メフィストフェレス
「あいつも……いや、史実の俺だがな? 随分と七面倒な奴を作ったもんだ。
なんだこれ? 理解が及ばねぇよ。……まぁ、無辜の怪物がメリットになっているのは俺自身も変わらんがな」
ダンテ・アリギエーリ(讐)
「なんだ、お前は物語の主役の方じゃねぇのか? つまらんな。
作家は作家で好きだがお前は拗らせすぎだな。もちっとクールにいけねぇのか?
自作に自分の感情をぶち込むようじゃあ受ける作品は書けねぇぞ」
めっちゃ受けた。
ベアトリーチェ
「面白い。その在り方。己を削りながらも復讐の一途をたどるその在り方。実に人間だ。
ロスト? ハッ、笑わせるじゃねぇか。お前はしっかり芯を持って失ってねぇ。
確かにそれ以外は喪っているが、ただ一つ残っていりゃあお前は人間だ。
その歩み、その努力。俺の最大級の賛辞を送ってやっても良いかもな」
ヨハン・ライヒハート
「『時よ止まれ、君は何よりも美しいのだから』……か。ハハハッ!!
この俺のキメ台詞を告白に引用されるたぁ、こそばゆいじゃねぇか!!
……え? そんな事してない? ……おかしいな記憶が混在したか」
泥新宿のフェイカー
「ふん、今日もいねえか。噂に名高き我が身に辿る姫君……。
この眼にしかと焼き付けてやりてぇと思ったが、なるほど随分と奥手のようだ。
まぁそっちの方が燃えるがね? どう思うあんたは? オイなんでそっぽ向いてんだ」
彼は優秀であるが故に、自分が逃げられているという発想に至らない男である。
ベアトリーチェ(術)
「良い女だ。気に入った」
そう言った後ダンテにぐーで殴られた。
泥新宿のランサー(2)
「ふむ……魅力的な肢体だ。気に入ったぞ。
ふむ、お前らについていこう。なぁに目的は一緒だついていく連中が変わった所で変わりはない」