ジョン=ザ=ラックランド
ドーヴァーの誓いを聞き届けた。
恋愛感情とはまた違うものではあるが誰よりも大切な相手。
いつかまた出会うことを願いながら今夜も彼の王を夢に見る。
アーム・ジョー
とある小規模な聖杯戦争で組んだ相手。
ジョンよりも強かった。
黒咲恵梨佳
過去の依頼主兼ちょっとしたペテンにかけた相手。ルーラーの令呪ご馳走様です。
何度も「いいの? この条件でいいの?」と確認されたがニコニコ作り笑いでゴリ押しした。
いやぁ令呪を持ったサーヴァントがいると聞いて見た目だけ格安条件押し付けてよかった!
姉と父
嫌い。が、彼らとの因縁とかは正直頗るどうでもいいので頼むから自分の人生に関わってこないで欲しい。
「あなたには魂がない。集めた情報を組み合わせ既知を繰り返すだけの石頭計算機に過ぎません」
「何百年、何千年と計算を補強しようが無駄ですよグロース=アンディライリー」
「抑止力や修正力なんて関係ない。既に存在するものを浮かび上げることしかできない木偶に生み出せるものなどあるはずがないのです」
「これが娘としての私のせめてもの温情です。もう諦めなさい、グロース。あなたが何かを成し遂げる日は永久にない」
兄(?)
雁来紅のプロトタイプである金朱孔。
ガフは搦手をスペック任せで突破するタイプであるため、強制契約など蓋然性を排除した魔術に特化したザイシャは有利に立ち回れる。
彼女とガフは一部の規格が近似しているため、彼の内部にアクセスしアポトーシス機構を起動させれば完封可能。
モーチセン・デュヒータ
姉の口から度々名前を聞いていた紋章院の『名家』であり、彼女が最も警戒している者の一人。
どことなく父に似た底知れ無さを感じさせるため彼と相対することは可能な限り避けようとする。
戦闘力・汎用性の高さ、一門の優秀さを高い脅威と評価していることも相まってデヒュータ関連の依頼は全て断ることにしている。
それはそれとして
実は彼女のサーヴァントであるジョン王と「姉がモーチセンに惚れるか」という賭けをしており、
"あの人は父さんに似てるから姉さんの好みに合致するし父さんと違って構ってくれるからそのうちコロッといくだろう。姉さんちょろそうだし"
…ということでザイシャはモーチセンに惚れる方、子供の遊びに付き合ってやっているムード満載のジョン王は惚れない方に700ポンド賭けた。
そんなわけで。応援してます、モーチセンさん。
頸城心
元々五感の殆どが閉ざされていた関係もあって見かけで人を判断しない。
というより契約以外を信用していないクール系ヒロインなので異形な彼女にもあまり動じない。……訂正、ちょっぴり驚いた。
マゴットセラピーみたいに食べれば治るかなーなんて思いつつも、そもそも耳がどこかわからないので話しかけられずに天を仰ぐ。
ちなみに魔術回路にアクセスして(代償:2死亡/毎分)なんやかんやすれば彼女の感覚器と同調できるので、セルフイメージを共有することは可能。
メギドラ・エイハブ・サレナ
とある事件の中、契約によって(形だけ)ザイシャの下僕になった呪術師。
体格が似通った不死者ということもあって、戦闘経験豊富な彼女に師事し鍛錬を重ねている。
友人と呼べる存在が限りなく少ないザイシャにとっては非常に貴重な存在でもある。
命を狙われているのは承知しているが、リスクより信頼が先んずるほどには友情を感じている……のだが自覚はない。
人類史白紙化事件が終結した後も関係が続くかは、まだ未来の話。
『WIDOW』
生粋のハッカー系女子ということで興味津々……無論セキュリティの方に。
セキュリティの発達は歴史と同じ。どれだけ多くのノウハウを積み重ね、どれだけ多くの人間とアイデアを費やせるかが鍵になる。
ましてや黎明の今は……というわけで管理者からもスタンドアロンなサブサーバーはともかくメインは情報ゆるゆる探り放題。
売ろうが泳がせようがこっちの自由だぜー!と思ってたら利用者に売れそうな名前は無く、殆ど若者ばかり。そりゃそうだ。
金にならないことを秒と経たず察した彼女は皮算用を投げ捨て、一転して「大丈夫なのこの緩セキュリティ……?」と首を傾げた。
信頼性の問題で利用はしないが、時々暇潰しにセキュリティホール探してはこっそり埋めて落書きを残していく遊びに明け暮れている。