GURPSよろず - 敏感
第4版『ベーシックセット』第3章「不利な特徴」B118P参照。

不利特徴「〜〜に敏感」(Susceptible) B118P

「〜〜に敏感」[さまざま]……不利な特徴

 あなたは特定の有害な物質や要因(例えば病気)に対して非常に敏感です。対象である物質の悪い効果に抵抗する際、生命力判定には常にペナルティがつきます。しかし、そのことから余分なダメージを受けることはありません。この点については「弱点」「弱み」を見てください。
 あなたは敏感である物質にごく微量――ほとんどの人には影響しないほど微量――でも触れた場合、生命力+1にこの不利な特徴によるペナルティを加えて判定を行なわなければなりません。失敗すると、あなたは通常の服用量の半分の影響(疲労、ダメージ、能力値の減少、無力化されている時間)を受けます。例えばあなたが「に敏感」である場合、あなたが飲んだ水に非常に薄められた産業排水が含まられていたら、この判定を行なわなければなりません。あなたが「病気敏感」である場合、もし“有効な”ワクチン(弱められた微生物を含んでいます)を摂取した時には判定を行なわなければなりません。接触したり影響を受けた疑いがある時には、GMが最終的な決定を行ないます。

段階

 生命力判定にレベル毎に-1修正がつきます。レベルごとに得られるCPは“環境の中に”どれだけその物質が存在するかによります。
どこにでもある(Very Common):-4cp
 例:病気
よくある(Common):-2cp
 例:バクテリア、ガス
ときどき(Occasional):-1cp
 例:腸の疾病、摂取毒

備考

 判定の物質に対しては5レベルまで、そして2種類までしか「〜〜に敏感」をとることはできません。GMの許可があれば別です。生命力判定の目標値が2以下になってはいけません。例えば、あなたの生命力が7だとしたら、「〜〜に敏感」は4レベルまでしかとることができません。あなたが「耐性」を持っている場合、それによって守られる物質に対して「〜〜に敏感」をとることはできません。
 この性質はよくある健康問題の多くを再現することができます。「病気敏感」は免疫系の弱体化を表しています。「摂取毒に敏感」は性の物質を吐き出しにくい性質(嘔吐反応が弱い)を表しています、など。