FairyChord3 KnightSiderは2020年7月16日(木)〜8月13日(木)開催のイベント。
 略称(通称)はフェアコ3。
 FairyChord2の続編イベントである。

開催前
 6月30日に黒ウィズプラネタリウムが開催されてから七夕キャンペーンはあったものの暇猫と言っていい状況が続いていた7月8日に、ガチヨ氏のツイッターにておせにゃんの収録が終わったことと万歳の天辺を結んだ三角形の写真が投稿された。
 これにより二等辺三角形からして塔としてフェアコ、あるいは三角…クロデブ完結だな!と多くの人が予測した。バッカルコーンポーズだからしょこたんコラボという奇抜すぎる予想もあった。
 しかし7月13日の更新で「音が凍てつき、消えていく」という一枚絵*1が出され、フェアコ3かよ!となり翌日7月14日に公開、15日にはPVとおせにゃん#101で紹介がなされ16日に開催となった。
開催後
 タイトル画面で流れるアニメーションが7周年記念からFairyChord3に入れ替わった。
 短いながらもタイトル画面のアニメを入れるほど運営の力の入れようが感じられる。
 (Android10端末では不具合により再生されない。後述。)

 イベント自体はフェアコ1や2と比べると評価は悪いもの並のイベントとやストーリー*2比べると比較的高評価という感じである。
 ただ、ガチャで水着キャラが出てくるのに水着を着ている理由の説明がない点や、キャラ名のKnightSiderが意味不明であるといった部分に関しては総じてツッコまれている。

イベント内容

  • 本編(2020年7月16日(木)16:00〜8月13日(木)15:59)
  • 超高難度(2020年7月17日(金)16:00〜8月13日(木)15:59)
  • 外伝(2020年7月20日(月)16:00〜8月13日(木)15:59)

同時復刻

いずれも(2020年7月14日(火)16:00〜8月13日(木)15:59)
  • FairyChord Prelude
  • FairyChord
  • FairyChord2

新要素

ガチャ産カードのLの二つ名が全員共通

 コストカット…なのだろうか?そのKnightSiderについても意味不明だし…。*3
 ちなみに進化前(レアリティSS)であれば前例はある。例えば  など。
 が、進化後の二つ名が統一されているのはこれが初。

報酬精霊に雷属性がいない

 ミニイベントならともかく、通常サイズのイベントで全属性揃わないのは初?
 マサンは火属性固定、スニェグーラチカと氷の騎士は設定上水属性以外ありえない、お馴染みのトヨミはリレイと同属性に合わせられる…と考えていくと、雷枠がなかったのかもしれない。え?二つ名が「爆炎の」なのに雷属性の時があったキャラがいるって?雷属性なのにAS名が唯一使える火の魔法なんてやつも居たぞ
 一般人であるキョウコを雷にするわけにはいかなかったのだろうか…これもディギィと合わせてあるのかもしれないが。

良かった点

ディギィが良い味を出している

 前回以上にシリアスなシーンが多いのだが、空気が読めないディギィの存在が逆に良い味を出している。
 特に外伝が顕著で外伝のストーリーだけでディギィを引きにいこうとする人も居るほど。

様々な異界の音色を借りて仲間たちを支援する流れ

 全体的なストーリーには後述のようにツッコミどころが多いが、このシーンに関していえば普通に燃える展開であり、なかなかの好演出。黒猫氏が出しゃばりすぎず、なおかつ黒猫氏にしかできないサポートというのも立ち位置としては絶妙。
 ただ、初心者に元ネタがわかりづらいのはマイナスポイントか。
 また、FairyChordが6周年イベントということで歴代周年イベントの主人公(キワムリフィルエニィリュオンとイスカアレスちゃん)がイラストとボイスで登場するシーンも熱い。
 でもディギィでサタ女校歌は(ディギィのキャラ的には)あっているけど(シリアスなシーンには)あってない気が。

悪かった点

ストーリーなど

 前作より劣っているという声が多い。
  • マサンこの野郎!とマサンを倒した後の氷の騎士戦が余計であるという声。
  • ユリカをフェアリーコードを切り裂く剣としてマサンが入手したはいいが、マサンと比較するとその剣のユリカがデフォルメされた感じになっており明らかにおかしいという声。*4
  • シリアスなシーンにイモPが出てきたり、氷の騎士を倒す時のセリフがええ加減にせんかい!だったりと、シリアスなシーンに無理やりギャグを入れている感じでバランスが取れていないという声。
 後はアレヴァンから言われていたが、メインクエストをやっていないと分からないネタが最近続いている点も指摘されている。分からなくてもイベントストーリー本編自体に全く支障はないため、一概に悪いとは言い難いが。*5*6*7
 ただし、真面目なメインストーリーネタをギャグとして扱っている節があるという点に関しては問題かと思われる。
 特にマサンのシーンに関しては内容に吐き気を催し、引退するひとも出たとか出ないとか…。

オープニングアニメーション

 7周年以降、周年キャラたちの出てくる3Dアニメーションが流れていたのだが、このイベントが開催されるだいぶ以前からAndroid10ではオープニングアニメーションが流れず昔同様師匠の背中が映る不具合が発生している。
 この不具合が改善されないままにフェアコ仕様のオープニングになったため、Android10のプレイヤーはこのオープニングを見られずにイベントが終わってしまう可能性も。
 昔ながらの背景にイベント主題歌だけが流れているので違和感がすごい。

賛否両論点

イベント開催日程

 開催前のところにも記載したが6月30日から7月16日に至るまで、7月3日にスザク兇LtoLとおせにゃん#100のミッションなどが多少追加された程度という非常に細々とした更新であったにもかかわらず16日にフェアコ3、さらにLtoL、17日には超高難度とスケジュールミスってるだろという更新がなされた。
 更新がほとんどないというのは多くの暇猫を生むことになるのでもう少しなにかできなかったのだろうかというところ。
 もっとも、やたら更新スパンが短いとゲーム寿命が縮まるので仕方の無いことではあるが…。みんながみんな暇というわけでもない…が週に1度くらいは更新しても罰はあたらんやろ…。
 毎年この時期はなぜかほとんど更新がないことが多いが社内旅行にでも行っているのだろうか…。

 ちなみにこの後のイベントスケジュールは20日に外伝、24日〜27日が魔道杯、31日から新イベント(の予定)である。
 かたや15日間音沙汰無し、かたや15日間で4回の更新はやはりイベント込みの差がありすぎるように感じる。

ギミックを崩壊させる嫌がらせ(貫通連撃)

 防御貫通連撃自体は結構前のイベントから使われている。(アレヴァン英雄大戦頃が初?)
 フェアリーコードのイベントは連撃によってケージを溜め攻撃力を上げて有利に立ち回るというギミックが存在する。
 しかし、怒りでケージが減少したりそもそも敵が連撃に耐えきれず先に殲滅しきってしまう、敵の連撃が多くMAXまで溜めづらいという問題が当初から存在する。
 この問題は1の頃から問題視されており、これに対してプレイヤーは一応ダメージブロックや鉄壁、全体多弾という対処方法が存在していた。
 だが、今回はハードの3という比較的序盤で挑発&ダメブロで全体10連防御貫通連撃を仕掛けて来るという対処法を完全にメタってくるものを用意している。
 用意したただでさえ発動しづらいギミックをさらに発動させづらくさせる嫌がらせを仕込むのは…という意見が存在する。
 一応ボス戦だからという擁護は存在するがボス戦なら何やっても良いという訳でもないし…。

ガチャ

 まさかの水着ガチャリターンズ。
 Lは普段着だがSSでは精霊が水着姿となるという新しい試み。ただしなぜかミホロだけLで水着。
 …なのだが、本編も外伝もストーリー中に水着シーンは全く登場しない。海とかプールとか水着が関係しそうなロケもない。どうしてこうなった…。販促。販促。
 性能としてはルミス以外は目新しいものはなく既存スキルの色違いが多い。事前予想で本命視されていた激化、シューラ型精霊強化は無し。エナローゼ統一も無事抹消なのです。1周年キャラだからオンリーワンという事だろうか…。
 新要素にある通り二つ名が全員統一されている。理由は不明。

KnightSider ルミスフィレス

 雷/火 AS:連撃 SS:ダメージ強化・連 EX-AS:貫通・状態特効
 毎度おなじみ雷火。これでコンサート特典なしで純ルミスデッキを組めるようになったがヒーラーはいない。
 新スキルのダメージ強化・連は簡単に言えば連撃版撃破強化。また蓄連。
 ルミスの場合は180連撃を当てることで最大50+1800のエンハンスができる。
 蓄積強化聖と似ているが、枠が独立していて他のエンハンスと重複の効く蓄積強化とは異なり、他のエンハンス*8と上書きし合うため重複してかけることはできない。種族強化のルミスは犠牲となったのだ…。
 当初こそ180連撃は多すぎるのでは…?蓄積強化聖や撃破強化の二の舞になるのでは?といった不安があったが、SSの発動が早くカウント自体も簡単に溜め治せるという利点があり結構強いという評価になっている。
 撃破強化でいうぞば結晶に当たる結晶の登場にも期待。
 ちなみにこのスキル、必要回答数が1なので、使った次のターンにはL化する。そのため純ルミスデッキを組む際にはSSを捨てて煌眼でヒーラーに回るのも有り。

 リレイほどではないが胸を押し出している感じがあり、その点を指摘する人も多かった。

KnightSider 鶴音リレイ

 水/火 AS:連撃 SS:蓄積解放大魔術・連 EX-AS:全体化
 まさかの3倍色蓄積連。フェアコ2に続いて2回目の蓄積連。
 水火は基本的に1撃の大きさで勝負するのが主流ではあるが、近年では6周年ルミスリレイ型で連撃数も地味に稼ぎやすい。鉄壁もダメブロも出るような魔道杯がねらい目か。

 とはいえ、もともとが単発の火力を主体としていた3倍属性なので連撃精霊はそこまでいないのが難点。
 いても火力が高すぎて連撃の回数が稼げない問題があるため、AS3倍属性での起用というよりは普通に融合属性などで起用したほうが使いやすいか。
 その融合デッキはあまり活躍の場がないのが問題なのだが。

 ちなみに今回は夏服なので前回より薄着。あの部分もちょっと成長しているような。
 成長に関してはもともと巨乳キャラではないのに押すのはちょっと…という意見もある。
 また、髪の毛の先だけ水色になっている謎が今回明らかに。

KnightSider 紅鬼ソウヤ

 火/光 AS:攻撃 SS:反動大魔術・蝕 EX-AS:全体化
 グレイス、マチアの色違い。貴重な反転デッキの火属性アタッカー。
 反転デッキはどうしても光属性に偏りがちなので、吸収やガード対策になる。GAアルさんと比べると潜在面でやや劣る。
 封印無効がないのはやはり痛い。

 今回遂にメインとして掘り下げがされた。
 ちなみに先祖には貴族もいたらしい。このブルジョアヴァンパイア!

KnightSider 早苗タツマ

 水/光 AS:回復 SS:特殊パネル変換 EX-AS:チェインプラス・チェインカウンター
 水光リコラ型。水光は唯一ガチャ産A精霊に3色パネチェンのペガサスがいるのでデッキを組みやすい。
 BoNO3のリュオンイスカと組めば必要なチェインも供給できる。

KnightSider 織機ミホロ

 雷/水 AS:回復 SS:精霊強化 EX-AS:攻撃強化・反撃
 まさかのアポヴァカ兄弟の色違い。
 ただしEX-ASが異なる上に、アポヴァカは精霊強化が回復、起死回生、ガードだったが、ミホロはガードがエンハになっている。
 雷水はガード面でカナメもいるため、3倍色なのに回復過剰気味なデッキも作れる。サクトは泣いていい。

 初代ミホロは全身スーツだったが2では顔以外スーツ、3では手と足だけ装甲とだんだん装甲が薄くなっている。
 これはただのOLであるミホロが戦闘について行けるように機動性を重視した結果らしいのだがいくら何でも手と足だけは装甲減りすぎでは…。
 これは4では期待していいんですね!?

KnightSider ディギィ

 火 AS:攻撃 SS:パネルカウント大魔術 EX-AS:全体化・連続化
 まさかの単色版ロザリア。
 EX-ASは合計効果値4400相当なのでガードされなければかなり強い。SSは高火力だが最近はリスタートも来るのが逆風か。
 必要な色は25色であり、ロザリアの40色よりもかなり少なめ。
 今回は彼女がメインの外伝が実装された。
 その他には、最近になって喰牙異界に彼女をトーテムとする氏族がいることが発覚するなど*9今回は優遇されている。

 SSのギターの造形がおかしいと話題になったがあれはギターではなくギター型の浮き輪である。むしろ足がおかしいと言う人も…。

報酬精霊

 ドロップ報酬が2枚とミッション報酬が1枚、ポイント報酬が1枚。

SUNSUNガール 空鳴トヨミ

 水/火 AS:回復 SS:統一強化 EX-AS:連続化・複属性攻撃強化
 リレイと組みやすい同属性。プラネタリウムリベルティーナの色違い。

 今回はストーリーに登場していないので、外伝に期待。←外伝もほんのチョイ役でした。

いつもいっしょに 新居キョウコ

 火単色 AS:回復 SS:パネル変換 EX-AS:攻撃強化
 まさかの単色シュティーレ。ディギィと相性が良い。

 ディギィの居候先の少女で、ディギィとは良好な関係。
 本編では少ししか喋っていなかったが、外伝ではディギィと共にメインとして登場。

黒烈斬苛 マサン

 火単色 AS:分散攻撃 SS:特効大魔術
 4-4ドロップ。AS、SS共に自傷付き。

 おせにゃんではネタバレ配慮でSSで紹介。持っている武器の見た目はグロテスク…?
 前回までは単に飄々とした印象を与えるキャラであったが、今回一気にゲス度を上げた。とは言えそれが彼の存在意義なのだが。

巨氷の騎士

 水単色 AS:属性特効 SS:純属性大魔術
 5-1でドロップ。快調大魔術の配布版。
 何度か戦うがドロップするのは5-1だけ。ボイスもEX-ASもない。
 スニェグーラチカが作ったしもべ。

報酬結晶

 名称はフェアコプレリュードのリレイ、ソウヤのASそのものである。

撥弦銃〈クレインズエール〉

 複属性が火の攻撃力+400。
 各種ルミスや今回のリレイにどうぞ。
 複属性400は去年のピカレスク時が初出だが、まさか一番最後まで残った(まだ出ていない)のが複火HP400になるとは誰が予想しただろうか…。

鍵盤鎌〈ソウルエグゼクター〉

 パネ爆の効果値+50、主属性が火なら+150。
 ルシーニアなら最大効果値10200となる。
 これであとは水属性の爆破結晶が出ればコンプリートとなる。

超高難度 ス姉級

 全2戦のクエスト。まさかのイベント実装翌日に実装。進化には3枚必要。
 雷推奨で敵のHPは全体的に高く、上のゲージを減らす連撃や、チェイン減少・封印が多いのでソフィが有効。
 誰も想定していないタイミングでの実装で度肝を抜いたが、あっさりリティカを使ったオートデッキ、後述の助っ人利用ラスループ0TSSなど様々なデッキで攻略された。
 ちなみにリティカを使ったオートデッキは前回のクエストでも…。

静寂の氷花 スニェグーラチカ

 水 AS:攻撃強化 SS:効果解除/AS特殊変化 EX-AS:ダメブロ・EX強化
 ス姉。
 SS1とSS2で効果が全く違い、SS1がガードと免疫解除、SS2は3秒以内で回復、2秒以内で状態異常回復ができ、マケーシュラ大結晶の一部を抽出したイメージ。

 ちなみに名前の元ネタはロシア民話のスネグーラチカ(Снегурочка)あたり(発音の問題でスネグラーチカのネがニェともなる)。
 雪娘(雪姫)と訳される彼女はもともとは雪に命を込められた少女程度の民間信仰でしかなかったのだが、いろいろ設定を付け加えられた結果ロシア版サンタクロースともいえるジェド・マロース*10の孫娘という立ち位置となっている。

氷花の結晶〈スニェグーラチカ〉

 戦士・妖精から受けるダメージを5%減らす。
 戦士、妖精単体からのダメージは10%減らす結晶があるが、両方を減らす物はなかった。
 とはいえ効果は小さく、戦士と妖精が両方登場するようなイベントも少ないため無理に集める必要もないか。

FairyChord3外伝 All no Saver

 告知があったディギィの外伝。
 7月20日に解放。イージーかノーマルをクリアすると選べるようになる。
 バトルは2回のみで石も2つ。2つ目のクエストで報酬精霊が手に入る。イエー!

報酬精霊は一応ネタバレ対策として伏せておきます

LtoL

 今回は異常に早くフェアコ3の開催当日である7月16日にLtoL。
 内容はおせにゃん#100にてLtoLが決定したダムザとフェルチに加えフェアコプレリュードと機械と少女1の精霊の計8体がLtoL。
 フェアコプレリュードの精霊はいずれもEX-AS搭載済みで充分強かったためさほど変わってない印象。ルミスとリレイの必要正解数が減ったのは、同様に重かった精霊にとって希望が出てきたのではないだろうか。
 しかし同時期のぽっかみガチャ精霊と同様にもうすでに2回目のLtoLであり*11、ほとんど間違い探しでしかない進化をする意味があったかは甚だ疑問である。こんな進化するくらいならもっと不遇な精霊を助けて上げて欲しいところ。
 ダムザ、フェルチ、ルツィア、クルルに関してはもう少し何とかならなかったのだろうか*12…といった進化を遂げた。
 ルツィアに関しては属性を問わない弱体化なので助っ人指定さえできればルツィア→交代蓄積聖など→ぶっぱ&クリアといった悪用が想定されているが、助っ人指定が面倒くさいため実用性に関しては不明。

 問題はラスである。
 詳細は似たような事があったメイフウのページに記載したが、おそらくラスに合わせてクエストを作るとほぼすべての精霊が使えなくなるくらいヤバいスキルとなっている。
 そのため、ラスをプレボや保管庫から探そうとするプレイヤーや、ラスいないけど再契約に出しちゃったっけ?*13とラスの行方を探るプレイヤーが相次いだ。
 強力な精霊を実装するのは良いがここ最近のクエストを見ると強力な精霊に対する対策クエストという名の嫌がらせが多いため、ラス対策を組まれてしまうとクリアできるデッキがほぼ存在しないクエストができあがってしまう可能性があるのが怖いところ。

どなたでも編集できます