地に足をつけて戦うほとんどの
戦闘と、動かない物体を
攻撃するときには、
速度は無視できます。単純に距離(メートル)を「数値」に当てはめて、「速度+距離修正値」にある数字を読んで速度/
距離修正を求めてください。距離が「数値」の値の中間になった場合は、数字が大きい方の欄を見てください。例:8メートルは10メートルとして扱います。
2メートル以下では距離による修正がないことに注意してください――至近距離の目標に対する射撃が、白兵戦による攻撃よりも簡単になることはありません(そして難しくなることもありません)。
しかし速く動く相手に対しては――「
高速での移動」のルール(B373P)が必要になるすべてのものを含みます――GMは「速度は充分考慮に入れるべき要素である」と考えたくもなるでしょう。そのような場合、目標までの距離(メートル)と目標の移動速度(メートル/毎秒)を合計し、表に当てはめます。
距離と速度の「合計」を用いているため、目標の移動距離か速度がもう一方と比べてとても大きい時には、それらの要素だけが結果に大きな影響を与えることになります。目標との距離が極端に離れていれば、目標の速度はほとんど関係なくなってしまいます(逆も同様)。秒速1000メートルで飛行するロケットを狙ったとしたら、そのロケットが100メートル先を飛んでいようが50メートル先を飛んでいようが大した差はありません。1000メートル離れた所にいる象を銃で狙うとしたら、その象が1ターンに1ヘクス進もうが2ヘクス進もうがほとんど命中率に影響はないでしょう。
コメントをかく