GURPSよろず - 首折り

テクニック【首折り】(Neck Snap)

ベーシック版 B224P

第4版『ベーシックセット』B224P参照。
首折り】(難)……リアル系テクニック
 技能なし値体力-4
 前提条件:なし
 上限:体力+3

 敵の頭をつかんでひねる、という野蛮な攻撃です。の骨を折ることが狙いです――「首折り・四肢をねじる」の戦闘ルール参照。大半のテクニックとはことなり、これは技能ではなく体力技能なし値としています。<レスリング>技能があれば体力基準判定へのボーナスは適用されます。

Martial Arts版 MA77P

GURPS Martial Arts』p.77より
首折り】(難)……リアル系テクニック
 技能なし値体力-4
 前提条件:なし
 上限:体力+3

 被害者の頭を掴んで突然捻り、をへし折ることを目的とした強引な攻撃です。他のほとんどのテクニックと異なり、【首折り】の技能なし値体力で、技能ではありません。<レスリング>は通常のスキルによる体力ボーナスを与えます。
 この技を使うには、まず両手で相手のを掴まなければなりません(組みつく(P.B349)参照)。 相手は自分のターンふりほどきを試みることができます。もし失敗したら、次の自分のターンに、【首折り】と相手の体力生命力の高い方で即決勝負を行います。これは攻撃としてカウントされます。
 勝った場合、犠牲者の首に「振り」の叩きダメージを与えます(命中部位には通常の1.5倍の致傷修正があります)。対象の硬いDRは通常通り保護しますが、柔軟な防具(「柔軟」または「丈夫な皮膚」の限定を受けた自然のDRを含みます)は効果がありません。負傷は深刻な結果を招くことがあります。持続・永続する負傷?(138〜139ページ)を参照してください。
 それ以外の場合、ダメージは与えられません。あなたは後のターンに繰り返し試行することができます。この間、相手はあなたを攻撃したり、ふりほどきを試みることができますが、その場合、通常の組みつかれていることによる制限を受けます。

原書表記

首折り・四肢をねじる 戦闘ルール B383P-2B63P

第4版『ベーシックセット』第13章「特殊な戦闘の状況」/「特殊な白兵戦闘ルール」/「特殊な素手戦闘テクニック」より。

 これは怪力で、素早く頭をねじってを折ったり、四肢をねじって脱臼させたり、壊してしまったりするテクニックです。
 まず最中に敵のや、標的となる四肢に両手で組みつかなければなりません。「組みつく」(B349P)を見てください。相手は自分のターンふりほどきを試みることができます。もし相手が失敗したら、あなたの次のターンに即決勝負を行ないます。あなたの体力-4対目標の体力生命力のうち高いほうで判定します。もしあなたが勝ったら、「振り/叩き」ダメージを四肢に与えます。命中部位致傷修正によって、へのダメージはふつう1.5倍になります。目標の自然なDR(「丈夫な皮膚」の限定があるのではないかぎり)と、柔軟でない鎧のDRは通常通り有効です。柔軟な防具は効果がありません!
 以降のターンも、この試みを繰り返すことができます。敵はあなたに攻撃したり、ふりほどきを試みることができます。ただし組みつかれていることによる通常の制限はうけます。