「Birth Of New Order 2 大罪」は、2018年9月28日から10月31日に開催のイベント。2018年3月開催のBirth Of New Orderの続編である。
 キャッチコピーは『拭えない罪。汚れなき贖い。』。

 今回は主題歌をアニソンを手がけるユニット「(K)NoW_NAME」が担当。
 ちなみにティザーサイトでは主題歌の紹介画面の背景に女性が2人いるが、BONO2には関係ない。

開催前
 9月25日に「まだ見ぬ新しき秩序。」という画像がお知らせに掲載。
 翌日には更に「誰も争わず、傷つかない世界。」という文字が追加。
 更に翌日にお知らせとおせニャンでBirth Of New Order2の告知がされた。

 前作が5周年記念イベントとして出された割にはどうにも精彩に欠く代物であり、
 1つ前の黒ウィズラビリンスが多数の問題点を抱えており、非難が殺到し全体的に盛り下がっていた状態だったためイベントのハードルは大勢としては低くなっていた。*1
 
 ガチャに関しては前作のガチャは当たりがほとんどであったため、相当に期待されていた。
 一方、直前のGA2018でイスカもリュオンも限定化されており、GAガチャ終了と同時に両者新カードで登場という運営のゴリ押し感に不満をぶつける層も存在していた。
開催後
 ストーリーは賛否両論点を多々含み、過去のイベントに比べ救いの無い陰鬱な展開に対する不満が多く散見された。
 ガチャに関しても前作と比べて相当控えめとなった上、前作精霊のLtoL進化無しというイレギュラーだった*2為、様々な憶測が飛び交い評価を下げる事となった。
 総体としては黒ウィズラビリンスからの悪い流れを断ち切れず、悪目立ちする複数の問題点からこの流れを加速させた感すらある。

イベント内容

  • 本編 (2018年9月28日(金) 16:00〜10月31日(水) 15:59)
  • 超高難度 審判級 (2018年10月3日(水) 16:00追加)

新要素

イベント画面リニューアル

 アップデート情報にもある通り、画面上半分にイベントキャラ、難易度選択など。画面下半分にクエスト選択画面やデッキ選択画面など。

蓄積解放大魔術・破

 おせニャンで実装が発表されていた新型の蓄積解放大魔術
 「問題を解いて攻撃した分のオーバーダメージ(敵のHP以上に減らした分)」が蓄積される。*3
 ただしスキル反射に引っかかる上、レイドなどでは威力100のスキル反射無視の大魔術となる。

ストーリー

 前作はサンクチュア側がメインのストーリーであったが、今回はインフェルナ側がメインのストーリーであると事前に言われていた。
 蓋を開けてみると確かにその通りであったが、前作以上に救われないストーリーであった。

 また、黒ウィズで恒例の「キミが異世界に飛ばされて何か達成したら元の世界に戻る」事象に関する話も登場した。

良かった点

ティザーサイトに気合いが入っている

 「出会わなければ、よかった。」の所の背景水面は動かせる。PCで見るとかなり綺麗。
 2日目には直球で「死ね」と表示してきたところも笑いを誘った。

必要周回数が少ない

 敵討伐ミッションはサンクチュア兵350体、インフェルナ兵250体だが、イージー/ノーマル/ハード/エクストラの全てのクエストを各1回クリアした段階でほぼ終わる。(サンクチュア兵が16体足りず)
 新UIになって場所が移動されており分かりづらいが、初回/5/10/15回のクリア回数で貰えるボス報酬もいつも通りある。

賛否両論点

救われない展開

 全体的に胸糞が悪い。
 1つクエストを進めるとその度に誰かしら死ぬ。
 終盤になると一般人同士での殺し合いも激化。
 4周年プルミエストーリー(ドルキマス1の前日譚)のように人が死にまくるストーリーは過去にもあったが、それらと比較しても今回は群を抜いて悲惨な事になっている。
 執行騎士もストーリー中に4人死ぬため、次回作でどうなるか展開が不安である。
 ただしマグエルがエピローグで復活させる方法を匂わせているため、BONO3でも続投の可能性はある。
 死んだそばから復活フラグを立てるため、悲壮感が台無しになるという批判もある。

戦闘数

 1〜3章は雑魚戦が1〜2回と減っており、イージーやノーマルは問題ないが、ハードやエクストラではボス戦までのスキル貯めがしにくくなっている。GA2017精霊の潜在発動に頼れ

第6章

 第6章ハードとエクストラは初戦で先制属性反転(全体10ターン)を受けるため、事実上雷単色での攻略を強いられる。
 さらにすべてのパネルにチェイン+9が付加されており、10チェイン以上で発動するASが優遇されている。
 エクストラモードでは1問解けば後は見破りトリテンまたは属性反転無効結晶を付けたフォゲットで見破り放題のため、どちらも所持していないプレイヤーは圧倒的不利である。*4

悪かった点

ボリューム詐欺

 おせニャンでは「いつものイベントクエストとエリア型クエストの間くらいのボリューム」と言われていた。
 実際は1つクエストをクリアすると毎回会話などが入りストーリーが進む。
 ストーリーだけのクエストもあり、実質いつものエリア型と同じくらい長い。
 エリア型といってもイベントによってストーリーの長さがまちまちなので、そもそもこの発言に意味があるのか...
 またたった2〜3戦しかないクエストも多く、これがテンポを悪くしているとの声もある。

 なお、ストーリーだけのクエストでクリスタルが貰えなくなっている。
 ただし雑魚敵の撃破数によるミッションがあるため、配布栗数は通常形式のイベントと大体同じ。
イベント精霊図鑑
 今回、雑魚敵はすべて前作からの使いまわしであり、イベント精霊図鑑の内容はマグエルとボス精霊のみでとても寂しいものとなっている。(MARELESSでも同じことをやっているが)

敵の執行騎士について

 ある程度キャラクターの背景が書かれているが、かなりあっさりとしている。
 要はぽっと出の敵のような印象が強い。これは前作のサザに似ている。
 因みにサザの存在、謎は今回は殆ど投げ捨てられている。

話の上の矛盾点、描写の粗

 今回は全体的に勢いで推すタイプの話である。勢いで話を進めていくが故に悪目立ちする粗い部分が多数指摘されている。
 以下、よく指摘される点である。
  • 死が横行するがそれらの描写が概ね稚拙な為、重い出来事の割にはどれも印象が希薄。
  • 黒猫の魔法使いが魔力切れをしつこくアピールする割には結局関係なく行動し、違和感が強い。
  • クロッシュの過去、妻関連の描写が稚拙で感情移入が出来ない。
  • ティレティの初登場時の毒混入の食事に関するやり取りは支離滅裂だと槍玉にあげられている。
  • インフェルナ側の目的は瘴気により生きることが困難になったために清浄な土地を奪還することだったが、終盤箱舟の奪還にすり替っている。北の森の審判獣進撃という背景事情はあるのだが、インフェルナ側の大半はそれを知らないはずであり流れに齟齬を生まれている。
  • ラストのイスカvsリュオンでリュオンが死ねば聖域側が全部収まるのはおかしくないかと指摘されている。

 これらの疑問はBoNO3で過去に跳んだことで無かったことにされた。それで良いのか。

リニューアルされたイベント画面

 とにかく詰め込みすぎである。


 メニュー→報酬・ルール、オプション、ミッション、精霊図鑑
 難易度選択
 今選んでいるクエストのサブクエと報酬
 ≡マーク:解放されているクエストのサブクエと報酬一覧、クリア回数による報酬及びボス最終進化
 章の選択
 魔力 クエスト挑戦ボタン
 デッキ選択 助っ人

 1画面にこれだけ存在する。上画面に堂々と居座るキャラの存在意義も不明。*5
 また、サブクエの文字が小さくなりすぎて読めないと老眼勢が苦情を訴えていた。*6
 別画面に移るためにエリア型と同じようにローディングも入る。
 UIに関することなので慣れの問題もあるだろうが、やっぱ普通のエリア型で良かったのでは…と主張する層もある程度見受けられた。
助っ人
 クエストに挑戦するとき、エリア型を含め通常のクエストならばクエストの選択→デッキの選択→助っ人の選択 という手順を踏むが、新形式では上記の1画面内でクエストとデッキと助っ人をいっぺんに選ぶ必要があり、慣れないとデッキ切り替え忘れや助っ人選び忘れをしやすい。
 特に助っ人はデフォルトでは空欄になっているくせに空欄のまま出撃しようとすると「助っ人を選択してください。」のエラーメッセージが出てとても鬱陶しい。
 エラーを出す代わりに助っ人選択画面を出せよと総ツッコミの対象になっている。なお、助っ人更新機能は2年以上放置中である。
  • イベント終了前日の2018/10/30に公開されたVer3.3.5より「助っ人を選択してください。」が出なくなり、直接助っ人選択画面が出るように改善された。
再挑戦バグ
 リニューアルUIの弊害として、再挑戦を選択すると違うクエストを実行してしまう不具合があった。
 再挑戦できない事で連続周回や初回挑戦の試行錯誤がしにくくなり、助っ人もいちいち選択し直す必要があるため手間がかかる。
 暫定対応として再挑戦ボタンが無効化され、10月10日リリースのVer3.3.2にて修正された。

ガチャ

 BONO1のようなサンクチュアキャラは複属性が聖で…のような統一感はない。
 性能は比較的控えめ。神都ピカレスクガチャの色違いが3種ある。

暁天に響もす心理 リュオン・テラム

 水のセカンドファスト斬撃勢。
 ケネス(神都ピカレスク)の水版。アルルシの単色版でもある。

暁を堕とす紅き星 イスカ・ニルヴァ

 雷、AS:特効、SS:蓄積解放大魔術・破
 ASの水特効の威力は高いがHP10%消費、SS威力のためにタゲに気を使う必要があり使うクエストを選ぶ。

忘我の果てに ラーシャ・ルツス

 水、AS:連撃、SS:純属性パネル変換(3色+スキチャ)
 ヴィッキー(神都ピカレスク)の水版。

悪に祝福された娘 メルテール・ニセ

 雷/水、AS:分散攻撃、SS:詠唱大魔術
 まどか&ほむら、エアルム(機械と少女2)の属性違い。

輝光の影で暗躍す シリス・アロキア

 火/光、AS:全体攻撃、SS:セカンドファスト型全体無属性大魔術
 前作から属性が変わってない唯一のキャラ。
 セカンドファスト無属性だが融合デッキで活躍の場があるかどうか?
 複属性持ちなので攻撃力は単色より控え目にもかかわらず、効果値は1年前に登場したレグル(幻魔特区RELOADED)と変わっておらず控えめ。
 まさか単体無属性3種も複属性かつ単色精霊のSSと同効果値で出すのではないかという懸念を醸す精霊である。

許されざる大罪 クロッシュ・トラウ

 火、AS:攻撃強化・ガード、SS:ダブルスキル付与
 ギャスパー(神都ピカレスク)の属性違い。

報酬精霊

 ボス3体はエリア型と違いクリア回数に応じた報酬があるため、ドロップがなくとも最終進化可能。

ついに目覚めた マグエル・ディセン

 雷戦士、AS:回復、SS:弱体化大魔術
 エニィ(ダンジョン2)、魔道杯ジャビーの属性違い。
 ショタ化したマグエル先輩。ノーマル6-3クリアミッションで入手。

戒律の守護者 カサルリオ・マティ

 火戦士、AS:攻撃、SS:単体ステブ
 新人王アシュタルの火単劣化版。LtoL前の攻撃力上限6000版である。

女王<サヴラ>の契約者 ティレティ

 雷/光、AS:連撃、SS:融合大魔術(全体)
 戌居さんの属性違い。
 見た目優しそうで良い体だがやっている事はクズの極みである。
 メルテールに惨殺され、当然死界送りとなったが、死してなお自分が悪いとは思っていない。

西方執行騎士 ケラヴノス・トーナ

 火戦士、AS:回復・攻撃強化、SS:純属性パネル変換(3色+回復)
 スーパースコラメアの属性違い。
 声優がアウラと同じであり、契約している審判獣もどことなくアウラに近い姿をしており、名前も<アウラ>である。*7
 続編のBirth Of New Order3でアウラに関する謎が解き明かされた。

 結晶化でオリジナル柄の火単色HP200アップになる。
 コスト25の火版の劣化アルニックピースで火不遇かと思ったらなぜか2つ同時に付けられる。

報酬結晶

 ハードの特定クエストクリアミッションで入手できるため、入手にかかる手間は少ない。

牙大剣〈フェンリナル〉

 ハード3-3クリアミッション報酬。
 戦士の敵から受けるダメージを10%軽減。

鉄槌〈タイタナス〉

 ハード6-3クリアミッション報酬。
 複属性が闇の味方のHP300アップ。

超高難度クエスト

 全2戦で敵は全て闇属性。
 サブクエにも属性縛りが無くどの属性でもクリア出来るが、蓄積解放大魔術・聖の接待クエストの様相を呈している。

報酬

人語を理解する審判獣 アバルドロス
 水、AS:火属性特効 SS:パネル爆破大魔術
 前作同様最終進化には3枚が必要。精霊大結晶化できるが、最終進化前でも結晶化出来るようになっておりエンテレケイアからは改善されている。
 最高レアをコンプするつもりなら進化前で結晶化し、クロウルを使って結晶進化させたほうが楽だろう。

その後

 2018年クリスマスメルテール編でメルテールの過去が語られている。

 2019年8月に開催された大魔道杯with三大悪女?では、メルテールによって惨殺されたティレティが死界送りになっている。まさかBONOキャラ初の契約深化ボイス持ちになるとは…。
 サンクチュア人相手にはガチの聖女であったことがボイスで発覚した。

 2020年1月末にBONO3を開催することが告知され前日憚のみ実装された。BONO2の後に過去へ時間跳躍しそこから物語が始まることが語られ、ドルキマス2の事もありユーザーには「話の収集がつかなくなったクソイベだから公式で無かったことにされた」と噂された。

余談

 マグエル先輩の担当声優が伊波奈々から七瀬綾夏*8へ変わっている。
 所属事務所のサイトによると、伊波奈々は2018年9月末より休業させていただくとのお知らせがあったが、現在は復帰している。

どなたでも編集できます