ちょっと怪しい黒猫のウィズ用語集 - 魔道杯の歴史(2020)
魔道杯>魔道杯の歴史(2020)

2020年

2020年のイベ覇の構成の特徴

 以前は所謂持ち物検査による参加権利の有無が分かれているようなものであり、「5Tや4TSSを組めるか」という点が一つの大きな勝負であった。

 そのため、有志による配布メインのデッキが開発されれば無微民でも課金者と同じように周回が可能であり、課金者からすれば「優位性」という点においてあまり面白くはない状況であった。
 かといって、他の精霊でどう頑張っても代用できない特定のスキル持ちの限定精霊が必要になったり、流行りの限定精霊を2枚以上ほぼ必要な構成や難易度になってしまうと、それを持たないユーザーから不満の声が続々と上がることになってしまった。

 そこで運営がようやくたどり着いた一つの解が、「5Tクリア自体の難易度は低水準に留めつつ、高速周回に必要なパーツとして特定の限定精霊を必要とする」という構成だったと思われる。

 2020年6月末現在、敵が「盗み」「スキルチャージ」「反動攻撃」「ステータスリセット」「逃走」などを行うことによってプレーヤーが突破しやすくなるというギミックが多く見られた。これらを駆使すれば、配布デッキでもクリア自体は比較的簡単である。
 しかし、敵のスキルを余分に見るということはそれだけ時間も掛かる。盗みやスキチャ利用の場合、こちらのSSを多用することが目的であればそれもまた時速の低下を招く。
 また、上記の敵スキル発動のトリガーが「怒り」や「スキル反射」であれば、その演出でまた時間が掛かってしまう。

 しかし、限定の高火力SSや適したEX-ASがあれば、そんな煩わしいものを必要以上に見ずに一戦ほぼワンパンで済む。
 これは長期戦における時速と周回の快適性において、とても大きな「優位性」となる。課金者と幸運者に対する適切な優遇と言えるだろう。

 この構成が見られるようになる以前は、必要回答数を少なくすることを中心として、余計なSSや覇眼を使わないくらいしかラップの大幅な詰めようは無かった。
 今は余計な敵スキルの発動回避もやり込み的な課題になっているので、程よくゲーム性も増したと言えるだろう。

大魔道杯 in はじまりの塔

 2020年1月24日(金)16:00〜27日(月)15:59開催。
 1月15日のおせにゃん#88にて八百八町あやかし捕物帳2と同時に情報公開。
 今回ははじまりの塔ということで総合はフォーミュ、デイリー上位はタカシ、下位はワタシロイドとなっている。
 個人的にそこらのキャラよりいまだにどの異界かすら分かっていないシュティーレ&イングラムなどのほうが気になるところ。

 今回はパネルに+4チェインが付与されている…が、初戦からチェイン封印x2が飛んでくるため、潜在のチェインガードでは対応不可能。
 またチェインを稼ぐと怒る敵が多く、怒ると有利になる事が多い。*1
 なので今回はチェインガードを入れるか、チェインがロクに稼げない状態で突破するかのどちらかになる。

 ボスのタカシは反動で雷弱体化に両隣のザコ敵は水属性であるため雷推奨。
 また鉄壁は3体いるためやはり蓄積連が接待されているのだが、今回はそれだけではダメで3戦目が雷ガード光吸収を行うため、雷の蓄積連以外のSSが必要となる。AS含めて倒せるなら問題にはならないが…。
 タカシを光の連やエレインで吹っ飛ばせるので推奨は雷だが、水/雷の攻略が多いか。
 他にもWASでの力押し、3戦目対策のちゆう&好介、雷以外で挑戦するなど一応色々なパターンが存在。

 しかしほとんどのデッキに必ずといっていいほど連が含まれており、連の接待具合は大大大感謝魔道杯を超えるほどで連さえいれば1tssや2tssすら余裕だが、いなければ5t周回ですら覚束なくなるほど。
 一応カウンターを併用してボスを倒す軸とAS3倍軸ならば一応連未使用デッキも存在はする。
 その後、研究が進んだ結果2日目開始時点でなんと全配布5t攻略デッキが完成した模様。キーカードはなんとカタバさん。
 また、ランカーを見れば分かる通り、まさかの大感謝祭魔道杯の柑橘姉妹が大暴れしている。1t目から高火力を出せる点がかみ合った結果か。
 なお、タカシはこんな仕事があるなんて聞いてないと言っているが、一緒に出てくるベンガクは彼の9倍倒されている。モティラースはブラック ちなみに同僚のセキトリとトンボガエリは1回も出てこない。

ストーリー

 大感謝杯以来の全員ストーリーが違うオムニバスストーリーとなっている。
 はじまりの塔は全員ストーリーを聞くためには契約レベルを上げなければならないという手間があるものの実際に聞いてみると結構面白い物が多くその補足となる今回の魔道杯は割と歓迎されている。
 出てこなかったキャラ達も早く新イベントで出てきて欲しいところ。

 フォーミュのストーリーは3以降、悪女杯前という何とも言えない微妙な時期の模様。*2
 余談だがワタシロイドのストーリーに猫葉原という文字が出てきたのでアイドルキャッツ異界であることが確定、また高い確率でエニグマ異界勢でもあるかと思われる。
 これまた完全に余談だが劇中では読み方が出ていないタカシの本名「後萢 孝志」は「うしろやち たかし」と読む。タカシは2か月前のイベントでも出たばかりでネタキャラ化が確実に進んでいる。

新要素

 タカシのストーリーの超極小文字は多分新要素だと思われる。

結果

 ボーダーは前回よりまたわずかに上がった82万程度であった。
 ボーダーの推移を見ると土日までは昨年5月の新時代杯より急なペースで進んでおり90万といったあたりがボーダーとなる予定だったのだが、最後のブーストがそこまでではなかったため最終的に新時代杯よりもボーダーが低いor同じ程度となっている。あと一応ガメの予想の85万はまあ当たったと言える。

 参加者数は11.6万人と最少を更新。先月より7000人減少している。
 総合報酬は精霊強化だが起死回生が掛かり続けるものの、最大HPが減り続ける点で微妙と踏んだ人が多かったのではないかと推測される。
 10万pt突破は5.05万人(+200人)ほど、45000pt突破は6.73万人(-0.2万人)という数値となっている。10万位を走る人は変わらなかったが参加者が減ったといったところだろう。
 5000位ボーダーは115万といたずらバトル杯の水準にまで戻った。上昇したのは連さえいれば非常に周回しやすかったというのが原因だろう。

不具合

  • 敵の先制攻撃をカウンターか行動感知で全員撃破すると0tで突破したこととなる不具合が発生。5戦の魔道杯で3tクリアが出せるのが地味に話題になった。7tが6tになったりして順位に影響があるからか、こちらはお知らせに赤字で掲載されている。詫び栗やったぜ。
  • 1月27日13時20分にBP獲得画面、イベントPT獲得画面では本来のターン(順位)が表示されるようになった。もう魔道杯おわるのですが…
    • 書いている人は未確認だが一時期は4tや3tゴーストも存在したとかなんとか…。
    • 以前に同様のターン数不具合で星祭の魔道杯が中止されたことがあるが、今回は続行するとのこと。
      • 実は3周年大魔道杯 with ギルドマスターズでも似たようなカウンターによるターン減少の不具合は起きていた。
  • 4戦目でフリーズ報告が多発している。パネルが出ず、タスクキルでも復帰できず、プレイ時間と魔力を捨てて長押しリセットするしかないというもの。こちらは22時半現在お知らせにも掲載されていない。
    • 不具合として認められたようで1月25日1時4分に黄色字でお知らせに掲示されている。
      魔道杯始まって割と早いうちに報告されてるはずだが、ここまで時間が掛かったという事は確実に起きるわけではないから修正まで時間が掛かったり色々あったのだろうか…?
    • 25日の20時06分には修正が完了したと書いてあるのだが本件の補償は修正後を予定しており…とあり修正が完了したのかよくわからないことになっている。。
      • 一説には同じようなタイミングで同じようなスキルを使用すると発生しやすいという噂がある。去年の魔道杯ツール対策の失敗という噂。ツール利用者をBANすれば良いだけでは…。

総合優勝

 しな .

大魔道杯 in ARES THE VANGUARD

 2020年2月21日(金)16:00〜24日(月・祝)15:59開催。
 2月12日のおせにゃん#90にてサタ女3と同時に情報公開。
 総合とデイリー上位は完全新規のアテナVIIとヘパイストスXI、デイリー下位はアレヴァンに出たゾエルとなっている。
 総合報酬に完全新規キャラが採用されるのは実に喰牙RIZE杯のオウギ以来、約3年ぶりである。
 総合報酬が三大悪女?杯以来の明らかに強い精霊であったため、総合ボーダーが上がる事は容易に想定された。

 今回は初戦から先制で盗むを使ってくる敵がおり、ソイツを倒せばスキルがMAXで戻ってくるので実質バニ杯であった。
 開始からおよそ20分程度で完全配布の5tデッキが発見されており、1時間経つ頃には、無効化とストル(行動感知)を利用した1tSSが構築され、また完全配布も3tss程度まで縮まってしまっている。
 地味に柑橘姉妹も条件が厳しいとはいえ感知なのでストルほど適性があるわけではないが、先月同様暴れていたりする。
 他には、水闇で相性の良いBoNO1、3のメルテールもあちらこちらのデッキに組まれている様子。
 最終的に初日が終わる前(10時頃)には完全配布の1tssデッキが発見されている。
 蓄積連(光)を潰すためにいろいろ弄った結果、蓄積邪、蓄積連(光以外)、快調、不調、蓄積破、反撃、カウンター、爆破、感知、融合、激化、反動、蝕、捕食、果ては純属性やEX-ASによる素殴り5tと、本当にあらゆるデッキで挑めるという結果となった。てかこれ回れないの聖くらいなのでは・・・
 1戦目の盗むによる疑似バニ杯という試み自体は、ここ最近の連が無ければ戦えない魔道杯よりは歓迎されている模様。

 しかし、個人総合のボードを見る限りでは最速は感知ではないように思えるが不明。噂によると最速は覇ではなく絶の周回だとか・・・。
 最速は覇のイスカリュオンで素殴り+蓄破でボスを吹っ飛ばす物が最速、次に絶で適当に蓄積聖などで道中を吹っ飛ばし最後にリヴェータ&ジミーなどの全体多弾でしめる物、少し遅れて覇のEX-ASによる素殴り5t(研究によってEX-ASが最速説まで出てきた。ここは不明)、その次にようやく感知といった具合であり一部のランカーからは消費クリスタルが多くなると不評だったり、来月以降も同じデッキ・・・?といった具合の声があったり無かったりする模様。(書いている人はランカーではないので詳しい人追記求む。)

 上記のように周回が非常に楽である点、また総合の性能が良いためか初日のボーダーは普通(ここ最近のデータから見ると平常通り)だったのだが、2日目の2000位ボーダーはここ最近の平均である約40万を大きく超え47万から50万程度という驚異的な数値となっている。
 土日の7000位ボーダーもいつもは25万程度なのが35万程度がボーダーともはや意味不明な領域に。

ストーリー

 完全新キャラであるアテナVII、ヘパイストスXIの紹介ストーリー、および7周年イベントへの導入ストーリー。
 導入ストーリーを兼ねているためか魔道杯ストーリーでありながら、開催期間が4/16までと非常に長い。
 なお、魔道杯には登場しないが、アポロンVIもボイス付きで登場。後にアポロンはガチャ産として登場した。

新要素

 魔道杯ストーリーが7周年イベントの前日譚を兼ねており、開催期間が非常に長い(2月20日から4月16日まで、55日間の開催)のは今回が初。
 多層バリアの効果値1は魔道杯では初かとおもわれる。

結果

 ボーダーは前回より大幅に増加し106万程度?であった。ここの100万付近は5000人程度が団子になっており、30000砲で一気に順位が変わる混沌地帯に。
 ボーダーの推移を見ると土日までは必殺杯と同じようなボーダーの動きであったが、日曜21時〜0時の間では一気に速度が落ちた。
 そのため慢心した人が多かったようだが8時頃から徐々に動き始め、最終的なボーダー時速は驚きの8万という数値を記録している。
 また、そこまで確定的とはいえないが、月曜日が祝日かどうかはボーダーの動きの加速要因にならないのでは?*3といった説もある。

 総合報酬は使いやすいGAリレイのマイナーチェンジ版といったような評価ではなく、EX-ASの初手3500%の全体に惹かれた人が多かったように思える。

 10万pt突破は5.1万人(+500人)ほど、45000pt突破は6.8万人(+700人)という数値となっている。
 5000位ボーダーはなんと最終日突入時点で前回のボーダーである115万程度という恐ろしい数値を記録。
 最終的には135万は飲まれ140万行かない程度となった。原因は言わずもがな。
 参加者数は11万9900人と多少増加。先月より3900人程度増加している。

 ちなみにプラチナムボーダーは700万を突破したとか…。
 そんな早くないような時間帯のボーダー時速ですら時速15万だとかいう異次元の領域に…。

その他

  • 上記の通り7周年イベントを先取りしており、ストーリーの開催期間が非常に長い。
  • 久々に絶級の敵行動パターンが変更され、先制光闇100%ガード、15万ダメブロ、30万バリアウォールなどが張られる。
    自動化ツールによるSS周回に対策が取られた模様。
    • ただし前述の通り今回は覇が非常に簡単であったため…。
      また、絶も蓄積聖(邪)と全体多弾があれば0tssが達成できるため最速は絶の(自動化に近い)周回であった。
  • また覇1位PTが久々に7200PTになった。これは去年1月のビューティー12天女杯以来か。
  • 4日目開始から数時間ほど鍛冶神のデイリーボード1位にレベル130程度*4であるのに明らかに理論値を超える時速を出すプレイヤーが居たとTwitterで証拠動画が貼られた。(絶で時速18万程度が最速と言われている最中、覇で時速30万を出していた。ラップ1分40秒程度。)
    演出などを考えるとどう見積もっても、チートであったと言われている。最終的には2時〜3時頃にBANされた模様。
    ただしこのような加速ツールか書き換えは極端な事例だが、ツーラーという意味では氷山の一角に過ぎず、実際は自動ツール程度なら他にも大勢いると言われているが果たして…?
  • 行動関知のせいでピタゴラスイッチのごとく倒され続けたアテナだが、アレヴァンのイベントでもイベントでのスキルを活かして3TSSで攻略された。こうした負け方に縁があるのか

総合優勝

 なっさん

7周年大魔道杯 in 奇想天外☆マジックショー

 2020年3月27日(金)16:00〜30日(月)15:59開催。
 3月18日のおせにゃん#93にてアレヴァン英雄大戦と同時に情報公開。
 総合とデイリー上位は総合報酬はナナ&ウイスプ、上位はチェルシー&ドレジア、デイリー下位はズィーザとなっている。
 BGMが2周年から3周年前程度(2015〜2016年頃)に行われたマジカルグリコクエスト2と3で使用されたものであり*5ナナ(2015年5月)と毎年復刻しているチェルシー(初出2014年12月)はともかく他は全員2016年の精霊で、ズィーザは4月、ドレジアは5月、ウイスプは9月頃の精霊となっている。
 完全に古参?ホイホイとなっている。(2016年頃のプレイヤーを古参というかは知らないが)

 今回は敵が水中心だが3戦目に水パネルリザーブ+パニシャがあるため、基本的に雷/水か主属性水で挑む事になる。まあパス使ってもいいけど。
 1戦目に77T強制進行があるため、ヴィクトリアやエニグマサンフラワーがなくてもロアでも大丈夫であり、またヨビコを投入して一気にスキチャする事もできる。7周年は助っ人を卒業し魔道杯で大活躍。
 その後は2戦目の10万ダメブロ、3戦目の水パネル状態で火属性の敵が57万、4戦目の100万バリア、ボス戦の先制光闇吸収・雷ガード・属性特効・恐怖と、色々と対策が必要。
 一方で鉄壁持ちがおらず多層バリアも1体(効果値4)のため連撃の重要度は低い。蓄積・連で採用されていたのは水雷のディートリヒとエレインくらいか。
 また、ボス戦は全員逃走するパターンがある。逃げられてクリアする事もあり、なんかスッキリしないという人も…。

 今回はバレユッカ系が接待を受けた…ように見えて、一番接待を受けたのは蓄積・破のファムかアポロニオという噂。ファムは何故7周年ではなくそっちなんだ…。八百八町2のイヨリが入っているデッキも存在する。
 また、ボスのHPが低めなのもあり、反転強化+上条当麻&アクセラレータであればボスが闇吸収の前にワンパンで沈む。
 なお、先制攻撃を使う敵が7体いることを利用して行動感知も輝いており、初日の20時30分頃に魔道杯総合報酬のフォーミュと柑橘姉妹を利用した全配布での(誤答含む)3TSSが達成されたりしている…ってあれ?この流れ先月も…。
 総合が2枠を占めているため、真似できるのは双方所持している25000人以下という事になるが。

 その後は研究が進み、結果的にEX-ASアレクをアタッカーとし、メアレス2リフィルとフォーミュで最大HPを1まで下げての快調大魔術or多弾とUWGエッタの蓄積でボスを倒すのが最速らしい。こんなに早くシークレットまで済ませたの何人いるのやら。
 しかし理論上の最速は正月エウブレナとEX-ASクリリンポン4枚積みとの噂だが誰がそんなに都合よくクリリンポン4枚も持ってるんだ…

 そんなわけで今回のデッキ構築に関しては、雷/水が揃っていれば楽、そうでないなら色々考える必要があったという事だろうか。

 7周年という事もあり、1位のポイントは7700、1戦目の敵の死亡時行動の強制進行は77T、3戦目の敵のHPが57万、4戦目の死亡時行動がパネルリサーブ77T、ボス戦の真ん中は7チェインで怒りチェイン-7にパネルリサーブで77%軽減、その後攻撃、逃走、左がHP7%以下で怒りそのまま逃走、右がHP77%以下で怒り逃走となっており、ボスのHPは177万で恐怖はHP37%以下でSP封印、雷軽減が47%と、中途半端に7に拘っているようだ。

 また、真ん中の敵は先制特効を行ってくるが、雷相手に7500程度、それ以外には15000程度とかなり痛く、アタッカーは恐怖に引っかかる恐れがあるため、何かしらの回復手段やHPを上げる手段を講じる必要がある。
 煌眼、ミク結晶、超結晶(HP)、軽減スキルで耐えるか、雷以外では起死回生がメインとなるか。

 ちなみに7周年記念ではあるが、今年は総合報酬枠は増えていない。

 蛇足だが、3月29日にニコ生でライブコンサート2018の上映会があり、一部の魔法使いはこれを視聴していたため勢いがやや落ちたとか何だとか。
 公式がRTも何もしなかったのは魔道杯と被っていたからだろうか…?

ストーリー

 記念にマジックショーが行われる事となり、サイオーン、オゥランディ、トルリッカから3組選ばれることとなった。
 今回は珍しく師匠と黒猫氏も登場する。

新要素

 この魔道杯から総合報酬の仕組みが変更された。
 今までは上位25000位以内に入賞することで総合報酬の精霊が貰えたが、この魔道杯からは60万ポイント獲得することで精霊が手に入り、25000位に入賞するとEXASが解放できる進化素材が手に入る。
 なお、この魔道杯に限って進化前後で総合の絵が変わるが、次回以降は絵は変わらないとの事。

 おせニャンで4月から魔道杯の画面遷移などが改良されると言っていたため、今月が従来通りの魔道杯は最後になる…と思いきや、トーナメント関連のアップデートはこの魔道杯直前に行われた。
 順位画面ではどこを押しても次へ進み、獲得経験値などの次のリザルト画面のレイアウトも変わり、獲得BP、獲得イベントpt、トータルpt、デイリー順位が一括で表示。無駄な○位上昇ぐるぐるの表示もなくなった。

 他にはボス戦で全員逃げるパターン、覇1位のPTが7700、全体100万のバリアウォール*6が初である。

結果

 報酬であるナナ&ウイスプ(マジックガールズ)は性能はさほどでも無いという認識であり、開始直後はボーダーはそこまで高くならないだろうという予測が立ったのだが、大幅に外れ最終的なボーダーは93万ほどとなった。
 初日のデイリー7000位ボーダーは14万だったのだが、土日の以降の7000位ボーダーが30万〜35万と大変なことになっていた*7
 その結果、日曜終わり頃のまでの速度で推移した場合は105万程度まで伸びるというような恐ろしい速度に。
 しかし、ボーダー速度は60万まで到達すると一気に減速した。まあ、最後の追い込みはあった物の…と言った結果である。
 原因としては周年は性能が酷くてもボーダーは高い説、なんらかの改善が行われた魔道杯のボーダーは高くなる説、そもそも覇級のポイントが高いから釣られて上がるのは当然説*8、ガメがこうどなじょーほーせんを制した結果説*9などがあげられているが謎である。
 一説にはナナだから性能が微妙でボーダーが高い!と言われている。そういうのはラディウスだけにして差し上げろ。

 ちなみに、5000位ボーダーは128万?程度130は安全圏でした。最終日突入時点で109万を超えていたとか何とか…。PTにそこまで激しい追い込みがないことから分かるようにこちらはずるずるずるずるとボーダーが上昇した感じである。
 プラチナムは750万程度。この750万代に10人以上いたとかなんとか…。(詳しくないので追記求む)
 10万pt突破は5.6万人(+5500人)ほど、45000pt突破は7.6万人(+0.85万人)という数値となっている。
 60万突破者は3万2000人程度?(33000人は居ないとのこと)。2回前のはじまりの塔杯のときの人数がおよそ3万人程度と言われているので多少上昇した程度に収まっているか。
 参加者数は15万人と大幅に増加。先月より3万人程度増加している。

その他

 7thと言うことでPTも覇級1位のPTは7700ptとなっている。
 UIの新要素にて画面遷移が早くなり時速が上がる事になるため、特にプラチナムボーダーが大きく上がると思われる。
 それに加えて、この時期日本だけではなく世界で新型コロナウィルスが広がっており、在宅勤務が推奨されたり外出自粛要請が出されたため、ボーダーはともかく参加者は増えるのではないか?といった予想が広がっていた。

総合優勝

 なっさん

おでかけ大魔道杯 in ぽっ!かみさま

 2020年4月24日(金)16:00〜27日(月)15:59開催。
 4月15日のおせにゃん#95にて決戦のドルキマスと同時に情報公開。
 5月の新イベント開催に先駆けてぽっかみがテーマの魔道杯となった。
 「おでかけ」がもう一つのテーマになっているのは単純にGWに合わせてというのにくわえ、『白猫×黒猫×東急ハンズグッズキャラバン2020』のテーマである「トラベル」というのが関わっているのだろうが、奇しくもグッズキャラバンは新型コロナウイルス流行によって延期となり、またその影響で外出自粛を続けているプレイヤーを煽る魔道杯になってしまったにとって気分転換になる…かもしれない。
 通常トーナメント拾式実装後初の魔道杯でもある。

 数日前に実装された決戦のドルキマスの超高難易度がテオドリク接待…というかリスタートマシマシで火単色の蓄印・急襲接待になっていたため、魔道杯でテオドリク接待はないと思われていた。
 ところがどっこい蓋を開けてみれば前述のクエスト以上に彼らへの接待となっていた。というか火単色でないと2戦目でほぼ全滅。この2つのクエストの担当別々なんじゃない…?

 なので超高難易度とほぼ同じようなデッキで5Tクリアが可能。ただし高火力の攻撃SSが複数必須で、テオドリク、GW2019アカリ、ディギィ、MARELESSIVロザリアあたりがないと中々辛い。
 配布だと総合モミジ、年末亥レイドイノセント、意外な所ではコヒレンスなどが候補。
 リスタートで凋落が懸念されていた蓄破のファルクやローヴィも、2・3戦目の低HPの敵を利用できることから、今回は接待寄りの待遇と言える。ファルク、お前も何回接待されてんだ。
 他には3戦目の500万バリア、4戦目の全属性100%ガードを破るための対策も必須。
 一応複属性が火の精霊は属性反転のおかげで属性特効を耐えることができるため、雷火や水火での攻略報告も存在する。

 また、「雷のザコ敵1体だけ」が1、3、4戦目に出るため、集中力が落ちていると一瞬何戦目か分からなくなる事がある。
 そんな時はメニューで正解数を見たり、敵に掛かっている効果を見よう。
 吸収だと1戦目、バリア反動だと3戦目、ガードだと4戦目である。

 なお、攻略とは関係ないが、イベント覇級は終始BGMが穏やかすぎたり背景も夜なので眠気を誘うと文句を言うユーザーもいる模様。どうぞお休みください。

ストーリー

 カヌエと喧嘩したソラがホリー、勝ち方を知っている女(実行できるとは言っていない) きちゃない笑顔の女ヨッココに誘われてプチ旅に出る話。
 ぽっっかみラストおよびGA2019カヌエ編ラストでクエス=アリアスに帰還できておらずウィズとも再会できていないため、珍しく…といっても先月に続き黒猫氏も少しだけ登場する。
 というかヨッココが完全にランドセルを背負っているそれである。年齢考えて。
 昨年ラビリンスに出たのに、イベント本編ではほとんど影も形もなかったヨッココが出ることに涙するプレイヤーも居るとか居ないとか…。

新要素

  • トーナメント結果画面から「再挑戦」が出来るようになって初の魔道杯(実装は2020/4/13)。
  • バリアウォール最高値が100万から一気に500万へ更新した。反動攻撃(火弱体化200%)との併用なので実質167万程度だがそれでも最高値。
  • リスタートがイベント魔道杯に初登場。登場から2ヶ月という早い即落ちであった…。
  • 全ての敵が先制行動を行うのも初…? ガメの攻略記事を遡ってみたところ、2016年6月のバニ杯を除き初の模様。

結果

 10万pt突破は5.2万人(-4000人)ほど、45000pt突破は6.9万人(-7000人)という数値となっている。
 60万PTは3万1500人程度。多少減ったと思われるがそこまで大きな減りではない。
 参加者数は12万3000人(-27000人)程度。
 全体的に大きく減少しているように見えるが周年杯のあとはいつもこうなので特に問題は無いと思われる。

 最終的に25000位ボーダー83万5000PTほどと言われている。
 また5000位ボーダーは120万程度となっている。
 周年杯のブーストが消えたことでボーダーは元に戻ったが、5000位の方は割合で考えるとさほど下がっていない。
 またボーダーが元に戻ったとはいえ今回は比較的難易度が高いはずの魔道杯+総合が60万PT稼げば全員貰えるようになったということを考えると、総合の累計PT化によるボーダー緩和策は失敗だったと考えられる。(今回の杯だけの推測ではあるが…。)
 ちなみに今回の報酬であるホリーはEX-ASはピンポイントだが強力、SSは使いやすいが配布同然という性能だった。そのため60万PTで打ち止めずEX-ASを狙いに行くプレイヤーが多かったのかもしれない。

その他

 今回の覇級1位は7400pt。他に黒ウィズゴールデンアワード2020投票券150枚入手可能。
 通常トナメは拾式実装に伴う変更があり、従来は玖式5500ptだったのが拾式5500pt、玖式4800ptとなっている。
 先月から引き続きコロナウィルスの蔓延により先月以上に外出自粛要請等が出されていた。

総合優勝

 しな ㍃.

大魔道杯 in SUGARLESS BEAST

 2020年5月22日(金)16:00〜25日(月)15:59開催。
 5月13日のおせにゃん#97にてぽっっっ!かみさま〜人の神とエルフの神〜と同時に公開された。

 5連続で火単接待来るか!?と言われていたが、さすがにそうはならなかった。なってたまるか。
 今回は雷単色接待。ただしボス戦で恐怖に引っ掛かるため、複色や他属性を入れたデッキでの攻略報告もある。

 最初のポイントは2戦目真ん中の死亡時行動パニシャからの3戦目鉄壁。
 HPは7と低いものの、単色は攻撃回数が少ないものが多いので連撃持ちが必須となる。

 4戦目では7チェイン以上で全員怒り、リスタート、スキチャ、チェイン解除からチェイン+7とスキチャ3の雷パネルリザーブとなるが、当然ながら最速を目指すのであれば怒らせない方が良い。

 そしてボス戦ではのろい(攻撃力-5万)、属性反転、割合攻撃99%、恐怖(雷単色と複属性雷が対象)で強制的に恐怖となりASとSSに封印が掛かるが、右上のHP1の敵さえ倒せれば恐怖は解け、左下が怒る事で強制進行99Tからのろいと属性反転が解除される。
 そのためボス戦では発動が早い行動感知、もしくは恐怖対象外の攻撃SS持ちが必須となる。
 行動感知ではぽっかみ3シーヴルもしくはコタコタが有用。
 恐怖対象外の攻撃SS持ちは雷単色や複属性雷以外なら何でも良い。ちなみに雷で恐怖無効のキャラは実は1体しかいない。まさか魔道杯で使われるとは…。

 いろいろ複雑そうに感じるが開始3時間程度で完全配布の2tSSSSSSデッキが、4時間も経つ頃には配布4体のみで2tSSSSSSデッキが完成していることから分かるように非常に難易度が低い。
 そのため好きな精霊を入れる余裕すらあり、ボードにのるようなランカーでも推し精霊と回っているプレイヤーも見受けられたほど。
 今回雷単色接待なのはソフィが賄賂を渡したからなどと噂されているが、配布でも行けるあたりケチったのだろう。きっと。
 背景には金塊ではなく金貨が山積みである。世の中、金。

 ただ、覇級が誰でも回れる難易度であるのに対し、総合報酬(水単色、AS:分散攻撃、SS:捕食大魔術、EX-AS:自傷ガード貫通・条件付きでダメブロ貫通)はお世辞にも万人向けとは言い難い。寧ろデイリー上位のルポーティの方が汎用性高いとまで2割ネタ8割ガチで話されているほど。…ちなみにルポーティは約3年前の配布であるスワンの亜種である。
 …水版も出せとかまいみが泣くだとか、もうアマイヤは殺されたから良いだろ!とかアマイヤは不調があるから…などと本当に妙な盛り上がりを見せている。それこそ総合報酬以上に話されている…。

ストーリー

 SUGARLESS BAMBINA2の後の世界。
 バビーナファミリーのみなさん、ガレオーネとルポーティ、さらに敵対組織のビアンカファミリーとしてはじまりの塔報酬で登場したネーヴェ、新キャラのトリーチェが登場。
 全員新規収録ボイスで内容的にはSUGARLESS BAMBINA3(仮)の序章も兼ねていると思われる。
 ショーマストゴーオンなんだよ!

新要素

 のろいをターン経過(強制進行ではあるが)で解除するのが正攻法なのは魔道杯初?
 効果値も長らく-2万止まりだったのが-5万に記録更新。インフレぱねぇ…。

結果

 最終ボーダーは101万であった。100万超えは2月のアレヴァン杯以来で、3月の報酬仕様変更以降は初。
 月曜開始時のボーダーは67万で、初日のデイリー7000位ボーダーは15万程度だったので昔言われていた7000位に必要なPTが1日目=4日目<2日目=3日目の法則に従えば82万がボーダーとなるところだったが、最近特有の追い込みによりこうなったと思われる。総合報酬の評価も初日こそ微妙と言われていたが徐々に高まっていった模様。
 ちなみに100万突破者は最終日10時時点で1万5000人。その時刻でのボーダーは77万程度であったのでどれほどの増加と追い込みだったかは察して欲しい。皆さん学校や仕事は…?
 10万pt突破は5万2000人ほどで増減は見られなかった。逆に60万PTは3万3000人程度。多少増えたと思われる。
 参加者数は11万4000人程度(-9000人)と多少の減少。
 5000位ボーダーは130万5400PT。なんか書いている人が運良く?運悪くちょうど総合5000位ボーダーであった。
 この数値は昨年のシュウネン杯(約160万)、アレヴァン杯(140万弱)ほどではないとはいえ、祝祭杯やエニグマと同じ程度の数値であり比較的高いPTである。

その他

  • 先月、先々月猛威を振るい、外出自粛要請まで出されたコロナだが、この頃にはかなり収まってきており、東京など一部地域を除いて外出自粛要請などが解かれ始めていた。

総合優勝

 ハルQ

大魔道杯 in Father's Day

 2020年6月19日(金)16:00〜22日(月)15:59開催。
 6月10日のおせにゃん#99にて神・超魔道列伝 アルティメットプラネットガールズ!と同時に公開された。
 月末ではなく第3週の週末に開催ということで父の日がテーマ。
 先月は雷推奨であり、その前はイベント・レイド含め火単色推奨が続いていたためそろそろ水推奨になるだろうと予想されていたが、結果は火推奨。運営的には火推奨と火単色推奨は別物という認識なのだろうか…?
 余談だが水推奨の魔道杯は2月のアレヴァンが最後か。
 今回はスキルチャージ+3がパネルに付与されているが道中は多層バリアと鉄壁祭りとなっているため、久々に見えて常時接待されてないのに食い込んでいた連接待となっている*10
 まぁここ最近ガチャ・配布共に連が立て続けに出ていたので順当といえば順当。
 連以外では激化レナがいれば他は配布でもよいといったレベルの接待を受けているが*11、激化のエフェクトが長いところが難点か。

 ところどころでディスチャが飛んでくる事、4戦目の500万バリアに気をつければ5Tクリアはしやすいだろう。
 なおボスはスキル反射に盗むがあり、スキル2つでステリセ、つまり盗まれればスキルフルチャージされる。
 が、逆に今回はこのせいで「連使ってボス倒せないと盗むからのステリセで時間が掛かるし、弱体化掛けてもやっぱりステリセが掛かる」という点が厳しく、最速狙いのデッキはヨミチの反転強化と反動蝕のアルさんを組み合わせたボスワンパンがメジャーの様子。(一応ラファールでもできなくはないが、結晶をかなり積む必要がある。)

 連接待と聞くと大大大感謝杯やはじまりの塔杯の連が居ないと回れない悪夢を思い出すが、火で連のガレオーネが配布されたことやスキチャパネルのおかげもあってか早々に配布5tは見つかっている。
 …それどころかライヴァンとザラさんを主軸とした雷の配布5tすら存在している。やっぱ連って壊れやなって…。

ストーリー

 今回はオムニバス形式となっており、父の役に立ちたいスバルとそれを助けるケイトリン、パパ代わりのグリットにプレゼントを送るエニクラを見て何故か自分もプレゼントを送るコヒレンス、父離れをしたいリアラと娘離れができないドルティの話。
 特にコヒレンスの話は一見の価値があり。クロデブ4まだかなー。
 ちなみにオムニバス形式は1月のはじまり杯以来の5ヶ月ぶり。
 2月以来、魔道杯が次のイベントの予告編?になっていることが多かったが、今回はさすがに無関係…かと思いきや、スバルとケイトリン(とオマケでフェルムも。巻き添ェーイ)がシューラ編にゲスト出演。しかも喰牙キャラを差し置いてフルボイスでの登場となった。

新要素

  • デイリー上位のコヒレンスのSSはセカンドファストが発動していれば1t周期でLとなる。1t周期のL化精霊はおそらく初。

結果

 月曜開始時の25000位ボーダーは60万にギリギリ届かないくらい、5000位ボーダーもギリギリ100万届かない99万程度だった。
 最終的には総合が82〜3万PTほど、トロフィーボーダーが116〜8万PTほどであった。
 ボーダーの急落の原因は、覇級がエフェクト多めなのと回りやすい(エフェクトが短く回答数が少ない上に配布が多い)デッキがそんなに無かったというのが原因だろう。
 また総合の性能がL1の段階でも実用性が高く、60万PTで入手してそこで打ち止めたプレイヤーが多かったのではないか…と思われたが、調べてみると60万PT突破者は27000人弱、これは先月より4000人近く少ない。
 10万pt突破は4万8000人(−4000人)ほど、4万5000PT突破者は6万1000人ほど、参加者数は10万6000人程度(-8000人)と減少。
 全体的に大きく減少を見せているのだがこれは、来週が魔道杯だったと勘違いしている勢力が一定数いるのではないかという説がまことしやかに囁かれている。

その他

  • 今回のドルティのASとSSはリアラと同じ構成でステータスもほぼ同等。ただしこちらはSS1のHPアップの効果値がやや低い。
  • 総合報酬のスバル&ケイトリンは比較的使えるのではないかと話題に。3月に魔道杯の報酬に関して変更があって以来初となる割と強めの性能で初日は比較的盛り上がっていた。
  • 2月から続いたコロナウイルスによる自粛要請は6月19日に解除された。これによりテレワークが解除されて魔道杯の時間が先月までと比較して減った社会人もいると思われる。総合ボーダーに大きな影響があったかどうかは不明だが…。

総合優勝

 炎髪灼眼のシャナ

Summer Night大魔道杯

 2020年7月24日(金・祝)16:00〜27日(月)15:59開催。
 7月15日に公開されたおせにゃん#101にてFairyChord3と同時に公開された。
 総合コイト、上位ピレット、下位ペオルタンと人選が謎である。
 まあ夏と言えば幽霊、夏女のシールと組んでいる、夏フェスと言う事で夏に関わっているキャラであるとは言えよう。一昨年よりはマシ。
 一部からはピレットの2代目声優が新しく決まったことを喜ぶ声も。
 久々の連休魔道杯である。

 ボスがペオルタン(火)というわけで5ヶ月ぶりの水推奨杯である。
 正確にはボス戦開始時に水/火or水単色or主属性が闇or光の精霊以外に99%以下AS、SS封印の恐怖を使ってくるので水/火以外はお断りに近い。一応水/火以外のデッキも存在する(後述)。
 水/火のAS3倍属性に対する明確な接待は地味に数年ぶりかと思われる。(少なくとも2018年〜20年までの間に水火が推奨だったものは無いように記憶しているので実は初なのかもしれない。)

 ボスのペオルタンがHPの2割である160万ダメージ与えると怒りで火の反動を繰り出すためASの火力やサポート以外にSSも要求される。
 水火の高火力SSということで怒り誘発には水着ガチャのエナローゼやリレイ接待ではあるのだが、ボス戦の直前に盗みがあり2割で怒りなので(こっちの)エリカで十分だったり、スキルを発動させまくるのでハツセのカウンターやネーレイスの反撃で即死させられたりと割と3倍パーツが揃っていれば手持ち検査はそこまで酷くなかったりする。

 面白いギミック?としては2戦目ののろい攻撃-5万+HP30+毒無効*12という雑魚で、AS3倍(2倍)を使用している場合、AS倍率変化は最終ダメージにかけ算を行うので、3倍なら10回、2倍でも15回殴れば突破できるが、それ以外だと実質HP30鉄壁毒無効という単色やSS抜けでは厳しい敵となっている。
 一応水/火ではなく火/水でもグリットカウンターを使い即死させる、3戦目から異常無効を貼って5戦目はエレイン等の高火力で無理矢理吹っ飛ばす、昔ながらの多段カウンター等戦い方はあるのだが、面倒なのと前述のギミックや4戦目の盗みをしてくる雑魚をASのみで倒すことや、ペオルタンを削り切るのが難しいためそこまで多くはない。
 …多くはないのだが雷デッキですら攻略報告はある。
 ガチャ精霊を持ち出せば突破方法はいくらでもありそういう意味では比較的デッキ構築難易度は低いのだが、配布に縛りとなると一気に難易度が上昇し回れない人が増える。
 一応魔道杯総合報酬含む配布5tデッキは2日目には報告はある物の2体以上必要な上に手順もフクザツと久々に配布では非常に回りにくい杯となっている。

 なお最速は潜在恐怖無効持ちである2アヤツグ艦隊(全員EX-AS)で複色のみを選択して殴るデッキらしいと某所では話題に…組めるか!!

 艦隊と言うことでデッキの構築難易度もさることながら、複色を選択しないといけないので非常に高いクイズ力を必要とする。
 さらに、初戦のALL単色というパネル事故(?)を完全に無くすため、難易度(QL)を上げる結晶を少なくとも7つ積む必要がある*13暇猫でクイズ回収しているお前らなら余裕だよな?*14
 さすがに想像の斜め上を行きすぎているためか初日21時時点で総合ボードにのっている人でも2名しか採用していない*15という恐怖のデッキである。でもアヤツグは恐怖無効
 優勝者のなっさんは最後までこのデッキで通したようである。
 嘗て生放送か何かで『「魔道杯で複色問題を回答した時のメリットが欲しい」という意見があった』という記憶があるが、今回これに応えることができたとも言える。いうほどメリットだったかどうかは置いておいて

 なお中級のフェス(理想)では黒ウィズ出身のきゃっつ(仮)が登場。
 6周年で何故かハブられたあのキャラも無事に登場している。*16
 ちなみに属性を合わせるためかリルムが雷属性となっている。空気読めるんだな…。

ストーリー

 今回はオムニバス形式。
  • キャッツメンバーが忙しく予定が合わない中営業をするペオルタン
  • 年中夜でヴァンパイアが住む島に夏を届けるピレットとシール
  • マトイと恋バナをするために出所して成仏するも翌月がお盆で気まずくなるコイト
 の3本だった。
 ちなみに次のイベントはクロディラ4だったため今度こそイベントとの関係は全くない魔道杯になった…はず。

新要素

  • 連休2日目からの開始は初。
  • 中級だけガチャキャラが敵として出るのは恐らく初。
  • のろい+低HPの敵にステリセがあるのはおそらく初

結果

 初日は連休2日目であり大勢が16時から挑戦でき、さらにデッキ構築難易度もガチャ精霊を持ち出せば低かったためか初日からボーダーはそれなりに高めの15万であった。前回初日ボーダーが12万5000ほどだったのを考えるとどれだけ高いかがわかりやすいはず。
 そして全体的に高めのボーダーで進行した最終日0時あたりの25000位ボーダーは61万PT。その後いつも通りの伸びを見せて91万6000ほどが最終ボーダーとなった。1日で30万動いているということになる。
 ちなみに最終的な5000位ボーダーは120万ほど。
 10万pt突破は4万6500人(-1500人)ほど、4万5000PT突破者は6万800人(-200)ほど、参加者数は10万7000人程度(+500人)と微妙な増加。
 今回の60万PT突破者人数はおよそ3万人。

その他

  • 4月の魔道杯終了時点では開催日は17日〜20日となっていたが、5月の魔道杯時点では現在のようになっていた…らしい。いつ変更されたかは不明。
  • コイトのEX-ASが非常に分かりづらいと話題に。詳細はコロプラ語のページに記載しておく。

総合優勝

 なっさん

大魔道杯 in ゴッ検

 2020年8月21日(金)16:00〜24日(月)15:59開催。
 8月12日に公開されたおせにゃん#103にて覇眼戦線 終戦の凛煌眼 -後編-と同時に紹介された。
 タイトルだけだと何の魔道杯だかわからないが、報酬がホロビイ、シャティ、メカガトリンという人選ということで魔轟の魔道杯である。イベント新作はよ。
 久々に開催された魔轟シリーズの新作ということで、”まさかこれはガトリンGAから漏れたのでは?"、"いや入賞したついでに作ったのでは?"等の憶測を呼んだ。

 開始前はリヴェルドの覇眼がキーになるから引けてない雑魚おりゅー?といったようなエア漆式のようなこーどなじょーほーせんが繰り広げられていたが実際開始してみると雷単色推奨であり、キーとなったのはアシュタルとアリオテスであった。
 当初こそアシュタル(一閃)かアリオテス(チェインカウンター系)がいないと周回不可能と思われていたが、時間が経つにつれ、カウンター軸多段カウンター軸、反撃軸、行動感知軸なども作成された。とくにカウンター軸系はデッキによっては初戦解答して以降SSと誤答で良いという手軽さであったり、最速を目指す場合一閃と覇眼エフェクトがうるさいため徐々にアシュタルは抜けていった。この流れは2016年のサタ女1杯を思い出すが、サタ女1杯はアシュタルがいても他の手持ちが薄いと5t周回は難しかった。今回はアシュタルさえいれば良いというレベルだったので、当時よりは扱いは向上している。
 最速デッキはネイハとソフィとレリッシュを入れまくったデッキ。レリッシュが2色以上の解答を要求してくるのでそのデッキでは今回もスコラメアが活躍していた。
 なお配布デッキは魔道杯報酬有りであれば開始3時間程度で完成している。ただし、タゲがあったりSSが多かったりと複雑な模様。完全配布はたぶん無いかと思われる。

 今回の報酬は色物揃いということでも多少話題になった。メカガトリンはテネブル九死と瀕死攻撃アップがあるくせに吸収がないため耐久がなかったり、シャティは鉄壁&精霊強化ということで非常に扱いが難しかったり、ホロビイはASが弱いアテナだからなあ…といった感じで。
 実際にはシャティはラスループにおける最恐クラスのサポート精霊であったり、ホロビイはSSが反転時なら1tで効果値2500/2500の統一。効果値2400でデッキ編成時のATK7500程度のザラジュラムですら反転していれば70〜80万出るのを考えると破格の火力ではあるのだが、使い方が分かりづらすぎるといったところだろうか…。メカガトリンは知らん

ストーリー

 神になるためにシャティとホロビイがゴッ検準1級を受けるという物。
 途中ホロビイが世界を崩壊させ異界移動したため、シャティと声優が同じエーファが登場を果たす。GW2018の謎に包まれたエピソードが多少公開されたことに大変驚いております。
 一部では"良かった…ぼっち飯を食べるエーファは居ないんだな"と安心されたり、"結局まともな食事が食べられていないから悲しい"などといった本筋ではないハズのGW2018ストーリー?を喜ぶ者も居た。
 あとシャレオツこぞう…お前神だったのか…という割としょうもない驚きポイントがあったりなかったりした。

新要素

  • 総合報酬はホロビイだが単独登場したことがあるガチャキャラが単独で総合報酬になるのはおそらく初*17*18

結果

 最終的なボーダーは80万ほどでトロフィーボーダーは116万ほど。
 10万pt突破は4万4400人(-2100人)ほど、参加者数は10万人程度(-7000人)と減少。最小参加者数記録の更新&ギリギリ10万人維持となった
 今回は構築難易度が高いという点からか終始ボーダーは低く進行した。特に、100位のプラチナムボーダーですら何があったのか困惑するほどいつもと比べると低いという感じである。ちなみに最終的に大体650万とかそこらだとか。
 あまりの低速さに昔存在した総合1位の10%のPTを維持していると25000位に入れるジンクスを満たしているだけで総合5000位…どころか2000位くらいに入れるほど。

 念のために記載するがここに載せている参加者人数とは期間中に魔道杯を1周でも走ったことのあるアカウントの数である。どこでも良いので1周すら回らなかったと言うことは時間が無かったかはたまた引退したのか…。

その他

  • ボス戦のホロビイはワンパンできないとターン終了時に分裂する。
    分裂個体のHPは25%、これもまた慈悲?
  • 2015年から「8月開催の魔道杯の総合報酬は水属性」という法則が続いていたが、今回のホロビイが雷属性ということで5年でその法則が途切れることとなった。

総合優勝

 なっさん

大魔道杯 in ベストバウト部門

 2020年9月25日(金)16:00〜28日(月)15:59開催。
 GA2020ベストバウト部門でベスト3に選ばれたミスティックメアエネリーロアとの戦いを再現*19した魔道杯。
 通例では魔道杯開催前日に魔道杯のストーリーが公開されるが、今回は今までの戦いの再現もどきなのでストーリーは無く、代わりに元となった戦いをこなすミッションが追加された。なんで我はボコられてんの?
 ちなみにボイスについては全て使い回し。大感謝祭とは?手抜きとかコストカットと言わない。

 魔道杯では久々に3色それぞれにステージが用意された。
 4周年魔道杯などにあったポイントアップ等は無しで、敵の属性のみがその属性仕様となっている。
 初戦で敵が属性反転を使う、連鎖狂化クエストであることから単色でチェインが溜めやすい連鎖狂撃のリフィル、クレティアが接待を受けている。
 そのため連鎖強撃がまだ登場していない火属性はやや攻略が難しくなっている。
 そんなことは無かった模様。(後述)
 
 ただし、火には代わりにシラユキの逆ギレ逆襲大魔術があるのでその点の使い分けという意味では面白いかもしれない。
 そのせいで火属性は自傷ダメージ系が積まれまくる事に…。しょうがないね。まあ、全戦通して100%回復パネルが存在することから他属性でも自傷系は多めだったりするが…。
 面白い戦法と言えば、連鎖狂化のため自傷0のデッキでも戦後回復や1tでL精霊化する精霊にミク結晶を付けてやるとEX-ASが100%条件の精霊も接待と化す点や終戦リヴェルドを使うとボス戦ではスキルが使い放題になる点、チェインが10ch以下ならミク結晶で連鎖狂化を打ち消せるのでボス戦開始時の恐怖を無視できる点などだろうか…。
 クエストは3属性あるが、雷推奨のメアレスのみ「スライドしなくても表示されている=選びやすい」という事で一番選ばれているようである。

 接待は単色であるとはいえ、普通にEX-ASのみで殴り抜けるデッキや、初戦の反転と反転無効を利用したAS3倍属性、WASデッキなど割と様々なデッキが存在している。
 そういった感じで今回はデッキ構築難易度が比較的低くなっている。何でも良いなら開始2時間程度でEX-ASイーハソラスx4+ミチカズで初戦で3色が出なければリタイアという配布デッキも作られている。2日目にはヨビコとユピナが必要だが乱数無し4tSSの配布デッキがあった模様。
 ただし今回は全ステージで敵が先制行動を取り、ステージ自体もSSによる飛ばしができず1tssのようなデッキを組みづらい点などから普段と比べると時速が出ていない(一々待たされる)ようで一部からは不満の声もあるようだ。

 総合報酬のミステックメアはSSの効果値が(上限値:5回、2000)としか記載されておらず効果値10000まで上がるのでは?ということで話題になった。実際はL精霊が1体なら80×1、2体なら160×2…というこれまでに無い新たな方式であった。

ストーリー

 前述の通り今回は無し。ちなみにボイスに関しても、戦いの前後のストーリー等からそのまま持ってきているため新たに収録されたものはおそらくない。

新要素

  • 覇級全ステージで敵が1体ずつしか出ないのはおそらく初。
  • 魔道杯で連鎖狂化が使われたのもおそらく初。

結果

 ボーダーは83万。トロフィーボーダーは110万ほど。今回は前回と比べて参加者が1.7万人増加し11.7万人に増加した。
 10万pt突破は4万9000人(+5000人)ほどで45000PTは6万5000人ほどであった。60万PT獲得者は不明。
 前回と同じく1位の人の10%のポイントを取得していればトロフィーが貰えるようなそんな杯であった。

その他

  • ミスティックメアのSSの書き方が既存の物とは大きく違い(多少)物議を醸した。
  • 連鎖狂化がバグっており覇級の連鎖狂化の倍率が乗っていないらしい*20
    • ついでにボス戦の回復パネルも特定条件下でバグるらしい*21バグ多いな、本当に!

総合優勝

 なっさん

ハロウィン大魔道杯 in 逆襲のマスク・ザ・ゴールデン

 2020年10月23日(金)16:00〜26日(月)15:59開催。
 2017年のGWに登場したマスク・ザ・ゴールデン(以下MTG)が登場した魔道杯。
 報酬はMTGの他、6周年記念精霊のヨビコ、はじまりの塔のエミール(ポポポ)というかなりの謎人選*22
 一応全員クエス=アリアス在住の魔道士という共通点はあるが…。
 ちなみにこんなタイトルだが総合はMTGではなくヨビコだし、だれも逆襲大魔術を持っていない。
 今回はソウルバンカー副頭取のルダンが接待される魔道杯であったが、難易度自体は低く総合のミスティックメアが必要とはいえ配布5枚のデッキも開始2時間以内に完成した。
 ちなみにガチャ限もりもりでいいなら開始1時間で1tssが完成している。
 また、ベストバウト杯のミスティックメアやGAスノウも多くのプレイヤーに採用されている。逆襲してるのこっちじゃん
 ちなみに最速は初代キワム3人積みだそうで…。

 割とどうでも良いがトルリッカでの話であるはずが、戦闘の背景はカムシーナの港風景*23の夜バージョン。

ストーリー

 初登場時点で既にヒールにしか見えなかったのにヒール化してトルリッカを恐怖の渦に叩き込んだMTGに対し、MTGを相手にしたくない黒猫氏に代わりヨビコとエミールが立ち向かうストーリー。
 全体的にカオスで茶番感が半端ない。プロレスショーということか。
 
 最後は死んだと思われていた魔道戦隊(ヨビコの同僚)が実は生きていたが悪堕ちして登場し、彼女らを正気に戻すためのヨビコたちの戦いはこれからだ!という打ち切りエンド。
 ちなみに昨年10月の魔道杯のストーリーもミーテの戦いはこれからだ!という打ち切りエンドであった。
 
 で、ハロウィン属性ってなんじゃああああ!

新要素

 総合ヨビコの10覚目には難易度&経験値アップが付いておりおそらく初。*24
 また、ヨビコのSSは1クエストに6回までの制限がありこちらもおそらく初。
 ついでに1位のイベントPTが1000ポイント上昇し8200になっているがこれも初。
 覇級のボス戦で、中央のボスがHP75万+ステアップ300万であるのに対し、両脇のお供がHP100万+ステアップ300万、とお供の方がHPが高い*25のだがおそらく初。

結果

 最終的なボーダーは82万ほどでトロフィーボーダーは118万ほど。
 10万pt突破は4万3000人ほど、参加者数はなんと10万人を下回ってしまい9万8000人程度となってしまった。

 前回、前々回と同じようなボーダーの推移をしており、また総合1位の10%をキープしていれば5000位…どころか2000位程度に入賞できるようなそんな杯だった。

その他

 イベント覇級の先制属性吸収が水雷光闇属性9,999%となっているが、右の敵を怒らせると闇属性のみ吸収で上書きされる。

総合優勝

なっさん

大魔道杯 in アンダーナイトテイル

 2020年11月20日(金)16:00〜23日(月・祝)15:59開催。
 11月12日に公開されたおせにゃん#110にてARES THE VANGUARD ジャスティスカーニバルと同時に紹介された。
 タイトルの通りアンダーナイトテイルがテーマの魔道杯だが、アンナテ本編に登場していたのはデイリー上位のヴィラードのみでデイリー下位のミッケ(モチーフは長靴を履いた猫)と総合のオーリア(モチーフは眠れる森の美女*26)は完全新キャラである。

 今回最終日が祝日ということでボーダーは伸びるか…?

 といった感じでスタートしたのだが…。
 どうしてこうなった…?

 今回のイベ覇は1戦目が高確率で2T掛かるのもあって4戦しかないのだが、先制盗む、99TのSP封印、2T目に必ず1万ダメージを仕掛けてくるために獅子奮迅(エウブレナかラディウス)がないとまず無理な構成と当初は思われた。
 そしてエウブレナやラディウスがいてもクリア自体が非常に難しかった。

 もちろんこれだけではなく、
  • 2戦目
    • 死亡時行動で呪い(解除+HPとATKが-10000)+99Tディスチャ+99%割合攻撃
  • 3戦目
    • 前述の呪いを解除するためにスキル反射に引っ掛けて呪いを上書き&スキチャ+4
    • 死亡時行動のパニシャ+6倍弱体化+500x2連撃
  • ボス戦
    • 先制で属性反転+火吸収光ガード+チェイン解除+上の敵が水免疫
 と、敵の行動も過去にないくらい多すぎる。

 そのため、あらゆるサイト・掲示板・ツイッターですらで「クソゲー」、「魔道杯終了のお知らせ」、「運営本当に大丈夫か?」、「引退を決意しました」といったような阿鼻叫喚の地獄絵図が繰り広げられた。
 ボードに乗るようなランカー達も早々に見切りをつけ絶級を周回するほどであった。*27

 しかし、開始から2時間してようやく徐々に攻略方法が見つかり始め、21時(開始から5時間経過)頃になると獅子奮迅がなくとも、火か水属性の反転強化があればまだどうにかなるということが発覚し徐々に落ち着きをとりもど…せるわけはなかった。そもそもいつものこの時間帯であれば、3体配布デッキだとか全配布デッキが完成していてもおかしくないのだが、未だに全ガチャ限でもキツいというのだからお察しな…。
 2020年の特徴に記載してある持ち物検査要素のようなのも打ち破られ、持ち物検査に合格しても死亡時行動などで飛ばせないエフェクトがバンバン飛んでくる点は非常に評価が低い。
 ちなみにこの時刻の総合2万5000位ボーダーは2万PTより下とあらゆる杯よりも低く(低すぎて不明、19時時点では4900PT程度、24時でようやく4万)今後どうなっていくか*28がいろいろな意味で期待されている。
 2日目が終わるころになってようやく落ち着きを取り戻し、攻略デッキも総合1他全配布、ガチャ限1他配布のカウンター軸、反転強化軸、獅子奮迅軸、ラスループ軸etcとなかなかの多様性を見せ始めたが、ボーダーは非常に低く(ry。
 ここまでアレだったのは3戦目のギミックをほぼ完全攻略できるカミルの発見に時間がかかったこと(2日目の午前1時頃?に発覚)が原因と言われている。カミルはSS2が割合、SS1が異常無効精霊強化で割合当てて呪いを解除しつつスキチャで異常無効、パニシャと弱体化と反転を無効化するという1人で5精霊分くらいの活躍ができた精霊だったのだが、こいつの接待だと気づかれるまでに時間がかかりすぎたのが原因と言われている。
 もしカミルの発見があと5時間ほど早ければこんなことにはならなかったろうに…。

 ただし総合報酬は覇級を周回しないと取れないわけではないため、あまりにも覇級に拘りすぎている人が多すぎると言えなくもない。
 覇級が周回できないのであれば、通常トーナメントもしくはイベント絶級を周回する事も考えておこう。

ストーリー

 ヴィラードは吸血鬼の呪いを解くために、自らの童話石を求め、道中山賊から助けたミッケと共に眠り姫の眠るスリーピィ城を目指す。その道すがら謎の美少女オーリアと出会い…という話。

 アンナテ本編のストーリーはツッコミどころだらけでグダグダであったが今回は比較的まともなストーリーになっている(と思う)。
 あえてツッコむなら、なぜヴィラードの童話石がスリーピィ城にあるのかという点、ヴィラードは前回登場時での契約深化ボイスでは「まだ誰の血も吸ったことがない」と話していたのに今回はごく自然に山賊から吸血している点、そしてどう見てもヴィラードがストーリーの主人公なのになぜか総合報酬ではない点、といったところか…。やはり男だからか

 ラストでは、とある生き物(カードイラストにも描かれている)が登場したことにより、元王子であったヴィラードが元は何の童話の主人公だったのかが何となく示されている*29
 あの物語は王子視点だとバッドエンドともいえる童話なので、与えられた物語から逃げ出したという彼の過去ともすんなりはまる。でもあれそもそも人間の王子の物語じゃないんだよなあ

新要素

  • 覇級のPTが9000PTなのは初。

結果

 最終的なボーダーは67万ほどでトロフィーボーダーは102万ほど。
 10万pt突破は4万人(-3000人)ほど、参加者数はなんと10万人を下回ってしまい9万4000人(-4000人)程度となってしまった。45000PTは5.3万人。

 最終日に入るまでのボーダーの動きでは絶対に60万は超えないはずだったのだが、最終日あたりから急加速を見せ、終了2時間前に急ストップがかかりこんな感じになった(ストップがかからなければ70万は絶対に超えていた)。

その他

 終了後のお知らせで、いつもは3か月先まで記載されていた魔道杯開催予定が再来月(1月)分までしか記載されていなかった。
 (2日後の11月25日16時のお知らせで2月の魔道杯の予定が追加された。)
 また、それに加えて魔道杯が終了しているにも関わらず、「魔道杯に挑むボタン(挑めない)」が表示されている事態に。
 アレヴァンのバグの多さや今回の魔道杯の難易度など含めて本格的に運営を心配する声もちらほら。

総合優勝

  • なっさん

クリスマス大魔道杯

 2020年12月25日(金)16:00〜28日(月)15:59開催。
 先月に引き続き何でこうなった杯。
 初戦で複属性が雷属性の精霊は門前払い*30、(属性反転後の)複属性が雷以外が恐怖対象となる。基本は雷/水のAS3倍デッキだが主属性が雷なら複属性はどんな組み合わせでもよい(ただAS3倍が利用できないので素でかなり火力が要求される)。
 今回の接待はクリスマスヴィタ&キルラとケネスで、デッキの大半にはこれらのどちらかが入っている。あるいは八百万2か4のミコト。
 というか最悪ケネスさえいればほか配布でもどうにでもなるのだが、ケネスが居ない場合バレユッカだとか7周年ユッカが要求され始める…というかケネス抜きのAS3倍デッキは7周年ユッカがいない(配布精霊とか代用した)場合、ヴィタキルラを使用しても火力不足となりがちなため投稿デッキ数はかなり少ない。
 他にも魔道杯ヨビコを使用したEX-ASデッキなども存在しているが、こちらは4ミコトかクリケネス、クラリア&ヴィラムなどがキーカード化している。
 そんな感じで、デッキの構築難易度こそケネスさえ居ればよいため低くはなっているが、クリア可能なデッキの幅は先月より狭くなっており、デッキの幅の狭さに関しては批判が見られる。
 また、前回は比較的ゴーストは優しかったが、今回は6tゴーストが多く、最適5tデッキ以外で1位を取るのが非常に困難である事も難易度を上げている原因だろう。
 動きがあったのは初日終了直前頃でデイリー2万位報酬のザラジュラムを使用したカウンターデッキが開発、スバル&ケイトリン以外配布でよい上に、2問正答、4問誤答の6tでいけるというデッキで多くの人が回れるようになった瞬間である。また、そのスバル&ケイトリンはもちろんクリスマスケネスでも問題無い。またケネスか!
 これは逆に言えば、普通のデッキで6Tが出てしまうと2問正答4問誤答のデッキに回答時間で負けてしまうという所であるが、大体は速すぎるが故にあまりゴースト化はしていない。*31

 蛇足だが今回の覇級は実質的に17体のザラジュラムとの戦いとも言える…。
 これも真っ当な神様になるための試練なのかもしれない…。

 また覇級のポイントは8200と先月と比べれば低いものの平常時と比べれば大幅にアップ。
 数日前の新問追加による正解率と実際の難易度の格差により、単色問題なのに実質3色レベルが出たりと悲鳴の声もある。特に今回は4TSSか5問回答が主流だったため影響は大きかった。
 また、QLも従来よりやや高めなのか複色パネルが目立つ。特にパネリザを使用するデッキで複色パネルがリザーブされるとやや苦しい展開に。

ストーリー

 チェルシー、トリエテリス、ザラジュラムと全く繋がりのないやつらが主役のオムニバス形式。
 トリエテリスは栗スマスつながりで出たことがあり、チェルシーもクリスマスで配布キャラとして登場した事はあるとはいえザラジュラムは一体…?
 簡単に言えば家出したチェルシー…の父親を探すチェルシー、嘘か本当か不明の子供の頃のトリエテリスの話、完全復活した魔神とアイドルにもなった邪神の 茶番劇 雑談の3つ。
 ザラジュラムさんは邪悪(ヤンチャ)をやめて真っ当な神様になるのかどうか、今後に期待したい。

新要素

 先制行動で属性反転からすぐに戻されるのは初。
 1戦目の先制行動で属性反転1Tを最初に受け、すぐさま強制進行1Tで属性反転が解除された。
 属性反転無効の潜在や結晶で防ごうとしても、途中に挟まれる雷対象の属性特効で倒されてしまう。

結果

 最終的なボーダーは69万ほどでトロフィーボーダーは95〜100万?ほど。
 ボーダーこそ微増したが、トロフィーボーダーは微妙に下降した。
 雷水などがいればいけることが最初からわかっていたことが前回からの違いでそれによりスタートダッシュがかかったのがボーダー微増の原因か。(トロフィーは知らん。)
 
 10万pt突破は4万人(+100人)ほど、参加者数は10万人を上回り10万人(+6000人)程度に回復した。

その他

  • デイリー2万位報酬のザラジュラムのSS1が初回2t(以降5t)の無条件全体多段カウンターであった。1年前の湯煙杯のカタバさんが5%以下で多段という性能で2回ほど魔道杯のキーカードになったが、ザラジュラムはそれを無条件で張れると言うことで実質総合とまでいわれた。案の定今回はザラジュラム杯になった。

総合優勝

 なっさん