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マーリン社の開発した狩猟用ボルト・アクション・ライフル。

銃身長は1,092mm。口径は7.62mm×63
弾薬は30-06スプリングフィールド弾を使用。

マリーンMR-7はマリーン社（Marlin）によって1996-1999年の間でのみ製造された。
種類は.25-06弾、.270弾、.280弾、.30-06弾などに対応するものだけである。

特徴は安全装置が3ポジションであること。
そして、ボルト・フェイスが4140鋼（4140スチール）のリング3つに覆われており
シュラウテッド・ストライカーと高視程のコッキングインジケーターを備えている点である。

調節可能な3〜6ポンドのトリガーと熱処理のためのレシーバーと
非常に強力なボルトが固定されている。

着脱可能な組み込み式弾倉は4発まで入り、銃床の部分に蝶番が設けられている。
22インチのバレルの銃口奥にはライフルシャフト6.0があり、高精度なライフリングが刻まれている。

ストックにはアメリカン・ウォールナット材を使用していたが、1999年に製造されたMR-7Bではよりコストを抑えるためにバーチウッドに変更された。
MR-7Bは結局、.270と30-06でしか使用されていない。

このMR7の各部位は他の銃との類似点がある。
カートリッジとボルト・フェイス周辺の構造はレミントン700とよく似ており、またウィング型セイフティについてはウィンチェスターM70に似ている。
他にも、くの字に折れ曲がったボルト形式『ドッグレッグ』はルガー77と酷似。銃床と着脱弾倉はブローニング　A-ボルトのものと似ている。