GURPSよろず - 偉大な誓い
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不利特徴「誓い」(Vow) B141P

第4版『ベーシックセット』第3章「不利な特徴」B141P参照。

誓い」[-5〜-15CP] ……精、自発的

 あなたは何かを行なう(あるいは、行なわない)「誓い」をたてています。「誓い」の内容が何であれ、それを真剣に受け止めてください。そうしないのであれば、不利な特徴とはみなしません。この特徴は騎士や聖人、あるいは“熱狂”キャラクターに最適なものと言えるでしょう。「誓い」によってどれほどのCPが得られるかは、その内容に応じて――すなわち「誓い」を実行するためにどれほどの不利益を強いられるかによって決まります。最終的にはGMが決定します。

「誓い」の例

 以下に「誓い」の例をいくつかあげます。
小さな誓い(Minor Vow):-5CP
小さな誓い」[-5CP]……精、自発的
 日中は言葉を発しない。完全な菜食主義。純潔を守る(ゲーム上では、これは些細な問題です)。
大きな誓い(Major Vow):-10CP
大きな誓い」[-10CP]……精、自発的
 絶対に刃のついた武器を使用しない。決して言葉を発しない。建物の中では眠らない。自分の馬に持てるだけの財産しか所有しない。
  • GURPS Martial Arts』の「防護点」の応用特徴「ゴーストシャツ」では、「誓い/筋力依存攻撃のみ使用」[-10cp]という武芸者らしいものが使われている。
偉大な誓い(Great Vow):-15CP
偉大な誓い」[-15CP]……精、自発的
 援助の要請は絶対に断らない。利き腕には武器を持たない。宿敵を死ぬまで追いかける。出会ったすべての騎士に決闘を挑む。

備考

 別の不利な特徴によって「誓い」を再現できる場合、どちらか片方の特徴からしかCPを得ることはできません(選択してください)。“清貧の誓い”をたてたキャラクターが、財産を少なくすることによって二重にCPを獲得することはできません。同様に、人を殺さない「誓い」をたてて、さらに「平和愛好/非殺」のCPを得ることはできません……などです。
 「誓い」の多くは一定の期限がくれば終わってしまいます。終わった「誓い」は買い戻します。しかし、1年以内で達成されるようなものは真摯な「誓い」とは言えません。PCが期限の来る前に「誓い」を破ろうとする場合、GMは実際に何らかの罰を与えてもかまいません。例えば中世を背景とした冒険なら、聖杯探求を命じられるなどの贖罪が相応しいでしょう。

癖レベルのささいな「誓い」(Vow) B159P

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    第4版『ベーシックセット』第3章「不利な特徴」の「」参照。

    ささいな「誓い」[-1CP]……精

     「」レベルのささいな「誓い」です。決してアルコールを口にしない、すべての淑女を礼儀正しく扱う、収入の10%を教会に寄付する、などです。

    関連特徴

    神の代行者

    自発的な精神的不利な特徴