kagemiya@ふたば - ニルス・カタヤイネン(デミ)
「幸福に思うがいい!!お前はこのドクトル・キリの手によって新たな悪の手先、デミ・サーヴァントに生まれ変わるのだ!!」
「嫌に決まってんだろぉぉぉぉぉぉぉ!!!誰か助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」

基本情報

【元ネタ】史実
【CLASS】ガンナー(デミ・サーヴァント)
【依代】日村裕也
【真名】ニルス・カタヤイネン
【異名・別名・表記揺れ】ニルス・エドヴァルド・カタヤイネン、ニパ、ついてないカタヤイネン、すごくついているカタヤイネン
【性別】男
【身長・体重】165cm・55kg
【髪色】金 【瞳色】こげ茶
【外見・容姿】飛行服を着たガラの悪そうな金髪の少年
【地域】フィンランド
【年代】20世紀
【属性】中立・中庸
【天地人属性】人
【その他属性】人型・軍人・撃墜王
【ステータス】筋力:E 耐久:D 敏捷:B 魔力:E 幸運:EX 宝具:C+

【クラス別スキル】

憑依継承サクスィード・ファンタズム:-

デミ・サーヴァントが持つ特殊スキル。憑依した英霊が持つスキルを一つだけ継承し、自己流に昇華する。
依代の場合はガンナーの空中殺法スキルを継承している。

射撃:B

銃器を扱う才能を示すスキル。ガンナーの場合は機関銃の扱いに於いて真価を発揮させる。
一部の逸話ばかりが有名なガンナーだが、その実力は押しも押されぬ撃墜王の一人である。

騎乗:C+

騎乗の才能。大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。
航空機、主にレシプロ機の操作と戦闘に長ける。ついでに原チャリも乗りこなす。

【保有スキル】

仕切り直し:B-

戦闘から離脱する能力。 また、不利になった戦闘を戦闘開始ターン(1ターン目)に戻し、技の条件を初期値に戻す。
戦闘からの離脱自体は成功するが、大抵の場合乗騎の破損や本人の負傷により戦闘不能に陥りやすい。ただし休憩すれば回復する。

着陸続行:C

戦闘続行の類似スキル。本来の戦闘続行とは異なり、実際に戦闘を継続できる確率は低い。絶対に着陸する根性。
戦域離脱時に有利な補正を得られるため、仕切り直しスキルとの相性が良い。ついてないパイロットとは不時着の達人でもある。

空中殺法(不幸):B+

ガンナーの持つ空中殺法スキルを依代が自己流に昇華したもの。
元々は滞空、滑空、飛行状態で行われる動作に際してアドバンテージを得られるスキル。
依代とガンナー。二人の不幸が一つとなったことでトラブルが頻発し、色々な意味で相手の意表を突く機動を行う。嬉しくねぇ。

【宝具】

両翼座する女神と死神タイヴァス・ヤ・ヘルヴェッティ

ランク:E+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人(自分)
ガンナーの乗騎と、ガンナー自身の不名誉な記録がセットになった宝具。
発動時に彼が搭乗した戦闘機「ブリュースターB-239」が出現し、ガンナーが背負う形の乗騎に変形する。
武装としてB-239の内蔵火器を手持ち式に改造したものを使用できる。
この宝具によりガンナーは空中を自由に飛行し、常に空中殺法スキルの恩恵を受けることが出来る。
ただし、この宝具はガンナーの最大の逸話である「記録的な被撃墜」の象徴でもある。
彼の幸運ステータスは一秒たりとも安定せず、極端な不幸(何かしらの危機)と幸運(そこからの脱出)に振り回される。
戦闘中だろうとお構いなしにクリティカルとファンブルを連発し、周囲すらも混沌の坩堝に巻き込んでいく。
この効果は英霊としてのガンナーそのものから切り離せず、スキルや宝具での解除が不可能な呪いとなっている。
未来を視るスキルで観測はできても、ガンナーが何をやらかすかを制御できるものは存在しない。

不屈の翼デラスリントゥ・フイマン

ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人(自分)
上記宝具のアップデートバージョン。出現する乗騎がガンナーの最後の乗機「メッサーシュミットBf109G」に変化している。
機動性や攻撃力がより強化され、撃墜王としてのガンナーの真の実力を遺憾なく発揮できるようになる。
また、この宝具の発動中に限り「幸運を前借りする」ことで自身の幸運ステータスを引き上げた状態で固定できる。
しかし宝具の持続時間は短く、解除と同時に幸運の揺り戻しとして大きな不幸に見舞われることとなる。
逸話通りに戦争から脱落することも十分にあり得る奥の手であり、使用には覚悟が必要。

【Weapon】

『ブリュースターB-239≪ブルーステル≫』

米海軍の艦上戦闘機ブリュースターF2Aのフィンランド向け輸出型。フィンランド語読みで「ブルーステル」と呼称される。
F2Aは当初より枢軸国の戦闘機に対して性能で劣るとされ、実際に太平洋方面に配備された際は戦果を挙げることができなかった。
その後フィンランドに44機が供与されたが、交戦国の関係で武装は取り払われ、計器類もスペックダウンされたB-239が輸出された。
しかし当時のフィンランド空軍はB-239以下の雑多な戦闘機(鹵獲含む)で構成された凄まじい状態で、大いに歓迎された。
彼らはソ連軍機に対してB-239で21対1のキルレシオをたたき出し、35人の撃墜王を輩出し、「空の真珠」とまで呼ぶほどに称賛した。
そんなフィンランドにとってはとても大事で貴重な機体なのだが、ガンナーは何度も何度も派手にぶっ壊している。

『メッサーシュミットBf109G≪メルス≫』

バイエルン航空機製造(メッサーシュミット社)開発の独空軍主力戦闘機。フィンランド軍での愛称は「メルス」。
名だたるエースパイロットたちが乗り込んだ名機であり、ブルーステルに限界を感じつつあったフィンランド空軍に供与された。
ガンナーも本機で多数の敵機を撃墜する活躍を見せた。が、やはりこの機体も壊している。

【解説】

ニルス・エドヴァルド・カタヤイネン。フィンランドの空軍軍人にしてパイロット。最終階級は中尉。
対ソ連戦にて戦果を挙げたエースパイロットの一人である。撃墜数は35.5機(0.5機は共同撃墜)。
マンネルヘイム十字勲章も受章した実力者……なのだが、一般には「不幸なパイロット」として有名な男でもある。

彼が見舞われたトラブルは大きく分けて10件!ではその記録をもう一度見てみよう!

【解説-デミ・サーヴァント】

日村裕也は改造人間である!
謎の組織デムデム団に捕まった彼はあんなことやこんなことをされてしまいデミ・サーヴァントの素体に改造されてしまったのだ!
……というわけで持ち前の不幸で怪しい人達に攫われてしまった裕也。さっそく改造手術を施されてしまう。
彼と相性が良かった英霊は近代戦闘機パイロットきっての不幸属性カタヤイネン。いや不幸な分幸福もあったぞ!?というカタヤイネンの主張をスルーして召喚が決行された。
結果として召喚には成功したが……二人の不幸が危険なほどシンクロしたことでドイツ支部を未曽有のアクシデントが襲う。
その混乱に紛れて脱走した裕也は、今日もデミ・サーヴァントとしてデムデム団と戦う孤独な日々を……
「いや送ってねーよ!!?誰か元の身体に戻してくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!アイツら以外でぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

【人物・性格】

いつも通りの裕也である。ロクでもない目に遭っているのも相変わらず。
特に今回は自分の肉体が改造されたこともありいつも以上にテンパっており、時折霊基(カタヤイネン)の影響が出てくるのもそれに拍車をかけている。
微妙にフィンランド語を理解できそうな気がしたり(するだけ)、フィンランドの土地を覚えていたり、知らないはずの空戦をこなせるようになっている。
また宝具の効果で不幸が他人を巻き込む確率が上がっている恐れがあり、なるべく人に近づくことを避けるようになっている。
とはいえ本質的には裕也なので、何か事件が起こると運命に足を引きずられながら顔を突っ込むことになる。

イメージカラー:水色
特技:不時着
好きなもの:平和な生活、サウナ
嫌いなもの:エンジントラブル、被弾、出火、ガソリン漏れ
天敵:対空砲、自分の乗機
願い:どうせ聖杯が絡んだらまたロクでもねーことになるんだろぉ!!?いや嘘ゴメン聖杯でもいいから元に戻してぇぇぇぇ!!

【一人称】俺 【二人称】お前、アンタ 【三人称】アイツ

【因縁キャラ】

ドクトル・キリとデムデム団:元凶。逃げ出したは良いがその後仮面のライダーよろしく戦うことは良しとせず逃亡生活を続けている。でもどっかで会いそうな嫌な予感がしてならない。
フィンランド系英霊の皆様:マジすいませんでしたぁ!!と反射的に土下座する。度重なる機体損傷の件はカタヤイネンにとって相当申し訳ない出来事であったらしく、裕也の肉体でも勝手に謝り倒す。裕也からすれば知らない怖いおっさん達だが、大抵怖いじゃ済まない。
ヘラノワルナヘルトマスケ:裕也がどっかで会ったことある連中(そっくりさん含む)。基本的に出会う確率は低いのだが、もし会うとちょっと接し方が分からないので微妙な感じになる。
プリカンダカムイ:どっかで出会ったサーヴァント。「雪の縁」
キニチ・ハナーブ・パカル1世:どっかで会った気がしないでもないサーヴァント。「空の縁」
雪風:……会ったか?いや確かに会ったような……「戦の縁」 これら3つの縁がカタヤイネンの召喚に繋がることになった。
スクルド:運命変転してくださいぃぃぃぃぃぃ!!!女神様ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!

【コメント】

マイナスとマイナスかけたらプラスになるんじゃなかったのか
フィンランド語がさっぱりだったので宝具の読みは耳コピです