーん/セス二世、召喚に\にゃーん/」
「にゃんにゃのこの盾と猫…にゃ!?吾輩まで猫にゃ!?」
「もういいにゃ…吾輩はもう寝るにゃ…」

「吾輩は正気にゃ!その証拠に狂っていたらお前の息子にこんにゃに上手く猫を投げつけることなどできにゃい!」

「くろいそす!くろいそすはどこにゃ!……そういえば殺していたにゃ!なんで止めなかったんぬ!」
「え?生きているにゃん?良かったにゃーん!!」
「それはそれとして殺せという吾輩の命令破った兵士は猫刑に処すんぬ」

【コメント】

深夜のテンションでそのまま書き上げました。
なに考えてんだ「」ゲミヤどもめ。俺は悪くない。