神聖ルシタニア帝國皇帝家
ザクセン皇帝家は、730年前に興きたザクセン騎士家が源流となっている。帝國領現ネルベルクを発端に騎士家はその領土を守っていたが、ノルディック王国ヨハネス教会より王位の認定を受け、724年、ザクセン王となる。ザクセン王国はしばらくは近隣の小国を併合、合併して領土を広げていたが、三代ザクセン王マルティネスが隣国ブルネイ大公領ブランブルクを侵攻、併合し、ブランブルクに接する三領を次々と支配した。マルティネス王はブルネイ大公の娘、リュネオーを嫁にしブルネイ家と結びつき、ザクセン王家はザクセン王家ブルネイ氏家となり、さらに領地拡大に進んだ。第五代ザクセン王デュカールの時、隣領エルシェル騎士団とその隣国ヤコブ男爵が衝突、第一次ニトガルド戦争が勃発。デュカール王はエルシェル騎士団を、ヤコブ男爵家にはメディチ王ナルサコフがつき、2年に渡る戦争を行なわれた。結果はエルシェル騎士団の内部崩壊により、継戦能力が失われたザクセン側の敗北であったが、翌年、デュカール王がふたたびヤコブ男爵に宣戦を布告、第二次ニトガルド戦争が勃発した。メディチ王国は王の崩御により王位継承権争いが起こっていたためヤコブ男爵家は単独でザクセン王国との戦争に突入、僅か三ヶ月でヤコブ男爵は捕らえられ、処刑された。ヤコブ男爵領まで領土を広げたザクセン王国はそのまま内乱中のメディチ王国に侵攻、これを併合した。この時、西欧から銃が伝わり、ザクセン王国に大規模な軍変革がおこる。その後、イーゼル大公国との関係が悪化、五年に渡る交渉の末、イーゼル-ザクセン戦争に突入した。イーゼル-ザクセン戦争3年目、途中でデュカール王が崩御、急遽王太子シャルルが王位に継くも、ニュルンベルク戦で敵の弓で脇腹を射貫かれた所を敵軍大将マドロフが首を跳ね戦死、若きアドルフ王が王位を継いだ。アドルフ王は新たに伝わった銃を用いイーゼル軍に対し第三次ニュルンベルク戦にてこれを粉砕、大将マドロフも戦死した。ワルベルク平野にてワルサー強襲戦が発生、イーゼル大公の息子デル・ヤレフが捕らえられ、元帥君アルバノサコトロフが戦死する。そしてイーゼル大公国公都イルゼキス包囲戦にてイーゼル大公姫アラヤがザクセン王国兵士の銃弾に撃ち抜かれ死亡、ついにイーゼル大公は降伏、イーゼル-ザクセン戦争はザクセン王国の勝利に終わった。この際、アドルフ王はザクセン王国をザクセン帝國に名を変え、アドルフ王自身も皇帝として皇位についた。その3年後、ノルディック王国と戦争状態に突入したが、ノルディック王国に本部を置いていたヨハネス教会教皇聖ヨハネス6世からザクセン帝國のアドルフ皇帝を大帝として認め、神の信託として地上統治権の認定を行った事から、ザクセン帝國は神聖ルシタニア帝國と名を改め、神聖皇帝アドルフ閣下は第一代神聖皇帝として帝國に君臨するに至った。また、ヨハネス教会から王位の不認定を受けたノルディック王国は瓦解し、そのまま神聖ルシタニア帝國に吸収、ここに統一が初めてなされ、神聖ルシタニア帝國が君臨する事となった。
natuki0818 2017年06月13日(火) 14:40:08履歴
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