最終更新: tyounekogami 2024年01月19日(金) 13:23:20履歴
「ER」は「エネルギーリザーブ」(Energy Reserves)の略。色んな分野における「魔力石」のようなもの。
日本語訳するならば「活力貯蔵器」「活力充電器」「活力供給源」「活力電池」あたりか。
翻訳中。『GURPS Powers』の「第2章:能力設計」p.119より。「ER/起源1種」[3cp/レベル]
架空の異能力者は、しばしば能力を高めるために特別な“電源(能力供給源)”を利用します。これを表すには、通常の3cpで疲労点を取得しますが、新しい「ER」(エネルギーリザーブ)の有利な特徴として扱います。
これは常に特定の起源に関連付けられています。たとえば、超能力用の10FPは「ER/超能力 L10」[30]です。
ERは同じ起源の能力のみを強化できます。基本的なFPコストを支払い、有利な特徴、「FP消費」の限定を付けた有利な特徴、およびさらなる努力とスタント?の消費に利用できます(第4章を参照)。また、関連する技能を高めることができます。例えば、「ER/魔法」は呪文を活性化できます。能力は通常のFPを使用できます。できない場合は、「パワー修正」の値に-5%を追加します。
ただし、ERはFPとは異なります。関連する能力のみがそれを消費できます。疲労攻撃、睡眠不足などはそれを吸収しません。他の力、一般的・汎用的な能力、および通常のさらなる努力はそれを利用することはできません。
さらに、ERを使い果たしても、FPが1/3を下回ることによる影響はありませんし、ERを満タンにしてもそれらの影響からあなたを保護するわけではありません。
ERは、休息に関係なく、10分ごとに1点ずつ充電されます。休めば、FPを同時に回復できます。 FPの回復を変化させる要因は、一般にERの再充電率に影響を与えません。
ERの起源に紐づけられた技能は、ERの補充に役立ちます。例えば、《活力回復》の呪文は、「ER/魔法」の充電率を改善します。
ERと同起源の能力も役立ちます。特別増強「吸収」を施した「防護点」は、通常の+80%でER、FP、またはHPを回復します。
「吸奪」は、「FP回復」または「FPのみ回復」の価格で「ER回復」または「ERのみ回復」を持つことができます。
「HP再生」は、「FP回復」または「FPのみ回復」の価格で「ER回復」または「ERのみ回復」、多くの場合、「直射日光のみ」(-10%)、「祭日のみ、聖地のみ」(-40%)、「原子炉内のみ」(-80%)などの「条件限定」の限定があります。
「[[単系統>ER#One_Power]]」同じ起源の能力(PowerであってAbilityではない、超能力で言えば、テレパシーのような中規模能力体系であっても、「精神調査」のような個々の特徴ではない)が2つ以上あり、その能力を扱う場合にのみ使用可能です。 あなたのERはあなたの1種類の能力系統だけで機能します。
この部分は意訳が強い。原書における「Power」(能力系統)と「Ability」(単一能力)を両方とも「能力」と和訳しているため、混乱を招きやすい。
能力体系の広さの順で言えば、
「source」 (起源。例えば超能力や魔法)>「Power」(能力系統。例えばテレパシーや死霊系呪文)>「Ability」(単一能力。例えば超能力の「パワー修正」を施された「読心」や呪文である≪悪霊召喚≫)
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