GURPSよろず

　PLが作成したキャラクターに割り振る定められたポイントです。CPと略されます。
　GURPSでは各能力値、有利な特徴、特典、技能で決まっているCPをGMが定めたCP総計の範囲内で割り振ってキャラクターを作成します。CPまたはcpという表記はポイントの単位としても利用されます。原書ではCPの単位はpoints。

　CPとはキャラクターの作成する際の「貨幣」です。能力を良くする時には必ずキャラクターポイントを「支払い」ます。能力をキャラクターに与え、それをゲーム中に使用するためには、各性質に記された価格と同じだけのCPを消費しなければなりません。キャラクターの可能性を狭める要素（主に「不利な特徴」）はすべてマイナスのコストを持っています――つまり、それを持つことでCPをいくらか受け取るわけです。

不利な特徴、癖を取得することで「マイナスCP」を獲得できます。この獲得したマイナスCPは他の能力値、有利な特徴に割り振ることができます。
なお、不利な特徴や癖で獲得できるCPの上限はキャンペーンごとに決められています。
GURPS第4版では低い能力値・副能力値、不利な特徴、癖を合計してCP総計の50%まで、GURPS第3版では不利な特徴に-40CPまでと癖に-5CPまで、という一応の標準値がありますが、これはあくまで参考のためであり、GMまたはワールドデザイナーは全く別の値を指定することもできます。例えば、GURPS第4版対応のガープス・ユエルでは総計130CPに対して低い能力値と不利な特徴と癖を合わせて-50CPまでという制限が提案されており、GURPS第3版対応のガープス・妖魔夜行では不利な特徴-100CPまで・癖-5CPまでと制限されています。

• 開始時のCP
• 不利な特徴の制限
• 開始後のCP

• 0CP
• 1CP
• -1CP
• ボーナスCPを消費して成功を買う選択ルール「成功判定への影響」