GURPSよろず - 鎧の着脱
ベーシックセット』第8章「装備」の「」より。
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鎧の着用」ページの内容

ベーシックセット』第8章「装備」の「」より。

鎧の着用(Wearing Armor) B276P

 鎧の着用には、社会面、また実用面での制限があります。

反応へのペナルティ(Reaction Penalty)

[[反応へのペナルティ>鎧の着用#Reaction_Penalty]]
 全身鎧を身につけた人物は、厄介ごとが起きると予想しています......あるいは厄介ごとを“起こそう”と思っています。そうした人物が暖かい歓迎を受けることはないでしょう! 戦闘外の状況で、または頭全体を覆う防具をつけている人物は、反応判定に-2のペナルティを受けます。その他の部位(を除く)に大っぴらに防護点を2点以上与える鎧を着けている者は、-1(あるいは、柔軟な防具でなく胴体を覆うものを着けている場合-2)のペナルティを受けます。これらのペナルティは累積します。プレートアーマーを着てフルヘルムをかぶっているなら-4ということです!
 しかし反応判定を行なうNPCが、相手にその状況で鎧を着用する必要性や権利を認めている場合、反応にペナルティはありません。社会的に容認される鎧の例としては、任務中だったり旅の途中だったりする騎士があげられます。また宇宙で宇宙服を着ている宇宙飛行士、戦場でボディ・アーマーを着ている兵士、従軍医師、ジャーナリストもそうです。

鎧の着脱(Donning and Removing Armor)

[[鎧の着脱>鎧の着用#Donning_and_Removing_Armor]]
用語:「鎧の着脱
 ほとんどの鎧は、着たり脱いだりするのに1部品につき3秒かかります。宇宙服やバトルスーツはヘルメット以外、部品1つにつき30秒かかります。
 例外:TL8以上のインサートパネルのついた柔軟な防具、またTL9以上の柔軟でない防具はすべて、なんらかの“即時解除”の仕組みがあり、インサートパネルを外したりして、ほんの一秒で鎧から抜け出すことができるようになっています。

鎧の組み合わせと重ね着(Combining and Layering Armor)

[[鎧の組み合わせと重ね着>鎧の着用#Combining_and_Layering_Armor]]
用語:「重ね着
 守る攻撃部位が異なる鎧の部品は、複数を自由に組み合わせることができます。いっぽう、下に着たものが柔軟で隠せるものである場合にのみ、鎧を重ね着することができます。重ねた鎧の両方のDRを足し合わせてください。体じゅうどこでも(頭部以外)、鎧を余分に1枚重ね着することで、敏捷力と、敏捷力を基準とする技能に-1のペナルティを負います。