最終更新: bennkyotyuu 2012年02月16日(木) 20:35:05履歴
- 官僚制の機能的側面
- 業務が客観的に確立された規則によって行われるという規則による規律の原則
- 業務は規則によって定められた明確な権限の範囲内で行われているという権限の原則
- 上下の指揮命令系統が一元的に確立されているという階層構造の原則
- 組織の所有物と職員の私有物とは完全に区別されるという行政手段分離の原則
- 特定人による職位の占有を認めない官職占有排除の原則
- 決定、処分、指令はすべて文書の形で表示され、記録、保存されるという文書主義の原則
- 選挙で選ばれるのではなく、任命された職員から構成されるという任命制の原則
- 職員たる身分は契約によって生じ、規則に定められた職務に関してのみ上級者の命令に服するという契約制の原則
- 職員の採用は、一定の資格の有無に基づいてなされるという資格認容制の原則
- 職員は労働の対価を定額の貨幣で受け取るという貨幣定額棒給制の原則
- 職員はその業務に専念するという専業制の原則
- 職員の昇給は在職年数、業務成績によって行われるという規律ある昇任制の原則
- 官僚制の逆機能的側面(形式主義、繁文縟礼、セクショナリズム)
また、マートンは、ある状況に適合する技術の訓練を受けたものが、想定された状況とは異なる状況下でも自己の訓練された技能に固執するあまり、柔軟性に欠けたまったく能のない対応をしてしまう現象を「訓練された無能力*2」と呼んだ
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