kagemiya@ふたば

【元ネタ】史実、ヘロドトス『歴史』
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】クロイソス【オルタ】
【異名・別名・表記揺れ】
【性別】男
【身長・体重】169cm・59kg
【外見・容姿】黒を基調とし黄金や白銀に宝石をちらばらせた凄い豪華な鎧を来た若者。
【地域】中東
【年代】（紀元前595年 - 紀元前547年頃?）
【属性】混沌・善
【天地人属性】人
【その他属性】人型・王
【ステータス】筋力:C+ 耐久:C 敏捷:D 魔力:C+ 幸運:A++ 宝具:EX

魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。

騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、金で買えるものに限る。

身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。
大富豪すら羨む金ピカぶり。一生、金に呪われる。

経済に関してのみ働く未来視。
新聞を読めば明日どこの銘柄の株価が上がるかなど彼には一目瞭然。

彼の場合は金に魅入られた太陽神アポロンからの加護。
自身の命だけは助けさせる程度の加護を受けている。

人類史においてターニングポイントになった英雄に与えられる特殊スキル。
それまで使われていたエレクトロン貨を改良し、金貨、銀貨を作り上げ金銀複本位制を成立させたことで
貨幣制度を世界へ広めた彼はEXランクを持つ。

宝具による無限の硬貨で作り上げた剣。
西洋の貨幣であるため穴はないが魔力の糸を通し剣の形を作っており、何故か斬れる。
壊れても硬貨による補充で治るため破壊することは実質不可能。
剣として使う以外にも結合を緩め鞭のように使うことが可能。
所謂、ガリアンソードや蛇腹剣というもの。
硬貨を束ねただけなので槍やなにかも作れるはずだが剣しか作らない。

The love of money is the root of all evil.（金銭欲は諸悪の根源）

蛇銭剣にさらに硬貨を足して巨大化させただけである。
なぜか知らないがこの状態にしてからじゃないと宝具を使いたがらない。
しかしこの名前はなにか少年漫画でも読んだのだろうか？

ランク：EX　種別：対貧宝具　レンジ：1〜99　最大捕捉：1〜1000
『千両邪銭金櫻』の結合を解除し硬貨の嵐で敵を包み込む奥義。
威力自体は宝具としては弱い方だが、発動中はどんどん硬貨の量が増えていき、その嵐の中から抜け出すことは難しい。
やがては押しつぶされてしまうだろう。
また形も自由自在に操れるためバリエーションが有る。
自身を囲むようにすることでバリアとして使うことも可能な攻防一体の奥義。

ちなみに、名前が違うだけで弓のほうの宝具とその本質に何ら違いはない。

ランク：A++　種別：対心宝具　レンジ：1〜30　最大捕捉：1
本来、クロイソスという英霊の真の強みは貨幣制度の主として、その後起きた金銭にまつわる逸話を借り受け使えることにこそある。
新約聖書においてユダを裏切らせた銀貨30枚。これは貨幣に関する逸話の中でも最も有名な物であろう。
のちにユダはこの30枚の銀貨を返したとされるため効果時間は短いものの、
その逸話の圧倒的知名度によって、強固な精神耐性持ちですら惑わす強力な宝具となっている。
特に生前、金に汚かったとされる者などには即座に正常な判断を失わせマスターを殺させることすら可能。
生前から金に高潔であった者や高ランクの信仰の加護や狂化で完全に自意識を無くしている者などでしか対抗できない。
しかしそれらの者に対してさえ、一瞬の迷いを生じさせることがある。
なお、弓の方も使えるはずだが彼はこのような卑劣な手段を使おうとはしない。それに有名だけど自身と関係ないし。

当然だが、貨幣制度自体がない時代に召喚された場合や、その時代に生きていた英霊には無効である。

基本的には［［クロイソス］］を参照。

一般的には俺はデルフォイ神殿の予言を間違えたためにキュロス2世に負けたとされているようだな。
だが真実は断じて違う！俺はわざと負ける方を選んだのだ！！
それはこれ以上、俺が王としての業務をこなしていては俺が作った最良のもの、すなわち貨幣を広めることなど出来なかったからだ。
そして思った以上にキュロス2世は優秀な男だった！
見事に奴は領土を広げ、それと同時に俺の作りし貨幣制度を広めてくれた。
やつに負けていなければ、硬貨が広がるにはもっと時間がかかったことだろう。

しかし、あの時、俺を燃やそうなどと愚かなことを考えたのにはいささか驚かせてもらったぞ。
このようなことを企むのは間違いなくアポロンの仕業だと気づいた。
そこで俺は奴に向かってこう言ってやったのだ……
俺を殺したかろうアポロンよ！！俺は信仰を糧とする貴様らにとっての天敵を生み出したのだからな！
しかし貴様は俺を殺せぬ！なぜならこれから金が、金銭欲が作り出す数多の芸術にすでに魅せられているのだと！
図星を突かれた奴は遂に屈し、俺を助けるために雨を降らしたのだ！！ウワハハハハハハハ！！

そうだとも神々ですら俺を殺せなかったのだ！
カンビュセスごときがどうしてこの俺を殺せようものか！！
冥府の神々すらも金の虜ではないか！あの浅ましき渡守のカロンを見ろ！
金がなければ冥界へ行くことすらできん！！
それも全て俺のせいだ！そうだとも俺のせいなのだ！ワハハハハハハ！

ん？なぜセイバーか…だと？
最優のクラスはこの俺にこそふさわしいだろう。金の力はクラスすら自在に選べるのだ！

金が全てと言った所。
弓のクロイソスと比べるととてもうるさいし自信過剰で傲慢で手段も選ばないが、実はステータスにさほど違いがない。
しかし、英霊として自身の存在を疑問視しており所詮、この記憶もこの意思も英霊として作られた偽物だと割り切っている覚めた所がある。
なぜ、そして何時、自分が死んだかの記憶が存在していないことが彼の疑惑を強めている。
その空白を埋めるべく自身が作り出した通貨制度、そしてやがて生まれた資本主義の信奉者となっている。
最もお金に心を奪われ捕らわれているのは彼自身でもあるのだ。

マスターに対しては以外にもどんな相手でも基本的には従うが、金銭感覚を破壊しようとしてくる。
俺のマスターならばもっとオシャレを意識しろ！人に見られるという自覚がないのか貴様！
日常パートではファッションコーディネーターである。


イメージカラー：金銀財宝身にまとい綺羅びやか、されど王としての気品は損なわず…？
特技：どんなことをしていても金が寄ってくる。
好きなもの：株価上昇。東証一部上場。夢のある漫画。
嫌いなもの：経済活動の遅延。不景気。だっせー服。
天敵：金に対して心底何の価値も見出さない者。（生活のために必要とすら思わない存在）
願い：かつて見通したこの強欲なる世界へと俺は挑もう！！この時代に生きる一人の人間となってな！！


【一人称】俺、金持ちオレ【二人称】貴様、貧乏人キサマ

クロイソス:ふぅん、下らぬことで悩む俺もいるものだな！……だが俺の一側面には違いあるまい。所詮は俺もお前も両表のコインのごとき出来損ないだ。
キュロス二世:フゥハハハハ！好きなだけ使うがいい！！…………相変わらず凄まじき使いっぷり。王とはそうでなくては。
カンビュセス:見よ！これこそが人間の欲望の行く末よ！！その無垢なる純粋さ、なんと愛くるしいことか……。
アポロン:ふぅん、やはり貴様なんぞより、この時代では貨幣にこそ信仰が集まっているようだな。もはや神など不要なのだ。
アルテミス:あれは貴様を称える神殿ではない！参拝者はその豪華さ！権威！すなわち財力に魅せられ我が作りし貨幣の信徒とするためのもの！！

マニハルト・ウィーヴィクセン:貴様は俺を呼ぶ資格がある。だがマンサ・ムーサのが貴様にとっては良いかもな！
なぜならば俺が優秀すぎて貴様は今の職を失い貧困に喘ぐからだ！！ウワハハハハハハ！！

「最優のセイバーたるこの俺と渡り合うとは褒めてやろう…！だが所詮その程度よ！」

「冨め、『蛇銭剣』」

ド　　　

　　　　ン　　　
　　　　　　　！

「これが俺の『千両邪銭金櫻』だ…値千金の価値がある。お前は釣り合う相手か？」

「貴様にはもはや一銭の価値もない…」

｢『千両邪銭金櫻』、無尽金銭大盤振舞！！貴様ごときの命では利子にもならんほどの奥義だ！ワハハハハハハ！！」

「先程まで俺たちは…いや、金は天下の回り物ということか！面白い…面白いぞ！」

「フフフ…ハハハハハ…ワハハハハハハハハ！！」




「いつ死んだのか覚えても居ない。満足して死んだのか苦悩して死んだのかさえもわからない。こんな不完全な存在が俺であるものか…！！」

「俺は再び生を得るぞ！この世で再び金持ちrichasCroesusとなろう！――――そして、二度目の生でこそ、ついに俺は人生の死を得るのだ」

「『信仰はかくも容易く崩れ去る』（しゅへのうらぎり）――！報酬はすでに支払われた」

貨幣制度の立役者という点にのみ焦点を当て真逆の超解釈でのリメイク！
したかったのを弓クロイソス作った後から最近まで忘れてたけどキュロス2世で名前が出て思い出した。
あと銭剣や蛇腹剣使い作りたいなぁとか思ってたけど誰も思い浮かばなかったんで金持ちの彼にした。
本質的には自身の欠落をテンションと自身の功績（貨幣制度）に縋って誤魔化してる奴。