FairyChord2 Chord Sharingは2019年11月29日(金)〜12月31日(火)開催のイベント。
 略称(通称)はフェアコ2。
 FairyChordの続編イベントである。

開催前
 前イベントであるエニグマフラワーズ?において最後はバスに乗って帰ろうとした黒猫氏であったが、魔道杯終了後の11/25のお知らせ更新でまさかのバス車内の光景が写し出された。
 これによって次のイベントは東京が舞台のフェアリーコードだと予想された。
 ただし、火曜日に続報がないことからフェアコではなく、コラボ説、二度と来る予定がない夏説、共通点があるBoNOなどが半分ネタとして囁かれた。
 そうした疑惑の中11月27日(水)の更新で予告とPVが出されフェアコ2であると確定した。28日にはおせにゃん#85が公開され29日に予定通り開催という運びとなった。
 開催時はタイトル画面で流れるアニメがいつもの6thのアニメではなく本イベント専用のものが流れる。イベントとしてはとある魔術と科学の魔道学園ぶり、専用アニメとしてはGA2019振りで当イベントに対する気合いの入れようが見て取れる。
開催後
 イベントとしてはストーリーも良く、ガチャもそこそこの出来であり、スタート画面のアニメを変えるほどに見合う内容だったと十分言える。スタート画面のアニメはアルさんなどが一部崩壊しているからむしろ見たくない人がいるというのは置いておいて。
 しかし、報酬精霊の最終進化報酬が何故か契約素材になっていたためクリ絞りではないのか?ということで猛烈な批判を喰らい*1失望を表明していたユーザーも見受けられたため、そういった意味では失敗だろう。

イベント内容

  • 本編(2019年11月29日(金)16:00〜12月31日(火)15:59)
  • 超高難度(2019年12月6日(水)16:00〜12月31日(火)15:59)
  • ミホロ外伝(2019年12月3日(月)16:00〜12月31日(火)15:59)

同時復刻

いずれも(2019年11月27日(水)16:00〜12月31日(火)15:59)
  • FairyChord Prelude
  • FairyChord
解放イベントに下記のストーリーが追加
  • 黒ウィズゴールデンアワード2019 前半「ルミスフィレス編」
  • 黒ウィズゴールデンアワード2019 後半「リレイ編」

新要素

反転強化・聖、反転強化・邪

 反転強化・聖は一定ターンの間、デッキの中の副属性が光の精霊は属性が反転し基礎ステータスを倍にする。邪はその闇属性ver。タツマと配布のラファールにて実装された。
 のろいで解けないという点ではかなり強いスキルだと思われる。
 ただし、様々な点がコロプラ語すぎるので理解するのが難しいという欠点を抱えている。
 ちなみにSS2で付与されるリジェネやエンハはのろいで消滅する。
 詳しくは反転強化にて。

良かった点

フェアリーコードゲージの説明

 特に前作から変更点があるわけではないが、今作最初のクエストでルミスから軽く説明が入る。
 また、イベント開始前にUIの変更がなされており、攻撃力の増減値が数字で表示されるように変更され前回より明らかに分かりやすい。開始時に攻撃力が減ってるパターンの方が多いが。

賛否両論点

露骨すぎるクリ絞り…?

 今までのイベントではクリスタルだった報酬精霊の最終進化報酬が何故か契約素材に変更されており、猛烈な批判の的となった。
 図鑑埋め報酬のクリスタルも現時点では最初の1個のみと見かけ上はケチ運営に見える。
 しかし、まだ外伝が控えているため、「フェアコ2の配布栗数は従来より少ない」のは開始の時点では断定出来ない。
 ちなみにエニグマが65個(15×3+5×2(エリアコンプ報酬)+マジスク3+事前ストーリー3+図鑑4)、現時点でフェアコが55個(15×3+ポイント8+全進化1+図鑑1)、MARELESS3も正確な集計結果が出来てないものの大体60弱だったので、単に配り方の問題で減ったように感じるだけともいえる。所謂、朝三暮四という奴。
 12/3にミホロ外伝が追加されて、図鑑報酬+1、ミホロ外伝で+6で合計7増えて62個になった。これに高難度と図鑑報酬を加えると65個となりエニグマと同じ数だけ配られるという結果となった*2
 また、このようにクリスタル配布数の削減が行われているのは月毎に配布するクリスタルの調整を行っているからではないか?という推察もある*3。11月の配布クリスタルは集計によると約300個弱だったらしいが、この数字は減少傾向にあることは否めない。

 しかし、このような調整を行うのであれば無駄にクエストを増やさず(特にほぼコピペの最初の方を減らして)、その分最終進化報酬や読むだけでクリスタルを貰えるようなストーリーでクリスタルを配布した方が良いと思われるが…。*4

ノーマル5-4がコンティニュー不可

 フェアコ1の5-4と同じように今回も特殊なクエストであるためかはたまた別の理由があるのかは不明だがノーマル5-4がコンテニュー不可となっている。
 とはいえノーマルなのでそこまで難しいわけではないが。
 ちなみに5-4は4.91秒でも回答ランクSSが出る。

ガチャ

 どれが当たりか判断しづらいが、早速新スキル持ちのタツマがカムシーナで実験で駆り出されている様子。
 魔道杯でも活躍しそうだが…?

Chord Sharing ルミスフィレス

 雷/火 AS:種族攻撃強化 SS1:多弾 SS2:種族攻撃強化 EX-AS:連続化・攻撃強化
 ルミス恒例の雷/火。
 スキルセットは簡単に言えばバレユッカ?の亜種。というかサフィナ様の亜種のほうが近いか。ASとSSから戦士が抜けてたら評価ガタ落ちだった可能性。
 ルミスフィレスは他のルミスフィレスとシナジーがあり組み合わせるとなかなか楽しいかもしれない。*5
 スキルがスキルだけに魔道杯で使われる可能性はありそうである。

Chord Sharing 鶴音リレイ

 水/光 AS:連撃 SS:蓄積・連 EX-AS:全体化
 リレイ恒例の水/光。
 GAルミスが使っていた蓄積セットを譲り受けた。
 その蓄積は光属性。フェアコ1の弱体化リレイと組ませたい所。

龍の誇りにかけて 早苗タツマ

 水/光 AS:攻撃・回復 SS:反転強化・聖 EX-AS:連続化・ガード
 水/光の反転強化。2倍スタートで6回使って2.5倍まで。SS2だとリジェネも付与。

 ストーリー中盤辺りでメインキャラとなる。今回本名が断魔守たつまのかみであることが判明。

見捨てないための戦い 織機ミホロ

 雷/水 AS:回復 SS:特殊パネル変換 EX-AS:ガード・チェインプラス
 5周年ファムチの属性違い。ASは2色以上の効果値が増えている。
 EX-ASは1ターンしか持たないのが残念。
 恐らく雷/水?で組んで使えという事なのだろうが…。

善なる導き 紅鬼ソウヤ

 火/闇 AS:攻撃強化 SS:ガード EX-AS:EX強化
 ソウヤ恒例の火/闇。エリンの火版。

まるぺろデビル ディギィ

 火 AS:攻撃 SS:蓄積・印 EX-AS:貫通
 蓄積印の単体版の火。

 今回人の家に住んでいることが判明した。悪魔なのに…。
 ディギィが出てくる4コマ漫画ではどこかで見た?キャラが…。

報酬精霊

ドロップ報酬が1枚とポイント累計報酬が2枚。

まとうは人造情念装甲 金森ミチカズ

 雷 AS:連撃 SS:斬撃
 溜めずに20連撃を出す新バージョンであり、新しい配布版40チェイン勢
 つまりは、LtoLしたファラシーの雷版。
 ミホロと同じく機械で戦う音ゲーマー一般人。
 唯一ドロップで集める必要がある。

祭りが呼んでる!空鳴トヨミ

 水/光 AS:連撃 SS1:大魔術 SS2:複属性強化 EX-AS:連続化
 スキルセットを見て分かる通り、SSがバレユッカ?の劣化版であり属性違い。
 複属性が光のAS2倍配布に期待が掛かる…?
 なお、絵師の項目にもあるが、フェアコ2になって絵師が変わっている。何かあったのだろうか?

悪魔を喰らう悪魔 ラファール

 火/闇 AS:回復・複属性攻撃強化 SS:反転強化・邪 EX-AS:攻撃強化
 火/闇の反転強化。1.5倍スタートで6回使って2倍まで。
 タツマとは異なりSSでは攻撃力アップが付くが、結果的に回復が疎かになるため、全属性対象の回復を用意したい。
 EX-ASは2ターンで発動し20チェインで大きく効果が上がるため、SSとは違った運用が可能。
 17年前は非常に有名だった悪魔で今回の黒幕で悪戯好き。イラストは美麗だが結局は変態な気がしないでもない。ただのルミスフィレスのファン……?
 深化ボイスはただのいたずら好きのおじさん。悪魔になる前の性分は抜けていないらしい。

オリバー in 暴走クラッド

 雷 AS:属性特効 SS:特効大魔術
 ミホロ外伝報酬。
 金森の装甲の破片がオリバーに取り憑いて暴走した。
 ちなみにオリバー本体は雑魚のイエローデーモンと同じ姿。

報酬結晶

重なり合う翅音

 AS連撃の効果値を100アップ。

金管戦鎚<ベク・ド・コリガン>

 複属性が闇属性の攻撃力が300アップ
 大聖堂結晶の闇版。
 反転強化は主属性が闇となり効果が剥がれるので相性は良くないと思いきや、反転強化は発動時のステータス(SSによる上昇/下降分除く)参照の様なので結晶による底上げは有効な模様。

龍気

 龍族の攻撃とHPをアップ。デッキ内の龍族が多いほどさらにアップ。(上限500)
 フェアリーコード結晶や伴侶の証の龍族版。
 やっぱり龍族が少ないから使い道がががが。

その他報酬

  • 背景:バス
  • BGM:ド日常

超高難度

 12月6日に追加。ミホロ外伝のためか従来よりは実装が遅め。全2戦。
 連撃でフェアリーコード稼ぎをさせないように久々に多弾カウンターが貼られまくる。
 ただし今回は本当にそればかりなので、所有精霊によってはオートでも十分クリアが可能。
 なお今回は1つしか手に入らないため何周もする必要がなく、早々に終わらせる人が多いようである。

翅ある蛇神 ラプシヌプルクル

 水/雷 AS:コピー SS:コピー EX-AS:ガード・ダメージブロック
 エイプリルフールから始まったAS、SSコピーが遂に超高難易度にまで。
 というか何故簡単に手に入ったこれまでと比べて今回は一気に超高難易度になったのか…。やっぱ、セリアルでやらかしたのが原因?
 なおサブクエ達成でラプシヌプルクルのSSが合計3つ手に入るため、これで最終進化させる事になる。図鑑報酬無視してSSで3つ使う人はいるのだろうか…?
 割とストーリー的にはAS、SSコピーというのはあっていたりはする。

LtoL

 前作のFairyChordは2019年開催で、精霊は全て現役で戦えるという理由からウィズセレから6キャラ(アリエッタ、シール、ルナリィ、エルト、リシア、サクト)が選ばれた。
 選出基準は謎。
 11月29日16時にイベント開始と同時にLtoLが解放された。
 また、12月のマンスリーガチャにもルナリィを除く5キャラが選ばれている。

余談

 本イベントは時系列としては前イベントのエニグマフラワーズのすぐ後となっている。メアレス3→メアレス4のように同一シリーズで黒猫の人が帰らずにストーリーが続くことは珍しくないが、別シリーズである2つのイベントで帰らずに連続するのは極めて珍しい*6
 なお、黒猫氏はフェアリーコードでもエニグマでもバスやファミレスの存在を初めて知ったかのようなリアクションを取っていた。
 自動車自体はコナンイベ八百万Zでも見ていたはずだが…
 また、今回黒猫氏が淡い光に包まれた描写は存在したものの、クエス=アリアスに無事に戻った描写はなかったため、また別の世界に飛んでいる可能性も無きにしもあらずである。さすがに2度連続はないか…?

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