ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。


[フリー素材]

基本情報

【元ネタ】 『スタートレック』二次創作小説、「A Trekkie's Tale」より
【CLASS】 セイヴァー
【マスター】
【真名】 メアリー・スー
【性別】 自在→女(第二宝具開帳時)
【身長・体重】自在→ 157.1cm・51.5kg (第二宝具開帳時)
【肌色】自在→薄色 【髪色】自在→白 【瞳色】 自在→青
【スリーサイズ】自在→B92/W55/H78
【地域】 全世界、ありとあらゆる場所
【年代】 1973年以降―――
【属性】秩序・善
【天地人属性】地
【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力- 幸運- 宝具-
       (召喚時のマスターのイメージにより決定される)

【クラススキル】

カリスマ:D → Ex (第二宝具開帳時)
軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。
とはいっても、彼女の場合はその在り方が大きく異なり、周囲に対して妄信的なまでの求心性を振りまくスキルとなっている。
このスキルのせいで、彼(彼女)は自分が理想的な主役になれるように周りの人や環境に影響を与えてしまう。
その為彼女(彼)はこのスキルを嫌い、普段はDランクまでに抑えるようにしている。

対英雄:- → Ex (第二宝具開帳時)
彼(彼女)が『全ての英霊』を知るが故に存在するスキル。通常の場合、このスキルは機能していない。
しかし、第二宝具を解放すれば英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせる。
Exランクの場合、英雄であれば2〜4ランク、反英雄であれば1〜2ランク低下する。

神明裁決:- → A (第二宝具開帳時)
彼(彼女)はルーラーとしてのクラス適性があること、そして『周囲の人間は彼女に対して何もできず、全て”モブ”に成り下がる』
という、彼女(彼)への歪められた理想が形になってしまったスキル。彼女曰く、このスキルは何よりも嫌っているとのこと。
通常の場合はただ令呪があるだけで機能していないが、第二宝具を解放すれば聖杯戦争に参加した全サーヴァントに対し、
二回までの令呪を行使できる。 また自身に対して使い、強力な魔力ブーストをかけるなどの応用も可能。

【固有スキル】

英雄の矜持:A+
彼(彼女)は誰よりも理想的であり誉れ高き英雄である。
故に、彼女(彼)のマスターはもちろん、彼(彼女)の仲間、マスターの友、同胞、そして目的。
それらすべてが秩序を重んじ、善の立場に立つ物でなくてはならない。
故に、それらの条件を1つでも満たしていない場合、彼女(彼)は召喚に応じない。

変容:Ex
彼(彼女)は召喚時、マスターが最も尊敬し、最も敬愛し、そして最も強いと思う英霊、もしくはキャラクターの姿をとる。
それは姿形だけでなく、性格、口調、考え方すらもそのまま写し身となる。
マスターが思い描くイメージが強ければ強いほど強力なサーヴァントになる。

真名看破:D → Ex (第二宝具開帳時)
彼(彼女)が『英雄』という存在への憧れの具現に由来するスキル。通常の場合は英雄の姿形・宝具になんとなく覚えがある程度。
その為に、宝具さえ見れば即座に真名が分かる、宝具の効果をある程度予測できるなど、この時点でもかなり強力。
しかし第二宝具を解放した状態ならば、ランクはExまでに急上昇。この聖杯戦争に参加している全てのサーヴァントの、
真名及びステータス・宝具情報が自動的に自分、およびマスターに明かされる。

【宝具】

『誉れ高き理想の英雄(メアリー・スー)』

ランク:A+ 種別:対人(自身) レンジ:- 最大捕捉:1人
最も尊敬され、最も敬愛され、そして最も強き英霊、もしくはキャラクターとなることを可能にする宝具。
ただ姿を取るだけならば変容スキルで事足りるが、この宝具によりその元英霊のスキル・宝具を使用することが可能となる。
しかしそれら能力の使用については『一度使ったスキル・宝具はその後数時間使用できない』といった制限がつく。
ただし、神明裁決スキルにより自身に宿る令呪を1画使えばこの制約を一度だけ無視することが可能。

また、戦闘中に別の英霊・キャラクターへの変容も可能ではある。
しかしその際には多大な魔力を必要とし、また変容後しばらくはスキル・宝具の使用が出来ない。

『妄執に塗り固められし理想の英雄(アーティフィティカル・ヒーローズ・イデアル)』

ランク:Ex 種別:対人(自身) レンジ:- 最大捕捉:1人
長い時をかけて穢され、犯され、変わってしまった彼女の存在意義そのものが宝具と化した物。彼女の本来の姿を解き放つ宝具。
そして歪められた彼女の在り方に由来する宝具。穢れた理想。下卑たる物。まさに”陳腐”の一言で片づけられる悪徳。
この宝具の使用により、”この世界に存在する全ての英霊、キャラクターよりも強い”といった歪んだ願いがそのまま形を成す。
『誉れ高き理想の英雄』 は解除され、使用できなくなり15歳前後の彼女の本来の姿が現れる。そして全てのステータスがランク:Exに変化し、
全ての英霊を凌駕する強さをその身に得る。まさしく、理想の体現に相応しく究極の力を得るのだ。

更に、この状態の彼女が存在する限り、彼女の周囲の存在は全て彼女の一挙手一投足を持ち上げるためだけの存在に成り下がる。
その影響下となってしまった場合、「ひたすら賞賛してくれる味方」と「英雄譚のためにかませにされる敵」のどちらかになるしかない。
周囲の存在は全てが彼女以下の存在、彼女を引き立てる舞台装置、栄光の木漏れ日を受ける人形と、栄光の陰に蝕まれるガラクタとなり果てる。
勝負を行えば必ず彼女が勝ち、何か行動を行えば誰よりも優れているとされ、周囲はそんな彼女を手放しに口をそろえて賞賛する。
言うなれば、『世界そのものを書き換えていく汚染』。穢れた理想。下卑たる物。まさに”陳腐”の一言で片づけられる悪徳。

彼女はこの宝具を、このような在り方を、何よりも憎み、そして嫌っていた。唾棄すべき邪悪だとすら言い切る程だ。
”歪んだ理想の具現である存在”という自分の存在意義など、この世界から消え去れと常々に彼女は考えていた。
『誰もが幸せであってほしい』『皆が幸せなハッピーエンドが見たいだけだった』―――そう彼女は願っていたはずなのに、何故こうなったのだろうか。
―――彼女は考える。誰もが幸せになりながらも、私が下卑た理想の具現とならない方法を。周囲が私の踏み台とならない為の方法を。
『存在するくらいなら消えて無くなって欲しい理想』と『在って欲しい世界への理想』を、両立する為の方法を―――……。

故に―――、彼女がこのような考えに至ったのは必然だったのだろう。
彼女はその『歪んだ理想』への憎しみから、この宝具が発動した瞬間に『自分の死が確定する』ように自身の宝具を改造した。
具体的に言うなれば、彼女の生まれた原典通りの筋書きである、『どのような逆境に当たっても、その生まれ持った驚くような能力で回避し、
そして困難に打ち勝ち、最後は劇的に死に全員が悲しみに包まれる』というストーリーが確定する。
すなわち、その戦闘に置いては相手がどのような行為を行おうと決して負けることは無いが、戦闘後はその霊基を失いこの世界から消滅する。

故に、彼女は己の理想を果たしつつ、下卑た邪悪なる穢れた理想をこの世界から排除することとなる。
彼女の胸に後悔はない、悲しみも無い、むしろあるのは喜びだけだ。―――彼女の世界への理想、誰もが幸せになる理想を、
その”陳腐”の一言で片づけられる悪徳に汚されずに、成すことが出来たのだから。

【weapon】

『自在』
召喚者の願った装備で闘える。この地上にある全ての武器は一通り使い方をマスターしている。
変容することにより彼(彼女)の姿が変わるとともに、その姿に適した武器も付いてくる。

【解説】


『メアリー・スー』―――、それは人々の理想の具現。最強の代名詞。主人公の証。

その名の由来は、1973年にある雑誌に掲載されたポーラ・スミスによる『スタートレック』。
―――…の二次創作小説に登場するオリジナルヒロイン、メアリー・スー大尉を語源とする。
彼女の誕生由来は、当時の様々な作品のファンたちが書いていた二次創作小説に登場しがちな、
『非現実的で思春期の少年少女の願望を具現化したようなオリジナルキャラクター』を皮肉ったという、嫌な物であった。

以来彼女の名は、”読者の理想を体現した存在”、”書き手の理想を形にした物”への比喩として語り継がれていった。
確かに、そう言った物は見ていて気持ちの良い物ではない。人によっては何よりも不快に感じることが有るだろう。
しかしそこには、誰もが心の奥底に抱いている『誰もが幸せなままに終わるハッピーエンド』があった。一人の『主人公』によるものだ。
―――人々は思った。『こういうキャラクターがいれば、バッドエンドは避けられる』『ここで誰かがこう言えば素早く幸せに出来る』と…。
そういった、”全てを幸せにしたい”という、まさしく正義の味方じみた、子供らしい理想の思いは、やがて彼女と言う英霊を形作った。
読者たちの理想は文章となり形となり、多くの書き手たちの理想を受け止めていったこの”ジャンル”は、一つの概念として成立、
そして彼女は「理想の具現者」としてサーヴァントとなった。

しかし、その読者の理想は、やがては読者や書き手の歪んだ欲望を暴走させていき、そして彼女の名は自己陶酔の為の道具と化した。
何よりも強くあれ、何よりも美しくあれ、何よりも優れていろと、理想では無く妄執の産物となっていった。理想はどんどんと穢れていった。
やがては彼女の名は、侮蔑の比喩となり果て、そして歪んだ願いの器と化した。周囲をただ踏み台として物語を踏みにじる『悪』へと堕ちた。
―――高貴なるその気高き理想は、下卑た邪悪なる穢れた理想となってしまったのだ。

それでも―――、それでも彼女は皆が幸せになる物語を願い続けた。自分の理想を信じ続け、そして願い続けた。
そしていずれ―――自分にとっての”正義の味方”となる、秩序を重んじ善を願うマスターが現れる事を信じて、
今も英霊の座の最奥にて召喚を待っている。

【性格・特徴】

本来の彼女の性格はとても心優しく、自分よりも周囲の安全が大事だと考えている。
しかし、最初に呼ばれた際の英霊の姿によってはその考え方も微妙に異なっているかもしれない。そう、彼女はマスターが望むなら、
いくつの年齢にでもなれるし、どんな姿にでも、どんな性別にでもなれる。それこそがメアリー・スーという存在だから。

そんな彼女でも、第二宝具により戻った際は本来の彼女を見れる。
本来の姿の彼女は、かつて多数の少年少女に自己投影されたという過去から、14歳の少女の風貌をしている。
薄幸そうな見た目で、全体的に見て色素の薄い、整った顔立ちをしている。また、出るところは出ているためスタイルは良い。
その際は消え入るような声で喋り、とても自己主張の少ないように感じるが、話すと分かるが14歳らしい喜怒哀楽もしっかりとある。
また、食べ歩きやマスターとの遊園地など、そういったイベント事がとても大好きで、そう言った事にはごく普通にはしゃぐ。
本来の姿を見せられる機会はほとんど無く、有ってもほんのわずかな期間だけなのでこのようなことが出来ないのが非常に悲しいが…。
逆に嫌いな物は褒められることや讃えられる事。それは彼女の経歴…というか現在の在り方を見れば理由を語るまでも無いだろう。

【サーヴァントとしての願い】

聖杯に託す願いは、『全ての物語を、人々が幸せで、悲しまず、怒らず、笑いあえる物語にする』事。
この物語には、フィクションの話はもちろん歴史物語、すなわち史実も含まれている。
誰もが笑い合い、幸せである。そんな世界が彼女の望みなのだ。
例えその願いが、独りよがりだと、そんな事が出来るのはまさに”メアリー・スー”だと、嗤われようとも。

【因縁キャラ】

エミヤ
彼女と立ち位置が似ている存在。同じように正義を請われ、そう動いた男。
しかし彼の末路は、彼女の望むハッピーエンドとは真逆の物だった。
このような結末を二度と起こさないために、彼女は聖杯に哀しみの無き世界を願うべく戦う。
また、様々な作品の二次創作でも多く使用されたことから、そういった面でも面識がある。

ギルガメッシュ
自分がなるべき”英雄”という存在の起源がこんな傲慢な男だと初めて知り、戸惑っている。

メアリー・スー(プロト)
自分のオリジナル。何よりも最初の自分として、ある種の敬意を持っている。
エンタープライズとか持ってきているのが、自分にはない宝具なのでちょっと羨ましい。

メアリー・スー(ブレイブ)
「うん……、はぁ…。へ?」
自分から分岐したもう一つの自分。うん、でもそれは一体?え?

新宿のクリミナル
更に分かたれたもう一人の自分。虚構を受け入れたもう一つの自分。
その存在を許容できない、と頭の中では考えつつも、そういった在り方こそが自分には相応である、
と頭の片隅で考えている。

ベアトリーチェ(夏)
更に分かたれたもう一人の自分。が何か変な方向に組み込まれたナニカ。
完全に他人ではあるんだけど、やっぱり自分が謎の存在に組み込まれているのはやめて!ってなる。

アナンシ
全ての物語を知る少女。その在り方は非常に似通っている。
出会う事は少ないだろうが、おそらく彼女たちは出会えば……

『帝王』
物語を語る者。その語り部としての存在に応えるべく、
彼女は正義の味方としての在り方を遂行する。
「しかし…それ以外にも何か…あなたとは……」

アークエネミー、ビーストたち

理想の具現、英雄として、彼女が何よりも倒すべき存在。
おそらく彼らが召喚される場合は彼女もどこかで召喚されているかも知れない。
全て倒すべき敵ではあれど、どれも彼女の第二宝具を使っても勝てるかどうかわからない
そしてその宝具の影響を受けない非常に強力な存在。

金烏
倒すべき脅威の1つ。天を堕とす邪悪なりし焔の烏。
彼女の第二宝具を用いても『踏み台』になることは無い存在。
使ってようやく対等…と言ったところであろうか。

ニビル
ハッピーエンド、幸福を望む者たちの終着点として作られた彼女とは対極の英霊、
破滅を望む人間たちの願いの具現たる滅亡の英霊。その在り方には、何か同情のような感情を抱いている。
最近はカルデアなどの、彼の脅威が削がれる場所では面倒を見るお姉さん的立ち位置に立っている。
その度にお菓子をもらっては手懐けられており、どちらが弟なのか妹なのかという様ではあるが…。

もうひとりのじぶん
自分自身。其は否定できない自分。自分の追い求めた愚かなる理想の末路。
分かっていた。自分の存在そのものが間違っていることだとは。自分が存在などしてイケナイ英霊だとは。
人類を愛しながらも人類の悪となった自分(かのじょ)を倒すべき者は、自分では無い。
―――この世界に物語を残さない、英雄に隠れし二つの影である

ユートピア
人類全てが幸福である、という結末の一つの完成形。
もしかしたなら、彼女が望んだ最後とはこういったものだったのかもしれない。
だが、彼女はこの理想を否定する。正義の味方として。

その他データ

イメージカラー: 眼が痛くなるほどの純色、あるいは目につかない程に薄い色
特技: ごっこ遊び、おままごと
好きなもの: 人々の笑顔、イベント、ハッピーエンド
嫌いなもの: 悲しむ顔、人々の怒り、褒められる事、バッドエンド
天敵: 勝手に物語に割り込むようなオリキャラ
願い: 悲しみの無き世界

FGO基準セリフ集



[END]

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