村正:同業。
『妖刀か……それはそれで面白そうだが、あたしが作るとなーんか違うんだよなあ』
似たようなものは作れなくもないが、天国が作る刀はどちらかと言えば妖刀よりも神刀の属性を帯びたものとなる。
長曽祢虎徹:同業。
『偽物だの本物だの、面倒だねえ。刀鍛冶なんてのは作り上げた刀がたった一つの意味で、それが全てで良さそうなもんだが。
ま、そうやってああでもないこうでもないって身を焦がして、それでいい刀が出来るってんならそれも良しか』
それはそれとして体から刀生やすって何。怖っ。
和泉守兼定:同業。
『あー……鬼? 鬼ィ? ……いや、考えてみたらその手の奴らも珍しかないか』
鉄打ちの技は元を辿れば鬼の一族の技術であることも珍しくなく、ちょっといい鉄を探しに山に入れば顔を合わせることも日常。
孫六兼元:同業。
『……やっぱあれか、出来た方がいいのか、剣術。
試し切りくらいはそりゃやるけどねえ』
剣術家としての天国は二流か精々が一流半。本質的に自ら剣を振るタイプではない。
正宗:同業。
『しかしなんだ、この業界、どういうわけだか自分ってもんがどっか行っちまってるやつが多い気がするね。
良くも悪くも自分自身よりも作った刀が己の銘になっちまうのかね』
ところでなんだその動く面。
ダイダラボッチ:まるで見覚えのない怪物……なのだが。
『どういうわけだか知らんがなーんか馴染みのある雰囲気だなこのデカブツ。
ひょっとしてあんた、どっかで鉄でも弄ってなかったかい?』
……あるいは、そう言った可能性もどこかにあるのかもしれない。
村正ンタ:…………。
(何も見なかったことにしつつ石炭は貰っておいた)
天目一箇/金屋子/天津麻羅/他
何かしらの縁があるらしき鍛冶神。