LtoLによるステまたはスキルの変動がほとんど見られない状態を表す言葉。

 …他の用法として、黒ウィズクイズの特殊形式などで間違い探しクイズが登場することがあるが、こちらの用法で使われることはほとんどないだろう。

概要

 間違い探しとは上記の通り進化前と進化後が全く見られなかったケースである。
 最初に発生したのはいつ頃か定かではないが、(これ書いてるの2023年で6年以上前のことなんてうろ覚えだから…)記憶にあるなかで最も印象的であったのは2017年の9月の喰牙1の進化が挙げられる。

 そもそも喰牙自体、同年の5月に登場した精霊でまだ4ヶ月しか立ってないのにLtoLするのはどうなのよ感があったのだが、その内容が全体的に攻撃力orHPが1000上がっただけだったり潜在が多少強化された程度であった。
 たしかに強化される分には問題ないが、こうした強化によって強化の枠が減ってしまい過去の弱い精霊が取り残されたり、本来強化が必要であった精霊の強化がなされない*1点などが問題として挙げられる。

 もちろん、間違い探し進化の中にも潜在に心眼が付けられて使い勝手が大きく向上したというものや*2、SSターンが数ターン違くなっただけで大きく性能が変わった*3、HPや攻撃力が手直しされただけで一線級になった*4、ASが手直しされたお陰でかなり使いやすくなった*5という精霊も多く存在するが、ここで述べるのはほとんど影響がなく、お前なんのために進化したんだ?という精霊のことである。
 …まあそうした精霊でもATKがちょっと上がったおかげで魔道杯の1ターン抜けダメージがそいつしか出せない(出しにくい)とかもあるが割愛。

過去の事例

2017年頃

 解放時点で未だ一線級であったり、替えの利かない有能なスキルを所持していたりするカードにおいて、しばしばこれが見られる。
 過去のケースでは、主上3人組が問題なく使えた時代にウィズセレ限定精霊一挙LtoLに巻き込まれてしまい、セルマ・リシアは何処が変わったのか良く分からないレベルの強化に留まってしまった例がある。
 単色推しの今、単色精霊は純属性UP+○属性アップの流行り潜在が貰えるようで幾分?安心できる。
 他にはあの有名な喰牙ライズ1のラディウスさんとかファルクとかラディウスさんなんかが挙げられる。*6大事なことなので2回書きました

2018年から2019年まで

 2018年4月13日のおせニャん#43にて、今後のLtoL方針も発表された。
今後の進化開放についてのお知らせ
今後、新イべント登場時の進化解放は前作イベントの精霊を対象として実施いたします
※上記はあくまでも基準となります、イベント内容などに応じて
例外的に上記基準に当てはまらない精霊の進化解放を実施させていただくこともございます
大進化解放祭 実施予定
ユーザー投票で選ばれた精霊の進化解放を行う「大進化解放祭」の実施を検討中!
年間2回、それぞれ50体の精霊の進化解放を実施予定!

 もちろん、大荒れし、最終的に5月17日に上記を撤回しこのように方針を変更した。
新しい方針は、「新イベント登場時の進化解放はそのシリーズの過去イベントの中から一番大きく能力が変更されると判断したイベントを対象」とさせて頂きます。
また、シリーズイベントが無い場合やシリーズイベントの精霊が全て強いような場合例外的に全く違うイベントの進化解放を行うことも検討しております。

そして、「進化解放祭」についても新旧様々な精霊にスポットが当たる投票イベントになるよう皆様のご意見を元に現在内容を検討中です。

 お知らせ文だけだと分かりづらいが例を出すと上記のラディウスの残念進化は2017年5月実装の喰牙1のLtoLが行われたのが喰牙ライズ2の開催時期である2017年9月とわずか4ヶ月しか開いていない。
 旧方針のままだと似たような間違い探しLtoLを連発するという危険性がありこのような方針に改められたというのは(後から振り返ると)英断であったと考えられる。
 ただし、当時は朝令暮改な運営方針にキレるユーザーも少なくなかった。
 こうしたおかげでそれまでと比べ間違い探しLtoLは明らかに減った。

2019年から2020年6月現在

 大進化解放祭が運営の恣意的な強化であるという問題は否めない物の基本的に間違い探しは減った。中にはリエンさんやシェイナさんといったマジでこれ言ってるの…?といったような進化もあったとはいえ…。
 さらに2019年3月にEX-ASが実装された。
 この要素のおかげで潜在がまともになるだけではなく、過去の精霊の進化時にはEX-ASが付き、間違い探しLtoLになる可能性は更に減った*7…ハズだった。
 通常のイベントLtoLの時に環境で活躍しているわけでもない精霊が全く強化されずに使いづらいEX-ASが渡されたりといった問題点は多数あったためやはり言葉として減ることはなく、またEX-ASは強いが他は間違い探しといった用例で使われるようになっていくこととなる。

 さらに2020年冬の大進化解放祭(2020年3月)にてスキルを揃えるためにLtoLをするといったことが行われる。
 すべてを語ると長くなるが、例えばファム&フェルチは効果値が1%上昇しステが多少上昇しEX-ASが付いただけといった進化やそもそもスキルが一緒だから進化させないという行動を運営が取るといった問題があった。
 6月現在までは大進化解放祭の時の揃えない進化という問題以外は間違い探しLtoLはそこまで見受けられない。

2022年頃

 間違い探し進化は2021年くらいまではかなり少なかった印象があるが2022年頃から急激に増えた。
 代表的なのは2022年1月に進化を果たしたリュオン(GA2019)であろう。
 蓄積印でEXASもかなり優秀だったため当時でもまだ一線級で活躍していたのだが、調整された点はなんとSSの最大効果値が2000上がっただけでコストが20増加した。
 進化内容がひどすぎる上に、EXASなどは一切変更がないのでEXAS目的で使用するならば進化させないほうがコスト的に強いとまで言われるレベルであった。
 ちなみに、スキルが同じGA2019アリエッタはHPとATKが微妙に増えているがほぼ誤差の範囲、GA2019リレイはリュオンと同じくSSの効果値が多少増えた程度になっている。
 というかこの月に進化したGA2019精霊は嘘猫とケネス以外は全員強化すべき点が間違っておりかなりずれた強化が行われている。

 これを皮切りに、2022年は過去の復刻不可能精霊や性能を合わせる精霊以外の殆どの精霊がズレた進化や間違い探し進化が行われており批判されたりされなかったりしている。
 一応9月頃からは最近の精霊ではなくかなり過去の精霊の進化が行われた結果、間違い探し進化は一応止まった。

 しかし今度は逆に大進化解放祭で進化される殆どの復刻可能な精霊が全員スキルを揃えるためだけに進化していたりという点が批判されたりしている。

対義語

 間違い探しの対義語として挙げられる用語はもちろん魔改造であろう。
 確かに間違い探しなLtoLは多いが、それ以上に魔改造されているLtoLの方が現在(2020年6月時点)では過去より(2016年〜2017年頃に比べ)明らかに多い。
 間違い探しな進化を連発されるとそれだけ環境が固定化されやすいといえるのでかつてよりは良い環境になっているだろうということができる。

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