GURPSよろず - ムスハビュラ
ゴジラネタ由来の勢力の1つで宇宙人勢力です。
 一応、フェイクトゥルフ用としていますが、地球とは独立した並行世界の勢力としても使えるようにします。また、地球とは行き来できるファンタジー世界もあり、そこでは強力な怪獣は自然神や精霊王のような立ち位置にいます。

目次

ムスハビュラ(Ms-hubula)

 人間に擬態できる直立した昆虫(甲殻に覆われた人型)のような姿をした異星人種族。
名前の由来は「M宇宙ハンター星雲人」の英語表記「M Space Hunter Nebula Aliens」(エ ペース ンター ネビュラ エイリアンズ)を略したもの。

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元ネタ

 ゴジラシリーズに登場するゴキブリ型宇宙人「M宇宙ハンター星雲人」。および怪獣「ヘドラ」と「ミレニアン」と映画『ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦! 南海の大怪獣』の「宇宙アメーバ」といった不定形異星生物の設定が混ざっています。

ヘドラ」について

宇宙アメーバ」について

ミレニアン」について

 姿は原作ほど虫そのもののではなく、準人型の昆虫人類です。より正確に言えば、スライムのような粘液状の本体が、昆虫人類のような外殻を環境スーツのようにまとっているのです。生物工学的や光学的な技術で人間に擬態できます。
地球を移住先候補として調査している宇宙人で、前哨基地建設のため、先遣隊として地球に少数やってきています。
怪異含む地球人達には自滅してもらった方が都合が良いため、それらを利用し同士討ちさせるよう誘導します。皮肉にもアニメゴジラ映画内の人類作戦計画「LTF」(「Let Them Fight “やつらを戦わせろ”」の略称で怪獣同士を戦わせて人的な被害を抑える計画のこと)を地球人達に仕掛けているのです。自分達の仕業は他種族(例えばショゴスのような不定形生物)のせいに見せかけます。
 ムスハビュラの母星にはヘドリュームと呼ばれる鉱物起源の生命体がいて、それが彼らの先史人類を滅ぼした怪獣「ヘドラ」となったとされています。ムスハビュラはそのヘドラの卵状態とも呼べるヘドリュームのカプセルを地球に持ち込んでいます。しかし彼らは移民先である地球の環境を著しく汚損することは本意ではないため、これは使いどころを選ぶ生物兵器の一つとして温存しています。
 なお、ムスハビュラは深きものをはじめとする海底王国系の種族とは同盟関係にあります。いざという時はサイボーグ怪獣「ガイガン」を呼び寄せますが、これは彼らの先遣隊にとって最後の切り札です。なので海底帝国の守護獣を改造したメガロをけしかけたりします。
 彼らは妖怪をサイボーグ化する実験も行なっており、サイボーグ妖怪を彼らの護衛や尖兵として運用しています。いずれは自らの器として最高の肉体を得ようと、究極生物の細胞を探し求めています。
 また彼らは、同族間で融合・分離する能力を持ち、不定形の本体で他生物に取り付いて巨大怪獣化させる能力も持っています。さらには、自分達の思考を同族間で共有して統合意識を構築したり、電脳世界にアクセスする能力も備えています。
 彼らの歴史にも「ギドラ」が関わっており、エクシフとは何らかの繋がりがあるようです。

 彼らはあえて四大に当てはめるなら「水」属性です。

主な特殊性質

  1. 本体が不定形の粘菌状の生命体。普段は甲殻人類のような環境スーツを纏っている。
    1. 主に「集合体」「専用アイテム」などで再現。
  2. 他生物に寄生できる。さらに巨大化獣化させれる。
    1. 主に「物質透過」「憑依」「特殊効果」(で「形態変更」を付与する)などで再現。
  3. 同族間での融合・分裂能力。思考共有能力。
    1. 主に「複製」「遠隔通信」などで再現。
  4. 高度な科学技術とハッキング能力。
    1. 主に「TLが高い」「遠隔通信/有線接続」などで再現。
  5. 妖怪ですらサイボーグ化させる怪技術。
    1. 主に「特殊な背景」などで再現。
  6. 特定の超音波に弱い。浴び続けると精神に混乱を来たす。
    1. 主に「苦手」「弱み」などで再現。

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