kagemiya@ふたば - 安徳天皇【異聞】
へいけにあらずんば人にあらず……」
「嗚呼、滑稽……嗚呼、諸行無常……」

基本情報

【元ネタ】史実……?
【CLASS】セイバー
【マスター】
【真名】安徳天皇【異聞】オルタ
【異名・別名・表記揺れ】平言仁、“大蛇の帝”
【性別】女
【身長・体重】171cm・215kg
【肌色】鱗混じりの肌色 【髪色】黒銀 【瞳色】爬虫類じみた金色
【スリーサイズ】98・59・91
【外見・容姿】大仰な着物を纏った半人半龍の妖女帝。脱ぐ系再臨。
【地域】日本
【年代】平安時代〜?
【属性】混沌・悪
【天地人属性】地
【その他属性】竜・超巨大・王・異聞帯・人類の脅威*1
【ステータス】筋力:A+ 耐久:A+ 敏捷:D 魔力:EX 幸運:B 宝具:EX

【クラス別スキル】

対魔力:EX

あらゆる魔術に該当するものを、有害、無害、有益、無益に関わらず全て無効化する。
魔術に対し、その身は不可侵の領域にある。

騎乗:D-

騎乗の才能。
大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせるが、自分が操縦する類の乗り物に乗る事は基本的にしない。
だって面倒くさいから。

【保有スキル】

龍の王気:A-

溢れる王気によって相手に強烈なプレッシャーを与える事で精神を消耗させて勢いを挫く攻性カリスマ。覇王色の覇気
このランクともなればあくび一つで心身の弱い人間は萎縮し、戯れに睨まれれば心臓が止りかねない。最早、呪いか祟りの領域。
そして困った事に、彼女はこの王気を制御するつもりがない・・・・・・・・

暴君強権:A++

皇帝特権、そして勅令の悪性変種スキル。
自分以外の相手が本来持ち得ないスキルを一時的に、強引に与えて使用させる、文字通りの暴君の振るう強権。
このランクともなれば対象の肉体構造を一切考慮せずにスキルを与え、例え肉体的に不可能であろうとも本人の意思を無視して実行させる。
そう、「鳥のように飛べ」と命じられたなら、腕が千切れようとも羽ばたいて飛ばなければならない。
彼女はこのスキルを利用して、配下の竜達に騎乗されるスキルを与えて移動手段としている。

普遍の龍体:EX

産まれながら肉体に龍としての性質を備えている。
このスキルの所持者は、常に筋力、耐久、敏捷、魔力のステータスがランクアップしているものとして扱われる。
さらに、鍛えなくても肉体は健康体を保ち続け、どれだけカロリーを摂取しても肉体は美しさを保ち続ける。つまり食っちゃ寝し放題。
セイバーと、セイバーの統治する龍人達はランクの差はあれど全員がこのスキルを所持している。故に天性ではなく普遍。
そして普遍であるが故に龍人達にとって竜殺しとは殺人という有り触れた罪と同義であり、偉業や逸話によって得られる対竜スキル・宝具の対象にならない。

天乞う龍あまこうりゅう(嵐):EX

自然現象の具現とも言われる龍としての性質。極めて強力な気象操作能力。
セイバーと、セイバーの統治する龍人達の中で、龍より派生した者達はランクの差はあれど全員がこのスキルを所持している。
八岐大蛇の転生体であるセイバーの場合、洪水を引き起こす程の嵐を呼び起こす事が出来る。
一つの喪失帯せかいを統べた龍である事からランクは規格外。並大抵の気象操作など容易く圧し潰し、塗り潰してしまうだろう。


【宝具】

龍神魂魄おろちのみたま

ランク:EX 種別:炉心宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
ヤマタノオロチの転生体とも言われ、へいしの棟梁として完全に龍に変じた彼女の魂、それその物が宝具となったもの。
規格外の竜の心臓魔力放出スキルを併せ持っており、呼吸だけで巨大プラント並の出力で魔力を生産する、生きた重炉心。
ただし、その炉から生じる魔力は神代のそれに限りなく近く、人体にとって致命的なまでに有害。
その為、普段はあまり力を使わないように……炉心の稼働率を上げないように自発的に動こうとしない。

大蛇の尾あめのむらくものつるぎ

ランク:A++ 種別:対軍〜対城宝具 レンジ:1〜88 最大捕捉:100×8 or 1000
正しき歴史にて、彼女と共に海に没した三神器の一つ。宝剣、天叢雲剣。
その最も新しく、最も原初に近い形……即ち八首八尾の水神、八岐大蛇の尾。
胎内の炉心を揺り篭として眠り続け、主の呼び声によって覚醒して産声と共に胸を裂き破って顕れる、かの大蛇の力の権化。
その姿は、歪んだ骨の如き姿の鉄の剣。纏う魔力により周囲に毒の如きモノを撒き散らし、それだけでも十分に脅威となる。
そして、その猛威は時として八本の首の如き八条の黒光で以って地を薙ぎ払い、或いは一本の大蛇の尾の如き極黒光によって天を引き裂く。

【Weapon】

『龍体による暴力』

水の如く流れ、そして龍の如く荒々しい肉体言語。

『魔力奔流』

炉心より溢れ出す魔力の奔流。口や手からだけでなく、全身至る所から溢れ出させる破壊の光条。

【解説】

それは、本来在り得ざる筈の可能性。へいし人間げんじを打ち滅ぼした世に生まれし龍帝。
人の姿を持つ竜達が新たな霊長となり、嘗て霊長であった人類種を家畜に貶めながら星を支配する在り得ざる喪失帯せかいを統べる女帝。
そして喪失帯せかいの中心に座し、その膨大な魔力にて国を支える聖杯の如きもの。
喪失帯せかいの象徴ではあるものの政には関わる事無く、ただ炉心の如き心の臓から泡沫の世界を支える魔力を放ち、満たし続ける聖杯の如きもの。

そして、在り得ざる世界と共に星海の底へと沈み……消え去った筈の、平氏の幼帝の可能性の姿。

これは、その在り得ざる龍帝がある理由によって座に至り、サーヴァントとしての在り方を得たものである。

【人物・性格】

元が安徳様とは思えない位に常に気だるげで、眠そうな顔を隠そうともしない怠惰な龍女帝。
自発的に動かず、背を押されなければ何もせず。菓子をねだるのも人の手頼りと、その姿はまるで冬眠中の爬虫類のよう。
これは宝具解説にもある通り、炉心の稼働率を上げない為と言う気遣いもあるが、喪失帯での数百年に及ぶ炉心としての在り方が原因でもある。

ここ数百年は政には関わらず、ただ喪失帯せかいの中心に座し続け、呼吸と共に生み出した魔力を世界に満たす。
象徴である自分が政に口を出したり外を出歩いてしまえば混乱が起き、少しでも激しい運動をすれば溢れる魔力が惨事を引き起こす。
そんな自分が出来る事は食うか寝るか、臣下が持ってくる娯楽品を嗜むか程度。そんな境遇に凡そ八百年以上甘んじ、慣れ切ってしまっていた為。


そんな彼女であるが、サーヴァントとして召喚される様になってからは汎人類史の光景に興味を惹かれているようにも見える。
自分から率先して何かをする訳ではないし、強く誘われなければ集団の輪に入る事もしない。
それでも誰かが楽しそうにしている姿を眺めて、小さく微笑む事だろう。

そこに、嘗て自分が求めていたものを見るように。


イメージカラー:蒼緑
特技:人に何かをやらせる
好きなもの:人が人である正しき世界
嫌いなもの:竜が人である過ちの世界
天敵:天羽々斬
願い:嗚呼そう、叶うのならば……。

【一人称】私(龍帝モードでは「妾」) 【二人称】あなた(龍帝モードでは「そなた」)、マスター様(マスター) 【三人称】アレ、ソレ、コレ(気を許した相手には素の「〜様」)

【因縁キャラ】

安徳天皇
正しき歴史における自分自身。幼くも、人として水底に沈んだもの。
人として最期を迎えた事に羨望の思いを抱いている。

安徳天皇(水着)
正しき歴史における自分自身……の生存説を集めて成長させた水着姿。
八百余年の龍人発電所生活をしていた彼女にとって、海水浴など夢のまた夢であった。

「と言うか、私が海から上がったらゴジラそのものじゃないですか」

安徳天皇(白無垢)
遠い遠い、遥か昔に見た春夢の如きもの。
そして、最早自分には叶う事のない夢幻。
故に、多くは語らない。

安徳天皇(クリスマスツリー?)
正しき歴史における自分自身(酔っ払いの姿)。
暴走っぷりに思う所はあるものの、自分の酒癖の悪さも大体あんな感じで大差無いので偉そうな事は言えない。
故に、いろんな意味でこれも多くは語らない。否、語れない。

平清盛
祖父。彼女の歩んだ歴史でも、魔力暴走で焼け死んでいる。
自分にとっては数百年前に死んだ相手の為、記憶の中の姿は既に朧気だが直接会えば「あぁ……」と気付く。
少女であった事は「人類種が滅ぶ原因」のように思い恨んでいたが、今では「結局は要因の一つでしかないし、そこまで恨む相手でもない」と思っている。

「それはさておき。私の方が年上になってしまいましたね、お爺様」
「数百年も、ずっとずっと年上に……それでも、家族と言うものは会えば思い出せるものなのですね」

刑部姫
ちょっと時代が違うので特に生前の面識はない。
だがカルデア等で出会った場合、おっきーは龍帝の横暴の被害を被ってしまうだろう。
炬燵の所有者と言う、ただそれだけの些細な……けれども致命的な理由で。

「姫?そうですか、私は帝です。何か?」

謎のヒロインXX
当然のように生前の面識はない(あってたまるか)が、相性的に実は意外な天敵。
〔人類の脅威〕特性持ちのセイバーなので最果ての正義付きツインミニアドを喰らうと気持ち良い勢いでHPが溶ける。
安徳オルタ様が調子に乗ったり自堕落を極めたら宇宙OLに突っついて貰うといいだろう。きっと、良い音が出るはずだ。

「いえね……冗談抜きで痛いのですよ、アレ」

天羽々斬【オルタ】
「ハバキリ、早く私を殺しにいらっしゃい!」

【FGO風セリフ】


【FGO風ステータス】


【コメント】

ワールドイータードラゴン安徳さまオルタ。おゆるしを!!
コンセプトはヤマタノゴジラ。





――――― その世界に、ヒトはいなかった