リューリク
最終更新：ID:+Yi2QX66zQ 2019年08月26日(月) 22:19:50履歴
━━━━━そして彼ら、チュージ、スロヴェネ、クリヴィチは、ルーシにこう言った。
「われらの地全体は広い、そして豊かである。しかるにその中に秩序はない。あなた方が統治し、われわれを支配せんがために行かんことを。」
リューリクはノヴゴロドに座し、人々を治め始めた。ここから「ルーシ」の国はその呼び名を得たのである━━━━━━━━━━━━原初年代記『過ぎし日々の物語』
基本情報
ステータス
クラス別スキル
対魔力：B
保有スキル
神性：C
カリスマ：B+
ホルムガルドの頂：A
宝具
『
自らを統治できなかったスラヴ民族たちの懇願を聞き入れた彼は、冬の大地へと足を運ぶ。
そして彼はバルト海へと注ぐラドガの湖、ヴォルホフの河畔へと、新たなる街を創り上げた。
━━━━━それこそが、新たなる都 。ロシアの歴史のはじまりであった。
この宝具はまさに、その逸話を結集している。
━━━━━彼の招聘とは、それそのものが彼自身を�牴Ν瓩箸靴得�立させる行為に等しい。
召喚に成功した時点で、マスターの肉体に刻まれた絶対命令権「令呪」は全て、このサーヴァントに託されたという形で消失する。
そしてリューリク自身の身には、マスター…彼の�狄嘆辞瓩箸覆觴圓鮓罎垢襪燭瓩領畆�に代わる五画の命令権、『五令の勅王権 』が新たに刻まれる。
これらは「マスターに対して作用する」という点の他は、通常の令呪の効力とは特に違いを持たない。時にリューリク自身を強化する礎となり、時にマスターを補助する魔力となり、時に彼の支配下と成ったマスターを縛り躾けるための「鎖」となる。
またこの『五令の勅王権』は、スキル「ホルムガルドの頂」によって「国土」として定義された範囲内全ての存在に対しても効力を発揮する。
この宝具は令呪の制御権の奪取というよりも、両者の間に支配者と民草という関係を結ぶ契約。そしてリューリク自身は、それを当然の事であると考える。彼の召喚行為は、それだけでこの契約を受諾する事を意味するからだ。
そして彼にとっての民草とは、彼が支配し秩序立て、導き律し、そして護るべき者たち。少なくとも彼のマスターとして君臨するよりはずっと、彼にとって重要な存在となる事を意味するものだ。
だからこそこの宝具は、単純に「令呪を奪い取る」だけの代物では決してない。死の間際まで王としての責務を全うし在った、彼の生き様の象徴である。
…尤もこれは、通常の聖杯戦争における支配権の完全な逆転を意味する。その関係を素直に認められるマスターであれば、の話だが。
『
それはその後、現在にまで続く国家たるロシアそのものの礎。
国祖たる彼の血を継ぐ統治者としての証は彼の死後、数々に分岐する後裔たちの家系の中において、ただ一つの共通した象徴として示された。
それは、彼等の紋章の中に刻まれた数限りない形状の「三叉戟」。ルーシを統べるべき権力者の証は、フョードル一世の死により家系が断絶するまでの実に700年近くもの間、このモチーフによって脈々と示され続けていったのである。
リューリク朝の象徴とも言えるこれらの槍は、あらゆる家系の源泉たる彼、リューリクの所有すべき戟━━━━『国王三叉 』として収束した。
真名解放により、この槍は大きくその姿を変える。刃先が伸長、分裂などの変形を繰り返しつつ前方へと展開。最終的に、前方超広範囲を貫く、大樹が如き無数の鉄枝━━━━「公の血脈」を完成させる。
それは、真なる王の家系図の具現。魔力が続く限り無限に枝分かれを繰り返し進むこの歴史の槍はまさに、未来永劫に続くルーシの地そのものを示していると言えるだろう。
『
盾に刻まれた「҂ЅТО」の碑文。キリル数字で「6370年」を意味するこの文字列は、「世界創造紀元」に基づくヴァリャーグ招致伝説の年を示す。
即ち彼がルーシの王と成り、同時に英霊となるべき存在として宿命付けられた時代そのものの象徴。
この宝具の所有は、後世による信仰の歪みを同時に意味する。キリスト教化後に彼の彫像に刻まれたこの数字は即ち、彼自身の本来の存在をよりキリスト教的に捻じ曲げる事に等しい。
真名解放により盾に刻まれたこの四文字が輝きを放ち、其処から放たれる光のベールが持ち主の身体を覆い、彼自身の存在を再定義する。
発動と共に彼の肉体は失われた「創世紀元」を基準とした存在として書き換えられ、その身に纏う神秘の力は大幅に底上げられる。
それに従って神性はより高い濃度となり、霊的なものに対して与えるダメージも大きく上昇。最終的には神代の者にも近い霊基を手に入れ、彼自身の性格そのものもどこか神的で、俯瞰者然としたものへと置き換わる。
が、代償としてヴァリャーグとしての信仰━━━即ち、彼の生前の信仰たる北欧の神々の存在を忘却してしまう。
大神や雷神ほどの存在となれば記憶に根付いている事も有るかもしれないが、それでもこの状態の彼の中には、その信仰は殆ど残っては居ないだろう。
この宝具は己の在り方を捻じ曲げる宝具であるが故に、彼は使用に関して自らに制限を課している。
それは、"ルーシの地の危機"或いは、"己の家臣の危機"。
此処で言う"家臣"とは他でもない。彼自身を此の世に召喚し、君主とするべく望んだ者━━━━━即ち、彼を呼んだマスターである。
彼は人の上に立つべき統治者であり、そして彼を呼んだマスターはその支配下に在る。ならば彼には、其を護る義務がある。
…たとえ、己の存在を歪める事となろうとも。
Weapon
『
『
『
容姿
概要
因縁キャラ
コメント
FGO風台詞
「われらの地全体は広い、そして豊かである。しかるにその中に秩序はない。あなた方が統治し、われわれを支配せんがために行かんことを。」
リューリクはノヴゴロドに座し、人々を治め始めた。ここから「ルーシ」の国はその呼び名を得たのである━━━━━━━━━━━━原初年代記『過ぎし日々の物語』
基本情報 
【元ネタ】史実、『原初年代記』
【CLASS】ランサー
【真名】リューリク
【別名・異名】「国祖」リューリク一世
【性別】男性
【身長・体重】188cm・83kg
【属性】秩序・中立
【CLASS】ランサー
【真名】リューリク
【別名・異名】「国祖」リューリク一世
【性別】男性
【身長・体重】188cm・83kg
【属性】秩序・中立
ステータス
筋力：A 耐久：A 敏捷：C 魔力：B 幸運：C 宝具：A++
クラス別スキル
対魔力：B
魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。
Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法であってもダメージを殆ど受けない。
Bランクでは、魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法であってもダメージを殆ど受けない。
保有スキル
神性：C
その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
9世紀後半の人物とされる彼、ロシア建国の王リューリクの存在は、ロシア側の文献の他に存在が確認されておらず、半ば神格化された、神話的な存在と見做されている。
9世紀後半の人物とされる彼、ロシア建国の王リューリクの存在は、ロシア側の文献の他に存在が確認されておらず、半ば神格化された、神話的な存在と見做されている。
カリスマ：B+
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
B+ランクであれば国を率いるには十分以上の度量を持つとされる。
スラヴ人に招聘され、その地の王となったルス人の王リューリクは、他民族にさえ統治を請われる程の高いカリスマ性を有していたと見る事が出来る。
B+ランクであれば国を率いるには十分以上の度量を持つとされる。
スラヴ人に招聘され、その地の王となったルス人の王リューリクは、他民族にさえ統治を請われる程の高いカリスマ性を有していたと見る事が出来る。
ホルムガルドの頂：A
東スラヴの民草の懇願により、王としてルーシの地を治めたリューリク自身の逸話。
ヴァリャーグたる彼は仲間のルス人達と共に新たなる都を立ち上げ、此処をルーシ・カガン国、後のロシア、ベラルーシ、ウクライナ等の国家へと繋がっていく基盤を立ち上げた。
その街こそ、丘の街 。現在はノヴゴロドと呼ばれる、ロシアの起点であった。
召喚と同時に発動するスキル。自身の召喚された土地を、彼自身が治めるべき「国土」として定める領域定義。
小屋で召喚されたなら小屋が。屋敷で召喚されたならその全域が。墓地なら墓地全体が、平野なら平野全体が。土地として「ひとつの場所」として見做される範囲内を、彼の領域━━━━「ルーシの地」として定める。
手早く言えば、制限付きの陣地作成。彼は国土として定めた土地の中に於いては最高レベルの知名度補正を受ける事が出来、当面は其の場所を拠点とする。
…なお、ロシア国内で召喚された場合、その全ての場所において彼は最大の知名度補正を得る。
ヴァリャーグたる彼は仲間のルス人達と共に新たなる都を立ち上げ、此処をルーシ・カガン国、後のロシア、ベラルーシ、ウクライナ等の国家へと繋がっていく基盤を立ち上げた。
その街こそ、
召喚と同時に発動するスキル。自身の召喚された土地を、彼自身が治めるべき「国土」として定める領域定義。
小屋で召喚されたなら小屋が。屋敷で召喚されたならその全域が。墓地なら墓地全体が、平野なら平野全体が。土地として「ひとつの場所」として見做される範囲内を、彼の領域━━━━「ルーシの地」として定める。
手早く言えば、制限付きの陣地作成。彼は国土として定めた土地の中に於いては最高レベルの知名度補正を受ける事が出来、当面は其の場所を拠点とする。
…なお、ロシア国内で召喚された場合、その全ての場所において彼は最大の知名度補正を得る。
宝具
『汝が王は此の地へ来たる 』
ランク：B 種別：王権宝具 レンジ：- 最大捕捉：-「ヴァリャーグ招致」伝説。招かれし王権。
自らを統治できなかったスラヴ民族たちの懇願を聞き入れた彼は、冬の大地へと足を運ぶ。
そして彼はバルト海へと注ぐラドガの湖、ヴォルホフの河畔へと、新たなる街を創り上げた。
━━━━━それこそが、
この宝具はまさに、その逸話を結集している。
━━━━━彼の招聘とは、それそのものが彼自身を�牴Ν瓩箸靴得�立させる行為に等しい。
召喚に成功した時点で、マスターの肉体に刻まれた絶対命令権「令呪」は全て、このサーヴァントに託されたという形で消失する。
そしてリューリク自身の身には、マスター…彼の�狄嘆辞瓩箸覆觴圓鮓罎垢襪燭瓩領畆�に代わる五画の命令権、『
これらは「マスターに対して作用する」という点の他は、通常の令呪の効力とは特に違いを持たない。時にリューリク自身を強化する礎となり、時にマスターを補助する魔力となり、時に彼の支配下と成ったマスターを縛り躾けるための「鎖」となる。
またこの『五令の勅王権』は、スキル「ホルムガルドの頂」によって「国土」として定義された範囲内全ての存在に対しても効力を発揮する。
この宝具は令呪の制御権の奪取というよりも、両者の間に支配者と民草という関係を結ぶ契約。そしてリューリク自身は、それを当然の事であると考える。彼の召喚行為は、それだけでこの契約を受諾する事を意味するからだ。
そして彼にとっての民草とは、彼が支配し秩序立て、導き律し、そして護るべき者たち。少なくとも彼のマスターとして君臨するよりはずっと、彼にとって重要な存在となる事を意味するものだ。
だからこそこの宝具は、単純に「令呪を奪い取る」だけの代物では決してない。死の間際まで王としての責務を全うし在った、彼の生き様の象徴である。
…尤もこれは、通常の聖杯戦争における支配権の完全な逆転を意味する。その関係を素直に認められるマスターであれば、の話だが。
『全ては我が槍を掲げる 』
ランク：A++ 種別：対軍宝具 レンジ：1〜 最大捕捉：999人彼の興した国家、リューリク朝。
それはその後、現在にまで続く国家たるロシアそのものの礎。
国祖たる彼の血を継ぐ統治者としての証は彼の死後、数々に分岐する後裔たちの家系の中において、ただ一つの共通した象徴として示された。
それは、彼等の紋章の中に刻まれた数限りない形状の「三叉戟」。ルーシを統べるべき権力者の証は、フョードル一世の死により家系が断絶するまでの実に700年近くもの間、このモチーフによって脈々と示され続けていったのである。
リューリク朝の象徴とも言えるこれらの槍は、あらゆる家系の源泉たる彼、リューリクの所有すべき戟━━━━『
真名解放により、この槍は大きくその姿を変える。刃先が伸長、分裂などの変形を繰り返しつつ前方へと展開。最終的に、前方超広範囲を貫く、大樹が如き無数の鉄枝━━━━「公の血脈」を完成させる。
それは、真なる王の家系図の具現。魔力が続く限り無限に枝分かれを繰り返し進むこの歴史の槍はまさに、未来永劫に続くルーシの地そのものを示していると言えるだろう。
『創世紀元・原初年代 』
ランク：A 種別：神性宝具 レンジ：- 最大捕捉：-彼の所有する大盾『碑文の統石』の真なる銘。
盾に刻まれた「҂ЅТО」の碑文。キリル数字で「6370年」を意味するこの文字列は、「世界創造紀元」に基づくヴァリャーグ招致伝説の年を示す。
即ち彼がルーシの王と成り、同時に英霊となるべき存在として宿命付けられた時代そのものの象徴。
この宝具の所有は、後世による信仰の歪みを同時に意味する。キリスト教化後に彼の彫像に刻まれたこの数字は即ち、彼自身の本来の存在をよりキリスト教的に捻じ曲げる事に等しい。
真名解放により盾に刻まれたこの四文字が輝きを放ち、其処から放たれる光のベールが持ち主の身体を覆い、彼自身の存在を再定義する。
発動と共に彼の肉体は失われた「創世紀元」を基準とした存在として書き換えられ、その身に纏う神秘の力は大幅に底上げられる。
それに従って神性はより高い濃度となり、霊的なものに対して与えるダメージも大きく上昇。最終的には神代の者にも近い霊基を手に入れ、彼自身の性格そのものもどこか神的で、俯瞰者然としたものへと置き換わる。
が、代償としてヴァリャーグとしての信仰━━━即ち、彼の生前の信仰たる北欧の神々の存在を忘却してしまう。
大神や雷神ほどの存在となれば記憶に根付いている事も有るかもしれないが、それでもこの状態の彼の中には、その信仰は殆ど残っては居ないだろう。
この宝具は己の在り方を捻じ曲げる宝具であるが故に、彼は使用に関して自らに制限を課している。
それは、"ルーシの地の危機"或いは、"己の家臣の危機"。
此処で言う"家臣"とは他でもない。彼自身を此の世に召喚し、君主とするべく望んだ者━━━━━即ち、彼を呼んだマスターである。
彼は人の上に立つべき統治者であり、そして彼を呼んだマスターはその支配下に在る。ならば彼には、其を護る義務がある。
…たとえ、己の存在を歪める事となろうとも。
Weapon
『五令の勅王権 』
宝具『汝が王は此の地へ来たる』の効果により彼に刻まれる五画の"絶対王権"。
通常の聖杯戦争においては、マスターの令呪を「受け取る」形で彼の肉体に現れる。監督役等、元から多角令呪を有する人間であっても、それがサーヴァントを律し得る力を持つ限り、その全ての魔力はこの五画に収束する。
三叉槍を模したこの紋章は即ち、王と臣下━━━━彼とマスターとを繋ぐ鎹であり、その証明。
通常の令呪と同様、その役割は変わる事はない。この大王権が存在する限り彼は召喚者にとっての支配者であり、また召喚者は彼にとっての臣下…ルーシの地における、彼が導くべき民草である事を意味する(たとえ、マスターの出身地がロシアで無かったとしても)。
これは逆に言えば、彼は如何なるマスターで在っても、信念のすれ違いなどによる殺害などといった暴挙は行わない、と言う安定性の証明でもある。
…尤も、その関係は飽くまで臣下と王。目に余る無礼が過ぎるのならば、彼はこの王権を以って命ずる事も止む無いであろうが。
なお彼の召喚時に既に他のサーヴァントが存在していた場合、令呪は奪われず、勅王権だけが彼の肉体に刻まれる。
その場合は他のサーヴァントに対しても弱いとは言え効果を発揮する(ただし、ロシアを出身とする英霊への効力は強い)ため、組み合わせるサーヴァント次第では有効な力となるだろう。
ただし「ホルムガルドの頂」によって定められた「国土」内では、全ての存在に対して通常の令呪と同等の効力となる。
通常の聖杯戦争においては、マスターの令呪を「受け取る」形で彼の肉体に現れる。監督役等、元から多角令呪を有する人間であっても、それがサーヴァントを律し得る力を持つ限り、その全ての魔力はこの五画に収束する。
三叉槍を模したこの紋章は即ち、王と臣下━━━━彼とマスターとを繋ぐ鎹であり、その証明。
通常の令呪と同様、その役割は変わる事はない。この大王権が存在する限り彼は召喚者にとっての支配者であり、また召喚者は彼にとっての臣下…ルーシの地における、彼が導くべき民草である事を意味する(たとえ、マスターの出身地がロシアで無かったとしても)。
これは逆に言えば、彼は如何なるマスターで在っても、信念のすれ違いなどによる殺害などといった暴挙は行わない、と言う安定性の証明でもある。
…尤も、その関係は飽くまで臣下と王。目に余る無礼が過ぎるのならば、彼はこの王権を以って命ずる事も止む無いであろうが。
なお彼の召喚時に既に他のサーヴァントが存在していた場合、令呪は奪われず、勅王権だけが彼の肉体に刻まれる。
その場合は他のサーヴァントに対しても弱いとは言え効果を発揮する(ただし、ロシアを出身とする英霊への効力は強い)ため、組み合わせるサーヴァント次第では有効な力となるだろう。
ただし「ホルムガルドの頂」によって定められた「国土」内では、全ての存在に対して通常の令呪と同等の効力となる。
『国王三叉 』
1600年代まで続いたとされるリューリク朝に於いて、その支配者となれるのは、彼━━━━リューリクの血を継ぐ家系だけが許されるものだった。
彼らはその血統を示す為、己の家紋に共通の「三叉戟」の紋章をあしらい、己の立場を誇示したという。
彼の有する槍は、まさしくその結集である。
それが表すものは、時代と共に少しずつその形を変化させ続けて行った、ルーシの統治王権そのものの具現。その三本の鋒は彼と彼の兄弟、リューリク、シーネウス、トルーバルの象徴。
「三叉槍」と看做される…もとい彼自身がそう看做せるレベルまでであれば、この槍は自由自在に、持ち手の意志に従ってその形状を変化させる。
その柄は時に水のようにしなやかに曲がり、その刃は時に鋼となって敵の剣を受け止め、その鋒は時に弾丸が如く、敵の首元へと突き進む。
・『長の鋼剣 』
800〜1000年頃の時代、ヴァイキングの間で用いられた高品質な鋼鉄の剣。刃の平には「+VLFBERH+T」という象嵌が入れ込まれている。
中世に鍛造された剣の多くは脆く壊れやすいものであったが、この特別な銘が施された剣はそれらに比して遥かに優れた耐久性を有している。
折れる事も少なく、継続した戦闘を可能としたこの剣は首長や熟達した戦士によって用いられ、ヴァリャーグ・ルーシ族の長たる彼もまたこの剣を使用したと言われている。
敵のチェインメイル等の防御兵装を貫通する目的でウルフバート一族によって造られたとされ、護符程度の防御貫通効果を有している。
また彼はランサーとしての召喚だが、生前の主兵装はこちら。手に馴染んでいるがゆえにこの剣に頼る事も少なくない。
ただし宝具では無いため、無茶な戦い方をすれば折れてしまう危険もままあるだろう。
彼らはその血統を示す為、己の家紋に共通の「三叉戟」の紋章をあしらい、己の立場を誇示したという。
彼の有する槍は、まさしくその結集である。
それが表すものは、時代と共に少しずつその形を変化させ続けて行った、ルーシの統治王権そのものの具現。その三本の鋒は彼と彼の兄弟、リューリク、シーネウス、トルーバルの象徴。
「三叉槍」と看做される…もとい彼自身がそう看做せるレベルまでであれば、この槍は自由自在に、持ち手の意志に従ってその形状を変化させる。
その柄は時に水のようにしなやかに曲がり、その刃は時に鋼となって敵の剣を受け止め、その鋒は時に弾丸が如く、敵の首元へと突き進む。
・『
800〜1000年頃の時代、ヴァイキングの間で用いられた高品質な鋼鉄の剣。刃の平には「+VLFBERH+T」という象嵌が入れ込まれている。
中世に鍛造された剣の多くは脆く壊れやすいものであったが、この特別な銘が施された剣はそれらに比して遥かに優れた耐久性を有している。
折れる事も少なく、継続した戦闘を可能としたこの剣は首長や熟達した戦士によって用いられ、ヴァリャーグ・ルーシ族の長たる彼もまたこの剣を使用したと言われている。
敵のチェインメイル等の防御兵装を貫通する目的でウルフバート一族によって造られたとされ、護符程度の防御貫通効果を有している。
また彼はランサーとしての召喚だが、生前の主兵装はこちら。手に馴染んでいるがゆえにこの剣に頼る事も少なくない。
ただし宝具では無いため、無茶な戦い方をすれば折れてしまう危険もままあるだろう。
『碑文の統石 』
槍と共に彼が所有する盾。
彼は、本来敏捷を得手とするランサーとしては異例とも言える防御装備を備えている。
建国記念像に於いて彼が掲げる「҂ЅТО」の碑文が刻まれたこの大楯は、宝具としてだけでなく、時に彼自身を、時にそのマスターを護る為の防御となる。
また、この碑文には全てのロシアの歴史が見えぬほど細かい字で記されており、彼はそれを読み、ルーシの発展を見続けている。
槍を扱う際は両手である為、彼は多くの場合、これを背中に装備している。
彼は、本来敏捷を得手とするランサーとしては異例とも言える防御装備を備えている。
建国記念像に於いて彼が掲げる「҂ЅТО」の碑文が刻まれたこの大楯は、宝具としてだけでなく、時に彼自身を、時にそのマスターを護る為の防御となる。
また、この碑文には全てのロシアの歴史が見えぬほど細かい字で記されており、彼はそれを読み、ルーシの発展を見続けている。
槍を扱う際は両手である為、彼は多くの場合、これを背中に装備している。
容姿
ヴァイキング兜を被り、茶色の髪と長い口髭、同じく茶の顎髭を生やした壮年の男性。
その全てを射抜くような鋭い瞳は単に高圧的な印象だけを与えるものではなく、巌の如く全てを見つめるがごとき豪胆さを醸し出している。
鎖帷子を見に纏う肉体にはその隆々たる筋力が伺え、槍と盾、そして剣を腰に携えて悠然と立つ姿は、何か荘厳な雰囲気さえ醸し出しているように思える。
ノルマン系の強面ではあるが、それでも人を恐怖させるような類の物々しい面構えという訳ではない。確とした目鼻立ちを持った威厳の漂う中にも、見る者にはむしろ、どこか温和で、親しみすら覚えるような顔だという印象を与えるだろう。
戦闘時は主に上記の鎖帷子を纏うが、日常の生活に於いてはロシアに於ける伝統衣装(ルバーシュカ)等の軽装を着用する場合もある。
その全てを射抜くような鋭い瞳は単に高圧的な印象だけを与えるものではなく、巌の如く全てを見つめるがごとき豪胆さを醸し出している。
鎖帷子を見に纏う肉体にはその隆々たる筋力が伺え、槍と盾、そして剣を腰に携えて悠然と立つ姿は、何か荘厳な雰囲気さえ醸し出しているように思える。
ノルマン系の強面ではあるが、それでも人を恐怖させるような類の物々しい面構えという訳ではない。確とした目鼻立ちを持った威厳の漂う中にも、見る者にはむしろ、どこか温和で、親しみすら覚えるような顔だという印象を与えるだろう。
戦闘時は主に上記の鎖帷子を纏うが、日常の生活に於いてはロシアに於ける伝統衣装(ルバーシュカ)等の軽装を着用する場合もある。
概要
今日における大国ロシア…かつては「ルーシ」と呼ばれていたこの地における国家の礎を造ったとされる伝説的なヴァリャーグ(ヴァイキング)、その人こそ「国祖」リューリクである。
彼は先述の通り、統治者を求めて彼らにすがったスラヴ人達の願いを聞き入れ、現在においては最古の都と謳われるスタラヤ・ラドガの街を支配、続いて新都ノヴゴロドを建てる。
他の兄弟が早々に死亡してゆく中で、彼はキエフ公国を打倒し、その息子達に統治権を分け与える。これが、後に続くリューリク朝の源流であった。
…そして879年。50歳近くの年齢で、彼はこの世を去る。ヴァリャーグの戦士としてではなく、最後までこの地の王として在り続けた末の死を迎えた。
ノルマン系(諸説あり)、ルス(ルーシ)人たちの首長とされている彼ではあるが、その活躍の証拠はサガ━━『ヘイムスクリングラ』や『エイルビッギア』をはじめとするヴァイキングたちの事績を記した文献としては残っていない。
だがいずれにせよ、「リューリク」という名のヴァイキング王が数々の街を支配し、其処からロシアの歴史が始まって行った事は確かであろう。
何故なら彼の名は今でも、多くのロシア人達の心の中に印象付けられているからだ。…彼等の国の礎を築いた、「国祖」として。
何事に対しても一歩引いた視点を以って臨む、血の気の多い逸話が目立ちがちなヴァイキングらしからぬ性質を持つ。
これはリューリク自身の性格もさる事ながら、サーヴァントとしての彼は「ロシアの建国者」という王としての側面が強調されている為。
それでも戦闘時となれば勇ましく先陣を切り、冷静ながら荒々しさが勝りがちな立ち回りを行う様は、やはり彼のノルマン的な血質を暗示するものだろう。
それでいて彼は単なる武人には止まらず、王としての振る舞いも時には見せる。ローマ的な気品溢れる其れでは無くとも、臣下の想いを正しく聞き届け、それを許す度量の深さをも有している。
これらの行動の節々に垣間見える彼の大人物ぶりは、彼が「国祖」たる者である事に対しての疑いを発させる事は無いだろう。
彼は先述の通り、統治者を求めて彼らにすがったスラヴ人達の願いを聞き入れ、現在においては最古の都と謳われるスタラヤ・ラドガの街を支配、続いて新都ノヴゴロドを建てる。
他の兄弟が早々に死亡してゆく中で、彼はキエフ公国を打倒し、その息子達に統治権を分け与える。これが、後に続くリューリク朝の源流であった。
…そして879年。50歳近くの年齢で、彼はこの世を去る。ヴァリャーグの戦士としてではなく、最後までこの地の王として在り続けた末の死を迎えた。
ノルマン系(諸説あり)、ルス(ルーシ)人たちの首長とされている彼ではあるが、その活躍の証拠はサガ━━『ヘイムスクリングラ』や『エイルビッギア』をはじめとするヴァイキングたちの事績を記した文献としては残っていない。
だがいずれにせよ、「リューリク」という名のヴァイキング王が数々の街を支配し、其処からロシアの歴史が始まって行った事は確かであろう。
何故なら彼の名は今でも、多くのロシア人達の心の中に印象付けられているからだ。…彼等の国の礎を築いた、「国祖」として。
何事に対しても一歩引いた視点を以って臨む、血の気の多い逸話が目立ちがちなヴァイキングらしからぬ性質を持つ。
これはリューリク自身の性格もさる事ながら、サーヴァントとしての彼は「ロシアの建国者」という王としての側面が強調されている為。
それでも戦闘時となれば勇ましく先陣を切り、冷静ながら荒々しさが勝りがちな立ち回りを行う様は、やはり彼のノルマン的な血質を暗示するものだろう。
それでいて彼は単なる武人には止まらず、王としての振る舞いも時には見せる。ローマ的な気品溢れる其れでは無くとも、臣下の想いを正しく聞き届け、それを許す度量の深さをも有している。
これらの行動の節々に垣間見える彼の大人物ぶりは、彼が「国祖」たる者である事に対しての疑いを発させる事は無いだろう。
モザイク市において
因縁キャラ
カルデアにおいて
モザイク市において
コメント
ロシア国祖、令呪もらっちゃうおじさん。ザ・キングといった人間性。
原初年代記内でも記述が相当少ないのでその人物像については判然としない。
が、上にも書いたように、リューリクというヴァリャーグがかつてノヴゴロドを支配した事自体は確実と見られており、その存在自体はおおよそ肯定されている。
問題はその出身であり、今でも研究者の間ではノルマン人か否かという論争が行われている。
民族の出自の問題にも関わってくるためか、誇り高いロシア人達にとってこの議論は重要なものである事は想像に難くない。
今ではおおよそノルマン人説が有力とされているが、何分物的証拠に乏しく、文献の中から推論する他に無いため、いつか覆される可能性が無いとは断じ切れないのが実情である。
原初年代記内でも記述が相当少ないのでその人物像については判然としない。
が、上にも書いたように、リューリクというヴァリャーグがかつてノヴゴロドを支配した事自体は確実と見られており、その存在自体はおおよそ肯定されている。
問題はその出身であり、今でも研究者の間ではノルマン人か否かという論争が行われている。
民族の出自の問題にも関わってくるためか、誇り高いロシア人達にとってこの議論は重要なものである事は想像に難くない。
今ではおおよそノルマン人説が有力とされているが、何分物的証拠に乏しく、文献の中から推論する他に無いため、いつか覆される可能性が無いとは断じ切れないのが実情である。
FGO風台詞
召喚：「我が身はルーシの王。血脈たる槍の操り手。名をリューリク。貴様の召喚に応じ、此処に統治を敷こう。故に━━━━━此れより貴様も、我が民草で或る。」
レベルアップ：「励むがいい、我が民よ」
霊基再臨：「武装を研ぐとしよう。民たる者を護るべきは、王の責務が故に」
その2：「再びの昇華か、重畳。我が血統の槍にも、叫ぶが如く力が漲る」
その3：「…我が力は、大いなる域へと達した。碑文に於いて、我が名を此処に知ら使めよう」
最終：「頂へ辿り着くか、我が民 。…丘が見えるか？此の広き大地こそ、我が王の証。貴様が儂に付き従う限り、儂は貴様を導くと約そう。…其れが、我等の契約だ」
開始：「王の下へ跪け。その身を自ら散らすが善い」
その2：「雷神 よ、我等に加護を。赤熱の槌もて、彼等を焼き払わん事を」
その3：「王たる我が前に立つならば果てよ。民は、我が下に庇護さるるべき故」
スキル：「我が身へ以って律せられよ」
その2：「我が命へ以って従うが善い」
その3(創世紀元・原初年代)：「我が身は此処より━━━紀元の中へと揺蕩う！！」
選択：「命ぜよ」
その2：「道を示せ」
その3：「令と成すか」
攻撃：「ハッ！！」
その2：「フゥンッ！！！」
その3：「ラァアアアッ！！！！」
EX：「往生せよ、天の城へ！！」
EX(スキル3使用時)：「往生せよ、天の下へ！！」
宝具選択：「我が槍は血脈の煌き。全ての王の名を灯す」
その2：「分かたれよ国王三叉。今こそ、その名を以って王権を示せ」
宝具：「我がルーシよ。此の地は広く、然れど秩序は其処に無く━━━━━
為ればこそ、我等、我が血を宿すは王として在らん！公の三叉は無尽の統権、以って永劫なるを識れ！！
此処に顕現せしこそ、我が血の轍━━━━━『全ては我が槍を掲げる』 ！！！」
小ダメージ：「ぐぅっ」
大ダメージ：「馬鹿…な…！！」
戦闘不能：「支配者…の…責…未だ…果たされ…ず…」
その2：「…この様か。貴様の…王…とは…笑わせ…る…！」
勝利：「斃れよ、王家の血の下に。護るべき我が民が、此処に居る限り。」
その2：「任は果たされた。民草の安寧を約するは、偏に王の負うべき責也。」
会話：「我が民よ、此処より出でよ。貴様の成すべき命は、未だ残るが故に」
その2：「王にとっての民草とは、其処に隆盛たる安穏を齎し、庇護すべき者達。…貴様もそのひとりだ、我が民よ。 」
その3：「此の場に於いては儂こそが王で或り、貴様は我が下に傅くべき者。…そして貴様は、其を望み、儂を喚んだ。故に、我が身は此処に在る。」
好きなこと：「我が民、そして我が治むる地に他は無い。統治者とは須く、その民草を己が力を以って保つべき故」
嫌いなこと：「ルーシに仇成す者で或る。其は即ち、我が全てを損ね、貶める事。…赦し置けぬ大罪に等しい」
聖杯について：「聖なりし杯━━━其の�狎鮫瓩箸蓮�我が身に於いての後世の歪みと同じき物。…我が楯、石に刻まれし碑文こそ、その証左。故に其は、歪みでしか無い。…真なる聖とは、凡そ程遠い物で或ろうよ」
絆：「我が民草よ、儂に従うが善い。さすれば、然るべき安寧は与えられん」
その2：「貴様は我が民に他ならず、儂は貴様の王に他ならぬ。此は、我が身に刻まれし盟約で或る。」
その3：「我が古の国土は未だ、此の遥かなる未来に於いても国と在る。形を変え、名を変え、然れどその歴史は碑文の中に紡がれる。…此は、何にも勝る至宝で或る」
その4：「ルーシの統治者は、我が血を以って其処に在る。たとえその糸が断ち切れようとも、変わらず其処にルーシは在る。…だからこそ、貴様もまたルーシの者なのだ、我が民よ。」
その5：「…我が民 。ルーシに於いて在るべき者よ。其の身を我が許に置かんとするか。ならば、儂は応えよう。王たる我が身は、其の全てを護らんが為に勤められよう」
イベント：「祝祭の様だ。臣下が我等を待つ。━━━━━さあ、共に出でるとしよう、我が民よ。」
誕生日：「貴様の血が繋がれし日か。血統とは、後裔へと永劫に残り行くべき轍。我が血脈は途絶えようとも、王たる儂にとって全ルーシの民草は、我が子にも等しい。━━━━故に儂は、此処に貴様を祝福しよう。民たる貴様の血が、永劫の安寧に在らん事を」
レベルアップ：「励むがいい、我が民よ」
霊基再臨：「武装を研ぐとしよう。民たる者を護るべきは、王の責務が故に」
その2：「再びの昇華か、重畳。我が血統の槍にも、叫ぶが如く力が漲る」
その3：「…我が力は、大いなる域へと達した。碑文に於いて、我が名を此処に知ら使めよう」
最終：「頂へ辿り着くか、
開始：「王の下へ跪け。その身を自ら散らすが善い」
その2：「
その3：「王たる我が前に立つならば果てよ。民は、我が下に庇護さるるべき故」
スキル：「我が身へ以って律せられよ」
その2：「我が命へ以って従うが善い」
その3(創世紀元・原初年代)：「我が身は此処より━━━紀元の中へと揺蕩う！！」
選択：「命ぜよ」
その2：「道を示せ」
その3：「令と成すか」
攻撃：「ハッ！！」
その2：「フゥンッ！！！」
その3：「ラァアアアッ！！！！」
EX：「往生せよ、天の城へ！！」
EX(スキル3使用時)：「往生せよ、天の下へ！！」
宝具選択：「我が槍は血脈の煌き。全ての王の名を灯す」
その2：「分かたれよ国王三叉。今こそ、その名を以って王権を示せ」
宝具：「我がルーシよ。此の地は広く、然れど秩序は其処に無く━━━━━
為ればこそ、我等、我が血を宿すは王として在らん！公の三叉は無尽の統権、以って永劫なるを識れ！！
此処に顕現せしこそ、我が血の轍━━━━━
小ダメージ：「ぐぅっ」
大ダメージ：「馬鹿…な…！！」
戦闘不能：「支配者…の…責…未だ…果たされ…ず…」
その2：「…この様か。貴様の…王…とは…笑わせ…る…！」
勝利：「斃れよ、王家の血の下に。護るべき我が民が、此処に居る限り。」
その2：「任は果たされた。民草の安寧を約するは、偏に王の負うべき責也。」
会話：「我が民よ、此処より出でよ。貴様の成すべき命は、未だ残るが故に」
その2：「王にとっての民草とは、其処に隆盛たる安穏を齎し、庇護すべき者達。…貴様もそのひとりだ、我が民よ。 」
その3：「此の場に於いては儂こそが王で或り、貴様は我が下に傅くべき者。…そして貴様は、其を望み、儂を喚んだ。故に、我が身は此処に在る。」
好きなこと：「我が民、そして我が治むる地に他は無い。統治者とは須く、その民草を己が力を以って保つべき故」
嫌いなこと：「ルーシに仇成す者で或る。其は即ち、我が全てを損ね、貶める事。…赦し置けぬ大罪に等しい」
聖杯について：「聖なりし杯━━━其の�狎鮫瓩箸蓮�我が身に於いての後世の歪みと同じき物。…我が楯、石に刻まれし碑文こそ、その証左。故に其は、歪みでしか無い。…真なる聖とは、凡そ程遠い物で或ろうよ」
絆：「我が民草よ、儂に従うが善い。さすれば、然るべき安寧は与えられん」
その2：「貴様は我が民に他ならず、儂は貴様の王に他ならぬ。此は、我が身に刻まれし盟約で或る。」
その3：「我が古の国土は未だ、此の遥かなる未来に於いても国と在る。形を変え、名を変え、然れどその歴史は碑文の中に紡がれる。…此は、何にも勝る至宝で或る」
その4：「ルーシの統治者は、我が血を以って其処に在る。たとえその糸が断ち切れようとも、変わらず其処にルーシは在る。…だからこそ、貴様もまたルーシの者なのだ、我が民よ。」
その5：「…
イベント：「祝祭の様だ。臣下が我等を待つ。━━━━━さあ、共に出でるとしよう、我が民よ。」
誕生日：「貴様の血が繋がれし日か。血統とは、後裔へと永劫に残り行くべき轍。我が血脈は途絶えようとも、王たる儂にとって全ルーシの民草は、我が子にも等しい。━━━━故に儂は、此処に貴様を祝福しよう。民たる貴様の血が、永劫の安寧に在らん事を」
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