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H&K USPの9mmパラベラム仕様として、P8の名称で現在のドイツ軍の制式拳銃になっている。
USP (Universal Self-loading Pistol）はドイツの銃器メーカーであるH&K社が開発した自動拳銃である。
他のバリエーションを含めると、多数の軍、警察、国家機関などに採用されている。

口径は9mm（9×19mmパラベラム弾）、.40S&W弾、.45ACP弾を使うバージョンが存在する。
ダブルカラムマガジン（複列弾倉）を採用。
装弾数は9mm弾モデルが15+1発、.40S&W弾モデルが13+1発、.45ACP弾モデルが12+1発となる。

ポリマーフレームながら旧来的なマニュアルセフティや外装式の撃鉄（ハンマー）を備えている。
現代のダブルアクション拳銃としては珍しく、撃鉄を起こした状態でセフティを掛けて携行するコック&ロックも可能なのが特徴。

USPの名称通り軍・警察用から護身用、スポーツ射撃まで幅広く用いられるようにさまざまなバリエーションを展開している。
コック&ロック機能が不要な場合はデコッキング機能のみのモデルやダブルアクションオンリーのシンプルなモデルも選択できる。