壮麗帝陛下
「我が陛下の御ために!!!!!!!!!!!!!!!(いきなり敬礼してそのまんま動かなくなる)……何をしている?貴様もやらんかァ!!!」
退膳にとってのこの世全ての善。
大戸隠家最後の才能とも言うべき二重属性を持って産まれながら、何の成果も出せずにただただ焦りながら衰退を待っていた退膳の価値観を、その姿を見せただけで破壊してしまった。
壮麗帝が言ったならそれは全て正しい事で、壮麗帝の言ったことで現場に不都合が起きたならそれは、左京の愚かな抵抗か、性根のひんまがった側近どもが陛下をたぶらかしているせい。
つまり一目惚れである、青年期によくある。
本当の事を言うと自己肯定できていなかった退膳が、その偉大な姿に対して自身の価値全てを委ねてしまっている部分がかなり大きい。
けれど退膳はその事に果てしない恩を感じている。「壮麗帝が自分の前に有ってくれたこと」それだけでも退膳にとっては生命を賭して返すべき恩が発生する程の事実。
今日も陛下の御ために、陛下のイヌはギャンギャン吠え、尻尾をまるめて逃げ、それでもよだれをふり乱して敵ののど元に噛みつくのだ。
キャスター?
「フン、扱いにくいことこの上ない、サーヴァントとはマスターを護る兵士であらねばならんというのに!!……まぁ他に手駒もないのは確かだしその……私には過ぎた英霊なのも確k何だその顔は!!何か文句があるのか!!!!」
ガチガチ管理スキー下級将校と元戦士ケルティックドルイド長…やりくちから趣味嗜好まで兎に角対立するうまく行ってない主従。
そもそもは野良サーヴァントだったカスバドに「何だお前1面のボスみたいな運命してるな」と言われて「本当か?!つまり私が斃れぬ限り奴らは陛下には一歩も近づけないと!?!?」っていう妙な反応を返した退膳にちょっと興味を持ってしまったカスバドの失敗であった。
ギャァギャァ喧嘩しながらもなんとかやっていっている。
ガイセリック
「何なのだアレは!!陛下のご威光を露程も気に掛けず……大体アレも王なのだろう!?兵を管理しろ!!都を管理しろ!!左京民どもを管理しろ!!あのニヤけた顔が気に食わん……!!ああ!我が陛下はなぜ大遠征をご宣誓なさらんのだ、一声いただければ右京全軍一糸乱れぬ大蹂躙が左京を押しつぶしてやるというのに……!!ううっ!?(破界王の暴威を思い出して思い出しビビり)……ああ気に食わん!!!(がん!)痛い!!!」
以前遠くからチラ見した事があり、絶対勝てないと認識しとてもビビっている。
ギャンギャン悪口を言うけど退膳だって男の子だし本当はちょっとあこがれちゃう。
源頼光/ライカVIII
「化け物退治どもが私の軍務と何の関係がある、化け物どもより左京民の方が余程汚らしい……奴らを右京民として啓蒙せねばならん。……警察機構として?人民の思想も管理できん警察組織になんの意味がある」
КВЕСについては警察組織に毛の生えたものとしか認識しておらず、大した注意を払っていない。
でも時々出るわけのわからない化け物は速く退治してほしい。
右京民
自分達右京兵士が護ってやっているというのに感謝してあらゆるものを差し出したりしないというモノの価値の分らない愚かな民。自分が命令すると不満げな目をしたりするし。
左京民
自分達右京兵士が救ってやっているというのに感謝して左京軍の首を差し出したりしないというモノの価値の分らない愚かな民。自分に会うと不満げな目をしたりするし。……会うだけでかよ!!!
ミカド
「陛下の側に立って左京を討つ勅書なりなんなり出せば良し、それも出来んのだから何もせず御所に閉じこもって居ればよい」
よくわかってないマン
荊棘太夫
「薬茶屋等と言っているが結局は女郎屋の主人だろう?女共はカネで頬を叩いてやるのが一番教育になる、お前も覚えておけ(私も一回お世話になってみたいが私の給金ではなぁ)」
普通の女郎屋と違って、コトが終わったらさっさと出ていけ次の客待ってんだよみたいな雰囲気出したりしないんだ……
とかちょっと妄想している。