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H&K UMP


ドイツのH&K社が開発した短機関銃。
UMPとは、汎用短機関銃を意味するUniversale Maschinenpistoleの略称である。

H&K UMPは、H&K MP5に代わる次世代サブマシンガンとして同社が試作したSMG Iと、その発展型のMP2000をベースに開発された。

両者の開発の始まった1980年代後半、高価なMP5は、需要先として見込んでいた予算の潤沢な先進国の軍、警察機関にある程度行き届いていた時期だった。

そこでSMG I及びMP2000は、予算が限られてMP5に手の出せない発展途上国向けの安価なサブマシンガンとして開発された。

しかしH&K社の予想に反して、発展途上国に対しても高価なMP5のセールスは好調だった。
そのため、クローズド・ボルト形式により高い命中精度を持つ、9x19mm弾薬のサブマシンガンという似通った特徴を持つ商品が一つの会社に2種類も存在する状況は
販売戦略の混乱を招くうえに、ローラー・ロッキング機構を省いたことで『廉価版MP5』と顧客に受け止められかねないと判断したため、MP2000は量産中止に追い込まれてしまった。

しかし、9x19mm弾薬の威力に不満を持っていたアメリカ軍特殊部隊から、より大型の.45ACP弾を使う新型サブマシンガンの開発を要請されたH&K社はMP2000を基に開発を進め、スチール板のプレス加工をプラスチック成型に変更したH&K UMP45を完成させた。

同じ様にプラスチックを多用したH&K G36をスケールダウンしたかのようなデザインだが、上記の様にH&K G3に対するMP5のような位置づけではなく、コッキングレバーの位置と操作手順はMP5に近いものが採られている。

ハンドガード右側と下部、そして前後照準器間にピカティニー・レールを取り付けることができるため、MP5よりも優れた拡張性を有する。

H&K UMPの主な販売先は米国であるため、MP5シリーズには存在しなかった.45ACP弾仕様のUMP45が用意され、ボルトストップとピストルグリップはM16風のものが採用されている。

また、UMP45以外に9mmパラベラム弾仕様のUMP9や.40S&W弾仕様のUMP40も存在するほか、セミオートのみの民間バージョンUSCが存在する。

また、低腔圧な.45ACP弾をバリエーションに含むため、G3シリーズやMP5シリーズで用いられていたローラー遅延式ブローバックではなく、シンプル・ブローバック方式となっている。

材質にポリマーを用いており、同クラスの短機関銃よりも軽量化に成功している。
また、ポリマーは水上における作戦でも錆びを気にする必要が無いという利点もある。

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