ImgCell-Automaton。 ここはimgにおけるいわゆる「僕鯖wiki」です。 オランダ&ネバダの座と並行して数多の泥鯖を、そして泥鱒をも記録し続けます。

 
 
「オレに────いいや! 人類オレたちに、踏破できない試練は無い!!」



基本情報

【出典】ギリシャ神話
【CLASS】ランサー
【マスター】
【真名】ヘラクレス
【異名・別名・表記揺れ】῾Ηρακλήςヘラの栄光 / アルケイデス、アルカイオスなど
【性別】男性
【身長・体重】252cm・315kg
【肌色】薄褐色 【髪色】黄金 【瞳色】真紅
【外見・容姿】長身巨躯、筋骨隆々。泰然としながらも勇ましき大英雄。
【地域】ギリシャ
【年代】神代
【属性】混沌・善
【天地人属性】星
【その他属性】人型、神性、ギリシャ神話系男性
【ステータス】筋力:EX*1 耐久:A+ 敏捷:A 魔力:A 幸運:A 宝具:EX


Picrew:「おおおとこメーカー」様で作成

表情差分


【クラス別スキル】

対魔力:EX

A以下の魔術は全て無効化する。
事実上、現代の魔術師では彼に傷をつけられない。
さらにスキル『最果ての加護』の使用中は次元断層を身に纏うことで、あらゆる魔術が「届かなく」なる。
これを突破するには魔術の威力ではなく、因果干渉や次元跳躍、運命力といった特殊な能力が必要。

【保有スキル】

神性:A

神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
主神ゼウスの息子であり、死後に神に迎えられたことから最高クラスの神性を有する。
神より人に寄った在り方であっても、神霊適性そのものが損なわれることはない。

天性の肉体:A+

生まれながらに生物として完全な肉体を持つ。
このスキルの所有者は、常に筋力のパラメーターがランクアップしているものとして扱われる。
さらに、鍛えなくても筋骨隆々の体躯を保つ上、どれだけカロリーを摂取しても体型が変わらない。

剛勇無双:A+

数多の冒険、幾多の戦いを乗り越え培われた無双の武勇。
威圧・混乱・幻惑などの精神干渉を無効化し、如何なる状況においても十全の戦闘能力を発揮することができる。
特殊な環境にも即座に適応し、戦いの中で敵の弱点を洞察し、逆境であろうと怯むことなく勝機を見出し掴み取る。

不撓不屈:A

ヘラクレスの精神性、信念が形になったもの。
戦闘続行の亜種。決定的な傷を負わない限り生き延び、瀕死の状態となっても最後まで戦い続けることが可能。
さらに大ダメージを受けるなど致命的な状態となった際、筋力と耐久パラメーターのランクが一時的にA++まで上昇する。
灯滅せんとして光を増す如く、英雄の真価とは窮地においてこそ示されるものである。

最果ての加護:EX

本来は、聖槍の所持者へと自動的に付与されるスキル。
ヘラクレスは巨神アトラスに代わって天空を支えたことがあり、その際に肉体が聖槍としての属性を帯びた。
即ちヘラクレス自身が聖槍と化しており、他の所持者よりも聖槍との繋がりが強く、受ける恩恵も強大なものとなっている。
幸運と魔力パラメーターが常時ランクアップ。さらに限定的ながら“最果て”の力を使用できる。

【宝具】

英雄神話ハーキュリーズ・レジェンド

ランク:A 種別:対人〜対界宝具 レンジ:不定 最大捕捉:不定
十二の試練を踏破したヘラクレスの伝説・偉業が昇華されたもの。
1度の召喚において12回まで、不可能を可能にすることができる。
必中の魔槍の一刺しを逆転した因果を力づくで捻じ戻して無効化し、伝承防御を条件を満たしていない攻撃で強引に突破する。
防げない筈を防ぎ切り、不壊をも壊す奇跡の実行。それは正に「困難を乗り越えるもの」────“英雄”という概念がカタチになったもの。
あくまでも理論上の話ではあるが……冠位や獣、神霊といった、本来勝負すら成り立たない者にさえも勝利の可能性を創り得る力である。
ただし、回数制限とは別に直面した状況の打破、相手の打倒が困難でなければ最終的な成功率・勝率が50%以下でなければ使用できない。
他ならぬこの彼がそうであるように、困難へと挑み、僅かな可能性を切り拓いて勝利を掴もうとする者ならばこの宝具を突破できるかもしれない。

最果てへと掲げし腕ヘラクレイアイ・ステライ*2

ランク:A++ 種別:対界宝具 レンジ:1〜99999 最大捕捉:1人
大山を切り拓き、天地さえも支えた怪力無双のヘラクレスの肉体。
ある異聞帯の女王は聖槍を魔術として修得したが、彼は天空を支えた功績により『最果ての塔』たる資格を勝ち得、その五体を聖槍とした。
五賢帝と呼ばれたローマ皇帝が成し遂げんとした「己自身を聖槍とする」偉業は、神代の在りし日に彼が踏破した“通過点”であったのだ。

通常時でも魔力と幸運パラメーターの常時ブースト、あらゆる干渉を跳ね除ける次元断層対魔力:EXの展開が可能。
そして真名解放時には、時として大破壊を齎す聖槍の中でも破壊力の一点においては頂点に君臨する、「世界を縫い止める」などという易しい表現には到底収まらない「世界をめり込ませる」聖槍としての力を解放する。
拳を放つべく踏み込んだ足は世界を大地に撃ち込み固定する錨となり、突き出した渾身の一撃はどれほど遠く離れていようと打ち砕くと見据えた敵へと届き、打ち上げ、天空へと叩き付ける・・・・・
「大地に立ち天空を支えた」────即ち世界の規格スケールを定めたが故にその拳は世界の彼方までも届き、同時に人界の最外端・外殻としての概念的天空を具現化させる。
よって地球上にいる限りこの一撃から逃れることはできず、飛翔し星から抜け出そうとしても天空に阻まれる。次元跳躍・遮断などの能力か、あるいは具現化された天空を貫ける大火力がなければ回避することは不可能。
ヘラクレスは主にアッパーカットでこの宝具を使う。最果ての輝きを放ちながら揮われる拳の軌跡は、地から天へと伸びる光の柱の如し。

……また、これは余談だが。
第十の試練、クリュサオルの子である三頭三体の怪物ゲーリュオーンの飼う牛を捕まえるべく西の果てにある島エリュテイアに向かう途中、巨大な山を登らなければならない事態に直面したヘラクレスは、なんと山を真っ二つに叩き割って横断した。
こうして築かれた海峡を挟むように両断された山、もしくは海峡を進む際に両岸に築いた柱は「ヘラクレスの柱」と名付けられた。
伝説によると、柱には「ネク・プルス・ウルトラ(さらに先は無い)」という船員・探検家たちに向けた警句が刻まれているとされる。

かのスペイン国王はこれを改変して「プルス・ウルトラ(さらなる躍進を)」と唱え、新世界を目指す冒険家たちの背を押したという。


【Weapon】

最果てへと掲げし腕ヘラクレイアイ・ステライ

宝具であり聖槍でもある、ヘラクレスの肉体そのもの。
既に強靭なるその五体に宝具・聖槍としての神秘性が合わさったことで、過言ならざる無敵の体がここに成立した。
特にその筋力は凄まじく、単なる一挙手一投足で対軍相当の破壊を齎し、力を籠めた鉄拳は城塞をも粉砕、大地を強く踏み締める一歩は大国を揺らす。
基底値の時点でA+、籠めた魔力と昂る戦意に応じて際限なく高まっていき、最終的には世界を貫く絶技に至る。故にEX判定となっている。
強いて欠点を挙げるとするなら、第一宝具と合わせて霊基のキャパシティを圧迫しているせいでネメアの獅子の毛皮などの更なる宝具を持ち込めないことか。
単純な戦闘能力なら現状でも十二分にあるが、特定条件下で役立つアイテムも多く、それらがないことが戦いに影響する可能性はゼロではない。

パンクラチオン・改

賢者ケイローンから教わったギリシャ式格闘術。
数多くの戦いによって最適化とアップデートを経たそれは最早原型を留めておらず、「我流・ヘラクレス流」とでも呼ぶべき戦闘術と化している。
既知の戦況においては勿論、未知の環境であっても即座に適応し無双の戦技を発揮する。初見殺しも何のその、神魔巨人をも打ち倒す最強の武勇。
異なる世界線では『射殺す百頭ナインライブズ』と呼ばれるものだが、この彼はあくまでも宝具ならざる武術として修めている。

無銘・棍棒

肉体を武器とし、また上記の理由から通常武器すら持ち込めないヘラクレスが例外的に用意できる武器。
その辺りに生えている巨木を引き抜いて、邪魔な枝葉を千切り、幹に指を突き刺して持つ、極めて乱雑な代物。
本来、ただ拾った・貰っただけの物は神秘を宿していないため対サーヴァント用の武器としては使えないが、神話においてヘラクレスと棍棒は極めて縁深い。
その伝承再現によって巨木は神秘を帯び、サーヴァントなどの霊的存在に対しても致命打を与え得る武器となる。
ただし、棍棒の強度は素材に依存する。ヘラクレスの怪力に耐え得る木材は現代ではまず入手できないため、継続的に用いることは基本的に不可能。
あくまでも拳より有効打になり得る場合か、手加減する際に用意する即席武器として扱われる。

【解説】

ギリシャ神話において最大級の知名度を誇る大英雄。
主神ゼウスと、英雄ペルセウスの孫にあたるミュケーナイの女王アルクメーネーの間に生まれた半神半人であり、後にオリュンポスの神々に連ねられる。
幼名はアルケイデスといい、後述するデルポイの神殿に訪れた際に巫女に「ヘラクレスヘラの栄光」と呼ばれたことでそう名乗るようになる。
しかしその名前とは裏腹に、ゼウスの正妻である女神ヘラにはその出生故に強く憎まれており、生涯に渡って数多くの苦難を差し向けられた。

彼が生まれる際にゼウスが「今日最初に生まれるペルセウスの子孫が全アルゴスの支配者になる」と宣誓すると、ヘラは出産を司る女神エイレイテュイアを遣わしてその誕生を遅らせ、さらに生まれたばかりのヘラクレスの下に2頭の蛇を放った。
素手で蛇を絞め殺してこの危機を脱したヘラクレスだが、この程度ではヘラの嫉妬心は尽きることはなかった。
戦士として成長し、妻を迎え3人の息子に恵まれたヘラクレスだったが、ヘラによって狂気を吹き込まれ、我が子と異母兄弟イピクレスの子を殺してしまう。
正気に戻ったヘラクレスは己のしでかしてしまった罪を悔い、贖罪のためにデルポイの神殿に向かいアポロン神の神託を伺った。
果たして下された神託は「ミュケーナイ王エウリュステウスに仕え、10の勤めを果たせ」というものであり、ヘラクレスは誕生の遅れた自分に代わりミュケーナイの王となっていたエウリュステウスの下へと向かうこととなる。

10(+2)の試練の一覧

1つ1つが達成不可能な難題であったが、執念深く彼を恨む女神ヘラや彼に王位を奪われると恐れた欲深いエウリュステウスの妨害を受けながらも、ヘラクレスは最終的に12となった試練を見事踏破した。

また、ヘラクレスは十二の試練の他にも様々な冒険や戦いを成したとされる。
ある時は自分をもてなしてくれた王のために死の神タナトスを打ち倒して王の妻を生き返らせ、ある時はガニュメデスの代償としてトロイアに送られた神馬を得るため、トロイアを襲う海の怪物を倒して王女ヘーシオネーを救出し*3、ある時は宇宙の覇権を巡る巨人族ギガースとオリュンポスの神々の大戦争ギガントマキアにオリュンポス側として参戦し、「神々には殺されない」力を持つ巨人たちを撃破して神々に勝利を捧げた。
途中で離脱することになったものの、イアソン率いるアルゴノーツの旅路にも参加している。

しかし、大英雄にも最期の時は訪れることとなる。
最初の妻が我が子の死に悲しみ自死した後、カリュドーンの王女デーイアネイラと再婚していたにも関わらず、ヘラクレスはオイカリアの王女イオレーを欲していた。
このことを知った彼の妻デーイアネイラは夫の愛を自分に向けるため、かつて自分を襲いヘラクレスに射殺されたネッソスの血を彼の下着に塗り込んだ。
これはネッソスが死の間際に残した「自分の血には媚薬効果がある」という言葉を信じたが故の行動だったが……実際にネッソスの血に宿っていたのは彼を射殺した矢に塗られていたヒュドラの毒であった。
下着を身に着けた途端、その身体は毒で焼けただれ、かつて誤って殺してしまった師ケイローンが味わったものと同じ苦しみに襲われた。
自らの終わりを悟ったヘラクレスは、積み上げた薪の上に横たわり、火を点けるように頼んだ。
斯くして生きながらに火葬されたヘラクレスは神の座へと上った。ここに至ってようやくヘラは彼を許し、娘のヘーベーを妻に与えたという。

【人物・性格】

力に秀で、機智に富み、恐怖を知り、それを乗り越える勇気を持つ。怪力無双にして不撓不屈の偉丈夫。
情に厚く義理堅い性格で、恩を返すためならば神々にさえ喧嘩を売り。苦難あれば、例えそれが如何に強大であれど臆することなく我先にと挑戦する。
ランサークラス、聖槍の化身としての現界時の特徴として「偉業の先駆者」「人の可能性、その先達として語られる英雄」としての側面が強い。
伝説において自らが成し遂げた偉業の数々が、神の血を引くが故の天稟に依るところもあると自覚しながらも……神の血を引かぬ人類も、いつか自分と同じく、あるいは自分以上の偉業を成し遂げてみせると心の底から信じている。
特に近現代での召喚においては「宇宙への進出」という実績を知り、人類は期待に応えてくれたのだから自分も負けていられないとモチベーションを高める。

一方で、生涯を全うし、女神ヘラとの和解を経たことでその精神性には落ち着いた部分も多い。
幾度となく吹き込まれた狂気への耐性を獲得していることもあり、生半可なことでは慌てず、我を失うことは無い。
それでいて熱く行動力に溢れる部分も健在であり、外道を前にしても怒りに狂わず、されどその心を燃やし、これ以上の犠牲を出さないために全霊を尽くさんとする。
非道を好まず、悪しきマスターに召喚された場合は一先ず冷静に観察し、悪行に手を染める素振りを確認次第これを阻止して自害するだろう。
また、神々に対しては嫌悪や憎悪こそ無いものの、生前のあれこれが原因で若干苦手意識を抱いている。
とりあえずは会話から始め、和解なり歩み寄りが可能であればそちらに尽力し、相容れないのであれば例えギリシャの神々であっても拳を揮う。
半神半人の身なれど、人として生きた、人を愛する英雄。それが今のヘラクレスのスタンスであり、如何なる存在が相手でもその在り方を貫き続ける。

パンツは穿くが生地の確認や購入は全部自分でやる派。
さすがの大英雄も二度目の毒パンツに涙を零さない自信はなかった。


イメージカラー:黄金を纏う赤
特技:動物の生け捕り、魚の活け締め、運動全般
好きなもの:人間、凛とした女性、冒険、真っ直ぐな意志を抱く者
苦手なもの:神々、子ども、細々としたこと(できない訳ではない)
天敵:嫉妬深い女神、毒を仕込む暗殺者
願い:許されるのであれば、殺してしまった我が子たちに直接謝りたい

【一人称】オレ 【二人称】お前、アンタ、貴様 【三人称】アイツ

【因縁キャラ】

あとで

【FGO風性能】

FGO風ステータス


【コメント】

ハーキュリーズ・レジェンド(英語)
ヘラクレイアイ・ステライ(ギリシャ語)
プルス・ウルトラ(ラテン語)

????「冷静に考えろ、お前どこ出身!?」

どなたでも編集できます